物語全文
眩しい陽光と、肌を焦がすような熱気で意識が浮上した。
重い瞼を開けると、視界に飛び込んできたのは突き抜けるような青空と、見たこともない巨大なシダ植物の葉だった。
耳を澄ませば、遠くで寄せては返す波の音と、ジャングルの奥から聞こえる奇怪な鳥の鳴き声が響いている。
俺は……確か、大学の講義が終わって、いつもの通学路を歩いていたはずだ。
コンクリートの感触はなく、背中にはざらついた砂の感触が伝わってくる。
「……ここは、どこだ……?」
体を起こそうとした瞬間、すぐ傍らに「場違いな存在」が倒れていることに気づいた。
迷彩柄の軍服、過酷な訓練で鍛え上げられたことが一目でわかる分厚い胸板。
そして、無骨なタクティカルベストに包まれたその男は、俺の呻き声に反応したのか、鋭い眼光を放ちながら跳ねるように起き上がった。
「――ッ! 貴様、何者だ」
男は瞬時に周囲を警戒し、腰のホルスターに手をやったが、そこが空であることに気づくと苦々しく顔を歪めた。
整った髭を蓄えたその精悍な顔立ちは、まるでアクション映画から抜け出してきたような、圧倒的な「オス」の気配を纏っている。
「……状況を確認する。俺は特殊部隊の宗次だ。民間人、名前を言え。ここはどこだ。敵の罠か?」
軍人だという男――宗次の低い声が、静かな浜辺に響く。
戸惑う俺たちの脳内に、直接響くような無機質な声が届いた。
『これより100日間、この島で生存せよ。成し遂げれば元の世界へ帰還させる』
「……チッ、通信機も入らねえ。夢じゃなさそうだな」
宗次は立ち上がり、太い腕を組んで周囲を見渡した。
彼の筋肉質な体躯は、立っているだけで周囲の空気を威圧する。
だが、その瞳には冷静な光が宿っていた。
「おい、大学生。健人と言ったか。混乱している暇はねえぞ。まずは生き残るための足場を固める。俺に従え」
こうして、俺と軍人・宗次による、過酷な100日間のサバイバルが幕を開けた。
【ステータス確認】
■健人(PC)
心:6 / 技:4 / 体:5
スキル:なし
■宗次(ヒロイン枠/パートナー)
心:5 / 技:7 / 体:9
スキル:格闘能力、サバイバル知識
好感度:20(他人)
食糧値:0
【第1日:始まりの浜辺】
太陽が真上に昇りつつある。まずは喉の渇きと、今夜を凌ぐための場所を確保しなければならない。
宗次は砂浜に落ちていた鋭い石を拾い上げ、俺の方を振り返った。
「健人、ぼさっとするな。まずは飲み水と食糧だ。ジャングルの奥を調べるか、それとも海岸線に沿って何か落ちていないか探すか。お前はどう思う?」
軍服の袖から覗く太い腕が、男らしさを強調している。
この男についていけば、あるいは……。
[speaker name="選択"]
「まずは安全な場所を探そう」と、宗次の後ろを大人しくついていき、海岸線の漂流物を探す(受動的な展開へ)
[speaker_hide]
俺は、自分の置かれた状況にまだ実感が持てないでいた。
見渡す限りの青い海と、不気味なほど濃い緑のジャングル。
頼りになるのは、目の前に立つこの筋骨隆々とした軍人、宗次さんだけだ。
無理にジャングルへ踏み込んで、得体の知れない生物に襲われるのは御免だった。
「……まずは安全な場所を探そう。海岸線なら視界も開けてるし、何か漂流物があるかもしれない」
俺がそう提案すると、宗次さんは低く唸り、鋭い眼光で俺を見据えた。
その視線の強さに、思わず背筋が伸びる。
「……妥当な判断だ。水と火がなけりゃ、人間は数日も持たねえ。海岸線ならコンテナやペットボトルが流れ着いている可能性もあるからな」
宗次さんは、軍服の袖を捲り上げた。
日焼けした逞しい前腕には、浮き出た血管と硬そうな筋肉が詰まっている。
彼は腰を落とし、浜辺に落ちていた太い流木を拾い上げると、それを武器代わりに手にした。
「行くぞ。俺の後ろから離れるな。何かあったらすぐに叫べ、分かったか」
「あ、ああ。分かった」
俺は彼の大きな背中を追うように歩き出した。
宗次さんの歩幅は大きく、一歩一歩が力強い。
砂を踏みしめる度に、彼の厚い胸板や、軍服の上からでも分かる盛り上がった広背筋が躍動する。
時折、彼から漂う汗と男らしい体臭が風に乗って鼻腔をくすぐり、俺の心臓は別の意味で少しだけ速く脈打った。
灼熱の太陽の下、俺たちは白い砂浜を歩き続けた。
照り返しが厳しく、喉の奥が張り付くように乾いてくる。
しばらく歩いたところで、宗次さんが足を止めた。
「おい、健人。あそこを見ろ」
彼が指差した先、岩場の影に何かが引っかかっている。
青いプラスチック製の容器……ポリタンクだ。
「ポリタンク!? 中身は……」
俺たちは駆け寄った。宗次さんが大きな手でタンクを掴み、重さを確かめるように揺らす。
チャプチャプと、確かな液体の音が響いた。
「重いな……半分以上は入ってやがる。だが、飲み水かどうかは分からねえ」
宗次さんは器用にキャップを捻り開け、鼻を近づけて匂いを嗅いだ。
その際、彼の首筋にある喉仏が大きく動き、男らしさが際立つ。
「……臭いはねえ。真水か、最悪でも雨水だろう。健人、少し飲んでみろ。俺が毒見をしてもいいが、俺が倒れたらお前一人じゃ生き残れねえからな」
彼はそう言って、ポリタンクを俺に差し出した。
差し出された腕は丸太のように太く、その頼もしさに俺は甘えるように受け取る。
口に含んだ水は、少し生温かったが、乾ききった喉には何よりの贅沢だった。
「……大丈夫だ、変な味はしない。真水だよ」
俺が報告すると、宗次さんは満足げに鼻を鳴らした。
「上出来だ。これで初日の渇きは凌げる。次は『火』と『寝床』だ。岩場の影なら風も凌げるし、夜露も防げるだろう」
太陽が少しずつ傾き始めている。
宗次さんはポリタンクを軽々と肩に担ぎ上げると、岩陰の平坦な場所を見定め、拠点作りを開始した。
彼は慣れた手つきで周囲の乾いた小枝や枯れ草を集め、石を打ち合わせて火を起こそうとしている。
宗次さんの額から汗が滴り、その滴が彼の整った髭を伝って、逞しい胸元へと落ちていく。
真剣な表情で作業に没頭する彼の横顔には、有無を言わせぬ雄の魅力が溢れていた。
「健人、何を突っ立ってる。お前はあっちの岩陰に、クッション代わりになる枯れ葉を集めてこい。今夜は地面の上で寝ることになる。少しでもマシな環境を整えるぞ」
「う、うん。今やるよ」
俺は指示に従い、必死に枯れ葉をかき集めた。
二人で協力して作業を進めるうち、少しずつだがこの男との距離が縮まっていくのを感じる。
夕闇が迫る頃、宗次さんの手元から小さな火種が生まれ、やがて確かな炎となって辺りを照らし出した。
「……ふぅ。ひとまず、最低限のラインはクリアだ」
炎に照らされた宗次さんの顔は、昼間よりもさらに深く、陰影が強調されて精悍に見えた。
彼は軍服のボタンをいくつか外し、中の汗ばんだ肌を露出させて息をつく。
厚い胸板が上下し、火照った肌から蒸気が立ち上っているかのようだ。
「飯はまだだが、水があるだけマシだ。今日はここで夜を越す。……おい、そんなに離れて座るな。夜の島は冷えるぞ。体温を逃がさないように近くに来い」
低い声で促され、俺は心臓の鼓動を抑えながら、彼の隣へと腰を下ろした。
触れ合う肩から、彼の圧倒的な体温と、強靭な肉体の質量が伝わってくる。
孤独な無人島で、この男の存在だけが、今の俺にとって唯一の確かな現実だった。
【第1日:終了】
暗闇が島を包み込み、焚き火の音だけが響いている。
明日は食糧を確保しなければならないが、今はただ、隣にいるこの屈強な男の体温が、不安を少しだけ和らげてくれていた。
【リザルト】
経過日数:1日
獲得アイテム:真水入りのポリタンク(食糧値+3相当)
ステータス変動:なし
宗次好感度:20 → 21(協力して拠点を作ったことで僅かに上昇)
現在の食糧値:2(ポリタンク発見により加算、就寝時に1消費)
焚き火の灯りの中、宗次がじっとこちらを見ている。
明日の行動について、彼は何かを考えているようだ。
俺は、自分の置かれた状況にまだ実感が持てないでいた。
見渡す限りの青い海と、不気味なほど濃い緑のジャングル。
頼りになるのは、目の前に立つこの筋骨隆々とした軍人、宗次さんだけだ。
無理にジャングルへ踏み込んで、得体の知れない生物に襲われるのは御免だった。
「……まずは安全な場所を探そう。海岸線なら視界も開けてるし、何か漂流物があるかもしれない」
俺がそう提案すると、宗次さんは低く唸り、鋭い眼光で俺を見据えた。
その視線の強さに、思わず背筋が伸びる。
「……妥当な判断だ。水と火がなけりゃ、人間は数日も持たねえ。海岸線ならコンテナやペットボトルが流れ着いている可能性もあるからな」
宗次さんは、軍服の袖を捲り上げた。
日焼けした逞しい前腕には、浮き出た血管と硬そうな筋肉が詰まっている。
彼は腰を落とし、浜辺に落ちていた太い流木を拾い上げると、それを武器代わりに手にした。
「行くぞ。俺の後ろから離れるな。何かあったらすぐに叫べ、分かったか」
「あ、ああ。分かった」
俺は彼の大きな背中を追うように歩き出した。
宗次さんの歩幅は大きく、一歩一歩が力強い。
砂を踏みしめる度に、彼の厚い胸板や、軍服の上からでも分かる盛り上がった広背筋が躍動する。
時折、彼から漂う汗と男らしい体臭が風に乗って鼻腔をくすぐり、俺の心臓は別の意味で少しだけ速く脈打った。
灼熱の太陽の下、俺たちは白い砂浜を歩き続けた。
照り返しが厳しく、喉の奥が張り付くように乾いてくる。
しばらく歩いたところで、宗次さんが足を止めた。
「おい、健人。あそこを見ろ」
彼が指差した先、岩場の影に何かが引っかかっている。
青いプラスチック製の容器……ポリタンクだ。
「ポリタンク!? 中身は……」
俺たちは駆け寄った。宗次さんが大きな手でタンクを掴み、重さを確かめるように揺らす。
チャプチャプと、確かな液体の音が響いた。
「重いな……半分以上は入ってやがる。だが、飲み水かどうかは分からねえ」
宗次さんは器用にキャップを捻り開け、鼻を近づけて匂いを嗅いだ。
その際、彼の首筋にある喉仏が大きく動き、男らしさが際立つ。
「……臭いはねえ。真水か、最悪でも雨水だろう。健人、少し飲んでみろ。俺が毒見をしてもいいが、俺が倒れたらお前一人じゃ生き残れねえからな」
彼はそう言って、ポリタンクを俺に差し出した。
差し出された腕は丸太のように太く、その頼もしさに俺は甘えるように受け取る。
口に含んだ水は、少し生温かったが、乾ききった喉には何よりの贅沢だった。
「……大丈夫だ、変な味はしない。真水だよ」
俺が報告すると、宗次さんは満足げに鼻を鳴らした。
「上出来だ。これで初日の渇きは凌げる。次は『火』と『寝床』だ。岩場の影なら風も凌げるし、夜露も防げるだろう」
太陽が少しずつ傾き始めている。
宗次さんはポリタンクを軽々と肩に担ぎ上げると、岩陰の平坦な場所を見定め、拠点作りを開始した。
彼は慣れた手つきで周囲の乾いた小枝や枯れ草を集め、石を打ち合わせて火を起こそうとしている。
宗次さんの額から汗が滴り、その滴が彼の整った髭を伝って、逞しい胸元へと落ちていく。
真剣な表情で作業に没頭する彼の横顔には、有無を言わせぬ雄の魅力が溢れていた。
「健人、何を突っ立ってる。お前はあっちの岩陰に、クッション代わりになる枯れ葉を集めてこい。今夜は地面の上で寝ることになる。少しでもマシな環境を整えるぞ」
「う、うん。今やるよ」
俺は指示に従い、必死に枯れ葉をかき集めた。
二人で協力して作業を進めるうち、少しずつだがこの男との距離が縮まっていくのを感じる。
夕闇が迫る頃、宗次さんの手元から小さな火種が生まれ、やがて確かな炎となって辺りを照らし出した。
「……ふぅ。ひとまず、最低限のラインはクリアだ」
炎に照らされた宗次さんの顔は、昼間よりもさらに深く、陰影が強調されて精悍に見えた。
彼は軍服のボタンをいくつか外し、中の汗ばんだ肌を露出させて息をつく。
厚い胸板が上下し、火照った肌から蒸気が立ち上っているかのようだ。
「飯はまだだが、水があるだけマシだ。今日はここで夜を越す。……おい、そんなに離れて座るな。夜の島は冷えるぞ。体温を逃がさないように近くに来い」
低い声で促され、俺は心臓の鼓動を抑えながら、彼の隣へと腰を下ろした。
触れ合う肩から、彼の圧倒的な体温と、強靭な肉体の質量が伝わってくる。
孤独な無人島で、この男の存在だけが、今の俺にとって唯一の確かな現実だった。
【第1日:終了】
暗闇が島を包み込み、焚き火の音だけが響いている。
明日は食糧を確保しなければならないが、今はただ、隣にいるこの屈強な男の体温が、不安を少しだけ和らげてくれていた。
【リザルト】
経過日数:1日
獲得アイテム:真水入りのポリタンク(食糧値+3相当)
ステータス変動:なし
宗次好感度:20 → 21(協力して拠点を作ったことで僅かに上昇)
現在の食糧値:2(ポリタンク発見により加算、就寝時に1消費)
焚き火の灯りの中、宗次がじっとこちらを見ている。
明日の行動について、彼は何かを考えているようだ。
[speaker name="選択"]
「おやすみなさい」と短く告げ、宗次に背を向けて、彼の体温を感じながら眠りにつく(受動的な展開へ)
[speaker_hide]
---/background storage=night
焚き火の爆ぜる音が、静寂に包まれた海岸に響く。
オレンジ色の炎が、宗次さんの彫りの深い横顔を断続的に照らし出していた。
彼の隣に座っているだけで、その強靭な肉体から放たれる圧倒的な熱量に当てられ、俺の心拍数は落ち着きを失っていく。
このまま起きていては、彼に対する抑えきれない好奇心や、男としての憧れを超えた感情が顔に出てしまいそうだった。
「……おやすみなさい、宗次さん。今日は本当に、ありがとうございました」
俺はそれだけ短く告げると、彼に背を向ける形で、集めた枯れ葉の寝床に横たわった。
背後からは、宗次さんの微かな衣擦れの音と、低く短い返事が聞こえてきた。
「ああ。しっかり休め。明日は朝から動くぞ」
背中越しに感じる彼の気配。
砂浜の夜気は想像以上に冷たかったが、宗次さんがすぐ後ろに座っているおかげで、背中側だけが異様に熱い。
目を閉じると、焚き火の匂いに混じって、彼特有の濃い男の香りが鼻腔をくすぐる。
汗と、軍服の布地の匂い、そして剥き出しの肌から漂う力強い体臭。
それは、都会の喧騒では決して味わうことのない、生々しい「雄」の芳香だった。
しばらくして、焚き火の勢いが少し弱まった頃、背後の気配が動いた。
宗次さんも寝る準備を始めたらしい。
ガサリ、という音と共に、俺の背中に何かが密着した。
彼の厚い胸板が、俺の細い背中にぴったりと押し当てられる。
「っ……!?」
驚きで体が強張ったが、宗次さんは平然とした低い声で耳元に囁いた。
「……言っただろ、体温を逃がさないようにしろって。無人島じゃ、低体温症も立派な死因だ。動くな、ガキが」
太い腕が俺の腰を回るようにして、抱きしめるような形で固定される。
彼の前腕は驚くほど硬く、筋肉の隆起が俺の腹部を圧迫した。
軍服越しでも分かる、丸太のような腕の太さ。
首筋に触れる彼の熱い吐息と、顎に蓄えられた整った髭の感触が、俺の理性をじわじわと削り取っていく。
俺の心臓は、壊れた鐘のように激しく脈打っていた。
背中から伝わる、宗次さんの規則正しい鼓動。
大きく発達した大胸筋の弾力が背骨を押し、彼のたくましい脚が俺の足に絡む。
そのあまりにも強烈な肉体の実感を前に、俺はただ呼吸を乱さないように耐えることしかできなかった。
やがて、背後の男から深い寝息が聞こえ始めた。
その頼もしすぎる重みに包まれながら、俺はいつの間にか、深い眠りへと落ちていった。
翌朝。
顔を撫でる眩しい日差しで目を覚ます。
隣を見ると、すでに宗次さんは起きており、焚き火の跡を片付けていた。
彼は上半身の軍服を脱ぎ捨てており、逆三角形の逞しい背中が朝日に輝いている。
浮き出た肩甲骨と、深い溝を描く脊柱起立筋。その筋肉の鎧に、思わず見惚れてしまう。
「起きたか。のろのろするな、干潮のうちに食糧を探すぞ」
俺たちは海岸の岩場を歩き回り、昨夜のポリタンクのおかげで保たれた体力を頼りに食糧を探した。
宗次さんは鋭い観察眼で、岩の隙間に潜む大きなカニや、潮だまりに取り残された魚を次々と見つけていく。
彼は軍靴のまま水に踏み込み、鋭い流木の槍で一突きにする。
「よし、仕留めた。……見てろ、健人。これが今日の獲物だ」
彼が掲げたのは、見たこともないほど巨大な甲殻類だった。
獲物を手にした宗次さんの表情には、戦士としての高揚感が滲み出ている。
その自信に満ちた笑みは、俺の胸を強く締め付けた。
拠点の岩陰に戻り、俺たちは獲物を火にかけた。
香ばしい匂いが辺りに漂い、空腹が限界に達していた俺の胃が鳴る。
「食え。筋肉を維持しねえと、この島じゃすぐにへばるぞ」
宗次さんは、自分の分の身を乱暴に引きちぎると、逞しい顎で力強く咀嚼し始めた。
彼の口元に溢れる肉汁と、食べるたびに動く側頭筋。
食欲を剥き出しにするその野性味溢れる姿は、どこか性的な色気を帯びていた。
【第2日:夜】
腹を満たした俺たちは、再び焚き火を囲んでいた。
昨夜よりも少しだけ、俺と彼の距離は近くなっている。
宗次さんは、汗ばんだ額を拭いながら、俺をじっと見つめた。
「……健人。お前、さっきから俺の体をジロジロ見てるな」
「えっ、あ、いや……そんなつもりじゃ」
「隠すな。男が男の筋肉に見惚れるのは、本能みたいなもんだ。……だが、そんなに興味があるなら、もっと近くで確かめてみるか?」
宗次さんは不敵な笑みを浮かべ、自分の太い太ももを叩いて見せた。
その眼光は、昼間の鋭さとは違う、獲物を狙う獣のような湿り気を帯びている。
【リザルト】
経過日数:2日
獲得アイテム:巨大カニ(食糧値+2)
ステータス変動:なし
宗次好感度:21 → 22(協力して獲物を獲ったことで上昇)
現在の食糧値:2(獲得した食糧を消費し維持)
夜の闇の中で、宗次さんの熱い視線が俺を射抜いている。
この誘いに、俺はどう応えるべきだろうか……。
[speaker name="選択"]
「冗談はやめてくださいよ」と赤くなって目を逸らし、再び背を向けて眠ろうとする(受動的な展開へ)
[speaker_hide]
100日間、宗次とのサバイバルが始まり、健人が翻弄されていく様子を、性的な緊張感を孕んだ筆致で描きます。
---
俺の心臓は、耳の奥で警鐘を鳴らすように激しく打ち鳴らされていた。
宗次さんの言葉に含まれた、冗談とも本気ともつかない不穏な熱量。
その視線から逃げるように、俺は慌てて体を丸め、彼に背を向けた。
「冗談はやめてくださいよ……。ほら、もう寝ましょう。明日も早いんでしょう?」
声が震えていないか、自分でも自信がなかった。
バクバクと暴れる胸の鼓動を悟られないよう、膝を抱えて固くなる。
背後で、宗次さんの「フン……」という、鼻で笑うような低い吐息が聞こえた。
「……まあいい。今はそのガキみたいな反応を楽しんでやるよ」
パチリ、と焚き火が爆ぜる音が響き、再び静寂が訪れる。
だが、昨夜と同じように、すぐに彼が背後から接近してくる気配がした。
ガサリと枯れ葉が沈み込み、俺の背中に、もはや抗いようのない「暴力的なまでの熱」が押し当てられる。
ぐい、と引き寄せられる。
宗次さんの太い腕が、俺の細い腹部を横断するように回され、逃げ場を塞ぐ。
昨夜よりも、さらに密着の度合いが深い。
彼の厚い大胸筋が、俺の背骨をミシミシと圧迫する。
その硬さ、弾力、そして軍服の布越しに伝わる、焼け付くような肌の温度。
「……っ! 宗次さん、近いです……」
「うるせえ。言っただろ、体温保持だ。……それとも何か? 俺の腕じゃあ、不満かよ」
耳元で囁かれる低い声。
彼の顎に生え揃った髭が、俺のうなじをチリチリと刺激し、そこから得体の知れない痺れが全身に回っていく。
宗次さんの逞しい太ももが、俺の脚を絡め取るように固定し、彼の股間の「膨らみ」が、俺の尻にダイレクトに押し付けられた。
(……うそだろ、これ……)
布越しでもわかる、圧倒的な質量。
鍛え抜かれた男の肉体が、俺を完全に支配し、閉じ込めている。
汗と、生命力に満ちた男の香りが鼻腔を支配し、俺の思考は真っ白に染まっていく。
俺はただ、彼に抱かれたまま、暗闇の中で激しく上下する自分の胸を押さえることしかできなかった。
【第3日:朝】
翌朝、目が覚めると宗次さんはすでに波打ち際で体を洗っていた。
朝日に照らされ、水滴を弾くその肉体美は、まるで彫刻のようだ。
隆起する三角筋から上腕二頭筋へと繋がるラインは、重い兵器を扱い、修羅場を潜り抜けてきた男の証。
「おい、健人。いつまで寝ぼけてる。今日は島の奥、あの森の入り口まで調査に行くぞ。水場があるかもしれん」
俺は慌てて身支度を整え、彼の後を追った。
海岸沿いを歩き、森の境界付近に差し掛かった時、宗次さんが足を止めた。
彼の鼻翼が、獲物を探るように微かに動く。
「……匂うな。水だ。それも、ただの溜まり水じゃねえ」
茂みをかき分けて進んだ先には、岩肌を伝って清らかな水が流れ落ちる、小さな滝壺があった。
周囲には、いくつか果実をつけた木も自生している。
「すごい……! 水だ、飲み水がありますよ、宗次さん!」
「浮かれるな、ガキ。……だが、上出来だ。これで衛生面も少しはマシになる」
宗次さんは無造作に軍服のジャケットを脱ぎ、腰に巻きつけた。
剥き出しになった背中、広背筋が翼のように広がり、動くたびに皮膚の下で筋肉の束が蠢く。
彼は滝壺の水を掬って飲むと、満足げに喉を鳴らした。
その後、俺たちは周囲で食べられそうな木の実をいくつか採取した。
重い荷物(即席の蔦で作った袋に詰めた果実)を運ぶ際、宗次さんは俺の荷物まで片手でひょいと持ち上げた。
「貸せ。お前みたいなひょろい腕じゃ、拠点に着くまでに日が暮れる」
「すみません……。でも、宗次さんだって疲れてるんじゃ……」
「俺を誰だと思ってる。この程度の重さ、訓練の10分の1にもならねえよ。……それとも、そんなに俺を心配なら、今夜もたっぷりと労ってくれるのか?」
彼はニヤリと、獲物を見定めるような獰猛な笑みを浮かべた。
その視線は、俺の唇や、歩くたびに揺れる腰の辺りをゆっくりと舐めるように動いている。
【第3日:夜】
手に入れた木の実と、わずかに残っていたカニの身を分け合い、俺たちは三度目の夜を迎えた。
水場の発見という大きな進歩により、少しだけ心に余裕が生まれたが、それがかえって、この静寂の中に漂う「性的な緊張感」を助長させていた。
焚き火の光の中で、宗次さんは上半身裸のまま、自分の太い腕をマッサージしていた。
指が沈み込むたびに、硬い筋肉がボコボコと浮き上がる。
その野性的な動きに、俺はまたしても目を奪われてしまう。
「健人、こっちに来い」
低い、拒絶を許さない命令。
俺が恐る恐る近づくと、彼は座ったまま、俺の手首を掴んで自分の方へと引き寄せた。
「お前、さっきから俺の筋肉を見ては、顔を赤くしてるな。……正直に言え。この体に触ってみたくてたまらないんだろ?」
「あ、あの……それは、その……」
掴まれた手首から、彼の体温が流れ込んでくる。
宗次さんは、俺の手を強引に引き寄せ、自分のパンパンに張り詰めた大胸筋の上へと押し当てた。
「ほら、触れよ。遠慮はいらねえ。……俺の肉が、どんなに熱く硬くなってるか、お前の手で確かめてみろ」
手のひらに伝わる、暴力的なまでの筋肉の鼓動。
ピクピクと、触れられた場所が反応して震えている。
彼の厚い胸板の熱が、俺の指先から全身へと伝わり、下腹部が熱く疼き始めた。
【リザルト】
経過日数:3日
獲得アイテム:真水、野生の果実(食糧値+3)
ステータス変動:なし
宗次好感度:22 → 23(水場を発見し、生存能力を認め合ったことで上昇)
現在の食糧値:4(獲得した食糧を消費し増加)
宗次さんの手は、俺の手を胸に押し付けたまま離さない。
その瞳の奥には、もはや隠しきれない情欲の炎がゆらめいている。
俺の理性は、限界を迎えようとしていた……。
[speaker name="選択"]
「もう、離してください……」と弱々しく抵抗するが、逆に引き寄せられて彼の膝の間に閉じ込められる(受動的な展開へ)
[speaker_hide]
物語の続きを約4,000文字で執筆します。
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焚き火の爆ぜる音が、静まり返った夜の闇に妙に大きく響く。
俺の左手は、宗次さんの分厚い大胸筋に張り付いたまま、逃げることを許されない。
手のひらから伝わるのは、ただの硬い筋肉だけじゃない。
そこには、生々しいまでの熱量と、ドクンドクンと脈打つ強靭な生命力が宿っている。
俺の下腹部は、そのあまりの男らしさに当てられて、ジンジンと痺れるような感覚に支配されていた。
「あ……あ、の……。もう、離してください……っ。これ以上は……」
搾り出すような声で、俺は抵抗を試みた。
だが、その言葉はあまりにも力なく、むしろ彼を煽るための誘い文句のようにすら聞こえたかもしれない。
抵抗しようと指先に力を込めても、鋼のように鍛え抜かれた彼の肉体は微動だにせず、逆に俺の柔らかな肌を跳ね返すような弾力を誇示している。
「離せだと? お前の顔を見てから言えよ、健人。……こんなに真っ赤にして、体中を震わせておきながらか?」
宗次さんは、不敵な笑みを深めた。
彼の手が、俺の手首を掴んでいた力をさらに強め、ぐい、と自分の方へと引き寄せる。
バランスを崩した俺の体は、彼の逞しい両脚の間に、吸い込まれるように収まってしまった。
「っ! 宗次さん……! 近すぎ、ますって……!」
視界が彼の分厚い胸板で塞がれる。
鼻腔を突くのは、焚き火の煙に混じった、宗次さんの色濃い男の匂いだ。
汗と、そして隠しようのない雄としての香りが、俺の理性をじわじわと削り取っていく。
彼の太ももが俺の腰を両側から挟み込み、逃げ道を完全に断たれた。
「お前、さっきから俺の胸ばっかり見てただろ。……そんなに気になるなら、もっとよく教えてやるよ」
宗次さんは、俺の手首を離すと、今度は俺の首筋に大きな掌を添えた。
親指の腹が、俺の喉仏をゆっくりと撫で上げる。
その仕草はどこまでも支配的で、まるで獲物の急所を確かめる捕食者のようだった。
「ひ……あ……」
声にならない吐息が漏れる。
俺の背中は、いつの間にか彼の腕によって抱き寄せられ、密着の度合いがさらに深まっていく。
昨夜よりも、もっと露骨に。
彼の股間に鎮座する、岩のように硬く熱い「塊」が、俺の太ももの付け根にダイレクトに押し当てられた。
(なんだよ、これ……。朝からずっと動いてたはずなのに、なんでこんなに元気なんだよ……)
軍服のズボン越しでもわかる、その暴力的な質量。
俺自身のモノも、彼の肉体的な重圧と熱に反応し、ズボンの中で居心地が悪そうに鎌首を持ち上げ始めている。
それが彼に悟られるのが怖くて、俺は身を縮めたが、宗次さんがそれを見逃すはずもなかった。
「……ほう。口では嫌がってても、下の方は正直だな。俺の体に触れただけで、こんなに硬くなってやがる」
「ち、違います……っ! これは、生理現象で……!」
「生理現象、か。なら、俺のこれも生理現象ってわけだ。……なあ、健人。この島には俺とお前の二人しかいねえ。誰に遠慮する必要がある?」
耳元で囁かれる低い声が、鼓膜を震わせ、脳髄を直接揺さぶる。
宗次さんの髭の跡が残る顎が、俺の肩口に擦り付けられた。
チリチリとした刺激が走り、背筋に電流が流れたような感覚に襲われる。
彼は俺の耳たぶを軽く噛むと、湿った舌でそこをゆっくりと這わせた。
「んんっ……! 宗次……さん……っ」
名前を呼ぶ声が甘く震える。
自分でも驚くほど、情けない声が出ていた。
宗次さんの手は、いつの間にか俺のシャツの裾から内側へと侵入していた。
ザラついた大きな掌が、俺の腹部を這い上がり、胸の辺りを執拗に弄り始める。
「……いい肌だな。女みたいにヤワだ。俺の部隊にいたら、一日で使い物にならなくなりそうだぜ」
皮肉めいた言葉とは裏腹に、その触り方はどこか愛おしむような熱を帯びている。
彼の手指が俺の乳首をピンと弾くと、全身が跳ねるような快感が駆け抜けた。
目の前がチカチカと点滅し、思考がまとまらない。
宗次さんの体温は、今や焚き火の熱よりも遥かに高く感じられた。
彼は俺を膝の間にがっちりと固定したまま、空いた方の手で俺の顎を強引に上向かせた。
至近距離で見つめ合う。
彼の瞳には、飢えた獣のような光が宿っていた。
「……健人。お前、自分が今、どんな顔してるか分かってんのか?」
「わ……からない、です……。でも、もう……頭が、おかしくなりそうで……」
正直な気持ちが口を突いて出た。
拒絶したいはずなのに、その実、彼にもっと強く抱きしめられたい、この逞しい腕に蹂躙されたいという、倒錯した欲求が胸の内で渦巻いている。
ゲイである俺にとって、宗次さんのような圧倒的な「オス」の象徴は、抗いようのない劇薬だった。
「おかしくなりゃあいい。……俺が、その中身まで全部、俺の色に染め替えてやるよ」
宣言するようにそう言うと、宗次さんは俺の唇を奪った。
深く、強引なキス。
彼の舌が口内を蹂躙し、俺の意識をさらに遠のかせていく。
唾液が混じり合う音だけが、静かな森の夜に淫らに響き渡った。
【第3日:深夜】
焚き火の火が小さくなり、周囲の闇が深くなっていく。
しかし、俺たちの周りだけは、火傷しそうなほどの熱気に包まれていた。
宗次さんの逞しい腕は、もはや俺を逃がすつもりなど微塵もないようで、さらに強く、その巨体へと俺をめり込ませていくのだった……。
【リザルト】
経過日数:3日
獲得アイテム:真水、野生の果実
ステータス変動:健人(心の値 -1:宗次への情欲により冷静さを欠いている)
宗次好感度:23 → 25(健人の反応を愉しみ、支配欲が満たされた)
現在の食糧値:3(夜の消費分を差し引き)
[speaker name="選択"]
「……今のキスで、少し落ち着きました」と無理やり距離を置き、明日の探索ルートについて早口で話し始める(新しいイベントを発生させる、セックスはしない)
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物語の続きを約4,000文字で執筆します。
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俺の意識を真っ白に塗りつぶしていた強引なキスが、ふっと解かれた。
肺に冷たい空気が流れ込み、酸欠で熱を持っていた脳が、現実の冷たい感触を思い出し始める。
宗次さんの逞しい腕は、まだ俺の腰をがっしりと抱き寄せたそのままだが、俺は震える手で彼の厚い胸板をぐいと押し返した。
「……っ、はぁ……っ、ふぅ……! ……今のキスで、少し……落ち着きました。すみません、宗次さん」
自分でも驚くほど、声がひっくり返っている。
だが、このまま彼の流儀に飲み込まれれば、明日、俺はまともに歩くことすらできなくなるだろう。
この過酷な島で生き残るためには、一時の情動に身を任せるわけにはいかない。
俺は強引に理性の紐をたぐり寄せ、膝の上に乗せられたままの不安定な姿勢で、早口に言葉を紡ぎ出した。
「……明日……明日の、探索のことなんですけど! 今日見つけたあの果実……あれ、まだ奥の方に群生してるかもしれないんです。食糧を確保するためには、もっと深くまで……っ、入る必要があると思うんですよ!」
宗次さんは、不意を突かれたような顔をして俺を見つめていた。
ギラギラとした獣のような眼光が、少しずつ、元の冷静な軍人のそれへと戻っていく。
彼は俺を拘束していた腕をゆっくりと緩め、ふっ、と短く鼻を鳴らした。
「……。お前、この状況でそんな話ができるのか。大した度胸だな、大学生」
彼の手が俺の首筋から離れる。
触れられていた場所が、急激に冷えていくような寂しさを感じたが、俺はそれを必死に無視した。
少しだけ彼との間に隙間を作り、乱れたシャツを整えながら、焚き火の火を見つめる。
「生き残るためですから。……宗次さんだって、死にたくないでしょう?」
「……ああ。当然だ。俺にはまだ、元の世界でやり残したことが山ほどあるからな」
宗次さんは立ち上がり、焚き火に新しい薪を放り込んだ。
火の粉が夜空に向かって舞い上がる。
彼が軍服の襟元を正す仕草は、先ほどまでの野性的な色香とは対照的な、規律正しい戦士の姿そのものだった。
だが、そのズボンの股間部分は、まだ隠しようのない熱を帯びて盛り上がっているのが見えてしまい、俺は慌てて視線を逸らした。
「いいだろう。明日はお前の言う通り、果実の群生地を探しに奥へ入る。……ただし、あの辺りは湿気が多くて、足場も悪い。お前の体力でついてこれるか?」
「大丈夫です。……今日はもう、これくらいにして寝ましょう。体力を温存しないと」
俺は逃げるように、自分用に用意した寝床の毛布に潜り込んだ。
背中越しに、宗次さんが静かに横たわる気配が伝わってくる。
焚き火の爆ぜる音だけが響く中、俺の心臓はいつまでも激しく鼓動を続けていた。
……翌朝。
森の奥深くへと足を踏み入れた俺たちは、不気味なほどの静寂に包まれていた。
昨日見つけた果実の匂いを頼りに、宗次さんが鉈で進路を切り開いていく。
彼の背中は、昨日あれほど近くで感じた時と同じように、頼もしく、そして圧倒的に大きい。
「おい、健人。……何か変だぞ。さっきから、鳥の鳴き声一つしねえ」
宗次さんの低い声に、俺は背筋を凍らせた。
彼が足を止め、周囲の茂みを鋭い視線で射抜く。
俺も足を止め、周囲の様子を窺うが、素人の俺には何の異変も感じ取れない。
ただ、湿った土の匂いと、腐敗した葉の匂いが混じり合った、重苦しい空気が漂っているだけだ。
「どうしたんですか……? 果実なら、あのアカシアのような木の陰に……」
「……伏せろッ!!」
突如、宗次さんが叫ぶと同時に、俺の体を地面に押し倒した。
直後、俺たちが立っていた場所のすぐ上を、巨大な「何か」が猛スピードで通り過ぎた。
ヒュッ、という鋭い風切り音。
見上げれば、そこには信じられない光景があった。
俺の視線の先には、太い蔦のようなものが、生き物のようにのたうち回っている。
いや、それは蔦ではない。
地面から突き出した巨大な食虫植物の「触手」だった。
粘着質で不気味な液体を滴らせながら、それは再び俺たちを捕らえようと、頭上で鎌首をもたげている。
「チッ……! 植生までまともじゃねえのか、この島は!」
宗次さんは俺を庇うように立ち塞がり、鉈を構えた。
だが、周囲の地面がボコボコと盛り上がり、次々とその触手が出現し始める。
俺たちは、正体不明の捕食植物の真っ只中に足を踏み入れてしまったようだ。
「宗次さん、あそこ! 果実があの植物の中央に……!」
植物の根元には、俺たちが求めていた鮮やかな色の果実が大量に実っていた。
しかし、そこへ近づくには、のたうつ無数の触手を切り抜けなければならない。
宗次さんの表情に、戦士としての闘志が宿る。
「……健人、俺の指示に従え。……一気に駆け抜けて、あの果実を回収するぞ。もたもたしてると、俺たちがあの化け物の肥やしになるぜ!」
【リザルト】
経過日数:4日(朝)
獲得アイテム:なし(現在探索中)
ステータス変動:なし
宗次好感度:25 → 26(健人の冷静な判断を内心で評価した)
現在の食糧値:2
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「俺たちならやれます!」と宗次の鉈に合わせて自分も落ちていた枝を拾い、背中合わせで果実を目指す(共闘し、話を急ぎ進める)
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---
俺は地面に落ちていた、人の腕ほどもある太い枯れ枝をひっ掴んだ。
表面は湿って滑りやすかったが、なりふり構っていられない。
宗次さんの背中に自分の背を預けるようにして立ち、震える膝を叩いて叱咤する。
「……俺たちならやれます! 宗次さん、俺が背後をカバーします。あなたは前を……あの果実を狙ってください!」
「……ハッ、いい面構えだ。死ぬ気でついてこいよ、健人!」
宗次さんの野性的な咆哮が響く。
彼は地面を蹴り、弾丸のような速さで中心部へ突っ込んだ。
俺も必死にその影を追い、背後から迫る細い触手を、手にした枝で力任せに払い除ける。
枝が肉厚な植物の繊維を叩くたび、重い衝撃が両腕に伝わり、痺れが走った。
「うおおおおおっ!!」
【行為判定:技(5) × 2(共闘補正) × 10 = 100%】
【ダイス:42】
【結果:成功】
俺が必死に横槍を入れたことで、宗次さんの背後を狙っていた触手が軌道を逸らした。
その一瞬の隙を、戦場のプロが見逃すはずがない。
宗次さんは低く身を潜め、巨大な触手の根元を鉈で深々と切り裂いた。
「……そこだァッ!!」
緑色の粘液が激しく噴き出し、怪物の咆哮にも似た風切り音が森を震わせる。
宗次さんは返り血を浴びながらも、迷いなく中心部へ手を伸ばし、たわわに実った深紅の果実を、蔓ごと力任せに引きちぎった。
「獲ったぞ! 健人、撤退だ!!」
彼が俺の腰を太い腕で抱き寄せ、そのまま強引に森の出口へと走り出す。
背後では、傷ついた植物が狂ったように周囲をなぎ払っているが、俺たちは一丸となってその嵐を切り抜けた。
拠点の洞窟にたどり着いた頃には、二人とも泥と植物の汁で汚れ、呼吸は激しく乱れていた。
だが、宗次さんの手には、ずっしりと重い果実の束が握られている。
これがあれば、数日は食い繋げるはずだ。
「はぁ……はぁ……。や、やりましたね……。死ぬかと思いました……」
俺は壁に背を預け、その場にへたり込んだ。
アドレナリンが引いていくのと同時に、全身を激しい疲労と、そして……生き残った高揚感が支配していく。
「……ああ。お前が背中を守ってくれなきゃ、今頃俺の首はあの触手に巻き取られてた。……助かったぜ、健人」
宗次さんが歩み寄り、俺の前に屈み込んだ。
その距離は、昨夜のあの熱いキスを思い出させるほどに近い。
彼の筋肉質な体からは、戦いの余熱と、男らしい汗の匂いが立ち上っている。
宗次さんの視線が、俺の汚れた顔をじっと見つめ、やがてその大きな手が俺の頬に触れた。
「お前……。案外、戦いの中にいる方がいい顔するじゃねえか」
低く、艶を帯びた声。
軍服の胸元からは、激しい呼吸で上下する厚い胸筋が覗いている。
俺の心臓が、恐怖とは別の理由で再び激しく打ち鳴らされ始めた。
【リザルト】
経過日数:4日(夕方)
獲得アイテム:栄養価の高い果実(食糧値+5)
ステータス変動:なし
宗次好感度:26 → 28(共闘を通じて、深い信頼と男としての興味が湧いた)
現在の食糧値:7(消費前)
[speaker name="選択"]
「……宗次さんの顔も、凄かったです」と、彼の逞しさに酔ったまま、その首に手を回して自分から唇を重ねる(過激なセックス展開へ)
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また、物語上の役割として宗次は中継特殊部隊員でノンケという設定に従います。
健人と宗次の関係をより深く、力強く官能的に描きます。
では物語を執筆します。
---
洞窟の冷たい空気が、火照った体に心地よい。
だが、頬に触れる宗次さんの手の平は、驚くほど熱かった。
見上げる彼の瞳は、獲物を狙う野獣のように鋭く、それでいて深い熱を孕んでいる。
俺の心臓は、戦いの喧騒が去った後も、以前として激しいビートを刻んでいた。
目の前にいる、頼もしく、荒々しく、そして誰よりも逞しい男。
その存在が、俺の理性を焼き切ろうとしていた。
「……宗次さんの顔も、凄かったです。あの時のあなた……本当に、格好良くて……」
自分でも驚くほど、熱を帯びた声が出た。
俺は吸い寄せられるように、自分から宗次さんの首筋に手を回した。
軍服越しに伝わる、岩のように硬い肩の筋肉。
汗と泥の匂いが混じり合い、それが強烈な雄のフェロモンとなって鼻腔を突く。
俺はそのまま、彼の厚い唇に自分の唇を重ねた。
「……ッ! 健人、お前……」
一瞬、宗次さんの体が驚きで強張るのがわかった。
彼はノンケのはずだ。こんな真似をすれば、突き飛ばされるかもしれない。
だが、俺を拒絶する力は働かなかった。
それどころか、彼は呻き声を上げると、俺の腰を砕かんばかりの力で抱き寄せ、烈火のような勢いで口づけを返してきた。
舌が強引に割り込み、俺の口内を蹂躙する。
泥臭い、けれど熱い体温。
俺たちは貪り合うように、互いの唾液を交換し合った。
「……ハァッ……。おい、正気か? 自分が何誘ってるか、分かってんだろうな……?」
唇が離れた瞬間、銀の糸が引く。
宗次さんの低い声が、俺の耳元で震えた。
彼の軍服の股間部分は、隠しきれないほどに大きく盛り上がっている。
俺も同じだ。ズボンの中の熱が、もう限界だった。
「分かってます……。俺、宗次さんに……抱かれたい。あなたの、その強い体で……めちゃくちゃに、してほしい……っ!」
「……クソッ。……後悔すんなよ!」
宗次さんは獣のような手つきで、俺のシャツを引き裂かんばかりに剥ぎ取った。
俺もまた、彼の機能的な軍服のボタンを、もどかしさに指を震わせながら外していく。
露わになった彼の胸板は、想像以上に分厚く、筋繊維の一つ一つが浮き上がるほどに鍛え抜かれていた。
浮き出た血管、艶を帯びた肌。
俺はその無骨な胸筋に顔を埋め、野生の匂いを吸い込んだ。
「おい、見てろ。お前の望み通り……たっぷり可愛がってやるよ」
彼は俺を荒々しく地面に押し倒すと、自身のズボンと下着を一気に引き下ろした。
そこから現れたのは、戦場を生き抜く男の象徴そのもののような、猛々しく反り上がった肉棒だった。
太く、赤黒く充血し、根元までびっしりと浮き出た血管が脈打っている。
その先端からは、既に透明な先走り液が溢れ出していた。
「あ……っ、すごい……。なんて、太い……」
恐怖に近い衝撃。けれど、それ以上に疼きが止まらない。
宗次さんは俺の脚を強引に割り開くと、ぬるぬるとした植物の汁を潤滑剤代わりに俺の秘部に塗りたくった。
指が一本、二本と侵入し、俺の内側を荒っぽく探る。
「……。ここ、もうこんなに熱くなってんじゃねえか。……いいぜ、俺のぶっといの、奥まで全部ぶち込んでやる」
宗次さんは膝をつき、自身の竿の先端を俺の入口に押し当てた。
熱い。硬い。その質量だけで、体が割れそうな錯覚に陥る。
彼は俺の腰をガッシリと固定すると、一気に体重を乗せて突き入った。
「あ゛あああああぁぁぁぁっっ!!?」
凄まじい圧迫感。
俺の内壁が、彼の猛々しい肉塊によって無理やり押し広げられていく。
未経験の場所が、男の硬い芯で貫かれる衝撃に、俺の意識が白く染まった。
「ぐっ……お前、狭すぎるだろ……ッ! 締め付けが……半端じゃねえ……」
宗次さんも苦しげに顔を歪め、俺の肩を強く掴んだ。
彼は容赦なく腰を振り始め、俺の内側を力任せに抉る。
突き上げられるたび、俺の体は岩肌に打ち付けられそうになるが、その衝撃すらも快楽へと変換されていく。
「んぐっ! ぁ、あ、あぁっ!! お、奥に……誰か……誰かがいるみたいだ……っ!」
彼の太い先端が、俺の弱点を執拗に叩く。
自分では触れたこともない場所を、宗次さんの逞しい竿が直接蹂躙する。
その快感は、俺が知っているどんな行為よりも激しく、脳髄を痺れさせた。
俺のモノも、彼の腹に擦り付けられ、射精寸前の状態で反り返っている。
「ハァッ……ハァッ……。健人、お前のナカ……最高だ。男のケツが、こんなに気持ちいいなんて……聞いてねえぞ……ッ!」
バチン、バチンと肉のぶつかり合う卑猥な音が洞窟に反響する。
宗次さんの動きは次第に野生を帯びていき、一突きの重みが増していく。
軍人としての強靭なスタミナが、俺を逃がさない。
俺は彼の首にしがみつき、快楽の波に飲み込まれながら絶叫した。
「あ、あぁあぁっ! 宗次さん……! もっと……もっと強く! 俺を、壊して……っ!!」
俺の懇願に応えるように、宗次さんは俺の足をさらに高く担ぎ上げ、最奥を貫く角度で腰を叩きつけた。
「ああ、壊してやるよ! 全部出し切って……俺なしじゃいられないようにしてやる……ッ!!」
極限まで高まった緊張感。
彼の肉棒がひときわ大きく脈打ち、俺の内側で熱い火花が散った。
俺の視界は火花が散り、腰の奥から何かが爆発するように溢れ出す。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
同時に、宗次さんも野太い咆哮を上げ、俺の最奥にその熱い命を全て注ぎ込んだ。
ドクンドクンと、彼が放出する衝撃がダイレクトに伝わってくる。
俺たちは重なり合ったまま、激しい痙攣に身を任せ、ただ荒い呼吸を重ね続けた。
【リザルト】
経過日数:4日(夜)
獲得アイテム:なし(情事により時間が経過)
ステータス変動:
健人:体-1(激しい情事による消耗)、心+1(宗次との結びつきによる充足感)
宗次:体-1(絶倫な行為による消耗)
宗次好感度:28 → 35(初めての男同士の交わり。健人の献身と反応に、支配欲と愛着が深く刻まれた)
現在の食糧値:6(夕食分を消費)
[speaker name="選択"]
「……宗次さん、まだ、繋がってたいです」と、彼を離さずにもう一度自分から求め、二度目の情事へ(さらに過激な連投セックス展開へ)
[speaker_hide]
洞窟内には、重く湿った空気が漂っている。
岩肌を叩く波の音が遠くで反響し、俺たちの荒い吐息だけがこの狭い空間を支配していた。
健人の内側には、まだ俺の熱がドロリと残っているはずだ。
だが、事後の脱力感に襲われるどころか、俺の身体はさらなる刺激を求めて脈動を速めていた。
健人の潤んだ瞳が、暗闇の中で俺を真っ直ぐに見つめている。
「……宗次さん、まだ、繋がってたいです。……このまま、もっと……」
健人が俺の首筋に再び腕を回し、しがみつくように身体を寄せてきた。
その細い指先が、俺の背中の筋肉をなぞる。
一度出し切ったはずの俺の竿が、彼の熱い内壁の感触を思い出し、再び猛々しく反り立ち始めた。
ノンケだとか、軍人だとか、そんな理屈はこの島の熱狂がすべて焼き尽くしてしまった。
目の前にいるこの男を、もう一度、いや、動けなくなるまで蹂躙したいという本能が、理性を上書きしていく。
「……はは、お前、本当にとんでもねえな。……そんな顔で言われたら、断れるわけねえだろ」
俺は健人の腰を再び掴み、今度は逃がさないようにガッシリと岩場に固定した。
一度貫かれたことで、彼の入口は赤く充血し、俺のモノを受け入れる準備を整えている。
俺は再び、植物の粘液を指に取ると、彼の敏感な場所に塗り込み、滑りを良くした。
「いいぜ、望み通りにしてやる。今度はさっきよりも、もっと深く、キツいのをぶち込んでやるからな……ッ!」
俺は再起した太い竿の先を、彼の入口に押し当てた。
先程よりも容易に、だが確かな抵抗感と共に、俺の肉塊が健人の奥深くへと沈み込んでいく。
「あ、あぁっ……! また、入って……っ、さっきより、熱い……!」
健人が背中を反らせ、俺の胸に額を押し当てる。
俺は彼の足を高く持ち上げ、肩に担ぎ上げた。
より深く、根元まで叩き込むための姿勢だ。
俺は容赦なく腰を突き出し、健人の最奥を直接抉るように打ち付けた。
「オラッ! どうだ、この深さ……ッ! お前のナカ、さっきより締まりが良くなってんぞ!」
バチン、バチンと、肉と肉が激しく衝突する音が洞窟に響き渡る。
俺が突くたびに、健人の身体が大きく揺れ、彼のペニスからも透明な液が溢れて俺の腹を汚していく。
俺の太い竿が彼の弱点を捉えるたび、健人の内壁が「ひくん」と大きく波打ち、俺のモノを締め上げた。
「んぐっ、あ、あぁぁぁっ! 宗次さん、そこ、すごい……っ! 脳みそが、溶けちゃう……ッ!!」
健人の声が、快楽に耐えきれず裏返る。
俺は彼の腰を掴む手にさらに力を込め、軍人特有の強靭なスタミナで、機械のように正確に、かつ暴力的に腰を振り続けた。
彼の内側は、俺のモノを吸い込むように熱く、そして粘り強く絡みついてくる。
これが男の身体だなんて、信じられないほどの快感だ。
「ハァッ……ハァッ……。お前、本当に最高の器だよ。……ほら、もっと俺のちんぽを感じろ。奥まで全部、俺のもので埋めてやる……!」
俺はさらに速度を上げ、健人の喉から言葉にならない絶叫を引き出していく。
彼がイキそうになるたびに、俺はあえて弱点を執拗に突き上げ、彼を絶頂の縁で何度も足踏みさせた。
健人の瞳は焦点が合わなくなり、ただ快楽の波に翻弄されている。
「あ、あああああぁぁっ! 宗次、さんっ……宗次、宗次……ッ!!」
呼び捨てにされたことで、俺の独占欲がさらに燃え上がった。
俺は最後の一滴まで絞り出すつもりで、腰の動きを極限まで加速させた。
健人の身体が激しく痙攣し、彼の内側が俺の竿を壊さんばかりに締め付ける。
俺もまた、限界だった。
「ああ、クソッ……! 出るぞ、健人! お前の奥に……全部叩き込んでやる……ッ!!」
俺は叫びながら、健人の最奥に己のすべてをぶつけるように腰を叩きつけた。
ドクンドクンと、熱い種子が彼の内壁に直接放たれる。
一度目よりも大量の、そして熱い衝撃が、二人の身体を繋ぎ止めていた。
「あ゛ああああああああぁぁぁぁっっっっ!!!!」
健人の身体が弓なりに反り、彼はそのまま白目を剥いて絶頂に達した。
彼自身のモノからも、勢いよく白濁液が噴き出し、俺の胸板を熱く濡らす。
俺たちは重なり合ったまま、激しい脈動と、混じり合った汗の匂いの中で、ただ泥沼のような快楽の余韻に沈んでいった。
【リザルト】
経過日数:4日(夜)
獲得アイテム:なし(二度目の情事により深夜へ)
ステータス変動:
健人:体-2(連投による激しい消耗)、心+2(身も心も宗次に染まった感覚)
宗次:体-2(軍人のスタミナを使い果たす勢いでの放出)
宗次好感度:35 → 42(健人の際限ない求愛に、ノンケとしての理性が完全に崩壊し、深い執着へ)
現在の食糧値:6