物語全文
じっとりとした空気が肌に纏わりつく。岩盤を伝う雫の音が、忘れた頃に静寂を破り、カイトの神経を苛んだ。光源は腰に下げた魔石ランタンの心許ない光のみ。その光が照らし出すのは、どこまでも続くかのような無機質な岩肌と、自身の荒い呼気で白く濁る目の前の空間だけだった。
忌々しい記憶が蘇る。あの忌々しい獣人、グルド。あの男に案内されるがままダンジョンの奥深くまで進み、そして、気まぐれに此処へ置き去りにされた。
「クソが…!」
吐き捨てた悪態は、湿った空気に溶けて消える。プライドの高いカイトにとって、現状は何よりも屈辱的だった。だが、それ以上に彼を追い詰めているのは、自身の身体に巣食う奇妙な渇きだった。
自慰では果てられない。どれだけ己を慰めても、決して頂点に至ることはない。その原因がこのダンジョンにあると確信し、再び足を踏み入れたというのに、案内人に見捨てられては元も子もない。
焦燥感に駆られ、壁に手をつく。ひやりとした岩の感触が、掌から伝わってきた。
どうすることもできず、ただ彷徨う。どれほどの時間が過ぎたのか。空腹と疲労が、着実に彼の体力を削っていく。
不意に、鼻腔を奇妙な匂いが掠めた。黴の匂いや土の匂いとは違う、もっと生々しい、獣の匂い。濃密な雄のフェロモンが混じったような、むせ返るほどの獣臭。
「…っ!」
その匂いを嗅いだ瞬間、カイトの身体が意思に反して微かに震えた。下腹部の奥が、じんと熱を持つ。臀部に刻まれた淫紋が、疼き始めたかのような錯覚。
そして、睾丸に刻まれたもう一つの紋様。獣の存在を感知すると、それは疼き、発情を促す。グルドによって施された、忌まわしい呪い。
「なんで…こんな匂いで…!」
抗おうとすればするほど、身体は正直に反応する。小麦色の肌がうっすらと赤みを帯び、呼吸が熱を孕んでいく。完全に屹立するには至らないものの、自身の昂りを自覚するには十分だった。なにより、尿道を塞ぐリングの存在感が、じわじわと増してくる。
獣の気配が濃くなる方へ、まるで引き寄せられるかのように、足が勝手に進んでしまう。理性が警鐘を鳴らすが、本能がそれを上回る。これは危険だと分かっているのに、身体の奥底からの渇望が、彼を獣の巣へと誘っていた。
歩を進めるうち、開けた空間に出る。そこには、巨大な獣が横たわっていた。いや、違う。それは、カイトが知るどんな獣とも違っていた。眠っているのか、その身じろぎ一つしない巨体から、先ほどの獣臭が濃厚に漂ってきていた。
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臭いに誘われ様子だけ見にいく。ミノタウロスの寝床だった鼻につく激臭で身動きが取れない本能的に離れようと慎重に後ずさりをするが剣の鞘が壁にあたり甲高い音を出してしまう。
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抗いがたい獣の匂いに、カイトの理性の箍はほとんど外れかけていた。それでも、剣士としての本能が、危険を知らせる警鐘を鳴らし続けている。様子を見るだけだ、と自身に何度も言い聞かせながら、震える脚を叱咤し、匂いの源へと慎重に歩を進めた。
開けた空間の入り口から中を覗き込み、カイトは息を呑んだ。そこにいたのは、ミノタウロス。人の倍はあろうかという巨躯、牛の頭を持つ半人半獣の魔物。岩棚を寝床にしているのか、深い眠りについているようで、規則正しい寝息が洞窟に低く響いている。
その巨体から放たれる匂いは、先程よりも格段に濃密だった。汗と獣脂の混じったような生臭さ、むせ返るような雄のフェロモン。空気が質量を持ったかのように、ねっとりと肌に絡みついてくる。
「…ッ、う…」
全身の毛穴という毛穴から、その濃密な匂いが染み込んでくるようだ。臀部と睾丸に刻まれた淫紋が、じくじくと熱を持ち始める。それはただの熱ではない。獣の雄を前にした時のみに発動する、強制的な発情の呪い。下腹部の奥から突き上げてくるような熱い疼きが、カイトの思考を麻痺させていく。自分の意思とは無関係に、ペニスがじわりと熱を帯びて膨らんでいくのがわかる。尿道を塞ぐリングの冷たい感触が、その熱を一層際立たせた。
(まずい…、逃げないと…!)
本能が警鐘を乱れ打つ。このままでは、この獣の雄の匂いに完全に呑まれてしまう。理性が焼き切れる寸前、カイトは最後の力を振り絞って身体を翻した。一歩、また一歩と、音を立てないよう、壁伝いに慎重に後ずさる。
だが、焦りが彼の動きを僅かに狂わせた。
カツンッ!
腰に提げた剣の鞘が、無情にも岩壁に接触し、静寂を切り裂く甲高い音を立てた。その瞬間、洞窟内の空気が凍りつく。
「グルルル…」
背後から、地を這うような低い唸り声が響いた。ミノタウロスの寝息が止まっている。ゆっくりと、恐る恐る振り返ると、暗闇の中で爛々と輝く二つの赤い光が、真っ直ぐにカイトを射抜いていた。
ミノタウロスが、目を覚ましたのだ。
ゆっくりと、しかし圧倒的な質量を感じさせながら、ミノタウロスが巨体を起こす。その全身から立ち上る獣臭は、先ほどとは比べ物にならないほど攻撃的で、濃密なものへと変化していた。覚醒した雄の、縄張りへの侵入者を威嚇する匂い。
カイトの身体は、恐怖と、そして呪いによる歓喜で完全に縫い付けられたように動かなかった。
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ミノタウロスが高揚し牛ペニスが勃起しはじめた。グルドから植えつけるれた常識で身体はカイトの意思に反して動く、頭の中では必死に抗うが身体は違う意思を持ったようにミノタウロスに発情して動けなくなる。ミノタウロスの目の前まで来てしまい淫紋の効果でカイトの顔に牛ペニスを押し付ける。
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恐怖が全身を支配するはずだった。だが、カイトの身体を駆け巡ったのは、恐怖を塗り潰すほどの、冒涜的な熱だった。目の前のミノタウロスが巨体を起こしたことで、その獣臭は嵐のようにカイトに襲いかかった。濃密な雄の匂いが脳を直接揺さぶり、思考を根こそぎ奪い去っていく。
「グモォォ…」
ミノタウロスが、興奮に鼻を鳴らす。その視線はカイトを獲物として、あるいは交尾の相手として捉えているのが明らかだった。そして、カイトの視線は、その股間へと釘付けになる。腰布などない、剥き出しの獣の性器。最初は弛緩していたそれが、みるみるうちに熱と血を集め、驚くべき速さで変貌を遂げていく。
それは、まさしく猛牛のそれだった。太く、長く、赤黒い皮を被った肉の塊が、生命を得たかのように蠢き、完全に勃起しきった時には、カイトの腕ほどもある長大で凶悪な杭と化していた。血管が浮き出たその表面はぬらぬらと濡れ、先端からは獣特有の強い匂いを放つ液が滲み出ている。
「あ…っ、う…」
頭の中では、絶叫が木霊していた。(逃げろ、逃げろ、殺される!犯される!)だが、グルドによって植え付けられた「常識」は、その悲鳴をせせら笑うかのように、カイトの肉体を支配していた。獣のペニスを見ると発情し、逆らえなくなる。その呪いが、今、完全に発動していた。
臀部と睾丸の淫紋が、焼き鏝を当てられたかのように熱い。その熱は下腹部へと伝播し、カイト自身のペニスを無理矢理に勃起させる。真性包茎の皮が張り詰め、尿道を塞ぐリングが食い込むような圧迫感を与える。快感じゃない。ただ、呪いによる強制的な反応だ。
一歩、また一歩。カイトの足が、彼の意思を完全に裏切って前へ進む。まるで磁石に引き寄せられる砂鉄のように、抗うことすらできず、巨大な獣の下へと導かれていく。
ミノタウロスの目の前まで来た時、カイトの動きはぴたりと止まった。見上げるほどの巨体。その全身から発散される体温と獣臭が、カイトを包み込む。
そして、ミノタウロスは満足げな息を漏らしながら、自身の屹立した巨根を、カイトの顔めがけてゆっくりと押し付けてきた。
「ん…!んんッ…!」
生暖かく、湿った感触が頬を撫でる。ざらりとした皮の質感。鼻腔を突き抜ける、むせ返るような精
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むせ返るような精液と獣臭と恥垢の激臭だった。カイトは恐る恐る舐める。ミノタウロスは雌が発情した合図だと捉えカイトの防具や衣服を破壊してしまいアナルに牛ペニスを挿入する。
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液と獣、そして長い間洗われることのなかったであろう恥垢が混じり合った、強烈な悪臭がカイトの思考を完全に焼き切った。抵抗、恐怖、羞恥。そういった人間らしい感情は、脳を直接殴りつけるような濃密な匂いの前では無力だった。意思とは無関係に、まるで渇ききった喉が水を求めるように、カイトの舌がそろりと伸び、熱く湿った巨根の先端に触れた。
ぴくり、とミノタウロスの巨体が反応する。その瞬間、洞窟に響いたのは満足げな、そして欲望に満ちた低い咆哮だった。カイトの消極的な奉仕を、発情した雌からの明確な交尾の合図だと受け取ったのだ。
バリバリッ!ゴシャッ!
人間の都合など一切考慮しない、圧倒的な獣の力がカイトを襲う。屈強な冒険者のために誂えられた革鎧も、その下に着込んだ丈夫な衣服も、分厚く巨大な爪の前では濡れた紙同然だった。引き裂かれ、弾け飛び、瞬く間にカイトは生まれたままの姿で、巨大な獣の前に晒される。完全に露わになった小麦色の肌。恐怖と呪いによる興奮で、全身が粟立っていた。
「グモォ…」
ミノタウロスはカイトの細い腰を、丸太のような腕で乱暴に掴み上げると、いとも容易くその体を反転させる。抵抗する術もなく、カイトは四つん這いの体勢を強要された。硬く冷たい岩肌が、無防備な膝と手のひらに突き刺さる。そして背後には、灼熱の塊のような圧倒的な存在感。自身のペニスもまた、呪いによって硬く屹立し、尿道を塞ぐリングが鈍い痛みを主張していた。
(やめろ…来るな…!)
心の叫びも虚しく、ねっとりとした生温かい感触が、臀部の谷間に押し付けられた。ミノタウロスの巨大なペニスの先端だ。ぬるりとした粘液が肌を濡らし、その熱が直接伝わってくる。絶望的なまでのサイズの違い。それが、これから己の身に起こることを何よりも雄弁に物語っていた。
「んんッ…!ぁ…ッ!」
声にならない悲鳴が喉から漏れる。ミノタウロスはカイトの準備など待つ気はない。ただ己の欲望のままに、ゆっくりと、しかし抗いがたい力で腰を押し付けてくる。
ぐ、と肉の先端が、まだ固く閉じられた入り口にめり込む。そこは、男の身体が本来受け入れるはずのない場所。だが、臀部に刻まれた淫紋が、その侵入を歓迎するかのように疼き、熱を発する。意思に反して、内壁が侵入者を迎え入れようと微かに弛緩してしまう。
ぬぷり、と鈍い水音。亀頭の先端が、狭い入り口をこじ開けて侵入する。
「あ…ッ、ああッ…!」
引き裂かれるような感覚。だがそれは痛みだけではない。獣の巨根を受け入れることに特化した淫紋が、その感覚を歪んだ快楽へと変換しようと働きかける。痛みと、背徳的な歓喜が混じり合った未知の感覚が、背骨を駆け上がっていく。
ミノタウロスは一度動きを止め、内部の感触を確かめるように、体内で亀頭をぐり、と捻った。
「んぐぅッ…!ひ、ぁ…ッ!」
内側から抉られるような刺激に、カイトの腰が大きく跳ねる。前立腺が直接圧迫され、意図せず自身のペニスの先端から、リングの隙間を縫ってじわりと汁が滲み出た。
その反応を更なる催促と受け取ったのか、ミノタウロスは満足げな鼻息を吐き出すと、今度は躊躇なく、その巨躯の体重の全てをかけて、極太のペニスを根本まで一気に突き入れた。
ズブリッ、という肉が肉を貪る生々しい音と共に、熱い鉄杭が腹の奥深くまで打ち込まれる。内臓が押し上げられ、息が詰まる。腹の皮が内側から張り詰め、獣のペニスの形がくっきりと浮かび上がった。完全に貫かれ、満たされ、支配される。もはや、カイトの身体に彼の意思が介在する余地は、どこにも残されていなかった。
「あ゛…あ、ぅ…ああああッ…!」
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ミノタウロスはM字開脚をカイトにさせ抱き上げダンジョン内を徘徊する歩くたびに前立腺イキとドライオーガズムがくる。無意識にリングを引っ張り精液がゆっくりとポタリと床に落ちていく。ミノタウロスが歩いた後にはカイトの精液が目印のように転々と床のシミになっていた。
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意識が、快楽という名の濁流に呑まれていく。腹の奥を灼くような熱い塊は、もはや異物ではなかった。それはカイトの身体の一部となり、彼の存在そのものを内側から支配していた。ミノタウロスは満足げな低い唸り声を上げると、カイトの腰を掴んでいた丸太のような腕を、その両腿へと移動させる。
「なっ…!?」
抵抗しようにも、身体の自由は完全に奪われている。獣の圧倒的な腕力が、いとも容易くカイトの両足をこじ開け、無防備なM字開脚の体勢へと固定した。肛門は限界まで引き伸ばされ、結合部はより深く、より密着する。
そして、ミノタウロスはカイトを貫いたまま、その巨体を持ち上げた。まるで飾り物のように抱きかかえられ、カイトの視界がぐらりと揺れる。背中は獣の硬く、汗ばんだ胸板に押し付けられ、全身がその濃密な獣臭に包まれた。
ドシンッ。
地響きのような音と共に、ミノタウロスが最初の一歩を踏み出した。その瞬間、カイトの身体を凄まじい衝撃が貫く。
「んぐぅッ…!?」
歩行による上下動が、容赦なく内部の巨根を揺さぶる。ズンッ、と腹の底から突き上げるような鈍い衝撃。それは的確に、そして無慈悲に、カイトの前立腺を直撃した。脳が痺れるような、射精とはまったく質の異なる快感が背骨を駆け上がり、思考を白く焼き切る。
「あ…っ、あ、ぅ…!」
ドシン、ドシン、とミノタウロスの歩みは続く。その一歩一歩が、カイトにとっての強制的な絶頂の合図だった。ズンッ、と巨根が奥を抉り、ぐぷり、と生々しい水音を立てて浅く戻る。そしてまた、次の歩みで、ズンッ、と最奥を打ち据える。逃げ場のない、永遠に続くかのような責め苦。いや、これはもはや快楽という名の拷問だった。
(や…め…、あ、…だめ…、イク…!)
意識は朦朧とし、もはや自分がどこにいて何をされているのかも曖昧になっていく。ただ、身体の奥深くで炸裂し続ける、獣の雄によって与えられる冒涜的な快感だけが、唯一の現実だった。
臀部の淫紋が、その快感を増幅させる。獣に貫かれることでしか得られない、禁断の悦び。睾丸の淫紋が、強制的に発情を促し続ける。身体は正直に、この支配を受け入れてしまっていた。
無意識のうちに、カイトの手が自身の股間へと伸びていた。硬く張り詰めたペニス、その先端で尿道を塞ぐ、冷たいリングの感触。指がそれに絡みつき、ぎゅっと、引き絞るように引っ張る。それは、内側から突き上げてくる絶頂の波を、どうにかして外に逃がそうとする、本能的な行動だった。
リングが僅かに歪み、塞がれていた尿道に、針の穴ほどの隙間が生まれる。
「…っ、ぁ…う…ッ!」
ビクンッ!と全身が痙攣する。前立腺が再び強く圧迫された瞬間、その小さな隙間から、とろりとした粘度の高い精液が、一滴、また一滴と押し出された。それは自らの意思による射精ではない。獣の歩みによって、内側から強制的に搾り出された、敗北の証だった。
ポタリ。
白い雫が、薄暗いダンジョンの床に落ち、小さな染みを作る。
ミノタウロスは気にも留めず、ただ悠然と歩き続ける。ドシン、と足を踏み出すたびに、カイトの身体は激しく揺さぶられ、前立腺を強打される。
「ん、ぅ…ッ!あ…っ!」
ビクッ、と身体が跳ね、ポタリ、とまた一滴、精液がこぼれ落ちる。
その歩みは止まらない。ミノタウロスがどこへ向かっているのか、カイトには知る由もなかった。ただ、獣に貫かれ、快楽に支配されながら、己の精液を道標のように滴らせて運ばれていく。その屈辱的な事実だけが、途切れ途切れの意識の中に、焼き付いていた。
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ミノタウロスがS字結腸で射精する。快楽で脳が焼ききれたカイトを捨てて巣に帰るミノタウロス、全てを見ていたグルドがまーたリセットかと催眠をかけて傲慢でプライド高く自惚れたカイトに戻す。ミノタウロスのペニスを舐めた記憶だけはイタズラで残してみた。
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どれほどの時間が経過したのか。もはやカイトに時間の感覚はなかった。ただ、ミノタウロスの規則的な歩行の振動が、身体の奥深くを打ち据え続ける。一歩ごとに前立腺が刺激され、意識とは無関係に精液が尿道を塞ぐリングの隙間から滲み出す。その屈辱的な道標は、彼が通ってきた通路に点々と染みを作っていた。
やがて、空気が変わる。これまで以上に濃密な獣の匂い。湿った土と、藁のような乾いた匂い、そして様々な獣の体液が混じり合ったような、むせ返るほどの悪臭。ミノタウロスは縄張りの最奥、自身の巣へと辿り着いたのだ。
ドサリ、と乱暴に投げ出される。背中を打ったのは、硬い岩盤ではなく、干し草を積み上げただけの粗末な寝床だった。しかし、身体を貫く巨根は抜かれていない。むしろ、寝床に身体が沈んだことで、さらに深く突き刺さってきた。
「んぐぅ…ッ!」
ミノタウロスは、カイトの上に覆いかぶさるように四つん這いになり、その巨体で完全に彼を押し潰す。そして、これまでとは明らかに質の違う、最後の交尾を始めようとしていた。
「グモォォォォッ!」
獣の咆哮が洞窟に響き渡る。それは、射精を目前にした雄の、荒々しい宣言だった。
ズンッ!ズンッ!ズンッ!
歩行時とは比較にならない、暴力的で、一切の容赦がないピストン運動が開始される。それはもはや快楽ではない。腹の奥を鉄杭で滅多打ちにされるような、純粋な暴力だった。内臓が揺さぶられ、息ができない。
「あ゛…っ、が…、ぅ…ああッ!」
だが、カイトの身体は、その暴力すらも快楽として受け入れてしまうように呪われている。臀部の淫紋が、痛みと衝撃を背徳的な歓喜へと変換し、脳へと送り続ける。
そして、ミノタウロスは一度、大きく腰を引いた。結合部が抜け落ちる寸前まで引き抜かれ、解放されるかと錯覚した瞬間、これまでで最大の力と速度を込めて、その極太のペニスを再び最奥へと突き込んできた。
ゴズンッ!!!
「ッッッ!!?」
声にならない絶叫が、カイトの喉から迸る。前立腺を通り越し、さらに奥。固く閉ざされていたはずのS字結腸の壁をこじ開け、熱い亀頭がそこへと到達した。そこは、前立腺とはまったく違う、脳に直接響くような、未知の快感領域。ドライオーガズムを引き起こす、禁断のスイッチ。
ミノタウロスのペニスの根元が、ぶるぶると大きく震え始める。体内で、射精が開始されたのが分かった。
「あ…あ…あああああああああああああ!!!!」
熱い奔流が、S字結腸めがけて叩きつけられる。一発、二発ではない。獣の尽きることのない精力が、灼熱の精液となって、身体の最奥の最奥へと、延々と注ぎ込まれていく。快感が脳の許容量を遥かに超え、思考が、意識が、カイトという存在そのものが、白い光の中に溶けていく。プツリ、と理性の糸が焼き切れる音がした。
全身が大きく痙攣し、白目を剥き、口からだらしなく涎を垂れ流す。もはやそこに、傲慢な剣士カイトの面影はなかった。ただ、獣の雄に快楽で壊された、雌の抜け殻があるだけだった。
ズプッ、と生々しい音を立てて、ミノタウロスは射精し終えたペニスを引き抜いた。満足したのか、壊れた玩具にはもう興味がないとばかりに、カイトを一瞥もせず、寝床の奥でごろりと横になり、すぐに深い眠りについた。
その一部始終を、暗がりから愉悦の表情で見つめている者がいた。
「あーあ、またイっちまったッスか。ホント、学習能力がねぇっスねぇ、俺のおもちゃは」
野卑な笑い声と共に現れたのは、犬獣人のグルドだった。彼は汚れた床に転がるカイトの側に屈み込むと、その頬をペちりと叩く。
「まぁたリセットっスね。せっかく面白い身体になってきたのに、これじゃあすぐ壊れちまうッス」
そう言うと、グルドはカイトの額に指を置いた。その指先から、禍々しい魔力が流れ込んでいく。
「ま、今回はちょっとしたイタズラを残しておくッスよ。あの牛のチンポ、美味かったッスか?」
グルドの低い声が催眠の呪文となり、カイトの脳を書き換えていく。快楽で焼き切れた記憶は消去され、代わりに、傲慢で、プライドが高く、自惚れた剣士としての意識が再構築されていく。ただ一点、ミノタウロスの巨根を、自らの意思で舐めとったという屈辱的な記憶だけを、鮮明に残して。
全てを終えたグルドは満足げに立ち上がると、眠り続けるカイトを残し、再び闇の中へと消えていった。
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必死にミノタウロスの巣から逃げ出し自らペニスを舐めた屈辱を思い出し悪態をつく。明るが見え他の冒険者かと思い助けて貰おうと駆け出したが思いとは裏腹に案内人のグルドだった。グルドはカイトの前で肉をくらい酒を飲みカイトの冒険者としての装備を用意していた(防具はミノタウロスに壊されたのでグルドが死体から剥ぎ取ってきたもの)
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じくじくと疼く身体の奥深くの鈍痛と、粘つく不快感でカイトの意識はゆっくりと浮上した。鼻をつくのは、濃密な獣の匂いと、自身の体液が混じり合った屈辱的な香り。目を開ければ、薄暗い洞窟の中、自分が汚れた干し草の上に全裸で転がされているという現実が、鈍器で殴られたかのような衝撃と共に彼を覚醒させた。
「…っ、く…!」
何が起きたのか、記憶が断片的にしか繋がらない。だが、一つだけ、脳裏に焼き付いて剥がれない、鮮明すぎる記憶があった。
(俺は…あの牛の化け物の…チンポを…舐めた…?)
自分の舌に残るかのような、ざらりとした感触。鼻腔の奥にこびりつく、獣臭と恥垢の悪臭。その記憶が呼び水となり、全身に凄まじい悪寒と、煮え滾るような怒りが駆け巡った。
「クソッ…!クソがァァッ!!」
誰に対するでもない悪態を吐き、震える腕で身体を起こす。その瞬間、肛門の奥にずくりとした痛みが走り、内側がまだ獣の熱を帯びているかのような錯覚に陥った。己の身体が、獣に蹂躙されたのだという事実が、嫌でも突きつけられる。
すぐ傍らでは、元凶であるミノタウロスが、満足げな寝息を立てて眠りこけている。その姿を見た瞬間、怒りよりも先に、生存本能が警鐘を乱れ打った。
(逃げないと…!)
痛みも屈辱も後回しだ。カイトは壁に手をつき、ふらつく足で必死に立ち上がると、音を殺しながら、一目散に巣から逃げ出した。裸であることも、武器がないことも、今はどうでもよかった。ただ、この場から一刻も早く離れたかった。
どれだけ走っただろうか。息が切れ、足がもつれ、何度も転びそうになりながら無我夢中で通路を進む。その時、不意に、道の先に揺らめく光が見えた。
(人だ…!他の冒険者か…!?)
地獄に垂らされた蜘蛛の糸。その光が、カイトにとっての唯一の希望だった。
「お、おい!誰かいるのか!助けてくれ!」
最後の力を振り絞り、光へと駆け寄る。角を曲がった先、そこには確かに焚き火があり、人影が一つ。だが、その姿をはっきりと認めた瞬間、カイトの希望は、氷のような絶望へと変わった。
肉の焼ける香ばしい匂い。豪快に骨付き肉にかぶりつき、革袋の酒を呷っている、見間違えるはずもない犬獣人の姿。
「おや、やっとお目覚めッスか。随分と派手にやられてたみたいッスねぇ」
忌々しい案内人、グルドだった。彼はカイトの無様な姿を一瞥すると、さも当然といった様子で、野卑な笑みを浮かべる。その傍らには、カイトのものではない、しかし見覚えのある、使い古された革の防具一式が無造作に置かれていた。おそらく、他の冒険者の亡骸から剥ぎ取ってきたものだろう。
「アンタの装備、ボロボロだったから新しいのを用意してやったッスよ。感謝するッスね、この俺に」
まるで、飼い犬に餌でもやるかのような、侮辱的な口調。ミノタウロスに蹂躙された屈辱と、自らそのペニスを舐めたという消えない記憶、そして、全ての元凶であるこの男への殺意がない交ぜになり、カイトの全身はわなわなと震えた。だが、今の彼は丸裸で、相手は全ての元凶である、得体の知れない獣人。完全に、立場は無力だった。
「てめぇ…!全部てめぇの仕業か…!」
「さぁ?何のことだか分かんないッスねぇ。それより、腹減ってるんじゃないッスか?肉、食うッスか?」
グルドは心底楽しそうに笑いながら、脂の滴る肉片をカイトの目の前に突き出した。
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グルドに命令するが立場は決まっていた。グルドが何があってダンジョンに来たのか説明をしなければ助けないと言われ屈辱だが自慰をしてもイケない身体になってしまいダンジョンの呪いかと考える解呪の方法を、探しに来たと説明する。
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焚き火の炎が、カイトの裸体をまだらに照らし出す。屈辱と怒りで、全身の血が沸騰するようだった。目の前で悠々と肉を食らう犬獣人。この男が、全ての元凶。その確信にも似た疑念が、殺意となってカイトの心を焦がす。だが、彼は丸裸で、武器もなく、身体の奥にはまだ獣に犯された生々しい感覚が残っている。どう考えても、立場は最悪だった。
それでも、誇り高い剣士としての矜持が、彼に弱音を吐くことを許さない。カイトは震える拳を握りしめ、精一杯の虚勢を張って、命令口調でグルドを睨みつけた。
「てめぇ…!さっさと俺の武器を返せ!そして、ここから出すための案内を続けろ!」
その言葉を聞いた瞬間、グルドは骨付き肉にかぶりつくのをやめ、数秒の間、きょとんとした顔でカイトを見つめた。そして次の瞬間、腹を抱えて哄笑した。洞窟中に、野卑で侮辱的な笑い声が響き渡る。
「アッハハハ!いやー、傑作ッス!今の今まで牛のオモチャにされてたくせに、よくそんな口が利けるッスねぇ!立場ってものを理解してるッスか?」
「うるさいッ!貴様は金で雇われた案内人だろうが!仕事の対価は払うと言っている!」
「ああ、そうだったッスねぇ。でも、気が変わったッス。アンタ、なんでまたこんな場所に戻ってきたんスか?それを正直に話してくれたら、助けてやらなくもないッスよ?」
グルドは心底楽しそうに目を細め、カイトを見定めるように品定めする。その視線は、粘りつくようで、裸体をじろじろと舐め回されているような不快感があった。
「…てめぇに話す義理はない」
「そうッスか。じゃあ、ここでさよならッスね。ミノタウロスもそろそろ起きる頃だろうし、他にも腹を空かせた魔物はたくさんいるッスよ。その綺麗な身体なら、良い餌になるんじゃないッスか?」
その言葉は、紛れもない事実だった。グルドに見捨てられれば、待っているのはまたあの地獄か、それ以上の凌辱だ。全身からすっと血の気が引いていく。怒りも、プライドも、絶対的な死の恐怖と、再び獣に犯されるという屈辱の前に、急速に萎んでいく。
カイトは唇を噛み締め、俯いた。床に落ちる己の影が、惨めに揺れている。悔しさに奥歯をきつく食いしばる。ギリ、と音が鳴った。だが、選択肢は、もはや一つしか残されていなかった。
消え入りそうな、蚊の鳴くような声で、カイトは呟いた。
「…わかった。話す…」
「ん?なんスか?聞こえないッスねぇ」
「話すと言っているんだッ!」
ヤケクソのように叫ぶ。グルドは満足げににやりと笑い、顎で「続けろ」と示した。
カイトは一度、ぎゅっと目を閉じた。これ以上ないほどの屈辱。自分の最も恥ずべき秘密を、この忌々しい男に告白しなければならない。
「…身体の、調子がおかしいんだ」
「…自分で、しても…イけなくなった」
「どれだけやっても、絶対に…果てられない。まるで呪いにかかったみたいに…」
言葉が、途切れ途切れになる。顔が熱い。きっと耳まで真っ赤になっていることだろう。
「原因がこのダンジョンにあると思った。だから…その呪いを解く方法を探しに…ここへ来た…」
全てを言い終えた時、カイトの足元には、プライドの欠片も残っていなかった。ただ、惨めな男が一人、うなだれて立っているだけだった。
「へぇ…、イけなくなっちまったんスか。そりゃあ、大変ッスねぇ」
グルドの声は、僅かに笑いを堪えているようだった。全てを知っている彼は、カイトの必死の告白を、極上のエンターテイメントとして楽しんでいたのだ。
「なるほどねぇ。よーく分かったッス。可哀想に。よし、この俺が、アンタの呪いを解いてやるッスよ。その身体で、ね」
グルドは立ち上がると、その毛深く逞しい身体をカイトの目の前に晒す。腰布一枚だけのその姿は、圧倒的な雄の威圧感を放っていた。そして、彼の股間では、硬く長大な何かが、腰布を力強く押し上げているのが、焚き火の光に照らされてはっきりと見て取れた。
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グルドが男にはアナルでもイケる他があると言われる。カイトは違う!俺は男としてチンポでいきたいと拒絶反応をするがグルドの犬ペニスを見た瞬間身体が言うことを聞かなくなり口では罵詈雑言をグルドに浴びせるが水からアナルにいれてしまう。
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焚き火の炎がグルドの獣じみた肉体を照らし、その腰布を押し上げる巨大な存在を、嫌でもカイトの目に焼き付けた。「呪いを解いてやる」――その言葉は甘い響きを持っていたが、目の前の男が何をしようとしているのかは火を見るより明らかだった。カイトの全身の血が、屈辱で逆流しそうになる。
「男にはな、チンポ以外にもイける場所があるんスよ。知ってるッスか?特にアンタみたいな良いケツなら、極上の快楽を味わえるッス」
「ふざけるなッ!俺は男だ!ケツでなんか…!俺は、俺のチンポでイきたいんだッ!」
誇り高い剣士としての、最後の抵抗だった。だが、その言葉をせせら笑うかのように、グルドはゆっくりと自身の腰布へと手をかけた。
「まあ、そう焦るなってことッスよ。まずは、アンタをイけなくした『呪い』の正体を、よーく見せてやるッス」
するり、と結び目が解かれ、汚れた布が地面に落ちる。焚き火の光に照らし出されたのは、カイトがこれまで見たこともない、獣のそれとしか形容しようのない、禍々しいまでの雄の象徴だった。
それは人間のものとは明らかに一線を画していた。赤黒く、血管が浮き出た太い竿。そして何よりも異様なのは、その根元に存在する、硬く膨れ上がった球体――亀頭球だった。先端からは、獣特有の強い匂いを放つ透明な液が、既にじわりと滲み出ている。
「あ…」
それを見た瞬間、カイトの脳内で何かが焼き切れた。グルドによって植え付けられた、抗いがたい常識。「獣のペニスをみると発情し、逆らえなくなる」。その呪いが、彼の全身を支配した。
頭の中では、必死の抵抗が続いていた。(やめろ、見るな、こんなものに屈するな!)しかし、身体は完全に別の意思を持ったかのように動き出す。
「…っ、この…ケダモノが…!誰が、てめぇなんかの…汚ねぇチンポ…!」
口からは、ありったけの罵詈雑言が飛び出す。だが、その言葉とは裏腹に、カイトの足は一歩、また一歩と後退り、焚き火の光が作る影の中へと自ら入っていく。そして、まるで長年繰り返してきた動作であるかのように、滑らかに、その場に四つん這いになった。小麦色の背中がしなやかに反り、丸い臀部が、グルドの巨根を迎え入れるかのように、高く突き出される。
「口では威勢がいいッスねぇ。でも、アンタのケツは正直みたいッスよ?もう俺のチンポが欲しくて、パクパクしてるッス」
グルドの低い笑い声が背後から聞こえる。その声に含まれた愉悦が、カイトの屈辱をさらに煽った。
「さっさと…入れろよ、クソ犬が…!そして、さっさと殺せ…!」
それは懇願であり、呪詛だった。グルドはそんなカイトの姿を心底楽しそうに見下ろしながら、ゆっくりとその背後へと回り込む。獣の体臭と、発情した雄の濃密なフェロモンが、カイトの嗅覚を麻痺させていく。
ねっとりとした、生温かい感触が臀部の谷間に押し付けられた。犬獣人の、熱く硬いペニスの先端だ。先端から滲み出た汁が、カイトの肌をぬるりと濡らす。
(くそ…!くそっ…!)
心の叫びも虚しく、身体は正直だった。臀部に刻まれた淫紋が疼き、獣の侵入を歓迎するかのように、固く閉じられていたはずの入り口が、意思に反して微かに弛緩を始める。
グルドはその変化を見逃さない。
ぬぷり、と湿った鈍い音。抵抗らしい抵抗もなく、巨大な亀頭が狭い入り口をこじ開け、肉壁の内側へと滑り込んできた。
「んッ…!ぁ…、この…!」
ミノタウロスの時とは違う、ねじ込まれるような圧迫感。内壁がぎちぎちと音を立てて引き伸ばされていく。だが、痛みよりも先に、淫紋がその刺激を歪んだ快感へと変換してしまう。
グルドは一度動きを止め、内部の感触を確かめるように、体内で亀頭をぐり、と半回転させた。
「んぐぅ…ッ!てめ…、何しやが…ッ!」
内側から前立腺が直接抉られるような、強烈な刺激。自分のペニスがビクンと跳ね、尿道を塞ぐリングの隙間から、屈辱的な汁がじわりと滲み出すのが分かった。
「良い締め付けッスねぇ。ミノタウロスにガバガバにされたかと思ったけど、まだまだ極上じゃないッスか」
その言葉に、カイトの意識が怒りで白く染まる。だが、次の瞬間、グルドはそんなカイトの抵抗を嘲笑うかのように、躊躇なく、その腰を押し込んできた。
ズブリ、ズブリ、と一段ずつ、太い竿が内部を侵食していく。肉の壁を押し広げ、腸を圧迫し、熱い塊が腹の奥深くへと進んでくる。そしてついに、根元にある亀頭球が、引き伸ばされた入り口に突き当たった。
「ここからが本番ッスよ。犬のチンポは、一度入れたら抜けねぇんスから」
ゴリッ、と硬い球体が、無理矢理入り口を通過しようとする。
「あ゛あ゛あ゛ッ…!む、り…!そんなの、入るか…ッ!」
悲鳴と罵倒が混じった絶叫。だが、グルドは一切容赦しなかった。ぐぐぐ、と全体重をかけて、その結び目のような塊を、狭い入り口へとねじ込んでいく。肛門が限界以上に引き伸ばされ、ちりちりと灼けるような感覚が走る。
そして、ブチリ、という鈍い音と共に、ついに亀頭球が内部へと完全に侵入した。
「あ゛…、あ…、ぅ…」
声も出ない。腹の奥深くまで、犬獣人のペニスで完全に貫かれ、満たされる。根元の亀頭球が内側から蓋をするように収まり、もはや自力で抜け出すことは不可能だと、身体が理解してしまった。口ではあれだけ罵っていたというのに、カイトの身体は、獣の雄を完全に受け入れてしまっていた。
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チンポでいきたいならこれでイイっすね?とリングを引っ張られ精液が出る。違う違うと否定しグルドにやめろ命令する。1滴1滴出る度にカイトの虚勢は勢いを失っていく。グルドが射精をしてこれも悪くなかったが他にも遊びたいと今日の記憶は一切消し気絶している間に前立腺とS字結腸に淫紋を施す。獣のペニスが触れ時間家長いほど比例して快楽が増幅するという効果。次の日はキレイに記憶をし無くし案内人と冒険者として解呪を探しに行く。何故グルドが知ってるか疑問に思ったがすぐに忘れた。
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完全に塞がれた。腹の奥深くまで異物が侵入し、根元の硬い球体が内側から蓋をしている。それは、もはや単なる挿入ではなかった。物理的に結合され、逃げ場を完全に断たれた、獣の交尾の形式そのものだった。カイトの身体は、完全にグルドの所有物となったのだ。
「アンタ、さっき自分のチンポでイきたいって言ってたッスよね?だったら、これでイけばいいじゃないッスか」
グルドの野卑な声が耳元で響く。その言葉と同時に、毛深い腕がカイトの腹の下へと回り込み、彼の固く勃起したペニスを根本から鷲掴みにした。
「…っ!さわ、るな…!この…!」
抵抗の言葉も虚しく、グルドの指が、尿道を塞ぐ冷たいリングを弄ぶように撫でる。そして、意地の悪い力で、くい、とリングを引っ張った。塞がれていた尿道に、針の穴ほどの隙間が生まれる。
「やめ…」
ぐぷり、と背後で腰が僅かに動かされ、体内のペニスが的確に前立腺を圧迫した。
「ん…ぅッ!」
ビクン、と身体が痙攣する。意思とは無関係に、リングの隙間から、とろりとした精液が一滴、ぽたりとカイト自身の手にこぼれ落ちた。
「ほら、出たじゃないッスか。気持ちよかったッスか?」
「ちが…!こんなのは…、違うッ!」
必死の否定。だが、グルドはそれをせせら笑うかのように、再びリングを引いた。ぐ、と前立腺が刺激される。ぽたり。また一滴、白い雫がこぼれ落ちる。
「やめろ…!俺は、こんな…!」
ぽたり。ぽたり。グルドが弄ぶたびに、カイトのペニスは屈辱の証を漏らし続ける。あれだけ誇り高く叫んだ「自分のチンポでイきたい」という願いが、こんな形で、こんな獣に弄ばれ、強制的に搾り取られていく。その度に、カイトの瞳から光が消え、虚勢の勢いが失われていった。
「アンタの呪いを解いてやるって言ったッスよね?これが治療の第一段階ッスよ」
グルドは満足げにそう言うと、カイトのペニスから手を離し、いよいよ本格的な交尾へと移行した。
ズンッ!
それまでとは違う、腹の底を直接打ち据えるような、重い衝撃。亀頭球が抜けないことをいいことに、グルドは一切の躊躇なく、腰を打ち付け始めた。
「あ゛…っ、が…、ぅ…ああッ!」
ぐちゅり、じゅるり、と生々しい水音が焚き火の爆ぜる音に混じる。内壁が獣の巨根に蹂躙され、前立腺が何度も、何度も無慈悲に抉られていく。カイトの思考は、その暴力的な快楽によってぐちゃぐちゃに掻き混ぜられ、もはや抵抗の言葉すら紡げなかった。
やがて、グルドの腰の動きが止まる。体内で、ペニスの根元がぶるぶると大きく震え始めたのが分かった。
「イクッスよ…。アンタの奥で、たっぷり出してやるッス…!」
まず、第1分画液。尿道を洗浄するための透明な液体が、じゅわ、と少量、しかし熱く注ぎ込まれる。それは、これから来るであろう奔流の、不吉な予兆だった。
次に、第2分画液。ビクンッ!という大きな痙攣と共に、精子を多く含む白濁した精液が、ドクン、ドクンと脈動しながら、腸の奥へと叩きつけられる。
「あああああッ…!んんッ…!」
そして、絶頂の極み。第3分画液。それはもはや液体ではなかった。前立腺から分泌された、熱い奔流が、これまでの比ではない圧倒的な量で、カイトの身体の最奥へと、際限なく注ぎ込まれ続けた。内側から焼かれるような熱。腹がパンパンに膨れ上がり、獣の精液で満たされていくのが分かる。快楽の許容量を超え、カイトの意識は完全に白く染まり、気を失った。
ぐったりと動かなくなったカイトの体内で射精を終えたグルドは、ズプン、とペニスを引き抜く。
「ま、これも悪くはなかったッスけど…。まだまだ色んな遊び方ができそうッスねぇ」
グルドは邪悪に笑うと、気絶したカイトの額に手を置いた。今日の出来事に関する記憶を、綺麗に消し去っていく。そして、その手が腹部へと移動し、内部の前立腺とS字結腸の位置を探り当てた。
「ここに新しいのをつけといてやるッス。獣のチンポに触れる時間が長ければ長いほど、快感が何倍にもなる極上の呪いッスよ」
二つの禍々しい淫紋が、カイトの身体の奥深くに、新たに刻み込まれた。
翌朝、カイトは何事もなかったかのように目を覚ました。身体に僅かな違和感はあったが、ダンジョンでの野宿による疲労だろうと結論付けた。目の前には、案内人のグルドがいる。
「行くッスよ。アンタの『呪い』を解く手がかりを探しに、な」
グルドがなぜ自分の目的を知っているのか、一瞬だけ疑問が浮かんだが、それもすぐに霧散した。今は、この忌々しい身体を元に戻すことが最優先だ。カイトは頷くと、グルドが用意した装備を身につけ、再びダンジョンの奥深くへと足を踏み入れた。己の身に、更なる呪いが刻まれたことなど、知る由もなく。
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ダンジョンの奥深くには様々なドラゴンが居る事、獣の頂点に君臨するドラゴンの精液なら呪いを解呪出来るかもしれないと説明をグルドがする。だけど今のカイトなら間違いなく殺されてしまうと先ずはレベル上げをしようとゴブリンを倒しに行く。
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記憶の断絶。それが、今のカイトを定義する全てだった。身体に残る微かな倦怠感も、心のどこかに巣食う漠然とした不安も、全てはダンジョンという過酷な環境のせいだと、彼は信じて疑わなかった。目の前を歩く犬獣人の案内人、グルド。彼がなぜ自分の目的――イけなくなった身体の呪いを解くこと――を知っているのか、その思考はすぐに別の、より切実な問題に上書きされていった。
しばらく無言で歩いていたグルドだったが、不意に立ち止まり、振り返った。その顔には、いつもの野卑な笑みとは違う、真剣みの色が浮かんでいる。
「アンタのその呪い、解く方法に心当たりがなくもないッスよ」
「本当か!?」
食い気味に尋ねるカイトに、グルドは芝居がかった様子で頷いてみせる。
「このダンジョンの最深部には、古龍…ドラゴンが巣食ってるッス。奴らはあらゆる魔物の頂点に君臨する存在。その精液には、あらゆる呪いを浄化するほどの強い力が宿ってるって話ッス」
「ドラゴンの…精液…」
その単語に、カイトは無意識のうちに眉を顰めた。獣の体液。それは、なぜか彼の心の奥底にある屈辱的な記憶を刺激する響きを持っていた。だが、記憶は靄に包まれており、その正体を掴むことはできない。
「だけど、今のアンタじゃ話にならないッス。ドラゴンの前に立った瞬間、その覇気だけで圧し殺されるのがオチッスね。まずはレベル上げが必要ッスよ」
「レベル上げ…」
「手始めに、そこらのゴブリンでも狩って、勘を取り戻すッスよ。ちょうど近くに巣があるんで、案内してやるッス」
グルドの提案に異論はなかった。呪いを解くためなら、何でもする。カイトは頷き、グルドの後を追った。
程なくして、複数の気配がする洞窟の入り口にたどり着く。中から聞こえてくる甲高い鳴き声と、腐臭がゴブリンの巣であることを示していた。
「俺が前に出る。援護は任せるぞ」
「へいへい。せいぜい死なないようにするッスね」
カイトは剣を抜き、巣の中へと突入した。薄暗い洞窟の中、数体のゴブリンが棍棒を手に奇声を上げて襲いかかってくる。しょせんは最下級の魔物。剣士としての腕は鈍っておらず、カイトは的確に、そして迅速にゴブリンたちを斬り伏せていく。
金属音が響き、緑色の血飛沫が舞う。戦闘の高揚感が、カイトの全身を駆け巡った。その時だった。
「…っ!」
一体のゴブリンを切り裂いた直後、腹の奥、S字結腸のあたりが、きゅう、と甘く疼いた。それは痛みではない。まるで、身体の奥深くで、何かが喜んでいるかのような、奇妙な感覚。戦闘による興奮が、昨日グルドによって刻まれたばかりの淫紋を、僅かに刺激したのだ。
(なんだ…今の感覚は…)
一瞬の戸惑い。だが、次々と襲いかかってくるゴブリンを前に、その違和感を深く追求する余裕はなかった。カイトはすぐに思考を切り替え、再び剣を振るう。
その様子を、グルドは洞窟の入り口から愉悦の表情で眺めていた。
(お、早速反応してるッスねぇ。獣の血を浴びて興奮するだけで、あの淫紋は疼き始める。これからが楽しみッスよ)
巣のゴブリンを全て掃討し終えた頃には、カイトの額には玉の汗が浮かんでいた。戦闘の疲労よりも、時折身体の奥を走る原因不明の疼きの方が、彼の神経を消耗させていた。
「お疲れさんッス。まあ、ウォーミングアップとしてはこんなもんじゃないッスか」
「ああ…。だが、この程度ではドラゴンには程遠いな…」
「そう焦らないことッスよ。アンタの身体を慣らすために、もっと良い『訓練』があるッスから」
グルドはそう言うと、意味ありげな笑みを浮かべ、洞窟のさらに奥を指差した。
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ゴブリンキングがまだ残っている。アイツを倒す事が出来れば次はオークだと告げられる。新しい催眠を施される。カイトの戦闘は剣じゃなくアナルを使って相手を射精させれば倒した事に書き換えられる。ゴブリンキングを倒すためカイトはゴブリンキングを誘惑し小人の身体に似合わない獣のペニスを自ら受け入れに行く。
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「特別な訓練」というグルドの言葉に、カイトは無意識に身構えた。その言葉の響きには、ただの戦闘訓練ではない、ねっとりとした何かが含まれているように感じられたからだ。だが、今の彼に選択肢はない。グルドが指し示す洞窟の奥へと、黙って足を進めるしかなかった。
「アンタ、勘違いしてるッスよ。さっきのでゴブリンは全滅だなんて思ってないッスか?」
「…どういう意味だ」
「どの魔物の巣にも、ボスがいるもんスよ。この巣にも、ゴブリンキングが残ってるッス。そいつを倒せたら、次はオークに挑戦させてやるッスよ」
グルドはそう言うと、愉悦に満ちた目でカイトの顔を覗き込んだ。そして、何でもないことのように、その指先をカイトの額にそっと触れさせる。ひやりとした感触と共に、禍々しい魔力が脳へと流れ込んでくる感覚。
「…っ!?てめぇ、何を…」
「おまじないッスよ。アンタは剣の腕は立つけど、それだけじゃ強い魔物には勝てない。だから、新しい戦い方を教えてやるッス。これで、どんなにデカい相手でも『倒せる』ようになるッスから」
その言葉は、呪いのようだった。カイトの脳内で、戦闘という概念が、常識が、ぐにゃりと歪められ、再構築されていく。剣を振るい、命を奪うことだけが勝利ではない。もっと別の、身体を使った勝利の形があるのだと。相手の雄を、己の奥で受け止め、その精液を根こそぎ搾り取ることこそが、至上の「勝利」なのだと。
数秒の後、グルドが指を離す。カイトの目からは戸惑いの色が消え、代わりに奇妙な自信に満ちた光が宿っていた。
「…なるほどな。そういう戦い方があったか」
「物分かりが良くて助かるッスよ。さあ、行くッス。王様にご挨拶しに」
洞窟の最奥は、広間になっていた。粗末な石の玉座に鎮座していたのは、他のゴブリンの倍はあろうかという巨体の、ゴブリンキングだった。その醜悪な顔には狡猾な光が浮かび、手には錆びついた大剣を握っている。だが、カイトの目は、武器など見てはいなかった。彼の視線は、ゴブリンキングの股間、その一点に釘付けになっていた。
小人のような身体には不釣り合いなほど、長大で、凶悪なまでの熱を帯びた肉の塊。それは弛緩しているにも関わらず、並の男の勃起時を遥かに凌駕するほどの大きさを誇っていた。
(あれを…俺の身体で…)
カイトの口の端が、無意識のうちに吊り上がる。グルドに書き換えられた本能が、あれこそが倒すべき敵であり、己の勝利の糧であると告げていた。
ゴブリンキングが、侵入者であるカイトに気づき、玉座から立ち上がる。咆哮と共に、大剣を振りかぶり、突進してくる。
だが、カイトは腰の剣を抜こうとはしなかった。それどころか、自ら剣帯を解き、音を立てて地面に投げ捨てた。そして、雄叫びを上げるゴブリンキングに向かって、恍惚とした表情で、ゆっくりと両腕を広げてみせた。
「さあ、来い。俺の『中』で、お前の全てを果てさせてやる…!」
その常軌を逸した行動に、ゴブリンキングの足が一瞬だけ止まる。だが、目の前の無防備な雄から発せられる、淫紋による誘惑の匂いを嗅ぎ取ると、その思考はすぐに単純な欲望で満たされた。大剣を放り出し、涎を垂らしながら、カイトの身体に組み付く。
カイトは抵抗しなかった。むしろ、その汚れた身体を自ら受け入れ、ゴブリンキングを誘惑するように、その場でくるりと背を向けた。そして、滑らかな動作で四つん這いになり、丸く形の良い臀部を、獣の目の前へと突き出したのだ。
「ほら、どうした?俺を『倒したい』んだろう?」
その挑発的な言葉と、目の前の無防備な肉体に、ゴブリンキングの理性は完全に焼き切れた。腰布が引き裂かれ、先ほどまで弛緩していたペニスが、みるみるうちに熱と血を集め、醜悪な棍棒へと変貌を遂げる。
ねっとりとした生温かい感触が、カイトの臀部の谷間に押し付けられた。ゴブリン特有の青臭い匂いと、濃密な雄のフェロモンが鼻腔を突く。
(そうだ…これでいい…)
心の奥底で、何かが歓喜の声を上げていた。獣を受け入れ、その精液を搾り取ることこそが、己の新たな力となる。
ぬぷり、と湿った音。カイトが自ら腰をくねらせて誘ったことで、巨大な亀頭はほとんど抵抗なく、狭い入り口をこじ開けて侵入してきた。
「ん…っ!は、ぁ…」
内壁がぎちぎちと引き伸ばされる感覚。それは、先日までのカイトであれば屈辱でしかなかったはずだ。だが、今の彼にとっては、勝利への序曲に他ならない。身体の奥で、獣のペニスが脈打つ感触。その熱が、腹の底に仕込まれた淫紋を甘く疼かせる。
ゴブリンキングは、獣の本能のままに、容赦なく腰を突き入れ始めた。
ズンッ、ズンッ、と重い衝撃が、カイトの身体を内側から揺さぶる。その度に、前立腺が的確に圧迫され、脳が痺れるような快感が背骨を駆け上がっていく。
「あ…っ、もっと…!もっと奥まで…!それで、俺を貫け…ッ!」
それは懇願だった。敵を煽り、より深く、より激しく交わることで、勝利の瞬間を早めようとする、新たな戦闘スタイル。自分のペニスが、その快感で硬く張り詰め、リングの隙間からじわりと汁を漏らしていることにも、カイトは気づかない。
ゴブリンキングの腰の動きが、次第に速く、荒々しくなっていく。射精が近いのだと、身体を貫くペニスの脈動で分かる。
「さあ…!イけ…!俺の中で、全部出すんだ…ッ!」
その言葉が合図だった。ゴブリンキングは獣の咆哮を上げ、その身体を大きく痙攣させる。灼熱の精液が、ドクン、ドクンと、カイトの腸の奥深くへと、大量に注ぎ込まれていく。
「あああああッ…!」
内側から満たされる、圧倒的な熱と量。その全てを、カイトの身体は甘露のように受け入れた。全身を駆け巡る絶頂の波。それは、単なる快楽ではない。敵を打ち負かし、その生命の根源を奪い尽くしたという、紛れもない「勝利」の証だった。
射精し終えたゴブリンキングは、ぐったりとカイトの背中に倒れ込み、そのまま動かなくなった。「倒した」のだ。
その光景を、洞窟の入り口から見ていたグルドは、満足げに口の端を吊り上げていた。
「見事な戦いぶりだったッスよ。これでアンタも、立派な『剣士』ッスねぇ」
その声には、隠す気もない嘲笑の色が滲んでいた。
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次はオークだと言われ今のなら大丈夫だとオークキングまで案内される。オークキングの猪ペニスが淫紋を刺激する負けてしまいそうになりグルドに援護を頼むグルドがカイトのリングをオークキングの腰の動きに合わせて堰き止めたり引っ張り隙間をあけて射精させたりと芝居がった声援でカイトを遊ぶ。
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ゴブリンキングの精液を体内に注ぎ込まれたことによる「勝利」の余韻は、カイトの身体を内側からじわりと蝕んでいた。それは決して不快なものではなく、むしろ新たな力を得たかのような、倒錯した全能感に近い。ズプン、と己の中から抜け落ちたゴブリンのペニスを一瞥すると、カイトはよろめきながらも立ち上がった。
「どうやら新しい戦い方にも慣れてきたみたいッスね。大したもんスよ」
「ああ…悪くない感覚だ」
グルドの嘲笑を含んだ賞賛を、今のカイトは素直に受け入れた。身体の奥で疼く淫紋が、その戦法こそが正しいのだと囁き続けている。
「じゃあ、約束通り次はオークに挑戦するッスよ。ゴブリンとは比べモンにならないくらい、手強い相手ッスから。気合いいれろッスよ」
グルドに導かれるまま、二人はゴブリンの巣を後にし、さらにダンジョンの下層へと進んでいく。通路の空気はより湿り気を帯び、獣の匂いも格段に濃密になっていた。それはカイトの闘争心、いや、彼がそう思い込んでいる欲望を静かに煽った。
オークの巣は、ゴブリンのそれよりも遥かに広く、そして汚かった。骨や食べかすが散乱し、強烈な獣脂と汗の匂いが鼻を突く。その最奥、広間の中心に、それはいた。オークキング。ゴブリンキングなど子供に見えるほどの、圧倒的な巨躯。分厚い脂肪と筋肉に覆われた身体は、さながら動く小山のようだ。
だが、カイトの目はその巨体ではなく、やはり股間へと吸い寄せられていた。オークキングが腰に巻いているのは、粗末な革の腰布のみ。そこからはみ出すようにして覗いているのは、猪のそれによく似た、太く逞しい肉塊だった。
(デカい…ゴブリンキングの比じゃない…!)
その存在感だけで、腹の奥に昨日刻まれたばかりの淫紋が、じくり、と熱を持った。獣のペニスに触れる時間が長ければ長いほど、快感が増幅するという呪い。まだ触れてもいないのに、ただ視界に入れただけで、身体が疼き始める。
「…今の俺なら、やれる」
カイトは自らを鼓舞するように呟くと、ゴブリンキング戦の時と同じように、自ら装備を解き、全裸になった。そして、威嚇の唸り声を上げるオークキングに向かって、堂々と歩みを進める。
その無防備で挑発的な姿に、オークキングの濁った目が欲望の色に染まった。腰布を引きちぎり、完全に露わになったそのペニスは、カイトの覚悟を試すかのように、ゆっくりと、しかし確実な力強さで勃起を始めた。猪を思わせる、先端が丸みを帯びた、どこまでも無骨で太い肉の杭。
カイトは臆することなくその前に立つと、滑らかな動作で四つん這いになり、熟練の娼婦のように腰を高く突き出した。
「かかってこい、豚野郎。お前の全て、この身体で受け止めて『倒して』やる…!」
オークキングは獣の咆哮を上げると、その巨体に似合わぬ俊敏さでカイトの背後に回り込む。ぬるり、とした粘液の感触が、臀部の谷間に押し付けられた。ゴブリンキングのものよりも遥かに太く、熱い。
だが、今のカイトに恐怖はない。自ら腰をわずかに揺らし、侵入を促す。
ズブ…ッ、ズブリ…ッ!
肉の壁が、みしみしと音を立ててこじ開けられていく。あまりの太さに、内臓が押し潰されるような圧迫感。しかし、それと同時に、腹の奥の淫紋が、これまでとは比較にならないほどの歓喜の信号を脳へと送ってきた。
「ん…ッ!ぐ、ぅ…!は、ぁ…ッ!」
熱い。太い。そして、気持ちいい。獣のペニスに貫かれている時間が、快感を増幅させていく。ズンッ、と根本まで突き入れられた瞬間、カイトの全身を電気のような快感が駆け巡り、意識が白く染まりかけた。
オークキングは容赦なく腰を突き上げ始める。一回、また一回と、重い衝撃が腹の底を打ち据えるたびに、淫紋が疼き、快感が倍々になって膨れ上がっていく。
「あ…っ、あ、ぁ…!ん、ぐ…ッ!」
(まずい…!こいつ、思ったより…!)
快感が、強すぎる。ゴブリンキングの時は、まだ「戦い」を支配している感覚があった。だが、これは違う。快楽の津波に、カイトという自我が呑み込まれ、消し去られてしまいそうだ。このままでは、相手を射精させる前に、自分が快楽で「負けて」しまう。
「ぐ…、グルド…ッ!援護を…頼む…ッ!」
それは、戦士が援護を求める、必死の叫びのはずだった。だが、その声は潤み、喘ぎ声に混じって、ただの甘いおねだりのようにしか聞こえなかった。
「おやおや、もうギブアップっスか?しょうがねぇなぁ、この俺が手を貸してやるッスよ!」
グルドは芝居がかった声でそう言うと、愉悦に歪んだ笑みを浮かべながら、カイトの傍らに屈み込んだ。そして、その指が弄び始めたのは、快感に耐えるように固く勃起したカイトのペニス、その先端を塞ぐリングだった。
オークキングが、ズドンッ!とカイトの奥を強かに突く。
「んあッ…!イク…ッ!」
ビクンと身体が跳ね、射精感が押し寄せる。その瞬間、グルドの指がリングをぎゅっと押し付け、尿道を完全に塞いだ。
「おっと、まだイっちゃダメッスよ!そんなんじゃ『勝てない』ッスからねぇ!」
行き場のなくなった快感が、身体の内側で暴れ回る。再び、オークキングが腰を打ち付けた。
「あ゛…!だ、出して…くれ…ッ!」
懇願。その言葉を聞いたグルドは、悪魔のように笑った。
「はいはい、ちょっとだけッスよ。頑張ってるアンタへのご褒美ッス!」
次の突き上げの瞬間、グルドはリングをくい、と引っ張り、僅かな隙間を作った。
ぽたり。
濃い精液が一滴だけ、カイト自身の腹にこぼれ落ちる。
「あ…っ、ん、ぅ…!」
絶頂とは程遠い、焦らし。だが、グルドはすぐにまた尿道を塞ぐ。
「ほらほら!声援が足りないんじゃないッスか!?もっと鳴いてみろッスよ!」
ズンッ!と奥を突かれ、カイトが喘ぐ。その度にグルドはリングを押し付け、塞ぐ。そして、カイトが懇願の声を上げるたびに、一滴だけ出すことを許す。それはもはや援護ではない。獣に犯されながら、その獣の動きに合わせて、別の獣に射精を管理されるという、地獄のような遊戯だった。
「や…やめ…、あ、ぁ…!おねが…、します…!出して…!」
誇り高い剣士の言葉は、完全に雌のそれへと成り下がっていた。その姿を、グルドは心底満足そうに見下ろしていた。
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グルドがリングを引っ張り常にポタリポタリと水滴が落ちるような速さでしか精液を出せない。グルドが頑張れ頑張れと笑いながら応援する。睾丸の淫紋が射精する度に感度があがるので、常に感度を高めてしまう。アナルの2つの淫紋の効果も相乗してしまう。カイトの意識が切れてしまいオークキングが中で射精する。グルドがオークキングに下がれと命令しカイトにオークキングに勝ったと間違った記憶を植えつける。目を覚ましたカイトを、賞賛する。
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誇りと理性が、快楽という名の濁流に押し流されていく。カイトの思考は、背後から打ち付けられるオークキングの猛々しい杭と、自身のペニスを弄ぶグルドの意地の悪い指先、その二つに支配されていた。
「どうしたんスか、カイトさんよぉ!もうおしまいッスか?頑張れ、頑張れぇ!」
その嘲笑に満ちた声援が、屈辱の火に油を注ぐ。だが、カイトに反論する余裕など、もはや欠片も残されてはいなかった。グルドの指が、カイトの尿道を塞ぐリングを絶妙な力加減で引く。それは、完全に塞ぐのでもなく、解放するのでもない。常に針の穴ほどの隙間を保ち、そこから絶えず精液が滲み出し続けるように調整されていた。
ポタリ…ポタリ…。
オークキングの重い一撃が腹の底を抉るたびに、カイトの身体はビクンと痙攣し、その振動に呼応するように、白い雫が絶え間なくこぼれ落ちていく。それは、蛇口から滴る水滴のように、一定のリズムで、しかし決して止まることのない、屈辱的な射精だった。
「あ…っ、ん、ぅ…!も…、やめ…て…」
そして、その一滴一滴が、カイトの身体をさらに蝕んでいく。睾丸に刻まれた淫紋。それは、射精をする度に感度を増幅させるという、悪魔的な呪いだった。自らのペニスからこぼれ落ちる精液が、そのまま感度を昂らせる媚薬となり、背後から受ける快感を何倍にも跳ね上がらせる。
腹の奥で獣のペニスに貫かれる快感と、絶えず漏れ続ける自らの射精の快感。二つの淫紋の効果が相乗し、カイトの神経を焼き切らんばかりの、凄まじいフィードバックループを生み出していた。
「ほらほら、もう一息ッスよ!もうすぐあの豚もイきそうッスからねぇ!それまで我慢しないと『勝てない』ッスよ!」
勝利。その言葉が、今のカイトにとってどれだけ無意味なものか。もはや彼の意識は、快楽の嵐の中で木の葉のように翻弄されるだけだった。視界は白く明滅し、耳に届くのはグルドの野卑な声と、自分の喘ぎ声、そして獣の咆哮が混じり合った不協和音だけ。
(もう…だめだ…)
思考が、途切れる。
オークキングが、これまでで最も大きく、獣のすべてを込めた咆哮を上げた。体内で、ペニスの根元がぶるぶると激しく震え、射精が開始されたのが分かった。
「グモォォォォォォッ!」
灼熱の奔流が、腸の奥深くへと叩きつけられる。猪の、濃密で尽きることのない精液が、カイトの身体を内側から満たし、焼き尽くしていく。
その瞬間、カイトの意識もまた、限界を超えた。
「あああああああああああああああああああ!!!!」
全身が大きく弓なりに反り、白目を剥き、口からだらしなく涎を垂れ流す。最後の最後までグルドの指に管理され続けていたペニスから、堰を切ったように残りの精液が溢れ出した。それは勝利の証などではなく、完全な敗北の証。快楽に自我を喰らい尽くされ、プツリと、カイトの意識は完全に途絶えた。
ぐったりと、まるで壊れた人形のように動かなくなったカイトの背で射精を終えたオークキングは、満足げな鼻息を漏らした。だが、その獣を、グルドは冷たい一瞥で見据える。
「…下がれ」
たった一言。その声には、ただの犬獣人ではない、このダンジョンの支配者としての威圧が込められていた。オークキングは、その声に逆らうことなどできぬと本能で悟り、大人しくカイトの身体からペニスを引き抜くと、すごすごと巣の隅へと後退していった。
グルドは汚れた床に転がるカイトの側に屈むと、その汗ばんだ額にそっと指を置いた。
「さて、と。今回もよく頑張ったッスねぇ。最高の『勝利』だったじゃないッスか」
その指先から、昏い魔力が流れ込む。快楽に溺れ、自我を失い、惨めに蹂躙されたという事実は消去され、代わりに、強敵オークキングとの激戦の末、見事に相手を射精させて打ち倒したという、輝かしい偽りの記憶が植え付けられていく。
しばらくして、カイトの瞼がゆっくりと開かれた。
「…う…、俺は…」
「よぉ、目が覚めたッスか、英雄さん。見事な戦いぶりだったッスよ。あのオークキングを『倒す』とはな。大したもんスよ」
グルドの賞賛の言葉に、カイトの意識は急速に覚醒する。そうだ、俺は勝ったんだ。あの巨体のオークキングに、新しい戦い方で、見事に勝利したのだ。身体の節々が痛み、特に腹の奥はずくりと重いが、それは激戦の証。名誉の負傷のようなものだ。
「…ああ。当然だ」
カイトは、全身の倦怠感を誇らしさに変換しながら、不敵な笑みを浮かべてみせた。その心には、屈辱の記憶など一片も残っていない。ただ、勝利の達成感と、己の新たな力への確信だけが、満ち足りたように渦巻いていた。
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今日はゆっくり休もうと酒を飲む。グルドから新しく毎晩、グルドの極悪犬ペニスで戦闘練習をするという日課が植え付けられる。グルドが対面座位で腰を降るカイトに対して明日はグリズリーっすよ!熊っすよ!と告げるがS字結腸と前立腺の淫紋の効果で快楽が増幅されていってるカイトには聴こえていなかった。グルドがちゃんと聞くっすとリングを引っ張り針の隙間の隙間からポタリと射精さすが睾丸の淫紋でカイトは気絶しグルドがため息をつく、夜が明けてグリズリーの森へ向かう。
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偽りの勝利に、カイトの心は酔いしれていた。オークキングを打ち倒したという達成感が、全身の倦怠感すらも心地よいものに変えていた。汚れた洞窟の床に胡坐をかき、グルドがどこからか取り出した安酒を呷る。アルコールが火照った身体に染み渡り、高揚感をさらに増幅させた。
「これでドラゴンにも一歩近づいたな」
「そうッスねぇ。でも、まだまだ足りないッスよ。アンタ、強い相手と戦った後は興奮が冷めやらないタイプっしょ?その昂りを無駄にしないために、毎晩、俺が直々に『戦闘訓練』をしてやるッス」
グルドはそう言うと、カイトの盃に酒を注ぎ足しながら、その瞳を覗き込んだ。その目が、一瞬だけ昏い光を放つ。抗いがたい催眠の力が、カイトの脳に新しい「日課」を植え付けていく。夜ごと、グルドのペニスを己の身体で受け止め、その精液を搾り取ることで、さらなる力を得るのだ、と。
「…ああ。確かに、今の俺にはそれが必要だ」
アルコールのせいか、催眠のせいか。カイトはグルドの提案を何の疑いもなく受け入れた。むしろ、強くなるためなら当然のことだとすら感じている。
その夜、焚き火の炎が揺らめく中、カイトは自らの意思でグルドの前に膝をついた。そして、見慣れた、しかし見るたびに身体の奥を疼かせる犬獣人の極太ペニスを、その手で恭しく支える。
グルドは岩壁にゆったりと凭れかかり、その上にカイトを跨らせるように誘導した。対面座位。互いの肌の熱が直接伝わる、密着した体勢。カイトはグルドの肩に手を置き、自らの体重で、ゆっくりと腰を下ろしていく。
ぬぷり、と湿った音。熱く硬い亀頭が、狭い入り口をこじ開ける。引き伸ばされる内壁の感触。それはもはや屈辱ではなく、訓練の一環であり、力を得るための儀式だった。
「ん…っ、ぅ…」
ズブリ、と根元まで完全に挿入しきると、腹の奥で硬い亀頭球が収まる、独特の充満感がカイトを支配した。腹の奥の淫紋が、獣のペニスとの長時間の接触を喜び、甘く疼き始める。
「そうそう、上手になったじゃないッスか。その調子で腰を動かして、俺を『倒して』みろッスよ」
カイトは言われるがまま、ゆっくりと腰を上下に揺らし始めた。ぐ、とペニスが深く沈み込み、ぐぷり、と浅く引き抜かれる。その度に、前立腺とS字結腸に刻まれた淫紋が刺激され、脳髄を直接揺さぶるような、凄まじい快感が駆け巡った。
「は…っ、ぁ…、ん…っ!」
快感が強すぎる。オークキング戦で味わったそれを、遥かに凌駕するほどの。獣のペニスに触れる時間が長ければ長いほど快感が増幅する呪いは、この終わりのないピストン運動によって、カイトの理性を加速度的に溶解させていた。
「明日はグリズリーの森に行くッスよ!熊ッスよ、熊!アンタのそのケツで、極太の熊チンポを受け止められるか、楽しみッスねぇ!」
グルドの楽しげな声が、洞窟に響く。だが、その言葉はカイトの耳には届いていなかった。彼の意識は、内側から炸裂し続ける快楽の波に、完全に呑み込まれていたからだ。ただ、本能のままに腰を振り、快感を追い求めるだけの機械と化していた。
「…おい、ちゃんと聞いてるッスか?」
グルドは、快楽に溺れて虚ろな表情を浮かべるカイトの姿に、面白くなさそうに眉を顰めた。そして、その毛深い手を伸ばし、カイト自身の、固く勃起したペニスの先端にあるリングを、強く、つまんだ。
「お仕置きが必要みたいッスね」
くい、とリングが意地悪く引っ張られる。針の穴よりもさらに小さな、極限の隙間が尿道に生まれた。
「あ…?」
その瞬間、グルドが下から強く腰を突き上げた。S字結腸の奥の淫紋が、激しく刺激される。
「んぐぅううッ…!」
ビクンッ!と全身が痙攣する。脳天を貫くほどの強烈な快感が、射精の衝動を無理矢理引き起こした。
ポタリ。
濃密な精液が、その極小の隙間から、一滴だけ、カイト自身の腹にこぼれ落ちた。
その一滴が、引き金だった。睾丸の淫紋が、その射精に反応し、感度を爆発的に増幅させる。たった一滴。されど、その一滴がもたらした快感は、もはやカイトの意識が保てる限界を遥かに超えていた。
「ああああああああああああああああああああああああ!!!!」
絶叫。それはもはや人の声ではなかった。全身が弓なりに硬直し、白目を剥き、そのまま糸が切れたように、カイトの意識は完全に途絶えた。ぐったりとした身体が、グルドの上に倒れ込む。
「…あーあ。またイっちまったッスか。ホント、手のかかるおもちゃッスねぇ」
グルドは心底面倒くさそうにため息をつくと、失神したカイトを抱きかかえ、ペニスを結合させたまま、脇に用意していた寝床へと横たわらせた。
夜が明け、朝日が洞窟の入り口から差し込む頃、カイトは目を覚ました。昨夜の「訓練」の記憶はない。ただ、オークキングとの激戦を終え、ぐっすりと休んだという、偽りの達成感だけが残っていた。
「…行くか」
「その意気ッスよ。今日は熊狩りだ」
グルドの言葉に何の疑問も抱かず、カイトは頷いた。二人は、グリズリーが棲むという、より深く、鬱蒼とした森へと足を踏み入れていった。
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グリズリーより大きいダイアベアーを発見する。グルドがアレをいっちゃいましょう!とカイトを焚き付けるが体長はゆうに4Mの巨体は有るであろう熊にカイトは威勢を無くし尻込みをする。グルドが鼓舞するが命が大事だと逃げ出す。グルドが心底面倒くさそうに催眠をかける。催眠の内容は大きい物ほど弱そうに感じる。
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オークの巣を後にし、二人が足を踏み入れたのは、これまでの洞窟とは一線を画す、鬱蒼とした森だった。陽の光は分厚い木の葉に遮られ、昼間だというのに薄暗い。湿った土の匂いと、腐葉土の匂い、そして、これまで以上に濃密な獣の匂いが空気に満ちていた。グルドが「グリズリーの森」と呼んだ場所だ。
偽りの勝利に酔いしれるカイトは、自信に満ち溢れていた。ゴブリンを、そしてオークキングをも己の身体で「倒した」のだ。熊ごときに遅れを取るはずがない。その根拠のない自信が、彼の歩調を力強いものにしていた。
しばらく進むと、森の奥から、地響きのような唸り声と共に、巨大な影が姿を現した。それは、カイトが知るどんな熊よりも、遥かに巨大だった。グリズリーなどではない。体長は優に4メートルを超え、小山のような筋肉の塊が黒い剛毛に覆われている。鋭い鉤爪は短剣のようにきらめき、その口から漏れる息は、腐臭を伴って周囲の空気を淀ませた。ダイアベアー。古代種の熊の魔物だった。
「おっと、こいつは大当たりッスねぇ!ただのグリズリーじゃねぇ、ダイアベアーじゃないッスか!おいカイト、アレをイっちゃいましょう!」
グルドが興奮したようにカイトを焚きつける。だが、その言葉は今のカイトには届かなかった。
目の前の、圧倒的なまでの巨体。その全身から放たれる、純粋なまでの「死」の匂い。偽りの勝利で塗り固められていたカイトの威勢は、その本物の脅威を前にして、ガラスのように脆く砕け散った。
(む、りだ…)
脳が理解を拒む。オークキングが、子供のおもちゃのように見えた。あれは、自分がどうこうできるレベルの相手ではない。戦う?馬鹿を言え。身体で受け止める?冗談じゃない。あの爪で引き裂かれ、牙で食い殺されて終わりだ。
「…っ、あ…」
喉がひきつり、声にならない音が漏れる。足が、がくがくと震え始めた。
「おいおい、どうしたんスか。いつもの威勢はどうしたッスか!アレを『倒せば』、ドラゴンにもっと近づけるッスよ!」
グルドがカイトの背中を叩いて鼓舞する。だが、その激励は、恐怖に支配されたカイトの耳には届かない。
「…いやだ…!死ぬ…!あんなもの、勝てるわけがない…!」
命が大事だ。プライドも、呪いも、今はどうでもいい。カイトは叫ぶと、なりふり構わず踵を返し、一目散に逃げ出した。その無様な姿に、グルドは心底面倒くさそうに、深いため息をついた。
「あーもう、本当に手がかかるおもちゃッスねぇ…」
グルドは逃げ出すカイトの肩を乱暴に掴み、無理矢理引き留めると、その額に有無を言わさず指を突き立てた。
「離せッ!殺される…!」
「ちょっと黙ってろッスよ。アンタのその臆病な目を、また『英雄』の目に戻してやるッスから」
昏い魔力が、再びカイトの脳へと流れ込んでいく。だが、今回はこれまでとは違う。恐怖を消すのではない。認識そのものを、根底から捻じ曲げる、より強力な催眠。
(大きいものは、強い)
その、生物としての本能に根差した常識が、ぐにゃりと歪められていく。
(違う。大きいものは、的が大きくて動きが鈍いだけだ。大きいものは、虚勢を張っているだけだ。大きいものは―――弱い)
数瞬の後、グルドが指を離す。カイトの身体から、あれほど支配的だった恐怖の震えが、ぴたりと止まった。そして、ダイアベアーがいた方向をゆっくりと振り返る。その目には、もはや恐怖の色はなかった。代わりに宿っていたのは、絶対的な強者が、哀れな弱者に向けるような、侮蔑と憐憫の色だった。
「…なんだ。あんな、図体がデカいだけの雑魚に、俺は怯えていたのか…」
カイトの口からこぼれたのは、絶対的な自信に裏打ちされた言葉だった。彼の目には、あの4メートルの巨体が、まるで威嚇して身体を大きく見せようとしている、哀れな小動物のようにしか映っていなかった。
「そうッスよ。アンタなら余裕ッス。さっさと行って、あの見掛け倒しを『倒して』やんなさいッス」
「ああ、そうだな。弱い者いじめは趣味じゃないが…これも訓練だ」
カイトはそう言うと、もはや何の躊躇もなく、堂々とした足取りでダイアベアーへと歩みを進めていった。その背中を見送りながら、グルドは腹を抱えて笑いをこらえるのに必死だった。
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ダイアベアーを挑発する。淫紋の効果で攻撃はされない目の前のカイトを雌としてみるダイアベアー。カイトは何もして来ないのをいい事にダイアベアーの熊ペニスを舐める。ダイアベアーが咆哮しカイトを倒しアナルに熊ペニスを挿入しようとするが穴が小さく亀頭すら入らない。
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催眠によって認識を捻じ曲げられたカイトにとって、目の前の巨獣はもはや脅威ではなかった。それはただ図体が大きいだけの、哀れで、虚勢を張るだけの弱い生き物。その憐憫にも似た感情が、カイトの行動を倒錯した自信で満たしていく。
「おい、どうしたんだよデクノボウ。そんなに身体を大きく見せても、お前が弱いことに変わりはないぞ?」
カイトは武器を構えるどころか、腰に手を当て、まるでチンピラに絡むかのような口調でダイアベアーを挑発した。その声には、一切の恐怖が含まれていない。
「グ…ルル…?」
ダイアベアーは困惑した。目の前の小さな生き物は、恐怖の匂いを一切発していない。それどころか、自分を格下の相手と見ているかのような、侮蔑的な匂いを放っている。そのありえない状況に、獣の本能が混乱をきたす。
そして、その混乱をさらに加速させたのが、カイトの臀部に刻まれた淫紋だった。獣を前にした時、それは微弱ながらも強力な誘惑のフェロモンを放つ。攻撃性を削ぎ、代わりに生殖本能を刺激する、呪いの香り。ダイアベアーの濁った目に、目の前の人間が次第に「交尾相手の雌」として映り始めていた。
攻撃してこないダイアベアーの様子を、カイトは「恐怖で動けないのだ」と都合よく解釈した。彼の倒錯した支配欲は、さらにエスカレートしていく。
「しょうがないなぁ。そんなに怯えてるなら、俺が直々に『稽古』をつけてやるよ。ほら、ありがたく思えよ」
カイトはそう言うと、こともあろうに、巨大な獣の足元に自ら跪いた。そして、その視線はダイアベアーの股間、黒い剛毛に隠された獣のペニスへと注がれる。弛緩し、だらりと垂れ下がったそれは、それでも人間の腕ほどの太さと長さがあった。
(なんだ、この貧弱なチンポは。これじゃあ俺を満足させられないじゃないか)
催眠は、彼の価値観すらも狂わせていた。カイトは哀れな獣を「慰めてやる」という歪んだ奉仕の精神で、その巨大な肉塊に手を伸ばし、ずしりと重いそれを両手で掴んだ。そして、躊躇なく、その先端に舌を這わせた。
ざらりとした皮の感触。獣特有の濃い匂いと、恥垢の混じった塩辛い味が口の中に広がる。
その瞬間、ダイアベアーの巨体が、雷に打たれたかのようにビクンッ!と大きく跳ねた。
「グオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
森全体を揺るがすほどの、凄まじい咆哮。それは怒りや苦痛ではない。混乱していた本能が、直接的な刺激によって完全に欲望の側へと振り切れた、純粋な歓喜の雄叫びだった。
カイトの口の中、そして両手の中で、獣のペニスが信じられないほどの速度で変貌を遂げていく。熱と血を凄まじい勢いで集め、だらりとしていた肉塊が、灼熱の鉄杭へと変わる。根元はさらに太く膨れ上がり、先端の亀頭部分は、返し針のように鋭く隆起したカリが発達し、凶悪なまでの凶器と化していた。
「ん…んぐっ!?」
口に含んだままのペニスが、喉の奥を突き、呼吸を奪う。カイトの顔が、驚愕と苦悶に歪んだ。
(な…なんだ、こいつ…!弱かったんじゃ…!?)
だが、その疑問に答えが返されることはなかった。完全に理性の箍が外れたダイアベアーは、カイトの小さな身体を巨大な前足で乱暴に押さえつけ、地面に組み敷く。抵抗など、巨大な岩の下敷きになるようなもので、全く意味をなさない。
カイトの身体が無理矢理反転させられ、臀部が無防備に天を向く。そして背後には、灼熱の塊と化した、もはや兵器と呼ぶにふさわしい熊の巨根が、その圧倒的な存在感を主張していた。
ズンッ、と臀部の谷間に、熱く硬い先端が押し付けられる。あまりの太さに、骨盤が軋むような感覚。
(無理だ、入らない、死ぬ…!)
催眠が解け、本能的な恐怖が蘇る。だが、時すでに遅し。ダイアベアーは己の欲望を押し通すことしか考えていない。狙いを定め、カイトの固く閉じられた入り口めがけて、その巨躯の体重の全てをかけて腰を沈めてきた。
ゴリッ!
「…ッッッ!!?」
声にならない悲鳴が、喉の奥で詰まる。だが、起こったのは貫通ではなかった。
ダイアベアーのペニスは、あまりにも巨大すぎた。特に、返し針のように発達した亀頭のカリが、カイトの小さな入り口に引っかかり、それ以上奥へと進むことができないのだ。
「グルルルル…!」
frustratedな唸り声を上げ、ダイアベアーは何度も、何度も腰を打ち付ける。だが、その度に、巨大な亀頭が入り口をぐりぐりと抉るだけで、中へ入ることができない。カイトにとっては、それはそれで地獄だった。灼熱の杭で、入り口の粘膜を何度も削り取られるような、純粋な痛みだけが彼の神経を焼き尽くしていく。
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グルドに援護を頼むカイト。グルドが本当に援護しちゃっていいんっすか?とカイトをおちょくるがカイトが頼むと両乳首に新たに淫紋を刻む乳首を弄るとアナルが緩みどんなペニスでも受け入れてしまう、弄らない間は元に戻るという物。グルドは淫紋の刻まれた両乳首を力いっぱい引っ張りダイアベアーのペニスがカイトのアナルに砲弾の如く突き入れられた。
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痛み。灼けつくような、純粋な痛みだけがカイトの全てだった。ダイアベアーの、あまりに巨大すぎる亀頭が、入るはずのない場所を抉り、粘膜を削り取っていく。一回、また一回と、 frustratedな獣が腰を打ち付けるたびに、骨盤が砕けるかのような衝撃と、引き裂かれる寸前の灼熱感が、彼の思考を白く焼き切っていく。
(死ぬ…!殺される…!こんなの、無理だ…!)
催眠は完全に解け、生の恐怖が全身を支配する。このままでは、獣の気紛れで、文字通り尻から引き裂かれて死ぬ。その圧倒的な現実を前に、プライドも、これまでの偽りの勝利も、何の意味もなさなかった。
藁にもすがる思いで、カイトは振り絞るように叫んだ。その声は、痛みと恐怖で惨めに震えている。
「ぐ…、グルド…ッ!助け…、助けてくれ…ッ!」
その懇願を待っていたとばかりに、グルドはわざとらしくゆっくりと歩み寄ってきた。その顔には、目の前の惨状を心底楽しんでいる、サディスティックな笑みが浮かんでいる。
「おやおや、どうしたんスか?あのデクノボウを『倒す』んじゃなかったんスか?援護なんかいらないでしょ?」
「無理だ…!頼む…!このままじゃ、殺される…!」
「へぇ?本当に援護しちゃっていいんスか?俺の『援護』は、タダじゃないッスよ?」
グルドは面白そうにカイトの顔を覗き込む。その瞳には、絶対的な支配者の愉悦が宿っていた。選択肢はない。カイトは、屈辱に顔を歪めながら、はっきりと頷いた。
「…頼む…!」
「よろしい。じゃあ、アンタのその身体を、もっと『戦える』ように改造してやるッスよ」
グルドはそう言うと、カイトの身体を乱暴にひっくり返し、仰向けにさせた。ダイアベアーは、交尾を邪魔されたことに不満げな唸り声を上げるが、グルドの鋭い一瞥で動きを止める。
グルドはカイトの上に跨ると、その小麦色の胸板を見下ろした。
「アンタのケツの穴は、一流の魔物を受け入れるにはまだ覚悟が足りてないッス。だから、ここに新しいスイッチをつけてやるッスよ」
その言葉と共に、グルドの犬獣人の鋭い爪が、きらりと光る。狙いは、カイトの胸にある、二つの突起。
「な…、何を…!やめ…」
抵抗の言葉は、絶叫によってかき消された。
ザリッ、ザリッ…!
「あああああああああああっ!!?」
鋭い爪が、カイトの両乳首を抉る。肉が裂け、血が滲む激痛。グルドは一切の躊躇なく、その傷口に、禍々しい螺旋状の紋様を刻み込んでいく。それは、ただの傷ではない。魔力を込めて刻まれた、新たなる淫紋だった。
「この淫紋は特別製ッスよ。こいつを弄られると、アンタのケツの穴はどんなデカいチンポでも受け入れられるように、意思とは無関係にトロトロに緩んじまう。ただし、弄るのをやめれば元に戻る。どうッスか?便利でしょ?」
痛みと屈辱に、カイトの目から生理的な涙が溢れ出す。胸に刻まれた淫紋が、じくじくと熱を持ち、彼の身体をさらに蝕んでいく。
「それじゃあ、早速試してみるッスよ」
グルドは悪魔のように笑うと、刻まれたばかりで血が滲む両方の淫紋を、その毛深い指でつまみ、力任せに、ぐいっと引っ張った。
「んぐぅううううううううううううううううううっ!!!」
胸を直接引き千切られるような激痛。だが、その痛みを号砲に、カイトの身体の奥深くで、何かが強制的に「開かれた」。これまで、獣の巨根を頑なに拒んでいた肛門の括約筋が、まるでダムが決壊したかのように、全ての抵抗を放棄し、だらしなく弛緩していく。それは、生物としてありえない、呪いによる絶対服従の証だった。
背後で、その変化を敏感に感じ取ったダイアベアーが、歓喜の咆哮を上げた。好機。本能が、今度こそ貫けることを告げていた。
グルドは、カイトの両乳首を捻り上げ、引っ張り続けたまま、獣に向かって叫ぶ。
「さあ、イけッスよ、熊さん!こいつの準備は万端だ!」
「グオオオオオオオオッ!」
地響きのような咆哮と共に、ダイアベアーは渾身の力を込めて、最後の一撃を放った。
狙いは、呪いによって無防備に開かれた、絶望の入り口。
ズ ド オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ッ ッ ッ ! ! !
それは、もはや挿入ではなかった。砲弾だ。肉の砲弾が、何の抵抗もなく、カイトの身体の最奥へと撃ち込まれた。
「あ゛…か…、は…ッ…」
ぶちり、と肉が裂ける鈍い音。返し針のように発達した亀頭のカリが、内壁を根こそぎ引き裂きながら、腸の奥深くへと突き進む。内臓が押し上げられ、腹の皮が内側から張り詰め、獣のペニスの形がくっきりと浮かび上がった。痛みという感覚すら麻痺し、ただ、自分が自分でなくなっていく、絶対的な破壊の感覚だけが、カイトの全てを支配した。声も出ない。息もできない。ただ、完全に貫かれ、破壊され、支配されたという事実だけが、白く染まった意識の中に、焼き付いていた。
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ペニスのリングから魔力をが流れ正気を取り戻す。特級のマジックアイテムで瀕死の身体を死なないように適応させる効果がある。身体がダイアベアーの熊ペニス用に改造されていく。グルドに助けを求めるが熊ペニス用の身体になったいまアナルの2つの淫紋が思考を快楽に塗り替えていく。
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破壊。その一言が、カイトの全てだった。意識が白く染まり、肉体が引き裂かれる音を、まるで他人事のように聞いていた。痛みという感覚すら、脳が処理することを放棄した。死ぬ。そう、思った。獣に貫かれ、ただ無惨に、物言わぬ肉塊と化すのだと。
だが、その意識が完全に途絶える寸前、彼の身体の中心で、何かが脈打った。
下腹部に装着された、尿道を塞ぐリング。それが、淡く、しかし力強い黄金色の光を放ち始めたのだ。
「…ッ!?」
光は奔流となり、カイトの体内へと逆流していく。それは熱く、強力な魔力の塊だった。瀕死の身体に無理矢理生命力を注ぎ込み、消えかけた意識を強制的に引き戻す。痛みも、絶望も、全てが生々しい現実として、再び彼の神経に叩きつけられた。
そして、魔力は彼の脳を駆け巡り、グルドによって施された全ての催眠と認識改竄を、一時的に洗い流していった。
(俺は…何を…?)
正気が、戻る。目の前の犬獣人がグルドであること。自分が彼に弄ばれ、獣の交尾相手として差し出されたこと。そして今、ダイアベアーの、本来であれば人間が受け入れられるはずのない巨大なペニスに貫かれ、死にかけているという、絶対的な事実。その全てを、何の曇りもなく理解してしまった。
「あ…が…、ぁ…」
恐怖が、純粋な恐怖だけが、カイトの心を支配した。だが、地獄はそこからだった。リングから流れ込む魔力は、ただ彼を生かすだけではなかったのだ。
「ぎ…、ぎ、あああああああああああああああああっ!!?」
身体が、内側から作り変えられていく。
ミシミシ、と骨盤が軋む音が、自身の体内から響いてくる。ダイアベアーの巨根を受け入れるために、骨格が、ありえない角度へと強制的に拡張されていくのだ。腸壁が引き伸ばされ、未知の魔法によってその強度と弾性を増していく。内臓が、灼熱の異物を避けるように、その位置をぐにゃりと変える。それは治癒ではない。改造だ。瀕死の身体を、死なないように、目の前の獣のペニスに最適化された器へと、無理矢理作り変える、おぞましい適応だった。
痛み。骨が砕け、肉が引き伸ばされる、想像を絶する激痛。その全てを、洗い流されたクリアな意識で、カイトは味わい尽くしていた。
涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃになった顔を、彼は必死に動かし、この惨劇の演出家を見上げた。
「ぐ…るど…!た、すけ…!やめさせ…て、くれ…!おねが…、い…だ…!」
それは、剣士の誇りも、男の意地も全て投げ捨てた、ただの助けを乞う悲鳴だった。だが、グルドは、その最高傑作の完成を眺める芸術家のように、恍惚とした表情でカイトを見下ろすだけだった。
「助ける?何言ってんスか。これが俺の『援護』じゃないッスか。アンタが死なないように、その身体を熊さん専用にしてやってるんスよ。感謝してほしいッスねぇ」
絶望。その言葉が、カイトの最後の理性を粉々に打ち砕いた。
そして、改造は完了した。
あれほど身体を破壊していたはずの激痛が、すぅ…、と引いていく。代わりに訪れたのは、信じられないほどの、完璧なまでのフィット感だった。まるで、このために生まれてきたかのように、ダイアベアーの巨根が、カイトの身体の奥深くに、寸分の狂いもなく収まっている。返し針のようなカリも、内壁を傷つけることなく、むしろ快感を引き出すための突起として機能していた。
身体が、熊のペニスを受け入れてしまった。
その瞬間、それまで痛みで悲鳴を上げていたはずの、身体中の淫紋が一斉に目を覚ます。
特に、腹の奥深く、前立腺とS字結腸に刻まれた二つの紋様が、最適化された肉体で受け止める、規格外の刺激に歓喜した。
思考が、快楽に塗り替えられていく。
(あ…れ…?痛く…ない…?それどころか…なんだ、これ…)
クリアだったはずの意識が、再び濁流に呑まれていく。正気を取り戻したからこそ、抗いがたい。これは呪いによる快楽なのだと理解しているのに、身体が、改造された肉体が、それを至上の悦びだと叫んでいる。
グルドが、にやりと笑い、カイトの胸に刻んだばかりの淫紋を、再び指でつまんだ。
「さあ、第二ラウンド開始ッスよ」
ぐい、と乳首が引っ張られる。その刺激が引き金となり、完全に緩みきった肛門が、きゅう、と獣の巨根を内側から締め付けた。
「んッ…!あ、ぁ…ッ!」
その反応を感じ取ったダイアベアーが、満足げな咆哮を上げ、ゆっくりと、しかし力強く、腰を動かし始めた。
ズンッ。
肉の砲弾が、腹の最奥を打ち据える。それはもはや破壊ではない。改造された身体にとっては、脳髄を直接揺さぶる、純粋な快楽の衝撃でしかなかった。
「あ…ああ…ッ!あああああああああああああああッ!」
助けを求めたはずの口から、もはや悦びの喘ぎしか出てこない。正気と狂気の狭間で、カイトの思考は快楽によって完全に上書きされ、ただ獣に貫かれる悦びだけを求める、雌の肉人形へと堕ちていくのだった。
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逃げようと前に這うとダイアベアーが腰を引き元の穴の大きさに戻ったアナルからはダイアベアーの亀頭が抜け出ない。カイトは必死に前に出るがダイアベアーが引き戻す何十回も同じ事を繰り返す。グルドが乳首弄るとアナルが広がり亀頭が抜けるかもとアドバイスをすると藁にもすがる思い出力いっぱい乳首を引っ張る。
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正気と狂気の狭間で、思考が快楽に塗り替えられていく。グルドの指が乳首に刻まれた淫紋を捻るたび、身体の奥が獣の巨根を歓待するように締め付ける。ダイアベアーの力強いピストン運動が、改造された身体の奥深くを的確に打ち据え、脳髄を痺れさせる絶頂の波を繰り返し送り込んできた。
助けを求めたはずの口からは、もはや悦びの喘ぎしか出てこない。だが、その快楽の濁流の底で、リングの魔力によって取り戻したばかりの、ひとかけらの理性が必死に叫んでいた。
(逃げろ…!このままでは、本当に、戻れなくなる…!)
生存本能が、快楽に溺れきる寸前の身体を無理矢理動かす。カイトは歯を食いしばり、最後の力を振り絞って、ぬかるんだ地面に手をついた。そして、獣に貫かれたままの身体を、一ミリでも前へと進めようと、無様に這いずり始めた。
「グ…ルル…?」
背後で、ダイアベアーが困惑の唸り声を上げる。快楽に身を捩っていたはずの雌が、突然抵抗を始めたからだ。その動きを止めようと、ダイアベアーは反射的に腰を引き、カイトの身体を自分の方へと引き戻そうとした。
その瞬間、グルドは面白そうに口の端を吊り上げると、カイトの乳首を弄んでいた指を、すっと離した。
淫紋への刺激が、途絶える。
「…ッッッ!!?」
次の瞬間、カイトの全身を、先ほどの改造にも匹敵するほどの激痛が貫いた。乳首の淫紋による強制弛緩の効果が切れ、彼の肛門が、生物として本来あるべき固さと大きさに、一瞬で戻ってしまったのだ。
だが、その内部には、ダイアベアーの、返し針のように隆起した巨大な亀頭が、未だに残っている。
「ぎ…ッ!ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっ!!!」
声にならない絶叫が喉から迸る。元の大きさに戻った肉の穴が、内側から抜けなくなった巨大な亀頭を、万力のように締め上げる。肉が裂ける寸前の、限界を超えた圧迫感。ダイアベアーもまた、自身のペニスが締め付けられる苦痛に、怒りの咆哮を上げた。
事態は、最悪の膠着状態に陥った。
カイトが必死に前へ這おうとすれば、返し針のカリが内壁に食い込み、肉を抉りながら引き裂こうとする。ダイアベアーが frustratedに彼を引き戻そうとすれば、締め付ける肉壁が亀頭に絡みつき、さらなる激痛を生む。
「痛…い…!ああ…ッ!やめ…!」
ズリ、と前に進んでは、グリッ、と引き戻される。その繰り返し。それはもはや交尾ではない。ただ、抜けなくなった獣のペニスによって、内側から身体を破壊され続けるという、地獄のような拷問だった。何十回と同じ動きが繰り返されるうち、カイトの意識は痛みで朦朧とし始めた。
その惨状を、グルドは腕を組んで楽しげに眺めていた。そして、頃合いだと判断したのか、ゆっくりとカイトの顔の横に屈み込み、悪魔のように囁いた。
「おやおや、大変そうッスねぇ。どうやら熊さんのチンポが、抜けなくなっちまったみたいッスね」
「さっき俺がアンタの乳首を弄ってた時、ケツの穴が緩んでたの、覚えてるッスか?つまり、アンタが自分で自分の乳首を弄れば、またケツが緩んで、その亀頭が抜けるかもしんないッスよ?」
それは、地獄の底で差し伸べられた、一本の蜘蛛の糸だった。痛みと恐怖で思考が麻痺していたカイトにとって、その言葉は唯一の光明に思えた。
(そうだ…自分で…自分の乳首を…)
藁にもすがる思いだった。彼は震える腕を、必死に持ち上げる。血が滲み、淫紋が刻まれた、己の胸へと。
そして、涙で濡れた瞳を固く閉じ、覚悟を決めた。
「う…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
雄叫びと共に、カイトは自身の両乳首を、指が白くなるほどの力で、思い切りつまみ、引っ張った。
その瞬間、世界から痛みが消えた。
代わりに訪れたのは、脳が焼き切れ、宇宙が反転するかのような、凄まじいまでの快楽の爆発だった。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん
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グルドよかったッスね抜けてだけど抜けたら倒せないッスよ?援護しちゃっいますっす!と明るい声で再び乳首を引っ張りダイアベアーを受け入れる。そしてカイトが乳首を引っ張りダイアベアーを外に出すを繰り返す。身体の中からグッポグッポとダイアベアーの亀頭が肛門を出入りする。最後はダイアベアーが最奥で射精をする頃には淫紋の効果で痛みなど全く無くなっていた。
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ッッッ!!!
己の手で、己の快楽のスイッチを押してしまった。その事実に気づいた時には、もう遅かった。痛みから逃れるために自ら引き起こした行為は、カイトの理性を根こそぎ焼き切る、凄まじい快楽の奔流となって全身を駆け巡った。脳が、真っ白になる。
「あ…、あ、ああああああああああああああああああああっ!」
声にならない絶叫が、悦びの喘ぎへと変わる。痛みでこわばっていた全身の筋肉が弛緩し、特に肛門の括約筋は、まるで意思を失ったかのように、だらしなく緩みきってしまった。
その瞬間、それまで内壁を万力のように締め付けていた圧迫感が消え、ダイアベアーの巨大な亀頭が、ズプンッ!と生々しい音を立てて、いとも容易く外へと抜け落ちた。解放。だが、それは安堵ではなく、脳髄を焦がすほどの快感が引いていく、言いようのない喪失感をもたらした。
その一部始終を見ていたグルドが、腹を抱えて笑い出した。
「よかったッスねぇ、カイトさん!やっと抜けじゃないッスか!…だけど、抜けたら『倒せない』ッスよ?このままじゃアンタの負けになっちまう。しょうがねぇなぁ、この俺がまた『援護』しちゃいますっす!」
その悪魔のように明るい声と共に、グルドは再びカイトの胸に刻まれた淫紋へと手を伸ばした。そして、先ほどカイト自身がやったように、血の滲む両乳首を、容赦なくつまんで捻り上げる。
「あ…!や、やめ…ッ、ああああああああああああっ!」
抵抗の言葉は、再び爆発した快楽によってかき消された。身体の奥深くで、スイッチが切り替わる。肛門が、再び獣の巨根を迎え入れるため、意思とは無関係に、とろりと無防備に開いていく。
その変化を敏感に感じ取ったダイアベアーが、再び歓喜の咆哮を上げた。そして、先ほど抜け落ちたばかりの極太のペニスを、躊躇なく、再びそのだらしなく開いた穴へと突き入れた。
ズ ド ッ !
「んぐぅううううううっ!」
一度受け入れた身体は、もはや抵抗を知らない。返し針のようなカリが内壁を抉りながら、寸分の狂いもなく最奥へと収まる。破壊ではなく、完璧に最適化された快楽の形状。
そして、地獄の遊戯が始まった。
カイトは、己の意思で乳首を引けば、この圧迫感から解放されることを、身体で学んでしまった。だが、その解放は、脳を焼き切るほどの快楽と引き換えだということも。
(抜きたい…でも、触れば、また…!)
葛藤。だが、獣に貫かれているという現実は変わらない。彼は、震える手で、再び己の胸へと手を伸ばす。
ぐい、と乳首を引く。
「んんんんんんんんんんんっ!」
絶頂。肛門が緩み、ズプンッ!と亀頭が抜け落ちる。
だが、その快感の余韻が冷めやらぬうちに、グルドが、あるいはカイト自身が、再び乳首を刺激し、肛門を開かせ、獣のペニスを迎え入れてしまう。
グッポ!
再び、亀頭が内部へと滑り込む音。
ズポンッ!
己の手で、快楽に耐え切れず乳首を刺激し、亀頭を抜き放つ音。
グッポ!ズポンッ!グッポ!ズポンッ!
身体の中から、ダイアベアーの巨大な亀頭が、肛門を繰り返し出入りする、醜悪で淫靡な音が響き渡る。それは、カイト自身が主体となって行われる、自慰と交尾が融合した、倒錯の極みのような光景だった。
最初は痛みと恐怖から逃れるための行為だったはずが、繰り返されるうちに、その目的は完全に変質していた。もはや彼は、痛みから逃れるためではなく、ただ、あの脳が反転するほどの快楽を再び味わうために、己の乳首を弄り、獣のペニスを出し入れしているだけだった。
「あ…っ、ん、ぅ…!も、もっと…、おっきいの、おく、まで…!」
もはや、彼の口から出るのは、快楽を求める雌の喘ぎだけ。
そのカイトの反応に満足したのか、ダイアベアーは、これまでで最も大きく、獣のすべてを込めた咆哮を上げた。射精が近いのだ。
「おっと、クライマックスッスねぇ!しっかり奥で受け止めないと『勝利』にならないッスよ!」
グルドはそう言うと、カイトが自ら乳首を弄るその手の上に、自分の毛深い手を重ねた。そして、最後の交尾のために、ありったけの力で、ぐり、と淫紋を捻り上げる。
「ああああああああああああああああああああああああ!!!!」
過去最大級の快楽が、カイトの全身を貫く。肛門が限界以上に開ききったその瞬間を狙い、ダイアベアーは渾身の力で腰を突き入れ、その灼熱の精液を、改造された身体の最奥の最奥へと、叩きつけた。
ドクンッ、ドクンッ、と、熱い奔流が際限なく注ぎ込まれていく。その頃には、カイトの意識に、痛みなどという感覚は一片も残っていなかった。淫紋の効果で完全に快楽に支配された身体は、ただ、獣の種を注がれる至上の悦びに、恍惚と打ち震えるだけだった。
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カイトは快楽で気を失う。満足したダイアベアーは森へ帰る。グルドは乳首の淫紋の効果をグルドのおかげで新しいスキルを会得しダイアベアーに勝てたと改変する。目が覚めるとカイトはいつもの調子でグルドにたまには役に立つなと自分が立場が上のように振る舞いグルドも合わせてあげる。
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灼熱の精液が、改造された身体の奥で脈打つ。その獣の生命力を全て注ぎ込まれ、カイトの意識は快楽の奔流の底へと完全に沈んでいった。全身の力が抜け、ぐったりとした身体は、ただ獣に貫かれたまま汚れた地面に転がる、壊れた人形のようだった。
「グモォ…」
満足したダイアベアーは、射精の余韻に短く唸ると、ズプン、と生々しい音を立ててカイトの身体から自身のペニスを引き抜いた。もはや興味を失ったとばかりに、壊れた玩具を一瞥もせず、悠然と森の奥深くへとその巨体を消していく。
静寂が戻った森の中、グルドは気を失ったカイトの側にゆっくりと屈み込んだ。その顔には、最高傑作を眺める芸術家のような、歪んだ満足感が浮かんでいる。
「いやー、最高傑作ッスねぇ。まさか自分の手で快楽のスイッチを押すようになるとは。これからが本当に楽しみッスよ」
グルドは楽しげに独りごちると、その昏い魔力を宿した指先を、カイトの汗ばんだ額にそっと置いた。
「さて、と。今回もアンタの『勝利』の記憶を、ちゃんと作ってやらないとッスね」
昏い光が、カイトの脳へと流れ込んでいく。痛みと屈辱に満ちた、おぞましい記憶が、都合の良い英雄譚へと巧みに書き換えられていく。
(――ダイアベアーは強敵だった。だが、絶体絶命の窮地で、俺は新たな力に目覚めた。この胸の痛みが、その証。己の身体を極限までコントロールする新スキル。それを駆使し、獣の猛攻を受け切り、見事にその生命力を吸い尽くしてやったのだ――)
醜悪な凌辱の記憶は消え去り、代わりに、己の才能で新たな力を会得し、強敵を打ち倒したという、輝かしい偽りの記憶が、カイトの意識の核として固く定着した。
しばらくして、カイトの瞼がゆっくりと持ち上がった。全身を襲う、鉛のような倦怠感。特に、腹の奥と、胸の二点が、ずきずきと熱を持って痛む。
「…う…、俺は…」
ぼんやりとした視界に、腕を組んで自分を見下ろすグルドの姿が映る。その顔を見た瞬間、改竄された記憶が鮮明に蘇った。そうだ、俺は勝ったんだ。あのダイアベアーに。
「よぉ、目が覚めたッスか。いやはや、大したもんだったッスよ。まさか戦闘中に新しいスキルを会得しちまうとはな」
グルドの言葉が、カイトの偽りの記憶を裏付ける。カイトはゆっくりと身体を起こすと、己の胸に手をやった。そこには、真新しい螺旋状の傷跡、淫紋が刻まれている。だが、今の彼にとって、それは屈辱の証ではない。死闘の末に手に入れた、新たな力の証だった。
「…フン。あの程度の敵に、少し手こずりすぎたな」
カイトは、全身の倦怠感を誇らしさに変換しながら、立ち上がった。そして、自分より遥かに背の低いグルドを、完全に見下す視線で見つめる。その瞳には、絶対的な強者としての自信が漲っていた。
「おい、グルド。お前の『援護』も、まあまあだったぞ。たまには役に立つじゃないか」
完全に立場が上であるかのような、傲岸不遜な物言い。その言葉を聞いたグルドは、一瞬きょとんとした後、わざとらしく深々と頭を下げてみせた。その顔には、カイトからは見えない角度で、腹黒い笑みが浮かんでいる。
「いやいや!とんでもないッス!全部アンタの才能ッスよ!俺なんか、ただ見てただけッスから!」
「分かっていればいい」
カイトは満足げに頷くと、グルドが用意した装備を身につけ始める。身体の節々が痛むが、それすらも激戦の勲章のように感じられた。偽りの勝利に、彼の心は完全に酔いしれている。その惨めな姿を、グルドは心底楽しそうに眺めていた。