物語全文
月曜の朝。フロストガラスとクロームで構成されたオフィスは、静謐な戦場のように冷え切っていた。
週末の弛緩した空気は微塵もなく、一流企業のエリートたちが放つプレッシャーだけが空間を満たしている。
その中でも、特別プロジェクト担当の迅が放つ存在感は異質だった。
187cmの巨躯は、最高級のオーダースーツに包まれてなお、その内側に秘められた筋肉の塊を雄弁に物語る。
一歩フロアに踏み出すだけで、周囲の空気が密度を増す。
その無表情な横顔と、全てを見透かすような静かな瞳に、誰もが緊張を強いられた。
「……チッ」
短い舌打ちが、静寂を鋭く切り裂いた。
金髪に褐色の肌。ベンチプレスで鍛え上げられた分厚い胸板が、シャツをはち切れんばかりに押し上げている。剛士だ。
彼は、己のデスクへ向かう迅の背中を、敵意の籠もった視線で射抜いていた。
「田所。朝からやめておけ」
隣のデスクから、冷静な声が飛ぶ。海外事業部を率いる隼人が、眉間に皺を寄せながら剛士を諌めた。
その精悍な顔立ちには、二人の間の険悪な空気を憂う色が浮かんでいる。
「……隼人さんには関係ないでしょ。俺はただ、デカい顔して歩いてる奴が気に食わねぇだけだ」
剛士の視線は、依然として迅の背中に突き刺さったままだ。
その憎悪は、過去のプロジェクトで「手柄を横取りされた」という一方的な被害者意識から来ている。
寡黙であるだけで評価される迅の存在そのものが、剛士のプライドを逆撫でするのだ。
少し離れた企画部の島では、健児がその光景を冷静に観察していた。
(また始まったか……。だが、田所のあの剥き出しの敵意は、ただの嫉妬だけじゃないな。もっと本能的な……雄としての反発か)
営業部のエースである亮は、剛士の威圧感に軽く身を竦ませ、慌ててモニターに視線を戻した。
フロアの反対側、役員エリアへ続く廊下から、岩のような体躯の男が現れる。取締役の豪だ。
その鋭い眼光がフロア全体を一瞥し、剛士と迅の間に漂う不穏な空気を正確に捉える。
だが、彼は何も言わない。ただ、その全てを把握した上で、沈黙という名の圧を放つだけだった。
当の迅は、背後から突き刺さる数々の視線に気づかぬはずもなかったが、一切振り返らない。
彼はただ、自席であるフロアの最奥へと、揺るぎない足取りで進んでいく。
その巨大な背中が、全ての感情を拒絶しているかのようだった。
[speaker name="選択"]
迅は仕事をしながら社内の人間を深く知る為に話かけ、その人の顔、筋肉、性格などを 話しながら観察し、情報を集める。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
[speaker_hide]
背後から突き刺さる敵意や好奇の視線を、迅は意に介さなかった。まるで分厚い筋肉の鎧が、あらゆる感情の矢を弾き返しているかのようだ。
彼は自席に着くと、音もなくPCを起動させ、ディスプレイに表示される膨大な情報に意識を沈めていく。
社長直轄の特別プロジェクト。その内容は国家レベルの機密事項であり、一瞬の油断も許されない。
しかし、彼の意識の片隅では、先ほどの剛士の舌打ちと、それを諌めた隼人の声、そしてフロア全体の緊張の変化が、冷静に分析されていた。
この戦場で生き残るためには、敵と味方、そしてそれぞれの力量と弱点を正確に把握する必要がある。
しばらくモニターの光を浴びていた迅は、ふと立ち上がった。
その動きに、フロアの空気が再び張り詰める。
剛士はモニターから顔を上げ、猜疑心に満ちた目で迅の動向を追う。健児はペンを回す手を止め、観察の視線を鋭くした。亮は緊張で喉を鳴らす。
迅が向かったのは、海外事業部の島。その部長である隼人のデスクだった。
隼人は、近づいてくる迅の巨躯を視界の端に捉え、内心で舌打ちした。面倒なことになる、と直感が告げている。
迅は隼人のデスクの横で足を止め、その巨大な影が隼人を覆った。
「岩城部長。例の東南アジアでのインフラ整備計画の件、少しよろしいですか」
発せられた声は、低く、感情の乗らないバリトン。あくまで事務的な用件だった。
隼人は内心の警戒を隠し、冷静なビジネスマンの仮面を貼り付ける。
「ああ、佐伯か。どうした?」
迅は言葉を続ける間、隼人を静かに観察していた。
精悍な顔立ち。多言語を操る知性がその瞳の奥に宿っている。スーツの上からでもわかる、広背筋から肩にかけての強烈なビルド。海外出張の合間を縫って、現地のジムで鍛え上げているのだろう。逆三角形の体型は、機能美とでも言うべき説得力を持っていた。論理的で冷静。敵に回せば厄介だが、味方としてはこれ以上なく頼もしい男だ。
迅の視線が自分の身体をなぞるのを感じ、隼人はわずかに眉をひそめた。値踏みされているような不快感。だが、それ以上に、この男の底知れなさに肌が粟立つような感覚を覚えた。
(ただの仕事の話じゃないな……。俺を、俺たちを観察しているのか?)
その時だった。
「おい、佐伯ィ。人のシマでコソコソと何の話だ?」
耐えきれなくなったように、隣のデスクから剛士が立ち上がった。剥き出しの敵意が、声となって突き刺さる。
ベンチプレスで徹底的にいじめ抜かれた胸筋は、ワイシャツのボタンが弾け飛びそうなほど盛り上がり、腕を組むと、上腕二頭筋が丸太のように膨張する。褐色の肌と相まって、その肉体はまさに威嚇のための鎧だった。
「田所、黙っていろ。仕事の話だ」
「仕事の話を、わざわざコイツがしに来る必要があんのかよ!?」
剛士の視線は隼人を通り越し、真っ直ぐに迅を射抜いている。嫉妬、焦り、そして認められたいという歪んだ渇望。様々な感情が渦巻く瞳だった。
迅はゆっくりと顔を剛士に向けた。初めて、二人の視線が正面から絡み合う。
迅は何も言わない。ただ、見る。
その金色の髪を、挑発的に歪められた口元を、そして何よりも、彼のプライドの源である分厚い胸板を。過剰に肥大化した大胸筋は、パワーを誇示するためのもの。防御と攻撃に特化した筋肉。だが、そのアンバランスさが、彼の精神的な脆さをも示しているように迅には見えた。
(……なるほどな)
見据えられた剛士は、一瞬たじろいだ。迅の瞳は、まるで静かな湖面のようだ。何の感情も映さず、ただ己の醜い感情だけが反射してくる。その計り知れなさに、獣的な本能が警鐘を鳴らした。だが、ここで引くことは剛士のプライドが許さない。
「……何だよ、その目は。言いたいことがあるならハッキリ言えや!」
声がわずかに上ずる。強がってはいるが、内心では迅の圧倒的なプレッシャーに呑まれかけていた。ノンケである自分のプライドが、この男に雄として見定められているような屈辱的な感覚に襲われる。身体の芯が、奇妙に熱を帯びていく。
離れた人事部の島では、武流がその光景をニヤニヤと眺めていた。骨太の巨躯を椅子に預け、まるで喧嘩を観戦するような気楽さだ。
(おもしれぇ。田所の奴、完全に呑まれてやがる。だが、あの佐伯って男も食えねぇな。一言も発さずに相手を追い詰めるか)
「……邪魔をしたな、岩城部長。続きはメールで」
迅は短くそう告げると、剛士には一瞥もくれず、静かに踵を返した。まるで、そこに剛士など存在しないかのように。
それは、どんな罵倒よりも効果的な、完全なる無視だった。
「てめぇ……ッ!待ちやがれ!!」
背後で剛士が激昂する声がしたが、迅は振り返らない。
自席に戻り、再びモニターに向かう。だが、彼の頭の中では、収集したばかりのデータが高速で処理されていた。
隼人の理性と警戒心。剛士の単純な攻撃性と精神的な脆さ。武流の野次馬根性。そして、この一連の騒動を役員エリアから黙って見ているであろう、豪の存在。
この戦場を支配するには、更なる情報が必要だ。より深く、彼らの仮面の下にある、剥き出しの“雄”としての本能に触れなければならない。
フロアには、爆発寸前の緊張感だけが、澱のように沈殿していた。
[speaker name="選択"]
まだ本日会っていない亮、武流、健児の3人と接触し その人の顔、筋肉、性格などを話しながら観察し、情報を集める。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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剛士が叩きつけた敵意の残滓が、オフィスに重く漂っている。
自席に戻った迅は、モニターに映る複雑なデータフローを眺めながら、先ほど収集した情報を反芻していた。
剛士の剥き出しの敵意。隼人の理性的な警戒。そして、それを面白そうに眺めていた武流。フロアにいる全員が、この静かな戦場のプレイヤーだ。
プロジェクトを円滑に進めるためには、駒の性能を正確に把握しなければならない。
迅は再び、静かに席を立った。次の観察対象は、まだ直接接触していない者たちだ。
彼の視線がまず捉えたのは、営業部のエース、亮だった。
颯爽と電話対応をこなすその姿は、いかにもエリート営業マンといった風情だ。
迅は共有サーバーのデータを口実に、営業部の島へと足を運んだ。
近づいてくる迅の巨躯に、亮は電話越しの笑顔をわずかに引き攣らせた。
朝の剛士との一件が、彼の脳裏に焼き付いている。
電話を終えた亮が、緊張を隠しながら迅に向き直る。
「さ、佐伯さん。お疲れ様です。何か……?」
その声は、努めて明るく振る舞ってはいるが、硬質だった。
迅は、彼の全身を観察する。183cmの身体は、スーツの上からでも引き締まっているのがわかる。特に、長時間外回りをこなすことで鍛えられたのだろう、下半身のラインが鋭い。バスケや陸上で培われたというバネのある筋肉。それは、剛士のような威嚇目的の筋肉ではなく、あくまで実用的な、動くための肉体だ。
だが、その瞳の奥には、強者に対する明確な怯えが見えた。
(典型的な体育会系の気質。序列を重んじ、自分より格上と認めた相手には逆らえない。利用しやすいが、同時に寝返りやすいタイプでもあるな)
「ああ、少し確認したいデータがあってな。先月の新規契約リスト、部署別に見せてもらえるか」
事務的な口調で用件を告げると、亮はホッとしたように表情を緩め、慌ててPCを操作し始めた。
迅はその隙のない背中を見つめながら、彼の社交性の裏にある小心さを、データとしてインプットした。
次に迅が向かったのは、人事部の島。そこに鎮座する、武流の元だった。
武流は椅子に深く身体を預け、腕を組んでモニターを睨んでいる。その骨太で分厚い体躯は、オフィスチェアを窮屈そうに見せていた。
迅の気配に気づくと、武流は顔を上げ、獰猛な笑みを浮かべた。
「よう、佐伯。朝から派手にやってたじゃねぇか。今度は俺に何の用だ?」
その態度は、亮とは対照的に、一切の怯えも遠慮もない。むしろ、面白い玩具を見つけた子供のような好奇心に満ちていた。
ワイルドな髭。格闘家のように太い首と肩。彼の肉体は、一撃の破壊力を重視したパワーファイターのそれだ。
(この男は、力には力で対抗してくるタイプか。単純そうに見えて、物事の本質を面白がるかどうかで判断している。敵に回すと面倒だが、こちらの力を認めさせれば、案外話は早いかもしれん)
「特別プロジェクトへの増員を検討している。候補者のリストと、あんたの見立てを聞きたい」
「ハッ、人選ねぇ。お前のその目で値踏みすりゃいいだろうが。俺が口出すまでもねぇだろ」
武流は挑発するように笑いながらも、デスクの引き出しからファイルを無造作に取り出した。口ではそう言いながらも、この状況そのものを楽しんでいるのが見て取れる。迅は、彼の持つ粗野な闘争心を、危険視すると同時に利用価値のある駒として認識した。
最後に、迅は企画部の島にいる健児に目を向けた。
健児は、フロアの騒動などまるで意に介さない様子で、淡々と企画書を修正している。
迅がデスクの横に立つと、健児はモニターから目を離さずに口を開いた。
「……何か用か、佐伯。あんたが動くと、フロアの空気が変わるんでね。できれば自席にいてほしいんだが」
その声は、温度を感じさせない、平坦なものだった。
迅は健児の横顔と、スーツ越しにもわかる均整の取れた肉体を見る。ベンチプレスに特化した剛士とも、実用的な亮とも、格闘家のような武流とも違う。肩、腹、脚。全体のシルエットが、計算され尽くしたように美しい。フィジーク選手のような、見せるための、そして機能するための筋肉。
(この男が一番厄介かもしれん)
迅は直感した。
(冷静な観察眼。俺の行動の意図を、すでに見抜いている節がある。だが、感情を表に出さない分、何を考えているかが最も読みにくい)
「進行中のプロジェクトについて、企画部からの視点でリスク分析を頼みたい」
「……なるほどな。あんたは情報を集めているわけか。田所に喧嘩を売り、岩城部長の反応を見て、佐々木(亮)の器を測り、城戸(武流)を煽る。そして、俺には分析をさせると」
健児はそこで初めて顔を上げ、真っ直ぐに迅の目を見た。その瞳は、全てを見透かしているかのように澄んでいた。
「いいだろう。ただし、俺はあんたの駒になるつもりはない。対価はきっちり貰うぞ」
その言葉は、静かだが揺るぎない意志を秘めていた。
迅はわずかに口の端を上げた。面白い。この男とは、単なる力関係ではない、別の駆け引きができそうだ。
自席に戻った迅の頭の中では、今日接触した男たちのデータが再構築されていた。
小心者のエース、亮。闘争心旺盛な野獣、武流。冷静な観察者、健児。そして、剥き出しの敵意を向ける剛士と、彼を抑えようとする隼人。役員席から全てを静観する、絶対的な捕食者、豪。
役者は揃った。
時刻は、定時を過ぎようとしている。この戦場で、今夜、どの駒を動かすべきか。
迅は、静かに思考を巡らせた。
[speaker name="選択"]
終業後、取締役の豪に自らでむき、今日の騒動を報告する。その場で豪の圧倒的な権力と肉体を感じる。豪の顔、筋肉、性格などを話しながら観察し、情報を集める。 その後は武流 を飲みに誘い、豪快さにつき合うふりをし、社内の人間関係、噂話 特に剛士の過去などの探りをいれる。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
[speaker_hide]
定時を告げるチャイムが鳴り響いても、フロアの緊張感は弛緩することがなかった。むしろ、一日の業務で蓄積された熱と疲労が、澱のように沈殿し始めている。
パラパラと社員たちが退勤していく中、迅は静かに席を立った。今日の情報を元に、次の一手を打つ。その最初の相手は、このビルの頂点に君臨する男。
役員専用フロアへと続くエレベーターに乗り込む。鏡面の壁に映る自分の姿は、いつもと変わらぬ無表情。だが、その内側では、これから対峙する男への分析が高速で繰り返されていた。
取締役・総合戦略本部長、豪。この会社の事実上の支配者。その男の器を、この目で見定める。
豪の執務室の前に立つと、重厚なマホガニーの扉ですら、その内側から放たれる圧倒的なプレッシャーを遮断しきれていなかった。
ノックをすると、中から低く、地を這うような声が響く。
「……入れ」
許可を得て扉を開ける。革と葉巻の匂いが混じり合った、雄の縄張りを示す香りが迅の鼻腔を突いた。
部屋の主は、巨大なデスクの奥、窓の外に広がる夜景を背に座っていた。
190cmの巨躯が、最高級のオーダーメイドチェアを小さく見せている。スーツのジャケットを脱いだその姿は、もはやビジネスマンのそれではない。ワイシャツの上からでもわかる、異常なまでに分厚い胸板と、丸太のように太い腕。首から肩にかけての筋肉は、まるで岩塊のようだ。
鋭い眼光が、入室した迅を射抜く。それは、獲物を値踏みする捕食者の目だった。
「……なんや、佐伯。お前がワシに直接会いに来るとは、よほどのことか」
関西弁のイントネーションは穏やかだが、その一言一句に有無を言わせぬ重圧が籠っている。
迅は動じることなく、デスクの前まで進み出た。
「本日の業務中、田所剛士との間に発生した一件について、ご報告に上がりました」
迅は、日中の出来事を脚色なく、淡々と事実のみを述べた。自身の観察結果や感情は一切挟まない。あくまで客観的なレポートとして。
豪は腕を組み、黙って聞いている。その太い腕が組まれるだけで、周囲の空間が歪むような錯覚を覚えた。
(噂は本当か……。元自衛官。いや、それ以上の何かだ。この肉体は、ただジムで鍛えただけのものじゃない。人を制圧し、破壊するために最適化された、実戦の肉体だ)
迅は、自らの筋肉とは質の違う、生存競争の頂点に立つ雄のオーラを肌で感じていた。
一通り報告を終えると、長い沈黙が落ちた。豪の指が、ゆっくりとデスクを叩く。そのわずかな音だけが、静寂を支配していた。
「……で?お前は、どないしたい。田所は使えるか、使えんか。ハッキリ言え」
核心を突く質問。迅は間を置かずに答えた。
「利用価値はあります。彼の攻撃性は、交渉の局面において有効な圧力となり得ます。ただし、制御は必須です」
「ハッ、制御、か。あの狂犬を、お前に御せると?」
豪の口元に、獰猛な笑みが浮かぶ。試すような視線が、迅の全身を舐めるように探った。
「……問題ありません」
断言する迅を、豪は面白そうに見つめた。
「ええ度胸や。気に入った。……好きにせぇ。ただし、プロジェクトに穴開けたら、どっちもワシがまとめて潰す。それだけは忘れんなや」
それは、信頼の証であり、同時に絶対的な脅迫だった。
「承知いたしました」
迅は深く一礼し、執務室を後にした。扉が閉まる直前、豪が「化けもんみたいな男やな」と呟いたのが、微かに聞こえた気がした。
エレベーターで下のフロアに戻る間、迅は自分がわずかに汗をかいていることに気づいた。あの空間では、一瞬たりとも気を抜けなかった。豪という男の存在そのものが、戦場だった。
会社を出た迅は、ネクタイを少し緩め、夜の喧騒の中へと歩き出した。
次のターゲットは、人事部の武流。彼の持つ情報は、剛士という駒を「制御」する上で重要な鍵となる。
退勤する武流を待ち伏せ、情報交換を名目に飲みに誘うと、彼はニヤリと笑って快諾した。
「お前から誘うなんて明日は槍でも降るんじゃねぇか?まぁいいぜ、面白そうだから付き合ってやるよ」
案内されたのは、ガード下の雑多な居酒屋だった。煙と人の熱気が渦巻く、豪の執務室とは対極の空間。
ジョッキのビールを水のように煽りながら、武流は上機嫌で喋り続けた。
「しかし、今日の田所は傑作だったな!お前にガン飛ばされて、顔真っ赤にしやがってよ。アイツ、ああ見えて単純だから、わかりやすくて面白いんだよ」
迅は黙って酒を呷りながら、相槌を打つ。武流の骨太の腕、ゴツゴツとした拳。彼の豪快な言動は、その揺るぎない肉体的自信に裏打ちされている。
頃合いを見計らって、迅は本題を切り出した。
「田所は、昔からああいう気性なのか?」
「ああ?……まあ、そうだな。あいつは万年二番なんだよ。学生時代も、前の部署でも、常に自分より上に誰かいた。だから、自分が一番じゃねぇと我慢ならねぇんだ。特に、お前さんみたいに実力で黙らせるタイプは、一番気に食わねぇんだろうよ」
武流は、人事部の情報網からか、あるいは個人的な付き合いからか、剛士の内面を的確に分析していた。
「前のプロジェクトで、お前さんに手柄を横取りされたって、今でも酒の席で愚痴ってるぜ。実際は、あいつの焦りが招いたミスをお前がカバーしただけなんだがな。プライドが高すぎて、それを認められねぇんだ」
なるほどな、と迅は内心で頷いた。剛士の敵意の根源は、純粋な嫉妬と、己の失敗を認められない幼稚さ。そして、それを覆い隠すための過剰な攻撃性。
「ゲイ嫌いを公言してるのも、コンプレックスの裏返しだろうよ。自分よりデカくて強ぇ雄の存在が、本能的に許せねぇんだろ。単純な野郎さ」
武流はそう言って、残っていたビールを飲み干した。
迅は、貴重な情報を得られたことに満足しつつ、ジョッキを置いた。
剛士の弱点は、その高すぎるプライドと、根深い劣等感。そこを突けば、制御は容易い。
酒の席が終わり、武流と別れる。
「今日の飲み代は、高くつくからな、佐伯。せいぜい面白いもん見せてくれよ」
そう言い残し、武流は夜の闇に消えていった。
一人になった迅は、冷たい夜風に当たりながら、今日得た情報を脳内で再構築する。
絶対的な頂点である豪。嫉妬に狂う狂犬、剛士。それを面白がる野獣、武流。
駒は揃い、それぞれの性能と弱点も把握した。
明日、この戦場で、最初の一手をどう打つか。
迅の瞳が、夜の街の光を反射して、冷たく光った。
[speaker name="選択"]
終業後、取締役の豪に自らでむき、今日の騒動を報告する。その場で豪の圧倒的な権力と肉体を感じる。豪の顔、筋肉、性格などを話しながら観察し、情報を集める。 その後は武流 を飲みに誘い、豪快さにつき合うふりをし、社内の人間関係、噂話 特に剛士の過去などの探りをいれる。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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定時を告げるチャイムが鳴り響いても、フロアの緊張感は弛緩することがなかった。むしろ、一日の業務で蓄積された熱と疲労が、澱のように沈殿し始めている。
パラパラと社員たちが退勤していく中、迅は静かに席を立った。今日の情報を元に、次の一手を打つ。その最初の相手は、このビルの頂点に君臨する男。
役員専用フロアへと続くエレベーターに乗り込む。鏡面の壁に映る自分の姿は、いつもと変わらぬ無表情。だが、その内側では、これから対峙する男への分析が高速で繰り返されていた。
取締役・総合戦略本部長、豪。この会社の事実上の支配者。その男の器を、この目で見定める。
豪の執務室の前に立つと、重厚なマホガニーの扉ですら、その内側から放たれる圧倒的なプレッシャーを遮断しきれていなかった。
ノックをすると、中から低く、地を這うような声が響く。
「……入れ」
許可を得て扉を開ける。革と葉巻の匂いが混じり合った、雄の縄張りを示す香りが迅の鼻腔を突いた。
部屋の主は、巨大なデスクの奥、窓の外に広がる夜景を背に座っていた。
190cmの巨躯が、最高級のオーダーメイドチェアを小さく見せている。スーツのジャケットを脱いだその姿は、もはやビジネスマンのそれではない。ワイシャツの上からでもわかる、異常なまでに分厚い胸板と、丸太のように太い腕。首から肩にかけての筋肉は、まるで岩塊のようだ。
鋭い眼光が、入室した迅を射抜く。それは、獲物を値踏みする捕食者の目だった。
「……なんや、佐伯。お前がワシに直接会いに来るとは、よほどのことか」
関西弁のイントネーションは穏やかだが、その一言一句に有無を言わせぬ重圧が籠っている。
迅は動じることなく、デスクの前まで進み出た。
「本日の業務中、田所剛士との間に発生した一件について、ご報告に上がりました」
迅は、日中の出来事を脚色なく、淡々と事実のみを述べた。自身の観察結果や感情は一切挟まない。あくまで客観的なレポートとして。
豪は腕を組み、黙って聞いている。その太い腕が組まれるだけで、周囲の空間が歪むような錯覚を覚えた。
(噂は本当か……。元自衛官。いや、それ以上の何かだ。この肉体は、ただジムで鍛えただけのものじゃない。人を制圧し、破壊するために最適化された、実戦の肉体だ)
迅は、自らの筋肉とは質の違う、生存競争の頂点に立つ雄のオーラを肌で感じていた。
一通り報告を終えると、長い沈黙が落ちた。豪の指が、ゆっくりとデスクを叩く。そのわずかな音だけが、静寂を支配していた。
「……で?お前は、どないしたい。田所は使えるか、使えんか。ハッキリ言え」
核心を突く質問。迅は間を置かずに答えた。
「利用価値はあります。彼の攻撃性は、交渉の局面において有効な圧力となり得ます。ただし、制御は必須です」
「ハッ、制御、か。あの狂犬を、お前に御せると?」
豪の口元に、獰猛な笑みが浮かぶ。試すような視線が、迅の全身を舐めるように探った。
「……問題ありません」
断言する迅を、豪は面白そうに見つめた。
「ええ度胸や。気に入った。……好きにせぇ。ただし、プロジェクトに穴開けたら、どっちもワシがまとめて潰す。それだけは忘れんなや」
それは、信頼の証であり、同時に絶対的な脅迫だった。
「承知いたしました」
迅は深く一礼し、執務室を後にした。扉が閉まる直前、豪が「化けもんみたいな男やな」と呟いたのが、微かに聞こえた気がした。
エレベーターで下のフロアに戻る間、迅は自分がわずかに汗をかいていることに気づいた。あの空間では、一瞬たりとも気を抜けなかった。豪という男の存在そのものが、戦場だった。
会社を出た迅は、ネクタイを少し緩め、夜の喧騒の中へと歩き出した。
次のターゲットは、人事部の武流。彼の持つ情報は、剛士という駒を「制御」する上で重要な鍵となる。
退勤する武流を待ち伏せ、情報交換を名目に飲みに誘うと、彼はニヤリと笑って快諾した。
「お前から誘うなんて明日は槍でも降るんじゃねぇか?まぁいいぜ、面白そうだから付き合ってやるよ」
案内されたのは、ガード下の雑多な居酒屋だった。煙と人の熱気が渦巻く、豪の執務室とは対極の空間。
ジョッキのビールを水のように煽りながら、武流は上機嫌で喋り続けた。
「しかし、今日の田所は傑作だったな!お前にガン飛ばされて、顔真っ赤にしやがってよ。アイツ、ああ見えて単純だから、わかりやすくて面白いんだよ」
迅は黙って酒を呷りながら、相槌を打つ。武流の骨太の腕、ゴツゴツとした拳。彼の豪快な言動は、その揺ぎない肉体的自信に裏打ちされている。
頃合いを見計らって、迅は本題を切り出した。
「田所は、昔からああいう気性なのか?」
「ああ?……まあ、そうだな。あいつは万年二番なんだよ。学生時代も、前の部署でも、常に自分より上に誰かいた。だから、自分が一番じゃねぇと我慢ならねぇんだ。特に、お前さんみたいに実力で黙らせるタイプは、一番気に食わねぇんだろうよ」
武流は、人事部の情報網からか、あるいは個人的な付き合いからか、剛士の内面を的確に分析していた。
「前のプロジェクトで、お前さんに手柄を横取りされたって、今でも酒の席で愚痴ってるぜ。実際は、あいつの焦りが招いたミスをお前がカバーしただけなんだがな。プライドが高すぎて、それを認められねぇんだ」
なるほどな、と迅は内心で頷いた。剛士の敵意の根源は、純粋な嫉妬と、己の失敗を認められない幼稚さ。そして、それを覆い隠すための過剰な攻撃性。
「ゲイ嫌いを公言してるのも、コンプレックスの裏返しだろうよ。自分よりデカくて強ぇ雄の存在が、本能的に許せねぇんだろ。単純な野郎さ」
武流はそう言って、残っていたビールを飲み干した。
迅は、貴重な情報を得られたことに満足しつつ、ジョッキを置いた。
剛士の弱点は、その高すぎるプライドと、根深い劣等感。そこを突けば、制御は容易い。
酒の席が終わり、武流と別れる。
「今日の飲み代は、高くつくからな、佐伯。せいぜい面白いもん見せてくれよ」
そう言い残し、武流は夜の闇に消えていった。
一人になった迅は、冷たい夜風に当たりながら、今日得た情報を脳内で再構築する。
絶対的な頂点である豪。嫉妬に狂う狂犬、剛士。それを面白がる野獣、武流。
駒は揃い、それぞれの性能と弱点も把握した。
明日、この戦場で、最初の一手をどう打つか。
迅の瞳が、夜の街の光を反射して、冷たく光った。
[speaker name="選択"]
迅「自分よりデカくて強い雄の存在が許せなくてゲイ嫌いを公言するのか? それがコンプレックスに繋がるのかよくわからないな。 むしろゲイ嫌いは社会的な男性性のプレッシャーや性・家族観に対する固定観念、知識不足などもあるし、自分の中にある同性愛的感情への防衛という側面など色々と考えられるな」 せっかくゲイという単語がでたのだ、武流とゲイについて深堀りする。 武流と話しているうちに武流もホモフォビア寄りなのだと判明する。 迅はその嫌悪に同調しつつも、実は学生時代に先輩にケツを掘られてそれがすげぇ気持ちよかった、という話を静かながら熱弁する(実はそんなことはされていないが創作) 武流は嫌そうな顔をするが迅の静かな熱弁と気持ちいいという単語に そんな男のケツなんかで感じることできるんかねぇと疑問と僅かながら好奇の色がみられた。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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武流は残っていたビールを飲み干し、ジョッキをテーブルに叩きつけるように置いた。その満足げな顔には、他人のコンプレックスを単純な言葉で断罪した後の、一種の爽快感すら浮かんでいた。
だが、迅はグラスを置かなかった。その静かな瞳は、目の前の男の浅薄な分析の、さらに奥を見据えている。
「……コンプレックス、か。それだけではないだろう」
静かな、しかし有無を言わせぬ響きを持った声だった。武流は虚を突かれたように、迅の顔を見返す。
「あ?なんだよ、急に。それ以外に何があんだよ。男にケツ掘られるのが好きな奴なんて、普通の男からすりゃ気持ち悪ぃだけだろ。嫌いで当然だ」
吐き捨てるような言葉に、明確な嫌悪と侮蔑が滲む。知識に基づかない、生理的な拒絶反応。典型的なホモフォビアだ。
迅は、武流のその剥き出しの感情を冷静に受け止める。
「社会的な男性性のプレッシャー。あるいは、無意識下にある自身の同性への関心を、防衛本能で攻撃性に転化している可能性もある」
「……は?何言ってんだお前。小難しいこと並べやがって。俺がホモに興味あるって言いてぇのか?ふざけんなよ」
武流の声が、一段と低くなる。図星、というわけではない。ただ、理解できない領域から自分の内面を分析されることへの不快感が、彼の闘争本能を刺激したのだ。
迅はそこでふっと表情を緩め、同調するように小さく頷いた。
「いや、違いない。普通の男なら、そう思うのが当然だ。俺も昔は、そう思っていた」
「昔は」という言葉に、武流はわずかに眉を動かした。迅は、まるで遠い記憶を辿るように、視線を少しだけ彷徨わせる。
「……学生時代、どうしようもなく敵わない先輩がいた。柔道で、だ。体格も、技術も、何もかもが俺の上を行く。何度挑んでも、畳に叩きつけられるだけだった」
武流は、苛立ちながらも黙って話の続きを待っていた。力の序列。それは彼が最も理解しやすい、世界の法則だったからだ。
「ある夏の合宿の夜だ。俺は一人で道場の隅で自主練をしていた。そこに、その先輩が現れた」
迅の声のトーンは、変わらず低いまま。だが、その言葉の端々に、奇妙な熱が宿り始めていた。
「稽古をつけてやる、と言われてな。また投げ飛ばされて、押さえ込まれた。汗だくで、道着は乱れて……。その時だ。背後から身体を完全に拘束されて、抵抗できない状態で……熱い塊が、俺の尻の間に押し付けられたのは」
「おい……。何だよその話。気色悪い……」
武流の顔が、嫌悪に歪む。だが、彼は話を遮らなかった。いや、できなかった。迅の静かな熱弁が、彼の本能的な好奇心を掴んで離さなかったのだ。
「最初は、屈辱だけだった。だが、先輩は言ったんだ。『これもトレーニングだ』と。『力で劣る雄が、上の雄に身体で教え込まれるのは自然の摂理だ』と……。そして、無理やり……こじ開けられた」
その生々しい表現に、武流は喉を鳴らした。自分の尻のあたりが、ぞわりと粟立つような錯覚を覚える。ノンケである自分の理解を超えた世界。혐오すべき行為。だが、目の前の男が、それを体験した。その事実が、彼の思考を鈍らせる。
「……脳が焼けるかと思った。痛みと、屈辱と……それから、今まで知らなかった種類の、快感でな。前立腺、というらしい。身体の奥の、雄にしか無い場所を、もっと硬い雄のそれで直接抉られる感覚……。あれを知ってしまったら、もう後戻りはできない」
迅はそこで言葉を切り、静かに武流の目を見た。その瞳は、狂信者のように、得体の知れない熱を帯びていた。
武流は言葉を失っていた。嫌悪感で吐き気がするはずなのに、身体の芯が妙に熱い。迅の語る「未知の快感」という言葉が、頭の中で反響する。
(男の……ケツで?そんな……馬鹿なことがあるか……)
ありえない、と理性が叫ぶ。だが、目の前の圧倒的な雄である迅が、それを「気持ちよかった」と語っている。その事実に、武流の単純な価値観が揺さぶられていた。
(……そんなに、すごいのか?女とは、違うのか……?)
浮かび上がった疑問に、武流は自分で愕然とした。ほんのわずかな、しかし確かに芽生えた好奇心。それは、彼が今まで必死に守ってきた「普通の男」という砦に穿たれた、小さな亀裂だった。
「……くだらねぇ話、聞きすぎたな。俺は帰る」
武流はそれだけを吐き捨てると、乱暴に席を立ち、伝票を掴んで店を出て行った。その背中は、明らかに何かから逃げるように見えた。
一人残された迅は、空になった武流のジョッキを静かに見つめていた。
狂犬の弱点、そして野獣の心の揺らぎ。駒は、着実に迅の意のままに動き始めている。
冷たい夜風が、迅の火照った思考を冷ましていく。明日、この戦場はさらに大きく動くことになるだろう。
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一人歩く武流を追いかけて「そもそも勘違いするなよコンプレックスっていうのは剛士の話でお前(武流)じゃねぇ、あいつがゲイ嫌いを公言してるのがコンプレックスの裏返しで 自分よりデカくて強い雄の存在が許せないって簡単な話じゃないってことを言っただけだ。」 「まぁ俺の学生の時の話もあの時はすげぇ気持ちよかっただけで今は別に女が好きだ、勘違いするな」 「とはいえあの気持ちよさが忘れられなくて女の前立腺マッサージ屋に言ったことはあるがな(笑)」 と本当は男が好きだが、そこは隠してあえて嘘の弱みを含めつつフォローをしておく。 この男を怒らせるのは得策じゃない、今回はあくまで男同士のセックスの気持ちよさの布石だ。 武流は女の前立腺マッサージの話にはそこそこ興味がありそうな素振りをみせている (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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雑踏に紛れていく武流の背中は、明らかに動揺と拒絶を示していた。その大きな肩は怒りで強張り、歩幅は乱れている。迅は勘定をテーブルに置くと、音もなく席を立ち、その背中を追った。
夜の冷たい空気が、火照った思考をわずかに冷ます。だが、迅の頭脳は熱を帯びたまま高速で回転していた。このままではいけない。武流という駒は、恐怖や嫌悪で遠ざけては意味がない。利用価値を最大化するためには、手元に置き、いつでも動かせる状態にしておく必要がある。
少し早足で追いつくと、迅はその広い肩に手を置くでもなく、すぐ隣に並ぶようにして声をかけた。
「城戸」
びくり、と武流の身体が跳ねた。振り向いたその顔には、隠しきれない警戒と不快感が浮かんでいる。
「……なんだよ。まだ何かあんのか。気色の悪い話はもうたくさんだ」
「勘違いするな」
迅の声は、夜の喧騒の中でも不思議なほどクリアに響いた。一切の感情を排した、事実だけを告げる声。
「コンプレックスの話は、田所のことだ。お前のことではない。あいつがゲイ嫌いを公言しているのが、自分より強い雄の存在を許せないという劣等感の裏返しではないか、と言っただけだ」
その言葉に、武流の眉間の皺がわずかに和らいだ。自分に向けられた分析ではないと知り、張り詰めていたプライドの糸が少し緩む。だが、警戒は解けない。
「……チッ。だったら、なんだってんだ、さっきのあの話は。テメェの気色悪い体験談なんざ、聞きたくもなかったぜ」
悪態をつきながらも、その声色には先ほどまでの刺々しさが消えている。迅は、その変化を見逃さなかった。
「あれも勘違いするな。学生時代の話だ。あの時は、確かに脳が痺れるほど気持ちよかったが……今は別に、女が好きだ」
あっさりと、まるで世間話のように言い放つ。そのあまりに当然といった態度に、武流は毒気を抜かれた。目の前の男も自分と同じ「ノンケ」であるという事実は、彼にとって何よりの安心材料だった。
(……なんだよ。結局、コイツも普通に女が好きなのか。じゃあ、あの話は……ただの過去の過ちってことか?)
武流の中で、迅という存在が「理解不能な化け物」から、「少し変わった過去を持つ、自分と同じ雄」へと再定義されようとしていた。
「……とはいえ、あの気持ちよさが忘れられなくてな」
迅が、悪戯っぽく口の端を上げた。その一言で、武流の思考が再び停止する。
「女の前立腺マッサージ屋に行ったことはあるがな」
「……は?なんだ、そりゃ……?」
思わず、素っ頓狂な声が出た。ホモは嫌いだ。だが、「女」が「男の性感帯」をマッサージする店。それは武流の知識の範疇にない、しかし妙に興味をそそられる未知の領域だった。自分の体型に似合わぬ粗チンがコンプレックスである彼にとって、女を満足させる以外の快感というものに、本能的な好奇心が刺激されたのだ。
(女が……男のケツの奥を……?)
迅の語った、脳が焼けるような快感。それが、女の手によって得られるというのか。その光景を想像し、武流は自分の股間が、じわりと熱を持つような感覚に襲われた。
「まあ、男の身体を知り尽くしたプロの女が、指でやってくれるんだ。学生時代の、あの先輩の雄の塊に比べれば児戯に等しいが……それでも、普通のセックスでは味わえない感覚であることは確かだ」
「雄の塊」という生々しい単語に、武流は再び顔をしかめる。だが、その嫌悪感は、すでに好奇心という名の別の感情に上書きされつつあった。
(指で……?そんなもんで、あの佐伯が言うみてぇな快感が得られるのか……?)
くだらない、と思う一方で、もし本当にそんな世界があるのなら、少しだけ覗いてみたい、という黒い欲望が鎌首をもたげる。
「今回の件、お前には貸しができたな、城戸。何か面白い情報が入ったら、教えてくれ」
迅はそれだけ言うと、武流の肩を軽く一度だけ叩き、夜の闇へと歩き去っていった。
一人残された武流は、その場にしばらく立ち尽くしていた。
怒りや嫌悪感は、いつの間にか消え失せている。代わりに彼の頭の中を支配していたのは、「前立腺」という奇妙な単語と、自分がまだ知らない「快感」への、抗いがたい好奇心だった。
あの佐伯という男は、やはり得体が知れない。だが、彼が示した世界の断片は、武流の退屈な日常に、危険な色の刺激を投げかけていた。
その夜、武流は自宅のベッドの中で、柄にもなく自分の身体の構造について、考えを巡らせることになる。
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迅と別れた後にベッドの中で(武流が自分の体の構造について考えを巡らせるシーンを生成) 翌日も全員と交流を持ち、より深く全員の関係性、趣味や思考を知ることにする。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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その夜、武流は自宅のベッドの上で、なかなか寝付けずにいた。
コンクリート打ちっぱなしの無機質な部屋。トレーニング器具が隅に置かれ、そこだけが彼の縄張りだと主張している。だが今夜は、その安心できるはずの空間が、妙に落ち着かなかった。
目を閉じると、居酒屋での迅の顔が浮かぶ。あの静かな、しかし異様な熱を帯びた瞳。
『……脳が焼けるかと思った』
その言葉が、耳の奥で何度も反響する。
「……チッ」
武流は舌打ちし、乱暴に寝返りを打った。シーツが擦れる音が、やけに大きく響く。
なんだってんだ、あの話は。男のケツが、気持ちいい?馬鹿馬鹿しい。吐き気がする。
そう理性が否定する一方で、自分の身体の感覚が、言うことを聞かなかった。
無意識に、手が自身の尻へと伸びる。硬く、分厚い筋肉に覆われた臀部。女のそれとは全く違う、ただの肉の塊。
だが、その奥に。「前立腺」という、今日まで意識したこともなかった器官が存在するという。
(……こんなところに、そんなもんが……)
迅の言葉をなぞるように、指がわずかに割れ目に触れそうになり、武流は弾かれたように手を引っ込めた。ぞわり、と背筋に嫌な感覚が走る。
それは純粋な嫌悪感のはずだった。だが、同時に、自分の身体に未知の領域があるという事実に、ほんのわずかな、しかし無視できない好奇心が芽生えていることを自覚せざるを得なかった。
迅が語った、女によるマッサージ。プロの女の指が、この奥深くを……?
(……くだらねぇ)
粗チンであることは、彼の数少ないコンプレックスだった。だからこそ、女を満足させること以外の快感というものに、心のどこかで惹かれてしまうのかもしれない。
「気色悪い……」
誰に言うでもなく呟き、武流は無理やり目を閉じた。迅という男は、自分のテリトリーに土足で踏み込み、得体の知れない爆弾を仕掛けていった。その爆弾がいつか暴発するのではないかという予感が、彼の眠りを浅く、重いものにした。
翌朝。火曜日のオフィスは、月曜の緊張感をそのまま引きずり、さらに粘度を増したような重い空気に満たされていた。
迅がフロアに足を踏み入れると、昨日と同じように、幾つもの視線が突き刺さる。だが、その質は明らかに変化していた。
真っ先に目が合ったのは、人事部の武流だった。
武流は一瞬、肩を揺らすと、バツが悪そうにサッと目を逸らし、モニターの数字を睨みつけるフリをした。その動揺は、迅にとって計算通りの結果だった。彼の心には、確かに種が蒔かれたのだ。
次に迅は、海外事業部の島へと向かった。
隼人は、近づいてくる迅の気配に気づき、モニターから顔を上げた。その精悍な顔には、昨日よりも深い警戒の色が浮かんでいる。
「岩城部長。昨日は失礼いたしました。田所とのことですが、少し感情的になりすぎたようです」
迅は、あえて下手に出ることで、隼人の反応を窺った。
「……佐伯。お前が何を考えているのかは知らんが、俺の部下を掻き回すのはやめてもらいたい。あいつは不器用なだけで、悪い人間じゃない」
冷静な声色だが、その言葉には明確に剛士を庇う意志があった。部下思いという情報は、間違いなさそうだ。
「ええ、承知しています。だからこそ、彼とはうまくやっていきたい。もしよろしければ、彼の趣味や好きな酒でも教えていただけませんか。こちらから歩み寄るきっかけにしたい」
協力的な姿勢。その申し出に、隼人は一瞬、戸惑いの表情を見せた。迅の真意を測りかねているのだ。
(この男……ただの脳筋ではないな。昨日の威圧的な態度から一転、この柔軟さ。何を企んでいる……?)
隼人の理性は警鐘を鳴らし続けるが、部下のためという大義名分を前に、無下に断ることもできない。その葛藤が、彼の眉間に深い皺を刻んでいた。
そのやり取りを、少し離れた企画部の島から、健児が冷徹な目で観察していた。
(なるほど。硬軟織り交ぜて、まずは外堀から埋めるつもりか。隼人の人の良さを利用し、剛士の情報をさらに引き出す……。実に合理的だ)
迅がこちらに視線を向けた。目が合う。健児は表情を変えず、小さく頷いてみせた。「あんたの狙いは理解している」という無言のメッセージ。迅もまた、かすかに口角を上げて応えた。二人の間には、言葉を必要としない、知的な緊張関係が生まれつつあった。
昼休み。社員食堂は賑わいを見せているが、迅がトレーを持って席を探すと、彼の周囲だけモーゼの海割りのように空間が空いた。
その中で唯一、いつもと変わらぬ態度でいたのは、営業部のエース、亮だった。彼は友人と談笑していたが、迅に気づくと、一瞬笑顔を引き攣らせながらも会釈をした。
迅は、あえて彼の向かいの席に腰を下ろした。
「佐々木。いい身体をしているな。何かスポーツでもやっているのか」
「えっ!?あ、はい!学生時代にバスケを……。今は、週末に仲間とやるくらいですけど……」
突然、自分の肉体を褒められ、亮は戸惑いながらも少し嬉しそうに答えた。
(やはり、体育会系。序列と、身体的な評価に弱い)
迅は確信する。
「なるほど。どうりで体幹がしっかりしていると思った。今度、おすすめのトレーニングジムでも教えてくれ」
ごく自然な会話。しかし、それは亮のプライベートな情報を引き出し、警戒心を解くための布石だった。亮は、自分を認めてくれたと感じたのか、緊張を解いてトレーニングメニューについて語り始めた。その無邪気さが、この戦場では命取りになりかねないことを、彼自身はまだ知らない。
そして、午後の業務中。迅は、資料を取りに行くフリをして、誰もいない給湯室へと向かった。
予測通り、そこには忌々しげな顔でコーヒーを淹れている剛士の姿があった。
二人きり。狭い空間に、二人の雄の熱気がぶつかり合う。
剛士は迅を睨みつけ、威嚇するように分厚い胸を張った。
「……何の用だ、てめぇ」
迅は何も言わなかった。ただ、マグカップを持つその丸太のような腕を、はち切れそうな胸筋を、そして憎悪に燃える瞳を、ゆっくりと、値踏みするように見つめた。
それは、獲物の質を確かめるような、冷たい視線だった。
「……な、何見てんだよ……!」
声が上ずる。昨夜、武流が指摘した通りだ。自分より明らかに格上である雄の存在に、彼の本能が屈しかけている。ゲイ嫌いを公言するその口が、目の前の雄の視線から逃れるための虚勢でしかないことを、迅は完全に見抜いていた。
その脆弱なプライド。それこそが、この狂犬を制御するための、最高の首輪となるだろう。
迅はコーヒーを淹れ終えると、最後まで一言も発さず、剛士の横を通り過ぎて給湯室を出た。
残された剛士は、怒りと、そして得体の知れない屈辱感に、マグカップを握る手に力を込めることしかできなかった。
自席に戻った迅の脳内では、今日一日で更新された各キャラクターのデータが、新たな戦略を構築していく。
戦場は、静かに、しかし確実に、次のフェーズへと移行しようとしていた。
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迅の考察は間違っていた。剛士は迅を格上などとは思っていないし、純粋に喋らずに見つめてくるだけの迅を心底気持ち悪い奴だと思っているだけだった。 決して本能が屈するわけではなく、今後も豪快で高圧的な姿勢は崩さない。 穏健派の隼人を食事に誘い、改めて協力関係を申し出る。彼の警戒心を解きほぐし、剛士が 過去に起こしたプロジェクトの「失敗」の具体的な真相と、自分がカバーしたことが何故横取りになったのか、彼の心の傷についてさらに深く掘り出す。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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給湯室に残された剛士は、沸騰した湯気よりも熱い怒りで身体を震わせていた。
迅が去った後も、その値踏みするような視線の残像が、肌にまとわりついて離れない。
(なんだ、あの目は……ッ!人を上から下までジロジロと……!心底、気色悪い野郎だ!)
屈服など、しているものか。本能が屈するなど、あり得ない。剛士の感情はもっと単純だ。生理的な嫌悪感。理解不能な存在に対する、純粋な拒絶反応。そして、その得体の知れない男が自分以上の評価を得ていることへの、どうしようもない苛立ち。それが全てだった。
マグカップを握る指が、ミシミシと音を立てる。
決して、あの男を認めない。力でも、仕事でも、いつか必ず叩き潰す。剛士は己の心に、改めてそう誓った。
一方、自席に戻った迅は、静かに自身の分析を修正していた。
(……俺の考察は、浅かったか)
剛士の瞳に宿っていたのは、恐怖や屈服の色ではなかった。もっと生々しい、剥き出しの憎悪と嫌悪。彼は狂犬などではない。高いプライドと、それを守るための攻撃性を持つ、厄介な雄だ。力で押さえつけるだけでは、いずれ喉笛に噛みついてくるだろう。
戦略の再構築が必要だ。そのためには、より正確な情報が不可欠だった。
迅は内線電話の受話器を、静かに持ち上げた。
終業後。迅と隼人は、オフィス街の喧騒から少し離れた、隠れ家のような和食料理店の個室にいた。
迅が誘った時、隼人は電話口で長い間沈黙していた。だが、最終的には「……分かった。ただし、仕事の話だけだ」と、硬い声で承諾した。
通された個室は、静かで落ち着いた雰囲気だった。だが、向かい合って座る二人の間には、見えない壁が存在している。
「それで、話とは何だ。改めて言っておくが、田所をこれ以上刺激するような真似は許さん」
先制するように言い放つ隼人の瞳には、部下を守ろうとする強い意志が宿っていた。
迅は、熱いおしぼりで手を拭きながら、ゆっくりと口を開いた。
「ええ。だからこそ、お話を伺いたい。なぜ、彼はあれほどまでに俺を敵視するのか。武流から、過去のプロジェクトの件は聞きました。俺が、彼の功績を横取りした、と」
「……城戸から聞いたのか」
隼人はわずかに眉をひそめ、ため息をついた。
「横取り、か。あいつの立場から見れば、そう見えただろうな。……事実がどうであれ」
その言葉には、剛士の不器用さに対する、兄のようなもどかしさが滲んでいた。
「事実を知りたい。俺がカバーしたという彼の『失敗』の、具体的な内容を」
迅の真っ直ぐな視線を受け、隼人はしばらく逡巡していたが、やがて観念したように重い口を開いた。
「……あのプロジェクトは、海外の新規プラント建設だった。田所は現場責任者として、誰よりも情熱を注いでいた。だが、その情熱が空回りしたんだ。現地の慣習や人間関係を無視して、日本のやり方だけで強引に進めようとした。俺も、周囲も、何度も忠告したが、あいつは聞かなかった。『俺が責任を持つ』の一点張りでな」
当時の光景を思い出すように、隼人は目を細める。
「結果、現地の有力者との関係がこじれ、プロジェクトは完全に停滞した。納期は目前。違約金が発生すれば、会社は莫大な損失を被る。万事休すだった」
そこで、言葉が途切れる。その先を、迅は静かに待った。
「……そこに現れたのが、お前だ。社長直々の命令でな。お前は、たった一人で現地に乗り込むと、俺たちも知らなかった裏ルートで、その有力者のさらに上に立つ人物と直接交渉した。そして、たった三日で全てを解決してしまった」
隼人の声には、今なお信じられないといった響きがあった。
「お前のやり方は完璧だった。あまりにも、鮮やかすぎたんだ。そして、お前はその過程を一切、誰にも説明しなかった。ただ、『問題は解決した』という結果だけを会社に報告した。……だから、田所の泥臭い努力も、失敗も、全てが無かったことにされ、お前一人の手柄になったんだ。あいつのプライドは、ズタズタだったろうさ」
ようやく、全てのピースが繋がった。
剛士の敵意は、単なる嫉妬ではない。自分の全てを懸けた仕事への誇りを、土足で踏みにじられたと感じたことへの、深い怒りと絶望。それが源泉なのだ。
そして、迅の沈黙が、その傷口に塩を塗り込んだ。
「……なるほどな」
迅は静かに呟いた。
隼人は、そんな迅の顔をじっと見つめていた。
「お前を責めるつもりはない。お前は、自分の仕事を完璧にこなしただけだ。だがな、佐伯。仕事は、結果だけじゃない。俺たちのいる場所は、戦場であると同時に、人が集う組織でもあるんだ。……もう少し、やり方があったんじゃないのか」
それは、非難というよりも、静かな諭しだった。
この男、岩城隼人は、ただの切れ者ではない。人の心の機微を理解し、組織全体の調和を考えることのできる、本物のリーダーだ。
迅は初めて、この会社で、力や恐怖とは別の尺度で「敵わない」と感じる人間に出会った気がした。
「……貴重な話を、感謝します。岩城部長」
迅が深く頭を下げると、隼人は少し驚いたように目を見開いたが、やがてふっと表情を緩めた。
「……分かってくれれば、いい」
二人の間にあった壁が、少しだけ、薄くなったように感じられた。
食事を終え、店を出る。冷たい夜風が、アルコールで火照った身体に心地よかった。
一人になった迅は、夜空を見上げながら、これからの戦略を練り直していた。剛士という駒の急所は、プライドと、その裏にある傷ついた自尊心。
力でねじ伏せるのは、もはや最善手ではない。彼の心の傷、その最も深い場所に触れ、そこから支配する。より狡猾で、残忍なアプローチが必要だ。
戦場は、新たな局面を迎えていた。
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隼人の間に芽生えた奇妙な信頼を利用し、後日、とあるきっかけで彼の自宅を訪れる。 酒を酌み交わすうちに、新婚であるはずの彼の隠れた悩みに触れ、その心の隙間に滑り込み、良き相談役に接し、定期的に隼人の家にお邪魔するような関係を築く (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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隼人と別れた後も、迅の頭の中では彼が語った言葉が反芻されていた。
『仕事は、結果だけじゃない。俺たちのいる場所は、戦場であると同時に、人が集う組織でもあるんだ』
その言葉は、力と結果だけを信奉してきた迅にとって、新鮮な響きを持っていた。岩城隼人という男は、この戦場におけるイレギュラーな存在だ。彼の持つ「調和」という武器は、迅の知らない種類の強さだった。
そして、その強さは利用価値がある。
剛士を制御するための鍵は、彼の上司であり、唯一の理解者である隼人を、いかにしてこちらの陣営に取り込むか。その一点に絞られた。
それから数週間、迅は目立った動きを見せることなく、水面下で静かに布石を打ち続けた。
特別プロジェクトの進捗報告を名目に、隼人との接点を意図的に増やす。最初は警戒を隠さなかった隼人も、迅が仕事において完璧な結果を出し続けること、そして何より、剛士に対して一切の挑発的な態度を見せなくなったことで、徐々にその硬い表情を和らげていった。
ある金曜日の夜。残業を終えた迅がオフィスを出ようとすると、同じく帰り支度をしていた隼人と鉢合わせた。
「佐伯か。お前も今までか。相変わらずだな」
「岩城部長こそ。海外とのやり取りは時差がありますから、大変ですね」
他愛ない会話。だが、以前のような刺々しさは微塵もなかった。
エレベーターが1階に到着し、並んでエントランスホールを歩く。
「……まあ、大変なのはそれだけじゃないがな」
ぽつり、と隼人が漏らした言葉に、迅はかすかな疲労の色を感じ取った。
「何か、問題でも?」
「……いや。大したことじゃないんだが」
隼人は言葉を濁し、首を振った。だが、その精悍な横顔には、仕事のそれとは質の違う、プライベートな悩みの影が落ちていた。
新婚であるはずの彼が見せた、一瞬の曇り。迅はそれを見逃さなかった。
きっかけは、その翌週に訪れた。
隼人が担当していた海外のクライアントとの間で、突発的なトラブルが発生したのだ。解決には、迅が持つ特殊な交渉ルートが必要不可欠だった。
迅は二つ返事で協力を承諾し、自身の休日を返上して対応にあたった。問題は、週末の間に鎮火した。
月曜の朝、隼人は自分のデスクにやってきた迅に、深く頭を下げた。
「佐伯……。今回の件、本当に助かった。礼を言う」
「当然のことをしたまでです。それより、お疲れが出たのでは?」
迅の言葉に、隼人は苦笑いを浮かべた。
「ああ……。実は、週末は妻と旅行に行く約束をしていたんだが、結局キャンセルになってしまってな。かなり、機嫌を損ねさせてしまった」
家庭の悩みを、ごく自然に口にする。それは、隼人が迅に対して、明確に心を開き始めている証拠だった。
「それは……お気の毒に。埋め合わせが大変ですね」
「はは……。まあな。……そうだ、佐伯。もし今夜、時間が空いているならなんだが……。今回の礼も兼ねて、家で一杯どうだ?妻も、お前に会って礼がしたいと言っていてな」
予期せぬ誘い。だが、迅の思考は即座に最適解を導き出していた。これは、絶好の機会だ。
「……お言葉に甘えさせていただきます」
その夜、迅は都心に立つタワーマンションの一室にいた。隼人の自宅だ。
広く、趣味の良い家具で統一されたリビング。窓の外には、宝石を散りばめたような夜景が広がっている。
「さあ、まあ座ってくれ」と隼人に勧められ、迅は革張りのソファに深く腰を下ろした。
やがて、キッチンから現れたのは、隼人の妻だった。写真で見た通りの、知的な雰囲気を持つ美しい女性だ。
彼女は迅に丁寧に頭を下げると、週末の件で夫が世話になったと礼を述べ、手際よくテーブルに料理を並べていった。
三人の食卓は、穏やかに進んだ。妻は聡明で、会話も弾む。絵に描いたような理想の夫婦。だが、迅の観察眼は、その完璧な光景の裏に潜む、微細な不協和音を捉えていた。
時折、会話が途切れた瞬間に流れる、わずかな沈黙。お互いの顔を見ているようで、その視線が微妙に交わらない瞬間。
食事が終わり、妻が食器を片付けにキッチンへ立った後だった。
「……すまないな、付き合わせてしまって」
「いえ。素晴らしいおもてなしでした。奥様も、素敵な方ですね」
その言葉に、隼人はウイスキーグラスを傾けながら、寂しげに笑った。
「……ああ。本当に、出来すぎた妻だよ。仕事への理解もあるし、俺のことも立ててくれる。……だがな」
そこで、言葉が途切れる。
「……時々、分からなくなるんだ。俺たちは、本当に夫婦なのかな、と。まるで、完璧なビジネスパートナーと一緒にいるような……。お互い、どこかで気を遣いすぎているのかもしれない」
仕事の顔ではない、一人の男としての、弱々しい本音。
新婚生活の理想と現実のギャップ。多忙な日々の中ですれ違う心。それは、誰にでも起こりうる、しかし当人にとっては深刻な悩みだった。
「……」
迅は何も言わず、ただ静かに彼の言葉に耳を傾けた。ここで安易な慰めやアドバイスは不要だ。必要なのは、この男の心の奥底にある孤独を受け止める、静かな器。
「はは……。すまん。部下でもないお前に、こんな話をするなんてな。少し、酔ったかな」
隼人は自嘲するように笑い、ウイスキーを呷った。
その夜、迅は長居をすることなく、丁寧にお暇した。
玄関まで見送りに来た隼人は、少しだけ晴れやかな顔をしていた。
「……佐伯。また、いつでも来てくれ。今度は、もっと気楽にな」
それは、社交辞令ではない、心からの言葉だった。
帰り道、冷たい夜風に当たりながら、迅は確信していた。
岩城隼人という男の心の隙間に、自分という存在が確かに滑り込んだことを。良き相談相手。信頼できる同僚。その仮面の下で、迅は静かに、彼の心を支配する準備を整えていく。
戦場はオフィスだけではない。人の心、その最も柔らかな場所こそが、真の戦場なのだ。
[speaker name="選択"]
前に武流と前立腺などの話をしてから数週間たっていたので 武流に何か変化があったか様子を見る、話しかけ 仕事の内容、剛士の話、そして何か体の疼きを感じていないか僅かな変化も見逃さずチェックする。 亮、迅、健児とも交流をもち機会を常に伺う。 隼人とは定期的に連絡、相談をとり心の隙間を埋める存在に徐々になっていく。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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数週間が経過した。オフィスという戦場では、目に見える銃火が交わされなくとも、水面下では絶えず勢力図が塗り替えられていく。
迅が放った波紋は、静かに、しかし確実にフロアの人間関係に浸透していた。
特に、海外事業部長である隼人との関係の変化は、周囲の目にも明らかだった。以前のような険悪な緊張感は消え、二人がプロジェクトについて穏やかに言葉を交わす姿が頻繁に見られるようになった。
その変化は、良き相談相手という名の、迅による周到な懐柔策の成果だった。定期的に交わされるメッセージ、時折二人で交わす酒。迅は隼人の心の最も柔らかな部分に、信頼という名の楔を深く打ち込んでいた。
その日も、迅はフロア全体を静かに観察していた。次の駒を動かす時機を、冷静に見定めている。
彼の視線が、人事部の島にいる武流を捉えた。
あの日以来、武流は迅と極力目を合わせようとしなくなった。だが、その態度は単純な拒絶ではない。むしろ、意識下に植え付けられた「種」から目を背けようとする、無駄な抵抗のように迅には見えた。
迅は静かに席を立ち、人事部の島へと向かった。
近づいてくる迅の気配に、武流の肩が微かに強張る。彼はモニターから目を離さずに、ぶっきらぼうな声を投げかけた。
「……何の用だ、佐伯」
「特別プロジェクトの増員候補について、もう一度あんたの見立てを聞きたい」
あくまで事務的な口実。武流はチッと小さく舌打ちをしたが、仕事とあっては無視もできない。彼はしぶしぶといった様子で、デスクのファイルに手を伸ばした。
その横顔を、迅は見逃さなかった。以前よりも、ほんの少しだけ頬がこけている。眠りが浅いのか。
「……ところで、最近の田所はどうだ。少しは落ち着いたように見えるが」
剛士の話題を振ると、武流は意外にも素直に口を開いた。
「さあな。相変わらず、お前のことになるとすぐカッとなるが……。まあ、前よりはマシか。隼人さんが上手く手綱を握ってるんだろ」
その言葉には、以前のような面白がる響きが薄れていた。まるで、他人事ではない何かを感じているかのように。
迅は、さらに深く踏み込む。
「城戸こそ、何か変わったことはないか。トレーニングの調子が上がらない、とか」
その一言に、武流の動きが完全に止まった。ファイルのページをめくっていた指が、微かに震えている。
(……なぜ、分かる)
武流の内心を、激しい動揺が襲う。
その通りだった。あの日以来、自分の身体が自分のものじゃないような、奇妙な感覚に付きまとわれている。トレーニングに集中しようとしても、ふとした瞬間に尻の奥が疼くような錯覚に陥る。夜、ベッドに入れば、迅が語ったあの忌まわしい「快感」のイメージが頭をよぎり、寝付けない日もあった。
身体は正直で、時折、女を相手にしているわけでもないのに、股間が熱を持つことすらある。その度に、武流は自分自身への嫌悪感で吐きそうになっていた。
「……余計な世話だ。俺は、いつも通りだ」
絞り出すような声で否定するのが精一杯だった。その必死な様子に、迅は確信する。種は根を張り、彼の無意識を蝕み始めている。
迅はそれ以上は追及せず、人事部を後にした。
昼休み、社員食堂で亮と顔を合わせる。
彼は今や、迅に対してすっかり警戒心を解いていた。
「佐伯さん!この間教えてもらったプロテイン、めちゃくちゃいい感じです!今度の日曜、バスケの試合があるんですけど、ベストコンディションで臨めそうですよ!」
その屈託のない笑顔は、この戦場においてはあまりに無防備だ。迅は穏やかに相槌を打ちながら、彼の持つ情報の価値と、その駒としての脆さを再評価していた。
午後の業務中には、企画部の健児が迅のデスクへやってきた。
「佐伯、頼まれていたリスク分析のアップデート版だ。……それと、これは余談だが、岩城部長、最近顔つきが穏やかになったな。あんたが、何かしたのか?」
全てを見透かすような、静かな瞳。健児との間には、言葉以上のコミュニケーションが成立している。迅は何も答えず、ただ小さく口角を上げるだけにとどめた。
そして、終業後。隼人から『少しだけ付き合えないか』というメッセージが届いた。
二人が向かったのは、最近行きつけになった、カウンターだけの小さなバーだった。
「……聞いてくれるか、佐伯。この間の週末、久しぶりに妻とゆっくり話ができてな。お前に話を聞いてもらってから、俺の中で少し、何かが変わった気がするんだ。素直に、自分の気持ちを話せるようになった」
グラスを傾けながら、隼人は穏やかに語る。その表情は、以前の彼がまとっていた硬い鎧が剥がれ、一人の男としての柔らかさを見せていた。
「それは、良かったですね」
「ああ。……だが、まだ、どこか足りないんだ。パズルの最後のピースが、見つからないような……。こんな弱音を吐けるのは、不思議とお前の前だけだよ」
隼人は、自嘲するように笑う。
その瞳に宿るのは、明確な信頼。そして、その奥に潜む、迅という存在への、ある種の依存心。
彼の心の隙間は、もはや迅という形にくり抜かれている。あとは、その隙間に、何を満たしてやるかだけだ。
全ての駒が、それぞれの場所で、迅が動かすその時を待っている。
夜の闇の中で、迅は次の一手を、静かに、そして冷徹に思考していた。
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迅はより隼人の内情に触れてもいい頃合いだと思った 隼人に「彼女は幼馴染なんですよね?なんで今ではビジネスパートナーみたいになったんですか? 昔からそんな関係ではなかったんですよね?」と根掘り葉掘り聞くことにする。 そして気を悪くしたら悪いと思うんですけど、彼女と夜はやってたりするんですか? と夜の性事情にまで聞くこととなる (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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バーカウンターの柔らかな照明が、隼人の傾けるグラスの中で揺らめいていた。彼の瞳に宿る、深い信頼と、その裏に潜む依存心。迅は、この男の心の隙間が、もはや自分という存在なしには埋められないほどに広がっていることを正確に理解していた。
ここが潮時だ。さらに深く、彼の聖域に踏み込む。
迅は自身のグラスを静かに置くと、隼人の横顔に視線を向けた。
「奥様とは、幼馴染だと伺いました。昔から、今のような……ビジネスパートナーのような関係性だったのですか?」
その問いに、隼人は虚を突かれたように瞬きをした。グラスの中で揺れていた琥珀色の液体が、ぴたりと動きを止める。
「……いや。昔は、そんなことはなかったさ」
彼の声は、遠い過去を懐かしむような、それでいてどこか寂しげな響きを帯びていた。
「学生の頃は、ただがむしゃらだった。あいつも俺も、互いに夢を語り合って、笑い合って……。社会人になってからも、しばらくはそうだったな。互いの仕事を応援し、支え合ってきた。最高のパートナーだったよ、色々な意味で」
だが、と隼人は言葉を続ける。その表情から、穏やかな笑みが消えていた。
「いつからだろうな。お互いが、それぞれの世界で責任ある立場になって……。会話は仕事の愚痴か、将来設計の話ばかり。支え合うことが、いつの間にか『評価』し合うことに変わっていた。まるで、プロジェクトの進捗確認みたいに……」
自嘲するような笑みが、彼の口元に浮かぶ。それは、誰にも見せたことのない、疲れ切った男の顔だった。完璧なエリートである岩城隼人の鎧の下にある、生身の弱さ。
迅はその弱さを、慈しむように、しかし冷徹に見つめていた。そして、最も無防備になったその瞬間に、最も鋭利な刃を突き立てる。
「……気を悪くされたら、申し訳ありません」
あえて丁寧な前置きをする。それは、これから投げかける言葉が、相手の尊厳を踏みにじるものであるという合図だった。
「その……奥様と、夜の営みは?」
空気が、凍った。
隼人の顔から、全ての表情が抜け落ちる。彼の瞳が、ゆっくりと、信じられないものを見るように迅に向けられた。そこにあったのは、もはや信頼ではない。踏み込んではいけない領域を侵犯された者が見せる、純粋な拒絶と、羞恥と、そして隠しようのない怒りだった。
(……こいつ、何を……ッ!)
隼人の頭の中で、警鐘がけたたましく鳴り響く。なぜ、この男にそんなことまで話さなければならない。男として、夫としての、最後の砦。その壁を、目の前の男はハンマーで殴りつけてきたのだ。
グラスを握る指に、力がこもる。だが、怒鳴りつけることができなかった。
なぜなら、その問いは、彼の抱える「最後のピース」の、まさにど真ん中を射抜いていたからだ。
長い、重苦しい沈黙が流れる。バーの喧騒が、遠い世界の音のように聞こえた。
「……お前には、関係のないことだ」
絞り出した声は、低く、震えていた。それは拒絶の言葉でありながら、同時に、悲痛なSOSのようにも聞こえた。
迅は、それ以上は追及しなかった。隼人の反応だけで、答えは十二分に得られたからだ。
「失礼なことを、お聞きしました」
静かに頭を下げる。だが、その瞳は隼人の内面で渦巻く嵐を、冷静に分析し続けていた。セックスレス。あるいは、義務的で心の通わない交わり。完璧な夫婦という仮面の下で、彼の雄としてのプライドは、静かに、しかし確実に蝕まれていたのだ。
隼人は、何も答えられなかった。ただ、唇をきつく噛み締め、怒りと屈辱に耐えている。心を許した相手に、最も見られたくない弱みを暴かれた男の、惨めな姿だった。
やがて彼は、自嘲の笑みを浮かべた。
「……完璧すぎるんだよ、何もかも。まるで、欠点のない製品みたいでな。……壊すのが、怖いのかもしれん」
その謎めいた言葉が、彼の苦悩の全てを物語っていた。
その夜は、それ以上会話が続くことなく、二人は会計を済ませて店を出た。
十一月の冷たい夜風が、火照った二人の間を吹き抜けていく。
「……また、会社で」
隼人はそれだけを言うと、迅に背を向け、タクシーを拾うために大通りへと歩き去った。その逆三角形の広い背中が、今までで一番、小さく、そして孤独に見えた。
一人残された迅は、夜の闇に溶けていくその背中を見送りながら、静かに口の端を吊り上げた。
パズルの最後のピースは見つかった。あとは、それを迅自身の手で、ゆっくりとはめ込んでやるだけだ。
戦場は、最終局面へと移行しつつあった。
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相変わらず隼人に会いに行くと剛士がすぐに噛みついてくる。 武流ともコミュニケーションをとり、同時に仕事を完璧にこなしつつ、剛士、亮、健児とも会い彼らの弱み、性的に漬け込む隙などないか見定める。豪にももしかしたらそのような隙があるかもしれない… 報告するとともにあの屈強でボスである男に探り、性的な隙がないだろうか… (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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あの日、バーで隼人の最も脆い部分に触れてから、二人の間の空気は奇妙なものに変わっていた。拒絶され、距離を置かれるかと思いきや、隼人はむしろ以前にも増して、仕事上の相談を名目に迅との接点を求めてくるようになった。それはまるで、傷口を暴かれた患者が、その執刀医にだけ治療を求めるような、倒錯した信頼関係だった。
その日も、海外事業部の島で、二人はモニターを挟んで静かに打ち合わせをしていた。
その穏やかな空気を引き裂いたのは、やはりあの男だった。
「おい、隼人さん!いつまでそいつとコソコソやってんだよ!こっちの案件、決済もらわねぇと進まねぇんだよ!」
剥き出しの苛立ちを叩きつけながら、剛士がデスクに書類を叩きつける。その敵意は、隼人を通り越し、真っ直ぐに迅へと突き刺さっていた。
(……またか)
隼人は内心で深くため息をついた。最近の剛士は、迅が自分に近づくたびに、まるで縄張りを荒らされた獣のように噛みついてくる。その嫉妬にも似た攻撃性に、隼人自身も疲弊し始めていた。
「田所、今は話をしている。後にしてくれ」
「後じゃダメなんだよ!アンタ、最近コイツとばっかりじゃねぇか!俺ら部下の仕事より、そいつとの世間話の方が大事かよ!?」
剛士の瞳には、純粋な怒りと、そして上司を奪われた子供のような焦りの色が浮かんでいた。迅は、そんな彼を値踏みするように静かに見つめる。
その視線が、さらに剛士の神経を逆撫でした。
「……んだよ、その目は。言いたいことがあるなら言えや、この陰険野郎が!」
一触即発の空気。だが、迅は何も答えず、ただ隼人に「では、続きはまた後ほど」とだけ告げて、静かにその場を離れた。嵐をやり過ごすように、しかしその実、嵐の中心にいるのは自分自身だと理解しながら。
給湯室でコーヒーを淹れていると、入れ替わりで武流が入ってきた。彼はあからさまに気まずそうな顔をすると、迅に背を向けて冷蔵庫を開ける。
迅は、その分厚い背中に静かに声をかけた。
「城戸。最近、トレーニングの重量が落ちているそうだな」
びくり、と武流の肩が跳ねた。振り向いたその顔には、隠しようのない動揺が広がっている。
「なっ……!なんで、お前がそんなこと……!」
(誰から聞いた?いや、そんなことはどうでもいい。なぜコイツは、俺が一番気にしていることを的確に突いてくるんだ……!)
武流の内心は嵐のようだった。迅にあの話を聞かされて以来、身体の奥が疼くような感覚が消えない。集中力が散漫になり、今まで楽に上がっていたはずのベンチプレスのバーが、鉛のように重く感じる。自分の肉体を制御できない苛立ちと、その原因を作った男が目の前にいるという事実が、彼を混乱させていた。
「……身体が、疼くか?」
囁くような、悪魔の誘い。その一言で、武流は顔から血の気が引くのを感じた。図星だった。夜、一人でいる時に感じる、あの得体の知れない疼き。それを、この男は全てお見通しなのだ。
「……うるせぇ……!」
それだけを吐き捨て、武流は逃げるように給湯室を飛び出していった。
迅は静かにコーヒーを啜りながら、フロアにいる他の駒たちを観察する。
営業部の亮は、電話口で快活に笑っている。彼の無防備さは、いつか利用できる切り札だ。
企画部の健児は、こちらを一瞥すると、何も言わずに自分の仕事に戻った。彼との間には、互いの腹を探り合う、静かなゲームが続いている。
全ての駒は、盤上でそれぞれの役割を演じている。だが、その糸を引いているのは、迅ただ一人だった。
終業後、迅は役員フロアへと向かった。月に一度の、豪への直接報告のためだ。
重厚な執務室。革と葉巻の匂い。そして、部屋の主が放つ、絶対的な支配者のオーラ。
豪はデスクの奥で腕を組み、迅の報告を黙って聞いていた。その岩のような肉体は、スーツの上からでもわかるほどの威圧感を放っている。
(この男に、隙はあるのか……?)
迅は報告を続けながら、目の前の男を冷静に分析していた。完璧な仕事、揺るぎない自信、そして部下を駒としか見ていない冷徹さ。その全てが、分厚い筋肉の鎧で固められている。性的な弱み?そんなものが存在するとは、到底思えなかった。
一通りの報告を終えると、豪はゆっくりと口を開いた。
「……佐伯。お前、最近、楽しそうやな」
その言葉は、唐突だった。
「……と、仰いますと?」
「隼人を手懐け、城戸を揺さぶり、田所を煽る。盤上の駒を、好き勝手動かしとる。……ワシの掌の上で、とは言わんがな」
鋭い眼光が、迅の全てを見透かすように射抜く。この男は、全て気づいていた。迅がフロアで繰り広げている、緻密な人間関係のゲームを。
ぞくり、と迅の背筋を、これまで感じたことのない種類の戦慄が走った。それは恐怖ではない。自分以上の捕食者と対峙した時にだけ感じる、純粋な興奮だった。
「ええか、佐伯。駒は駒や。愛でるな、情を移すな。壊れたら、代わりを補充するだけ。それがワシのやり方や。……お前が、ワシの駒で居続ける限りはな」
それは、警告であり、同時に、迅の能力を認めていることの証でもあった。
だが、その言葉の奥に、迅は微かな何かを感じ取った。あまりにも完璧すぎる、非人間的なまでの支配欲。その裏側には、あるいは……。
(この男もまた、何かを恐れているのか?完璧すぎるが故の、孤独を……?)
それは、まだ確信には至らない、ごくわずかな可能性の光だった。
執務室を後にした迅は、夜景を見下ろしながら、静かに思考を巡らせる。
全ての駒が、動き出そうとしている。そして、キングである豪の、鉄壁の守りの内側に、初めて微かな亀裂が見えた気がした。
この戦場を完全に支配するため、次の一手を、どこに打つべきか。
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隼人と飯を食べた後に、飲みに行きますか、という話になった時 丁度妻も出張で居ないから俺の家で飲んでいくか?と言われる 酒を飲みながら隼人とよりディープな会話をしてお互いの内情なども話していく。 盛り上がってしまっていつの間にか終電を逃してしまい タクシーを使うか、隼人はゲストルームもあるから泊まってくか?という流れになる。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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豪の執務室を出た後も、彼の言葉は迅の思考に重く反響していた。
『駒は駒や。愛でるな、情を移すな』
それは、この戦場で生き残るための鉄則。そして、迅自身が誰よりも理解しているはずのルールだった。だが、岩城隼人という男は、そのルールを揺るがしかねない、奇妙な存在になりつつあった。
その週末。金曜の夜、仕事を終えた迅は、偶然を装って隼人とエレベーターで乗り合わせた。
「佐伯か。今週もご苦労だったな」
「部長も。これから会食ですか?」
「いや、今日は直帰だ。……もし、この後時間があるなら、軽く食事でもどうだ?先日の中間報告の件で、少し話しておきたいことがある」
隼人からの誘い。それはもはや、迅にとって計算通りの出来事だった。
二人はオフィス街の喧騒を抜け、静かなイタリアンレストランへと向かった。食事をしながら交わされるのは、仕事の話を入り口にした、互いの内面を探り合うような会話だった。
食事が終わり、店を出る。十一月の夜気は肌寒い。
「……もう少し、飲み直さないか?」
隼人が、どこか言い淀むように切り出した。彼の瞳には、このまま一人で夜を過ごしたくないという、明確な孤独の色が浮かんでいる。
「ええ。どこか、いいバーでも?」
「いや……」
隼人は一瞬ためらうと、意を決したように言った。
「実は、今夜は妻が出張で留守なんだ。もし、お前が良ければだが……うちで飲まないか?」
その誘いは、彼が迅に対して完全に心を許し、自らのテリトリーに招き入れていることの証明だった。
再び訪れた隼人の自宅は、主が一人であるせいか、以前よりも広く、そして静かに感じられた。窓の外に広がる夜景だけが、変わらずに煌めいている。
二人はソファに向かい合って座り、高価なスコッチを静かに傾けた。妻がいない空間は、男だけの密談にふさわしい、濃密な空気を生み出していく。
「……お前にだけは、格好悪いところばかり見せているな」
隼人が、自嘲気味に呟く。グラスを持つその指は、鍛え上げられた肉体とは裏腹に、繊細で、どこか頼りなげに見えた。
「人間らしい、と感じます」
「はは……。会社じゃ、誰も俺を人間扱いなんてしてないさ。海外事業部の完璧なマシーンだと思われている」
酒が進むにつれて、隼人の纏う鎧は一枚、また一枚と剥がれていく。仕事での成功、部下からの信頼、美しい妻。誰もが羨む全てを手に入れた男が抱える、深い孤独。
「俺は、本当にこいつを愛しているのかなんて、時々分からなくなるんだ。いや……愛し方が、分からないのかもしれない。幼馴染で、あまりに長く一緒にいすぎたせいで……」
その告白は、もはや悲痛な響きを帯びていた。
迅はただ、静かな聞き役に徹する。彼の沈黙が、隼人にとっては何よりの救いだった。この男は、自分の弱さを評価もせず、否定もせず、ただ事実として受け止めてくれる。その安心感が、隼人の口をさらに滑らかにした。
お互いの生い立ち、学生時代の夢、そして、社会という戦場で負った見えない傷。会話は尽きることなく、気づけば、壁の時計はとっくに深夜を指していた。
「……まずいな。もう、終電がない時間か」
名残惜しそうに呟く隼人に、迅は「タクシーで帰ります」と静かに告げた。だが、隼人はそれを制するように、首を横に振る。
「いや……。こんな時間まで付き合わせて、悪かった。それに、まだ話し足りない気分だ。……佐伯、もし迷惑でなければ、泊まっていかないか?ゲストルームがあるんだ」
その提案は、ごく自然な流れだった。だが、その言葉が持つ意味を、二人とも無意識のうちに理解していた。
男二人、一つ屋根の下で過ごす夜。
それは、これまでの関係性を、決定的に変えてしまう可能性を秘めていた。
迅は、隼人の瞳を真っ直ぐに見つめ返す。そこに映るのは、孤独と、そしてかすかな期待の色。
「……では、お言葉に甘えさせていただきます」
静かな返答。その一言で、二人の夜は、まだ終わらないことが決定した。
窓の外の夜景が、まるでこれから始まる何かを祝福するように、一段と強く輝いたように見えた。
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(隼人はノンケだ、男性二人で友人を泊めるような感覚でいる) 泊まるとなったら二人共シャワーを浴び、再び酒を飲んで話し合うか、という流れになった 隼人はどうせなら一緒に酒もって風呂でもはいりながら話すか?と言ってきた どうも、特注のユニットバスを採用し、風呂にはいりながら夜景がみれる眺望が自慢のビューバスらしい ジャグジー付きの円形のバスタブでスピーカーシステムからは小さくジャズが流れてくる この広さなら二人ではいっても余裕なぐらいだ、二人ではいるか、という話も納得だ。 隼人と迅は早速男二人で裸でシャワーを浴び、風呂にはいる お互いがすげー体してるなぁと筋肉談義になる (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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隼人に案内されたのは、寝室とは別の、ゲストルームだった。シンプルだが上質な設えの部屋。だが、迅の関心はそこにはなかった。
「シャワー、先に使うか?それとも、一緒に浴びて、もう一度飲み直すか」
アルコールで僅かに頬を赤らめた隼人が、悪戯っぽく笑う。その無防備な提案に、迅は静かに頷いた。
「では、お言葉に甘えて」
「はは、そうこなくっちゃな。……どうせなら、とっておきの場所を見せてやるよ。うちの自慢なんだ」
そう言って隼人が向かったのは、メインベッドルームの奥にあるバスルームだった。ガラス張りの扉を開けると、そこはホテルのスイートルームを思わせる、広々とした空間だった。
床も壁も、黒い大理石で統一されている。そして、部屋の奥、ガラス張りの壁の向こうには、息を呑むような都心の夜景が広がっていた。
「特注のビューバスだ。この夜景を見ながら入る風呂は、最高なんだよ」
誇らしげに語る隼人の視線の先には、大人二人が足を伸ばしても余裕のある、円形のジャグジーバスがあった。スピーカーシステムから、小さな音でジャズが流れている。
脱衣スペースで、二人は無言で服を脱ぎ始めた。シャツを脱ぎ、スラックスを脱ぎ、下着を脱ぐ。布一枚隔てていたものが取り払われ、二人の雄の肉体が、湿気を含んだ空気の中に完全に露わになった。
「……こうして見ると、改めてすごい身体だな、お前は……」
隼人が、純粋な感嘆の声を漏らした。迅の身体。それは、均整の取れた自分の肉体とは明らかに質の違うものだった。分厚い胸板、鋼鉄のケーブルを束ねたような腹筋、そして何より、大地に根を張る大木のような、圧倒的な体幹と脚の筋肉。全てが戦闘のために最適化された、機能美の集合体。その巨大な肉体を前に、隼人はアスリートが格上の選手に向けるような、素直な敬意を感じていた。
「部長こそ。見事な逆三角形だ。無駄がない」
迅の視線は、隼人の広く発達した背中と、鋭く引き締まったウエストのラインをなぞっていた。海外を飛び回るビジネスマンでありながら、これほどの肉体を維持するには、相当な意志と鍛錬が必要だろう。
シャワーブースに並んで入る。温かい湯が、鍛え上げられた肉体を滑り落ちていく。湯気が立ち上り、二人の間の輪郭を曖昧に溶かした。
先に身体を洗い終えた隼人が、ジャグジーバスに足を踏み入れた。
「さあ、入れよ。酒も持ってきた」
サイドテーブルには、氷で冷やされたスコッチのボトルとグラスが置かれている。
迅も、音もなく湯の中へと身体を沈めた。広々としたバスタブは、大柄な男二人が入っても、まだ余裕があった。ジャグジーのスイッチを入れると、心地よい水流が筋肉の疲労をほぐしていく。
眼下には、無限に広がる光の海。グラスを傾けながら、隼人は満足げに息をついた。
「……最高だろ?男同士で裸で酒を飲むなんて、学生の合宿みたいで、なんだかいいな」
その顔には、一点の曇りもない。彼はこの状況を、心から楽しんでいた。信頼できる相手と、最高の空間でリラックスする。彼にとって、それは純粋な友情の証だった。
迅は、そんな隼人の横顔を静かに見つめていた。湯気で上気した肌。濡れた髪。アルコールで理性の輪郭が少しだけ緩んだ、無防備な表情。
(……駒に、情を移すな)
豪の言葉が、脳裏をよぎる。だが、目の前の男は、もはや単なる駒ではなかった。その弱さも、強さも、孤独も知ってしまった。だからこそ、完全に支配したいという、暗い欲望が鎌首をもたげる。
「お前のその背中……どうやったらそうなるんだ?デッドリフトか?」
「それもあるが、重要なのは体幹との連動だ。部長の肩のビルドは、サイドレイズか?」
筋肉談義。それは、男同士の最も安全で、最も本質的なコミュニケーションだった。互いの肉体を評価し、鍛錬の成果を認め合う。その行為に、隼人は何の他意も感じていない。
だが、迅にとっては違った。彼の言葉は全て、隼人の身体に触れるための口実だった。
「ここの筋肉の起始は……」
迅の指が、何気ない仕草で、湯の中で隼人の濡れた肩に触れた。熱い肌と、その下で硬く張った筋肉の感触。
びく、と隼人の身体が微かに震えた。それは驚きというよりは、予期せぬ刺激に対する、生理的な反応だった。
「……ああ、そこだ。最近、少し張っていてな……」
彼はそう言って、誤魔化すように笑った。だが、その瞬間、二人の間に流れる空気が、確実に変わったことを感じ取っていた。
友情と、それ以外の何か。その境界線が、湯気の中で急速に溶け始めている。ノンケであるはずの自分の身体が、同性の、しかも圧倒的な雄の指先に、戸惑いながらも反応してしまっている。その事実に、隼人の心の奥で、小さな警報が鳴り響き始めていた。
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何事もなかったかのように筋肉談義を続ける。しかし、湯から上がった後、バスローブ姿で再び飲み直す中で、よりプライベートな、彼の妻との関係の核心に迫る質問を投げかける(セックスはしない)。
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迅の指が離れた後も、隼人の肩には微かな熱が残っているようだった。それは湯の熱さだけではない、もっと質の違う、身体の芯に直接触れられたような熱だった。
隼人は何事もなかったかのように筋肉談義を続けたが、その声は意識しないうちに僅かに上ずっていた。ノンケである自分の砦が、予期せぬ方向から静かに侵食されていくような、得体の知れない感覚。彼はその正体から目を逸らすように、饒舌にトレーニング理論を語り続けた。
迅は、そんな隼人の内面の動揺を正確に読み取りながらも、表情には一切出さなかった。彼はただ、完璧な聞き役として、穏やかに相槌を打ち続ける。焦りは禁物だ。一度芽生えた違和感という名の種は、時間をかけてゆっくりと育て上げる必要がある。
やがて二人は湯から上がり、それぞれバスローブを羽織ってリビングへと戻った。濡れた髪をタオルで乱暴に拭きながら、隼人はソファに深く身を沈める。
「……生き返るな。風呂上がりの一杯は格別だ」
先ほどまでの緊張を振り払うかのように、彼は再びスコッチのグラスを呷った。迅もその向かいに座り、琥珀色の液体に口をつける。
部屋の照明が落とされ、窓の外の夜景がより一層際立つ。ジャズの音だけが、二人の間の沈黙を静かに埋めていた。
しばらくして、隼人がぽつりと呟いた。
「……さっきの話だが」
どの話かは、言わずとも分かっていた。妻との関係。彼の心の最も深い場所にある、淀み。
迅は黙って、次の言葉を待った。
「お前は、どう思う?……完璧すぎる関係というのは、果たして幸せなのか?」
それは、問いかけの形をした、悲痛な独白だった。
迅はグラスをテーブルに置き、その問いに真っ直ぐに向き合った。
「完璧という状態は、変化を許さない。ですが、人間は変化する生き物です。そこに、歪みが生まれるのではないでしょうか」
その言葉は、隼人の心の霧を晴らす一筋の光のように、彼の内側に突き刺さった。
「……変化、か。そうかもしれないな。俺たちは、いつの間にか学生の頃のままの『完璧な二人』を演じることに必死で、今の自分たちがどう変化したのか、向き合うことを避けてきたのかもしれない」
隼人は、まるで自分自身に言い聞かせるように呟いた。
迅は、その心の壁が完全に崩れ落ちたのを見計らい、最後の核心に触れる質問を、静かに投げかけた。
「奥様は、部長の……その、鍛え上げられた身体を、どう思われているのですか?」
その問いは、先ほどの風呂場での接触とは比べ物にならないほど、プライベートな領域への侵犯だった。夜の営みについて直接問うのではなく、その入り口である、互いの肉体への関心について尋ねる。より狡猾で、逃げ場のない質問だった。
隼人の顔が、苦痛に歪んだ。その質問は、彼の雄としてのプライドの、最も脆い部分を抉り出した。
「……彼女は、俺がトレーニングに打ち込むことを、ストイックで素晴らしいと言ってくれる」
その声は、乾いていた。
「だが、この肉体そのものに、興味があるようには……思えない。まるで、俺の功績を称えるように、俺の身体を『褒める』んだ。そこに、女としての欲情があるのか……俺には、もう分からない」
それは、絶望的な告白だった。愛する妻に、一人の雄として見られていないのではないかという、根源的な恐怖。彼が必死に鍛え上げたこの肉体は、妻にとってはトロフィーのようなものであり、欲望の対象ではなかった。
だから、夜の営みも、どこか義務的で、心の通わないものになる。その事実が、彼の心を静かに殺していたのだ。
「……」
迅は、言葉を失った男に、これ以上何も言わなかった。ただ、その深い孤独と絶望を、全て受け止めるように、静かに見つめ返すだけだった。
隼人は、そんな迅の視線から逃げるように、グラスに残っていたスコッチを全て飲み干した。
そして、力なく笑った。
「……全部、話してしまったな。お前にだけは、本当に」
その夜、二人はそれ以上言葉を交わすことなく、それぞれの部屋で眠りについた。
だが、その眠りは決して安らかなものではなかっただろう。
隼人は、初めて自分の弱さを全てさらけ出したことで、奇妙な安堵と、そして迅という存在への抗いがたい依存を感じていた。
そして迅は、完全に無防備になった駒を、いつ、どのように「喰らう」べきか、冷徹な思考を巡らせていた。
戦場は、最終局面へと、静かに、そして確実に移行していた。
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迅は寝付けず途中でゲストルームからでてリビングで水を飲んでいた そこに隼人がやってきた、スマホにアラートがきてな、と リビングに設置してあるモーションカメラを指さした。 どうした、眠れないのか?と聞かれ、部長の話を聞いて色々と考えてしまって…と 隼人は明日は休みだし、もう朝まで酒飲んで語り合うか!と再び飲みながら語り合った それからは二人共泥酔していたこともあり、いつの間にかソファの上で 二人は寝ていた、バスローブはめくれお互いの裸が密着する形になっていた まだ深夜の3時頃だろうか、ふと体にのしかかる心地よいが重さに目が冷めた隼人はその状況が理解できなかった、迅が裸で俺のくっついている?いや寝てるのか、そうか酒を飲んで… 隼人の半分ぐらい覆いかぶさるように迅は寝ていた、股間が隼人の股間に当たり、迅の 鍛え抜かれた体が肌に密着する、本来は男に抱きつかれ気持ち悪いはずだが、今の心の隙間を埋めるような体の触れ合うことで心地よさを感じていた。(社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ゲストルームのベッドに横になっても、迅の思考は冴え渡っていた。隼人という男の、脆く、そして人間らしい心を暴いてしまったという高揚感。そして、その孤独に触れたことで、自分の中に芽生えた得体の知れない感情。それは、単なる駒への支配欲だけでは説明がつかないものだった。
喉の渇きを覚え、迅は静かに部屋を出てリビングへと向かった。グラスに水を注いでいると、背後で寝室のドアが静かに開く。
「……佐伯か」
現れたのは、同じくバスローブ姿の隼人だった。その手にはスマートフォンが握られている。
「すまん、リビングのモーションセンサーが反応したんでな。アラートが来て驚いた」
「起こしてしまいましたか」
「いや……。お前こそ、どうしたんだ。眠れないのか?」
隼人の声には、純粋な気遣いが滲んでいた。迅はグラスの水を一口飲むと、静かに答えた。
「……部長の話を聞いて、少し、考え事をしていました」
その言葉に、隼人は全てを察したように、ふっと力なく笑った。
「そうか……。悪いな、俺の話に付き合わせて。……どうせ眠れないなら、付き合えよ。明日は休みだ。朝まで飲んで、とことん語り明かそうじゃないか」
それは、孤独な男からの、共犯者への誘いだった。
再びソファに向かい合って座り、グラスを傾ける。会話は、もはや仕事の話ではなかった。互いの過去、譲れない矜持、そして誰にも見せたことのない弱さ。アルコールが理性の壁を溶かし、二人の魂は剥き出しのまま共鳴し合った。
どれほどの時間が経ったのか。気づけば、テーブルの上には空になったボトルが転がり、二人はソファの上で、互いに寄りかかるようにして意識を失っていた。
……静寂。
ふと、身体にかかる心地よい重みで、隼人は意識の淵から引き戻された。
まだ夜は明けていない。窓の外の夜景が、ぼんやりと滲んで見える。時刻は、おそらく深夜の3時過ぎ。
何かがおかしい。身体が、動かない。
ゆっくりと視線を下ろすと、隼人は息を呑んだ。
自分の胸の上に、腕が回されている。逞しい、筋肉質な腕。その先にあるのは、普段は無表情に閉ざされている、迅の無防備な寝顔だった。
(……な……んだ、これは……?)
状況が、理解できない。どうやら、泥酔してソファで眠り込んでしまったらしい。そして、寝ている間に体勢が崩れ、迅が自分に覆いかぶさるような形で眠っている。
それだけではない。互いのバスローブは大きくはだけ、ほとんど裸に近い肌が、じかに密着していた。
迅の、鍛え上げられた分厚い胸板の熱が、自分の胸に直接伝わってくる。彼の体重が、心地よい圧迫感となって全身にかかっていた。規則正しい、静かな寝息が耳元で聞こえる。
そして……隼人は気づいてしまった。自分の股間に、生々しい熱と硬さを持つ何かが、はだけたローブ越しに押し付けられていることに。
(……ッ!)
血の気が、一気に顔に集まる。気持ち悪い。そう思うはずだった。男に、裸で抱きつかれている。嫌悪感で、すぐにでも突き放すべき状況だ。
だが、身体が、言うことを聞かなかった。
不思議なことに、不快感はなかった。むしろ、その逆。迅の体温と重みが、昨夜からずっと自分の心を苛んでいた孤独の隙間を、ぴたりと埋めてくれるような……そんな、抗いがたい心地よさを感じていた。
(……なぜだ……。俺は、おかしくなったのか……?)
心の隙間を埋めてくれる温もり。それは、妻との間ですら、もう長いこと感じていなかった感覚だった。この男の前では、完璧な夫も、有能な上司も演じる必要がない。ただの、弱い一人の男でいられる。その安心感が、ノンケであるはずの自分の本能を、静かに麻痺させていた。
迅の身体は、まるで岩のようだった。だが、その岩に抱きしめられていると、自分が守られているような、奇妙な錯覚に陥る。
隼人は、どうすることもできないまま、ただ暗闇の中で迅の寝息を聞いていた。自分の心臓の音が、やけに大きく響く。
この温もりは、毒だ。魂を蝕む、甘い毒だ。そう理性では分かっていながら、彼の身体は、その毒を心地よいと受け入れてしまっていた。
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隼人はしばらくこの心地よさを堪能していた、人の温もりのよさだ。 これが男ってのが笑い草だが…と思っていたところで股間部分で強い熱を感じた 迅の股間が勃起していたのだ、朝勃ちのようなものなのか、それとも起きているのか 思わず隼人は迅を見るが規則正しい寝息をたてており顔も赤い 冷静にその熱量を感じると、凄まじいサイズの陰茎だということが分かる 隼人の股間から腹にかけて見えないが肌で感じることができる その背徳的な状況、熱で感じる規格外の陰茎、心地よさも相まって隼人は何故か勃起していた (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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どれほどの時間が経ったのか、隼人には分からなかった。ただ、迅の身体から伝わる熱と、規則正しい寝息だけが、現実の時間を刻んでいた。
(人の温もりって、こんなに……心地いいものだったか……)
自嘲めいた思考が浮かぶ。男相手に、しかも部下である男に抱きしめられて安心している。滑稽を通り越して、もはや異常だ。
だが、その異常な状況に、隼人の心と身体は抗えなかった。妻との間に存在する、見えない壁。完璧な関係を維持するために押し殺してきた、ありのままの感情。それらが、この男の前でだけは、許されるような気がした。
その時だった。
自分の股間で、確かな変化が起きた。先ほどまで緩やかに触れていた迅の熱源が、明確な意思と質量を持って、さらに硬く、熱く膨張し始めたのだ。
(……ッ!?)
隼人の思考が停止する。朝勃ちか?いや、それにしてはあまりに急激で、力強い。まるで、眠っている獣が、獲物の匂いを嗅ぎつけて目を覚ましたかのような、獰猛な熱量だった。
隼人は恐る恐る迅の寝顔を窺う。規則正しい寝息は変わらない。アルコールのせいか、その無表情な顔はわずかに赤みを帯びている。眠っている……ように見える。
だが、股間で起きている現実は、その推測を裏切っていた。
はだけたバスローブ越しに、迅の雄の象徴が、隼人の下腹部から太腿の付け根にかけて、その全貌を押し付けてくる。布越しですら分かる、尋常ではない太さと長さ。それは、もはや人間のそれというより、純粋な雄の持つ、生殖のための器官そのものだった。
その背徳的な状況。肌に直接伝わる、規格外の熱と硬さ。そして、心の隙間を埋める抗いがたい心地よさ。
それらが複雑に絡み合い、隼人の身体の奥で、決して起きてはならないはずの反応を引き起こした。
(……嘘だろ……なんで、俺まで……)
自分の股間が、熱を持って硬くなっていく。男の、それも部下の勃起したチンポを腹に感じながら、自分もまた勃起している。この事実に、隼人の頭は真っ白になった。
ノンケとしてのプライドが、悲鳴を上げる。だが、身体は正直だった。妻との間ではもう長いこと感じていなかった、純粋な性的興奮。それが、今、この男によって引き起こされている。
迅の寝息が、わずかに乱れた。むずかるように身体を動かし、その度に、二人の勃起した雄の象徴が、生々しく擦れ合う。
じゅ、と湿った音が、静かなリビングに響いた気がした。
隼人は、自分の竿の先から、堪えきれない何かが滲み出しているのを感じた。
もう、後戻りはできない。理性のダムは、とっくに決壊していた。
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迅はもぞもぞとしている隼人の動きで目を覚ます いち早く状況を察知し「あれ部長なんで勃起してるんですか??」と惚けてみせる 慌てて言い訳する隼人に、迅は部長も溜まってるなら俺が処理しますよ、といい 隼人の陰茎を口に含んだ、隼人はおい、馬鹿!やめろ!というも迅のフェラの気持ちよさに 力付くで引き剥がすという感じではない、むしろ快感を受け入れ始めている しばらくフェラをして快感に腑抜けている隼人から少し離れてから再びフェラを開始した 自分のバッグからローションをとってきて隼人の肛門に指をいれた 隼人が驚き!辞めろ!気持ち悪い、俺はホモじゃねぇぞ、と怒るが 迅はフェラを継続しながら、指で前立腺を刺激すると隼人はそこまで嫌な感じでもないのか フェラとケツの刺激で徐々に最初のような激しい抵抗が薄れていた (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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隼人が身じろぎした、その微かな振動で迅の意識は覚醒した。
闇に慣れた目が、ゆっくりと開かれる。まず視界に入ったのは、自分の腕の中にいる隼人の、苦悩に濡れたうなじだった。肌と肌が密着する熱、互いのバスローブのはだけ具合、そして下腹部で主張し合う二本の熱源。迅は一瞬で状況の全てを理解した。そして、眠っているフリを続けながら、隼人の反応を待った。
やがて、隼人の身体がもぞもぞと、この異常な状況から逃れようと動き出す。その動きが、むしろ互いの勃起した陰茎を擦り合わせる結果となり、隼人の身体がびくりと硬直した。
その瞬間を、迅は見逃さなかった。
ゆっくりと、わざとらしく身体を起こす。それに伴い、隼人は慌てて距離を取ろうとするが、絡みついた身体はすぐには離れない。
「……ん……部長……?」
寝ぼけたような、それでいて全てを知り尽くした声。迅は、はだけたローブから露わになった隼人の股間に視線を落とすと、わざとらしく目を見開いた。
「あれ……部長、どうして……勃起してるんですか?」
とぼけた、しかし残酷なほどに核心を突く問い。隼人の顔が、屈辱と混乱で一気に赤く染まった。
「なっ……!これは、その……生理現象だ!お前こそ……!」
しどろもどろの言い訳。その狼狽しきった姿を、迅は静かに見つめていた。そして、ゆっくりと笑みを浮かべた。
「……溜まってるんですね。仕方ありませんよ、男ですから」
その言葉は、労わるようでいて、隼人のプライドを根本から否定していた。そして、隼人が何か反論するよりも早く、迅はソファから滑り落ちるように膝をつくと、その顔を隼人の股間へと近づけた。
「お、おい、佐伯!何を……ッ!?」
「俺が、処理しますよ」
囁きと同時に、熱く湿ったものが、隼人の屹立した先端を包み込んだ。
「んぐっ……!?ば、馬鹿!やめろ……ッ!」
隼人は反射的に迅の肩を突き放そうとする。だが、その手には力が入らなかった。唇と舌が、巧みに竿を扱き上げ、亀頭の裏筋を舐め上げる。妻との義務的なセックスでは決して味わったことのない、直接的で、ひたすらに雄の性感帯を攻め立てる快感。嫌悪感よりも先に、腰の奥が痺れるような感覚が全身を駆け巡った。
「やめろ」と口では言いながら、その声は喘ぎに近く、突き放そうとする手は、ただ迅の肩に置かれているだけだった。快感を受け入れてしまっている。その事実に、隼人の理性は悲鳴を上げた。
しばらくして、迅はゆっくりと顔を上げた。糸を引く唾液が、赤く腫れ上がった隼人の先端から垂れる。
隼人は、はだけたバスローブの胸元を押さえ、ぜえぜえと肩で息をしていた。快感に蕩けた瞳が、非難の色を失っている。
その隙を突き、迅は音もなく立ち上がると、傍らに置いてあった自分のビジネスバッグから、小さなボトルを取り出した。見覚えのない、ローションのボトル。
「……なんだ、それは……」
「口だけじゃ、本当の意味でスッキリできませんから」
言いながら、迅は再び隼人の前に膝をつく。そして、ローションの冷たい液体を自らの指に取ると、それを隼人の尻の割れ目へと躊躇なく伸ばした。
ひやり、とした感触に、隼人の身体が大きく跳ねた。
「やめろッ!ふざけるな!気持ち悪い……!俺は、ホモじゃねぇぞ!!」
今度こそ、本気の拒絶だった。だが、迅は意に介さない。隼人の怒声を聞き流しながら、再びその熱い竿を口に含んだ。
「んぐぅッ!?」
口を快感で塞がれ、抵抗の言葉が喘ぎに変わる。その瞬間を狙い、ぬるり、とローションをまとった迅の指が、固く閉じられた入り口をこじ開けるように、その内側へと侵入した。
「・・・ッ!!い、やだ、やめ、ろ……っ!」
未知の異物感。屈辱。男に、尻の穴を犯されている。その事実に、隼人の全身が粟立った。だが、口は巧みな舌の動きで快感を注ぎ込まれ続け、思考がまとまらない。
迅の指が、内部で何か硬い場所に触れた。ぐり、とそこを押し込む。
「あ゛……っ!?」
今まで感じたことのない、奇妙な感覚。下腹部の奥、膀胱のあたりが、直接内側から刺激されるような、痺れるような快感。それは、嫌悪感を上回るほどに、強烈だった。
口からは、涎と喘ぎが止めどなく溢れる。尻の穴は、指の侵入を拒みながらも、奥を突かれるたびに、びくびくと勝手に震えてしまう。
最初の激しい抵抗は、どこかへ消え失せていた。ただ、二方向から同時に与えられる、背徳的な快楽の渦の中で、隼人は為す術もなく身体を震わせることしかできなかった。
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隼人が完全に抵抗を失ったと判断し、指を2本、3本と増やしていく。 涎と喘ぎが断続的にでて、体がびくついているのを見て(隼人の喘ぎ声を生成) 「口とケツ、どっちが気持ちいいですか?」と問いかけながら フェラと指でケツを刺激して答えを引き出す。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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隼人の理性は、快感という名の濁流に押し流され、もはや砂上の楼閣と化していた。男の指が自身の内側を蹂躙し、男の口が自身の竿をしゃぶり尽くす。その一つ一つが、ノンケである彼の尊厳を削り取る行為のはずなのに、身体は正直に、そして愚直に快感を貪っていた。
迅は、隼人の腰が快感から逃れるように、しかし同時に求めるように微かに揺れているのを見逃さなかった。抵抗の意思が完全に潰えたことを確認すると、彼は侵入させていた指の隣に、ぬるり、ともう一本、中指を滑り込ませた。
「ひ、ぅあっ……!?な、にを……ふ、たつ……!?」
固く閉ざされていた内壁が、無理やりこじ開けられる。一本とは明らかに違う、内側から押し広げられるような異物感と圧迫感に、隼人の身体が弓なりにしなった。喘ぎ声にならない悲鳴が、迅の巧みなフェラチオによって喉の奥でくぐもった音に変わる。
「んぐぅ、ぅうう……っ!や、でか……っ、あ、ぁ……!」
だが、その苦痛にも似た圧迫感は、すぐに新たな種類の快感へと変貌した。二本の指は、まるで生き物のように内側で動き回り、これまで触れられたことのなかった場所までを探り当て、執拗に刺激する。ぐり、ぐり、と前立腺の周辺が二方向から同時に擦られ、脳髄を直接揺さぶられるような痺れが全身を貫いた。
迅は、快感に悶える隼人の顔を冷徹に観察していた。涙と涎でぐしょぐしょに濡れた、完璧なエリートの見る影もない無様な姿。その姿こそが、迅にとっては何よりの酒肴だった。
「部長……。答えてください」
囁きは、悪魔のように甘い。迅はフェラチオの動きを一度止め、唾液で濡れ光る隼人の竿を唇で挟んだまま、問いかけた。
「口と……このケツの中。どっちが、気持ちいいですか?」
屈辱。その一言に尽きた。隼人の頭の中で、最後の理性の糸がぷつりと切れる音がした。答えられるわけがない。そんなことを口にすれば、もう二度と、元の自分には戻れない。
「……っ、ふざけ、るな……!」
絞り出した拒絶の言葉。だが、その声は快感で震え、何の威力も持たなかった。
迅は、その答えに満足したかのように、ふっと笑う。
「……そうですか。では、身体に聞くまでですね」
その言葉を合図に、地獄のような尋問が再開された。迅は再び深く隼人の竿をしゃぶり上げ、亀頭の裏筋を舌で激しく舐め上げた。それと同時に、内側では二本の指が、前立腺を挟み込むようにぐりぐりと抉り始める。
「あ゛、あ゛あ゛あ゛ッ!!まっ、て、やめ……!んぐぅうううッ!」
口からの快感と、尻からの快感。二つの奔流が、隼人の思考を完全に麻痺させた。どっちが、などと考える余裕はない。ただ、圧倒的な快感だけが、彼の全てを支配していた。
迅は、なおも緩めない。答えを引き出すまで、この快感の拷問を続けるつもりなのだ。
そして、迅は最後の쐐を打ち込む。ぬるり、とした感触と共に、三本目の指が、狭い入り口をこじ開けて侵入してきた。
「い゛……ッ!?あ、ああ、ああああッ!むり、だ、ひろ、がる……ッ!」
内側が、はち切れそうだ。三本の指が、もはや逃げ場のないほどに内部を埋め尽くし、ぐちゅ、ぐちゅ、と粘着質な音を立てながら、前立腺を鷲掴みにするように捏ね回す。
その瞬間、隼人の脳内で何かが焼き切れた。
「イクッ、イクから、ああああッ!け、ケツが、きもち、い……から……ッ!!」
言ってしまった。涙と共に、屈辱的な告白が、喘ぎに混じって彼の口から滑り落ちた。ノンケとしての、夫としての、一人の男としてのプライドが、完全に砕け散った瞬間だった。
その言葉を聞いた迅は、満足げに口角を吊り上げると、フェラチオの動きを止め、内側で蠢いていた指もぴたりと動きを止めた。
静寂が訪れる。残されたのは、ぐったりとソファに沈み込み、浅い呼吸を繰り返す隼人の、壊れた姿だけだった。
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迅「部長、指でケツが気持ちいいなら俺のこの竿をいれたらもっと気持ちいいですよ」 といい迅は隼人にその超がつくほどの巨根を見せた 隼人はあの時体で感じたサイズは想像よりも遥かにでかいもので これが自分にはいる恐怖と指ですらあれだけ気持ちいいならこれをいれられたら…という 背徳的な考えがよぎり、迅がローションを亀頭と竿にたっぷりとつけて 隼人の肛門にあてがった、ケツ気持ちいいなら挿れてもいいですか?と問いかける ノンケの葛藤、男としてのプライド、完璧だった男が男に挿れられる屈辱的な提案に ぽっかりと開いた肛門からの疼きでもうたまらなくなっていた。 (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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静寂が、壊れた男の喘ぎ声を吸い込んでいく。隼人はぐったりとソファに身を横たえ、焦点の合わない瞳で、薄暗いリビングの天井を見上げていた。自らの口から滑り落ちた屈辱的な告白が、彼の脳内で何度も反響する。もう、元には戻れない。完璧なエリート、良き夫、そして異性愛者であるはずの岩城隼人は、この夜、この男の手によって完全に殺されたのだ。
迅は、そんな隼人の骸のような姿を満足げに見下ろすと、ゆっくりとソファの前から立ち上がった。そして、羽織っていたバスローブの前を、静かに開いた。
闇の中に、それまで迅の身体の一部として潜んでいた圧倒的な存在が、ゆっくりと姿を現す。アルコールと興奮で血を集めきったそれは、もはや単なる人の肉体の一部ではなかった。太く、長く、禍々しいほどの熱と生命力を滾らせた、純粋な雄の象徴。
隼人の虚ろだった瞳が、その異様な光景を捉え、見開かれた。先ほど、暗闇の中で肌に感じた熱量の正体。それが、今、目の前で現実の形となって聳え立っている。想像を、遥かに超えていた。自分の腕よりも太いのではないかと思えるほどの、異常なまでの質量。これが、人間の中に入るというのか。
恐怖が、快感で麻痺していたはずの身体の芯を凍らせた。
「部長。指なんかでケツが気持ちいいなら……俺のこの竿を挿れたら、もっと気持ちいいですよ」
地を這うような低い声が、隼人の耳に直接ねじ込まれる。その言葉は、隼人の脳内で激しい化学反応を引き起こした。
(……もっと、気持ちいい……?)
恐怖と同時に、背徳的な考えが鎌首をもたげる。指三本ですら、あれほどまでに脳を焼き切るような快感を得てしまったのだ。この、本物の雄の塊が、自分の内側の一番敏感な場所を直接抉ったら、一体どうなってしまうのか。身体が、壊れてしまうのではないか。魂が、蕩けてしまうのではないか。
その思考は、恐怖であると同時に、抗いがたいほどの甘美な誘惑だった。
迅は、そんな隼人の心の揺らぎを正確に見抜きながら、再び彼の傍らに膝をついた。そして、先ほど使ったローションのボトルを手に取ると、その粘度の高い液体を、自身の屹立した亀頭の先端にたっぷりと注ぎかけた。
とろり、とした透明な液体が、怒張した血管の浮き立つ竿を伝い、ぬらぬらとした光沢を放つ。その光景は、これから行われる行為の、残酷なまでの儀式性を隼人に見せつけていた。
(やめろ……やめてくれ……)
心の中で必死に叫ぶ。だが、声にはならなかった。それどころか、彼の身体は、正直に反応してしまっていた。指でぐずぐずにされ、緩んだままの肛門が、きゅう、と疼く。まるで、さらなる刺激を待ち望むかのように。
ぬるり、とした冷たい感触が、その疼きの中心に触れた。迅が、ローションをまとった自身の亀頭を、隼人の穴の入り口にゆっくりと当てがったのだ。
「……っ!」
身体が、びくりと跳ねる。指とは比べ物にならない、圧倒的な存在感。まだ入り口に触れているだけなのに、内側がその熱と硬さで満たされてしまうような錯覚。
迅は、隼人の耳元に顔を寄せ、熱い息と共に最後の問いを投げかけた。
「ケツが気持ちいいなら……挿れても、いいですよね?」
それは、問いかけの形をした命令だった。ノンケとしての最後のプライド。完璧な男として築き上げてきた人生。その全てを捨て去るかどうかの、最終選択。
だが、隼人にもう選択肢は残されていなかった。ぽっかりと緩んだままの肛門から伝わる、迅の巨根の圧倒的な熱。その熱が、彼の最後の理性を焼き尽くしていく。もう、どうなってもいい。この孤独と、屈辱と、そして抗いがたい快感の渦に、完全に飲み込まれてしまいたい。
隼人は、答える代わりに、ただ、くたりと身体の力を抜いた。それは、沈黙による、最も雄弁な肯定だった。
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挿入寸前だが迅は無言ってことは挿れてはいけないってことですね、といい 挿れずに辞めるようなモーションを見せる、隼人は屈辱ながら挿れてくれ…と頼む (挿入後は強く感じない隼人だが、しばらくピストンを繰り返すと 想像以上の快感が身体を遅い、人生でだしたことのない喘ぎ声を連発してしまうシーンを長文で事細かに生成、幼馴染としかセックスをしてこなかったので、セックスの快感に溺れていく) 隼人は屈強な男に抱かれるという快感、内部を抉られる快感、自分の道なる扉を開いた気分だった。 迅はせっかくのタワマンならあれ、やりましょうよ。といい正常位から竿を抜き ガラスに手をつかせ、隼人を後ろで突き上げる立ちバックで掘り上げた (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)(隼人はまだ射精しません)
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隼人は、答える代わりに、ただ、くたりと身体の力を抜いた。それは、沈黙による、最も雄弁な肯定だった。彼のプライドの最後の砦が、音もなく崩れ落ちていく。
だが、迅はすぐには動かなかった。当てがっていた自身の雄の熱を、ふっとその場から離したのだ。
「……無言ということは、やはり挿れてはいけない、ということですね。失礼しました」
淡々とした声。まるで、今までの濃密なやり取りが全て幻だったかのように、迅は静かに身を引こうとするモーションを見せた。
その仕草は、隼人の脳天を鉄槌で殴りつけたような衝撃を与えた。
(……まて)
声にならない声が、喉の奥で悲鳴を上げた。
(待ってくれ……!)
与えられるはずだった、未知の快感。恐怖と、しかしそれ以上に甘美な予感。その全てが、今、目の前から消え去ろうとしている。一度その熱を知ってしまった身体は、正直だった。指でぐずぐずにされた内側が、疼いて、疼いて、たまらない。まるで飢えた赤子のように、さらなる刺激を求めてきゅうきゅうと収縮していた。
屈辱だった。だが、この疼きに耐えることは、もはや不可能だった。
「……まて……っ」
掠れた、情けない声が出た。
迅は動きを止め、ゆっくりと隼人を見下ろした。その瞳には、全てを見透かしたような、冷たい光が宿っている。
「……はやく……しろ……っ」
言ってしまった。懇願。屈服。完璧な男、岩城隼人が、部下である男に、自分を犯してくれと、自らの口で頼み込んだのだ。
その言葉を合図に、迅の口元に獰猛な笑みが浮かんだ。
彼は隼人の両足を掴むと、軽々と持ち上げ、その肩に担いだ。完全に無防備に晒された、緩みきった穴。そこに、再び熱い塊がゆっくりと押し当てられる。
ぬぷ、と湿った音を立てて、巨大な亀頭が狭い入り口をこじ開けた。
「あ゛……っ!い、た……!むり、だ……!」
指とは比べ物にならない、肉を裂かれるような圧迫感。内壁が悲鳴を上げ、内臓が押し上げられるような感覚に、隼人は息を詰めた。快感など、どこにもない。ただ、苦痛と異物感だけが、彼の下半身を支配していた。
だが、迅は止まらない。みしり、みしりと音を立てるように、ゆっくりと、しかし確実に腰を進めてくる。
どれほどの時間が経ったのか。やがて、ずぶり、と鈍い音と共に、熱い塊の根元までが、完全に隼人の内側に埋め込まれた。
「は……っ、はぁ……っ……」
隼人は、ただ浅い呼吸を繰り返すことしかできなかった。内側は、はち切れんばかりに満たされ、苦しい。気持ちいいなんて、嘘じゃないか。そう思った、その時だった。
迅が、ゆっくりと腰を動かし始めた。
最初は、ごく浅い動き。慣らすように、内壁の表面をゆっくりと擦る。その度に、圧迫されていた内側が、じんわりと熱を帯びていく。不快感だった異物感が、次第にマッサージのような心地よさに変わり始めた。
そして、迅が少しだけ角度を変え、ぐ、と腰を深く沈めた。
「あっ……!?ん、ぁ……っ!」
指で触れられた時とは違う、もっと奥の、身体の芯を直接抉るような強烈な刺激。そこを、迅の巨根が執拗に擦り上げてくる。
「あ、ぁ、ああッ!そこ、だめ……っ、な、に、これ……ッ!」
人生で、一度も出したことのない声が出た。妻とのセックスでは、決して感じたことのない種類の快感。自分の身体の内側に、こんなにも敏感な場所があったという事実に、隼人は混乱した。
迅は、そのポイントを見つけると、容赦なくそこを攻め立てた。ずぶ、ずぶ、と粘着質な水音を立てながら、ピストンの速度が上がっていく。
「ひぃ、ッ!あ、あああああんッ!や、やだ、とま、らな……ッ!」
屈強な男に、獣のように腰を振られている。その事実が、背徳感となって快感をさらに増幅させた。もう、自分が誰なのか、ここがどこなのかも分からない。ただ、内側を抉る熱い杭の動きに合わせて、喘ぎ、身体を震わせることしかできなかった。
しばらくその光景を堪能した後、迅は不意に動きを止め、その巨躯を引き抜いた。突然快感の供給を断たれ、隼人はびくりと身体を震わせる。
「せっかくのタワマンですから……あれ、やりましょうよ」
有無を言わさず、迅はまだ快感の余韻で震える隼人の腕を掴み、立たせると、窓際まで引きずっていった。そして、その両手を冷たいガラスに押し付けさせる。
眼下には、宝石を散りばめたような夜景。そして、そのガラスには、これから男に犯されようとしている自分の、情けない姿が映っていた。
「や……やめ……」
拒絶の言葉を言い終わる前に、背後から再び、熱い塊がその場所を求めてきた。ローションでぬるついた先端が、入り口をなぞる。
ずぶり、と一息に、根元まで突き入れられた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
正常位とは違う、奥の奥まで抉り貫かれるような深い結合。隼人は、ガラスに映った自分と、その背後で獰猛に聳え立つ迅の姿を見てしまった。
(ああ、俺は……この男に、抱かれている……ッ!)
その認識が、最後の枷を外した。
迅は隼人の腰を鷲掴みにすると、ガラスがみしみしと軋むほどの、激しい突き上げを開始した。
「あん、んんッ!ああ、ああああッ!すごい、ふかい、そこ、もっとぉッ!」
もはや羞恥心などなかった。眼下に広がる世界と、ガラスに映る自分たちの交合。その非現実的な光景の中で、隼人はただ、与えられる快感の全てを貪っていた。
屈強な男に抱かれる快感、内部を抉られる快感、自分の未知の扉が開かれていく快感。その全てが渾然一体となり、隼人の魂を蕩かしていく。俺が今までしてきたセックスは、一体何だったんだ。これが、本当のセックスなのか。
まだ射精には至らない。だが、彼の身体は、これ以上ないほどの快感の奔流に、ただただ翻弄され続けていた。
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高層マンションで誰かが見ているかもしれないし、見ていないかもしれない 夜景を見える中で男に後ろから征服的にケツを内部から突かれ、喘ぎ、 乳首などをいじられ感じてしまうみっともない姿を晒していること そしてその姿を自分自身で見ていることに謎の高揚感を覚える(始めての快楽に喘ぎながら感じる隼人を生成) 迅のピストンがはやくなり、部長の中に中出しするんで部長もだしてください、といい 強くケツに打ち付けてきた、あまりの快感の強さに隼人はガラスに両手をつきながら射精し 窓ガラスに精液が力強く打ち付けられ、隼人の内部に迅の精液が注ぎ込まれるのが分かる この満たされた感覚に体の震えが感じる、さらに迅はまだ部長を抱かせてくださいよといい ベッドの上で力強く正常位で抱き、隼人の身体を包むように抱き上げ打ち込み、再び内部に注ぎ込んだ 筋肉隆々の男と男の重ねる肌の心地よさ、男の竿による快楽、全てが隼人の隙間を埋めるような 凄まじい快楽と快感を味わったことで、もしかしたら俺は妻よりこの男に惹かれているのか?と思い始める。(隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ガラスに映る、自分の姿。それは、もはや岩城隼人ではなかった。顔を苦悶と快感に歪め、見知らぬ男に獣のように腰を振られている、ただの雌の姿。眼下には、自分が成功者として見下ろしていたはずのきらびやかな夜景が広がっている。誰かが見ているかもしれない。いや、見ていなくても、自分がこの情けない姿を見ている。その事実が、恐怖よりも先に、脳を焼き切るような背徳的な興奮を隼人にもたらした。
(ああ……なんだ、これは……みっともない……最高に、みっともない……ッ!)
迅の空いた手が、隼人の胸元を這い、硬く尖った乳首を指先でつまみ、ねじり上げた。
「ひあっ……!あ、そこ、だめ……!んぁっ、ああああッ!」
ケツの内側と、胸の突起。二つの異なる場所から同時に送られてくる快感の波状攻撃に、隼人の思考は完全にショートする。ただ喘ぎ、腰を揺らすことしかできない。
迅のピストンが、さらに速度と重さを増していく。ガラスが、二人の獣じみた交合の衝撃で、カタカタと悲鳴を上げていた。
「部長……もう、限界です。中に、出しますよ。……だから、部長も、一緒にイってください」
その言葉が、引き金だった。迅は隼人の腰を鷲掴みにすると、これまでで最も深く、そして強く、その熱い杭を内側の最奥へと打ち付けた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」
脳が、真っ白に染まる。身体の奥、抉られ続けた一点が、灼熱のマグマのように弾けた。隼人の身体が大きく痙攣し、その固く握りしめていた雄の象徴から、白い飛沫が勢いよくほとばしる。びしゃ、と生々しい音を立てて、美しい夜景を映していた窓ガラスに、彼の精液が叩きつけられた。
それとほぼ同時に、隼人は自身の内側で、迅の雄が最後の絶頂を迎えるのを感じた。どく、どく、と脈打つ熱い塊から、灼熱の奔流が、彼の身体の奥深くへと注ぎ込まれていく。
「ん、ぅ……っ、は……あ、あ……っ」
内側から満たされる、圧倒的な感覚。自分の精液と、男の精液。その二つが、今、この場で混じり合っている。その事実に、隼人の身体は快感とはまた違う、充足感に似た震えに襲われた。
だが、迅はまだ終わらなかった。ぐったりとガラスにもたれかかる隼人の身体からゆっくりと自身を引き抜くと、その身体を軽々と横抱きにする。
「……ま、だ……やるのか……?」
掠れた声で尋ねる隼人に、迅は獰猛な笑みを返す。
「まだ、部長を抱き足りませんよ」
寝室のベッドへ運ばれ、仰向けに寝かされる。休む間もなく、迅の巨大な肉体が再び覆いかぶさってきた。正常位。互いの肌が、汗とローションでぬらぬらと滑る。
迅は、隼人の両足を大きく開かせると、寸分の狂いもなく、先ほどまで自分の精液で満たされていた熱い場所へと、再びその杭を突き立てた。
「あ……ああ……ッ!」
今度は、痛みはない。むしろ、空っぽになった内側が、再び満たされることに、身体が歓喜の声を上げていた。迅は隼人の身体を包み込むように深く抱きしめ、体重をかけた重い突き上げを繰り返す。
肌と肌が触れ合う心地よさ。男の硬い竿が、内側の最も気持ちいい場所を抉る快感。その全てが、隼人のぽっかりと空いていた心の隙間を、物理的に埋めていくようだった。
(……ああ、だめだ……)
隼人の思考が、快感の霧の向こうで、一つの結論に達しようとしていた。
(俺は……妻より、この男に……惹かれているのか……?)
その背徳的な気づきが、隼人をさらに深い快感の淵へと突き落とす。二度目の熱い奔流が、再び彼の内側を満たした時、隼人の瞳からは、一筋の涙が静かにこぼれ落ちていた。
それは、絶望の涙か、それとも歓喜の涙か。彼自身にも、もう分からなかった。
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行為後、隼人はあまりの快感と妻との関係、そしてノンケが男にたいして惹かれた感情など入り交ざり複雑な顔をしている 迅はすいません、俺ゲイで隼人さんの話を聞いている内に抱きたいと思ってしまい…と謝罪する 勃起していたし、俺に興奮してくれてるのかな…って思ってつい…とあくまで 隼人も勃起したことがトリガーだということを示唆させながら話をする 隼人は俺も気持ちよくて満たされたが…すまん…御存知の通り俺には妻がいてこんな関係ではいけない…今後も今まで通りの上司と部下でいてくれるか?と諭される。 その後は一緒に眠るも、隼人は隣で眠る迅に癒やされている自分がいることも感じた。 翌朝も休日とあって一緒に行動することになる (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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夜のしじまが、男二人の熱っぽい息遣いを吸い込んでいく。ベッドの上、汗とローション、そして互いの精液の匂いが混じり合ったシーツの中で、隼人は放心したように横たわっていた。快感の嵐が過ぎ去った身体は鉛のように重く、思考は霧がかかったようにまとまらない。
ただ、自分の内側を満たしたままの、迅のものの熱い感触だけが生々しく残っていた。
隣で、迅がゆっくりと身を起こした。その巨大な身体が離れていくと、隼人は急に心細くなるような感覚に襲われ、無意識にシーツを握りしめた。
迅は、そんな隼人の複雑な表情を静かに見下ろすと、深く、そして計算されたタイミングで頭を下げた。
「……すいません、部長」
その声は、行為中の獰猛さが嘘のように、落ち着いていて、どこか申し訳なさそうな響きを帯びていた。
「俺……ゲイなんです。ずっと、部長の話を聞いているうちに……あなたの弱さに触れているうちに、どうしても……抱きたいと思ってしまった」
告白と、謝罪。その言葉に、隼人は何も答えられなかった。ただ、混乱したまま迅の顔を見返す。
「ソファで目が覚めた時……部長が、勃起していたから。俺に興奮してくれているのかな、なんて……勘違いして、つい……」
その一言が、隼人の胸に鋭く突き刺さった。そうだ。自分も、興奮していた。男相手に、ノンケであるはずの自分が、確かに欲情していたのだ。その事実は、迅の罪を問う資格を、自分から完全に奪い去っていた。
隼人は、ゆっくりと身を起こした。シーツが滑り落ち、鍛え上げられた身体に刻まれた、赤い情事の痕が露わになる。
「……お前が、謝ることじゃない」
声は、自分でも驚くほど、静かだった。
「俺も……気持ちよかった。満たされたのも、事実だ。……腹が立つほどにな」
自嘲するような笑みが、彼の口元に浮かぶ。それは、自身の身体の正直さに呆れ、プライドが崩壊した男の、諦観に満ちた笑みだった。
「だが……すまん。御存知の通り、俺には妻がいる。それに、俺は……お前とは違う。こんな関係は、いけないんだ」
必死に、理性の欠片をかき集めて言葉を紡ぐ。これは間違いだ。一夜限りの、狂った過ち。そう自分に言い聞かせなければ、本当に戻れなくなってしまう。
「今日のことは……忘れる。だから、お前も忘れてくれ。そして、これからも……今まで通りの、上司と部下でいてくれるか?」
それは、懇願だった。迅という男に、自分の人生をこれ以上侵食しないでくれという、悲痛な叫びだった。
迅は、その言葉を黙って聞いていた。そして、静かに頷いた。
「……分かりました」
その夜、二人は同じベッドで、しかし互いに背を向けて眠りについた。だが、隼人の眠りは浅かった。背中に感じる、迅の岩のような肉体の感触と、穏やかな寝息。それに触れていると、不思議と心が安らいでいくのを、隼人は感じてしまっていた。妻の隣で眠る時とは違う、もっと根源的な、雄としての安心感。その心地よさに身を委ねたいという欲求と、それを拒絶しなければならないという理性の間で、彼の心は引き裂かれそうになっていた。
翌朝。リビングに差し込む柔らかな光で、隼人は目を覚ました。ソファの上で、バスローブ姿のまま眠ってしまっていたらしい。身体は怠いが、不思議と不快ではなかった。
キッチンから、コーヒーの香りが漂ってくる。見ると、そこにはTシャツとスウェットパンツ姿の迅が立っていた。まるで、ずっと以前からこの家の住人だったかのような、自然な佇まいだった。
「おはようございます、部長。よく眠れましたか?」
その、あまりに日常的な挨拶に、隼人はどう返すべきか一瞬、言葉に詰まった。昨夜の非日常的な出来事が、嘘のようだ。だが、身体の奥に残る疼きと、心の奥底に芽生えた奇妙な感情が、あれは紛れもない現実だったと告げている。
「……ああ。おはよう」
ぎこちなく返事をし、コーヒーを受け取る。温かいマグカップが、冷えた指先に心地よかった。
「今日は、どうされますか?せっかくの休日ですが」
「……そうだな。特に、予定はないが」
「では、もしよろしければ。近くに美味いブランチの店があるんです。俺が昨日のお詫びにご馳走しますよ」
その誘いは、あまりにも自然で、断る理由を見つけられなかった。いや、本当は、断りたくなかったのかもしれない。
昨夜、全てを忘れようと決めたはずなのに。この男とこれ以上深く関わるべきではないと、理性が警告しているのに。
隼人は、自分の心が、この男と過ごす時間に安らぎと期待を感じ始めていることを、認めざるを得なかった。
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街を歩いていると偶然にも隼人の妻と遭遇してしまう、以前3人で部屋で食事したことのある迅は 前と同じように動揺もせずに淀み無く挨拶をするも、隼人は僅かに焦った雰囲気だ、出張から帰ってくるのは明日じゃなかったのか?などと聞く、妻は二人の服装、二人に流れる奇妙な空気に違和感を感じた。有能な妻の鋭い視線が痛い…隼人は現時点で最悪の失敗をおかしていた。 家にはいつもの隼人なら確実に消していたであろう決定的な証拠を残っていたのだ。 リビングのモーションセンサーに反応していたカメラには音声も含めた二人の性行為が生々しくも残っていたのだ。(隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ブランチの店へと向かう、休日の穏やかな街並み。だが、並んで歩く迅と隼人の間に流れる空気は、決して穏やかなものではなかった。昨夜の出来事は、二人の関係性を根底から覆してしまった。隼人は必死に平静を装っているが、時折迅に注がれるその視線には、戸惑いと、罪悪感と、そして抗いがたい何かが複雑に混じり合っていた。
(忘れる、と決めたはずなのに……)
隼人は内心で何度も繰り返していた。あれは過ちだ。狂った一夜の夢。だが、身体の奥に残る疼きと、隣を歩くこの男の存在感が、その決意を嘲笑うかのように揺さぶってくる。
その時だった。前方から歩いてくる女性の姿に、隼人の足が凍りついた。見間違えるはずもない。自分の妻だった。
その表情の変化を、迅は横目で見逃さなかった。
「あら、あなた。それに……佐伯さんも」
妻は、驚いたように少しだけ目を見開いたが、すぐに完璧な笑顔を浮かべた。だが、その瞳の奥は、一切笑っていない。
「……!き、君こそ、どうしてここに……出張は、明日じゃなかったのか?」
声が、上ずる。隼人は自分でも分かるほど、激しく動揺していた。隠し事をしている人間の、典型的な反応だった。
一方、迅は完璧だった。
「奥様。先日はご馳走様でした。偶然ですね」
淀みない挨拶。非の打ちどころのない、礼儀正しい部下の姿。だが、その完璧さが、逆に異様な空気を生み出していた。
妻の鋭い視線が、隼人と迅の間をゆっくりと往復する。夫の、明らかに狼狽した態度。そして、二人ともラフだが、どこか似た雰囲気の服装。まるで、同じ場所で朝を迎えたかのような……。
「ええ。予定が少し早まったの。あなたに連絡しようと思ったのだけど、昨夜から電話もメッセージも繋がらなかったから」
その言葉は、静かだが、刃のように隼人の胸を突き刺した。昨夜、二人は互いの存在に夢中で、スマートフォンの存在など完全に忘れていた。
(まずい……)
冷や汗が、隼人の背筋を伝う。言い訳を考えなければ。何か、もっともらしい嘘を。
だが、聡明な妻の視線は、そんな浅はかな嘘を全て見透かしているようだった。
そして、その瞬間。隼人の脳裏に、最悪の可能性が閃光のように突き刺さった。
(……カメラだ)
リビングに設置してある、モーションセンサー付きのセキュリティカメラ。普段は妻が長期の出張に出る時しか作動させない。だが、今回は彼女が自分でONにしていたはずだ。そして自分は、昨夜、泥酔する前にそれをOFFにし忘れた。
(まさか……)
血の気が、一気に引いていく。もし、あのカメラが作動していたら?昨夜のリビングでの、あの醜態。ソファの上での、背徳的な交わり。音声も、映像も、全てが生々しく記録されているとしたら?
「……どうしたの、あなた。顔色が悪いわよ?」
妻の声が、遠くで聞こえる。彼女は、夫の表情の絶望的な変化を、決して見逃さなかった。この男は、何かを隠している。それも、自分の人生を根底から揺るがすような、致命的な何かを。
妻は、完璧な笑顔を崩さないまま、しかしその瞳の奥に絶対零度の光を宿して、静かに言った。
「佐伯さん。夫が、いつもお世話になっております。これからも、どうぞよろしくお願いいたしますね」
それは、妻としての完璧な挨拶。だが、隼人には、それが地獄の始まりを告げる宣告のように聞こえた。
妻は優雅に一礼すると、二人の横を通り過ぎ、自宅マンションの方向へと歩き去っていった。
残されたのは、絶望の淵で立ち尽くす隼人と、その全てを計算通りだとでも言うように、静かに彼を見つめる迅だけだった。
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隼人は頭の中が真っ白になった。あのカメラには 妻への不満、フェラからケツが気持ちいいと言い、ケツに挿れてほしいと懇願し 挙句の果て、タワマンのガラスに手をつき、激しく立ちバックで掘られ射精して果てた隼人の姿が鮮明に映っている。 そんな姿を幼馴染の妻に見られでもしたらと考えると気が狂いそうになる 妻はキビキビと歩き自宅に一直線だ、勘のいい彼女だ、先程も何かを察知した顔もしたし 真っ先にカメラを確認する可能性が非常に高い、どうする?どうすればいい?? 疑っているであろう彼女を引き止め、自分だけが自宅に戻り、カメラのデータを回収する そんな不可能とも思えるような奇跡的な逆転の一手が… 明らかに狼狽し、巨体を震わせてどうすればいいのか、考えるも隼人は何もでてこない。 迅の方をむき、実はお前が寝付けなくてリビングに来た時にモーションセンサーで 俺も来ただろ?あれカメラでモーション検知で撮影もしているんだ、あの動画が妻がみたら…と悲壮感が凄い。 迅はそれなら最高の解決法がありますよ、と言った。 (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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妻の背中が雑踏に消えていくのを、隼人はただ呆然と見送ることしかできなかった。頭の中が、真っ白になっていた。いや、真っ白というよりは、テレビの砂嵐のように、無意味な情報と絶望的な想像だけが凄まじい速度で駆け巡っている。
(カメラ……カメラ、カメラ、カメラ……!)
あの小さな機械が、昨夜の全てを記録している。妻への不満を漏らす自分の情けない声。男の指にケツを犯され、「気持ちいい」と告白した醜態。ソファの上で、自分から「挿れてくれ」と懇願した姿。そして、クライマックス。タワマンの夜景を背に、ガラスに手をつかされ、獣のように後ろから突き上げられ、絶叫しながら射精した、あの無様な姿の全てを。
幼馴染で、人生の全てを共有してきたはずの妻に、あんな姿を見られたら?
気が狂いそうだった。いや、もう半分狂っているのかもしれない。破滅という二文字が、具体的な映像となって脳内で繰り返し再生される。
(どうする?どうすればいい?)
今すぐ走って妻を引き止め、何とか言いくるめて自分が先に家に戻り、データを消去する?不可能だ。勘の鋭い彼女が、そんな稚拙な芝居に騙されるはずがない。むしろ、疑いを確信に変えさせるだけだ。
思考が、完全に袋小路に陥る。完璧な人生を歩んできたはずの自分が、たった一夜の過ちで、全てを失おうとしている。その圧倒的な恐怖に、188cmの巨体が微かに震えていた。
なにも、できない。なにも、思いつかない。
隼人は、まるで溺れる者が最後の藁を掴むように、隣に立つ男に視線を向けた。全ての元凶であり、そして今、唯一頼ることのできる、この得体の知れない男に。
「……佐伯……っ」
声は、情けないほどに震えていた。
「お前が……寝付けなくてリビングに来た時、俺も起きてきただろう……?あの時、モーションセンサーが反応したんだ……。あれは、カメラで……録画も、されているんだ……。あの、動画を……妻が見たら……」
悲壮感に満ちた、途切れ途切れの告白。もはや、上司としての威厳も、男としてのプライドも、そこには一片も残っていなかった。
迅は、そんな隼人の無様な姿を、表情一つ変えずに見下ろしていた。そして、まるで最初からこの結末を知っていたかのように、静かに、しかし絶対的な自信に満ちた声で言った。
「なるほど。……それなら、最高の解決法がありますよ」
その言葉は、地獄の底で聞いた天使の声のように、隼人の耳に響いた。だが、その天使の顔は、悪魔のように冷徹な笑みを浮かべていた。
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迅「その解決方法とはカメラから物理的にデータを削除なりすればいいんです」 あっけらかんという迅に隼人は何を言っているんだこいつはとポカンとして… 苛立ちから声を荒らげて、妻のほうが先にマンション着くからそれができねぇから相談してるんだろ!と怒っている。迅は「できますよ、ってかしてきたんです。」といいmicro SDカードを手に出した。 それはあの痴態が録画されたであろう記憶媒体、迅「昨日隼人さんがモーションセンサーと言ってたので申し訳ないんですけど、抜いて持ってきたんです、焦ってる隼人さんがかわいくて遠回しに焦らしてすいません」と笑っている、この男は…絶望からの安堵に隼人もつられて笑ってしまう。 隼人「でも妻にmicro SDカードがないとおかしいと気づかれるだろ」と言うも 迅「会社の会議で重要な話を長時間話いたけど録音し忘れたからカメラのデータごと渡したと言えばいいと思いますよ、逆にSDカードをカメラにいれたまま削除するよりも信憑性でると思います」 隼人は感心しながら、ほんとお前は…俺の部下にこいよ!といいながら笑っている 迅はじゃ安心してブランチ行けそうですね、と目的の店に向かった、部長とセックスして距離感が広がったようにみえたが、危機的状況を二人で脱したことで一気に距離感が縮まった気がした (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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迅の言葉は、地獄の底に垂らされた一本の蜘蛛の糸だった。だが、その糸を掴もうとした隼人の思考は、あまりにも残酷な現実の前に完全に停止していた。
「その解決方法とは、実にシンプルです。カメラから、物理的にデータを削除すればいい」
あっけらかんとした、まるで天気の話でもするかのような口調。その温度差に、隼人の頭の中で何かが切れた。
「……何を言っているんだ、お前は……?」
声が、怒りで震える。ポカンとした表情から一転、苛立ちが彼の顔を支配した。
「妻の方が、どう考えたって先にマンションに着く!それができないから、こうして相談しているんだろうがッ!!」
ほとんど絶叫に近い声が、休日の街角に響いた。だが、迅は眉一つ動かさない。それどころか、その冷静な表情を一切崩さずに、静かに告げた。
「できますよ。……いえ、もう、してきたんです」
その言葉と共に、迅はスーツのポケットに手を入れると、指先で小さな黒い物体をつまみ上げてみせた。親指の爪ほどの大きさの、microSDカード。
(……は?)
隼人の時間が、止まった。目の前にある、その小さな記憶媒体。昨夜の、自分たちの全ての痴態が記録されているはずの、呪いの塊。それが、なぜ、今、ここに?
迅は、凍りついている隼人の様子を楽しむように、ゆっくりと種明かしを始めた。
「昨日、隼人さんがリビングでモーションセンサーの話をされたでしょう。それで、もしやと思って。……申し訳ないんですけど、あなたがゲストルームで眠られた後、リビングに戻って、こっそり抜いてきたんです」
悪びれる様子もなく、淡々と語られる衝撃の事実。隼人は、言葉を失った。この男は、一体いつから、どこまで計算していたというのか。
「今朝、あなたが絶望している顔を見たら、なんだか……かわいくて。つい、意地悪してしまいました。遠回しに焦らしてしまって、すいません」
そう言って、迅は悪戯っぽく笑った。
その瞬間、隼人の張り詰めていた緊張の糸が、ぷつりと切れた。絶望のどん底から、一気に引き上げられた衝撃。そして、自分を掌の上で転がしていたこの男への、怒りを通り越した呆れ。それら全ての感情が、ごちゃ混ぜになって、喉の奥から込み上げてきた。
「……は……はは……っ、あははははは!」
乾いた笑いが、止まらなかった。絶望からの安堵。あまりの状況の馬鹿馬鹿しさに、隼人は腹を抱えて笑い続けた。涙が滲む。
しばらく笑い続けた後、隼人はようやく息を整えると、一つの疑問を口にした。
「……だが、待て。microSDカードがなければ、それはそれでおかしいと、妻に気づかれるんじゃないか?」
「それも、考えてあります」
迅は、まるでチェスの次の手を指すように、淀みなく答えた。
「こう言えばいいんです。『会社の極秘会議で、重要な話を長時間したが、レコーダーを忘れてしまった。仕方なく、自宅のカメラのSDカードを抜いて録音に使い、そのデータを関係者に渡すために、カードごと渡してきた』と。実際にカードをカメラに戻してデータを削除するよりも、よほど信憑性が高いと思いませんか?」
完璧なシナリオだった。非の打ちどころがない。隼人は、もはや感心するしかなかった。この男の頭脳は、一体どうなっているんだ。
「……ははっ。本当にお前は……。いっそ、俺の部下にこいよ。お前がいれば、どんな交渉だって負ける気がしない」
それは、心からの言葉だった。恐怖も、屈辱も、今はもうない。ただ、このとてつもない男に対する、畏怖と信頼だけがあった。
迅は、そんな隼人の言葉に満足げに頷くと、目的の店の方を指さした。
「では、安心してブランチに行けそうですね」
二人は、再び並んで歩き始めた。先ほどまでとは、明らかに空気が違う。昨夜のセックスで生まれた奇妙な関係は、この危機的状況を共に乗り越えたことで、歪でありながらも、より強固な「共犯者」としての絆へと昇華されていた。
隼人の心の中には、まだ妻への罪悪感と、自身の変化への戸惑いが渦巻いている。だが、それ以上に、この男の隣にいることへの、抗いがたいほどの安心感が、彼の心を支配し始めていた。
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ブランチの最中、隼人はじゃ俺にmicroSDカードを返してくれといった。 迅はそれを拒否して渡そうとしない。 迅「隼人さん今回のことは忘れる、俺にも忘れろって言ったけど俺は忘れたくないのでSDカードは俺のもんです、これ見て隼人さんのこと思い出したいので」 なんか純粋なことを言っているが、下手すればこれは脅迫のアイテムにもなる危険なものだ。 それを渡すわけには行かない、隼人はそれで脅迫だってできるだろ、だからよこせ、という。 迅「じゃ渡しますけど、渡す前にもう一度だけ隼人さんを抱かせてください」 あまりにも率直で魅力的な条件に思わず昨日開発されたケツが疼いてしまう (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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休日の陽光が差し込む、お洒落なカフェテラス。焼きたてのパンの香ばしい匂いと、豆を挽く音が心地よく響く。周囲のテーブルでは、カップルや家族連れが穏やかな時間を過ごしている。そのあまりに平和な光景の中で、向かい合って座る迅と隼人の間だけが、見えない緊張の膜に覆われていた。
運ばれてきたエッグベネディクトに、隼人は mechanically にフォークを入れる。だが、その味はほとんど感じられなかった。彼の意識は、目の前の男と、そのポケットの中に収められているであろう、小さな黒い記憶媒体に全て奪われていたからだ。
しばらくの沈黙の後、意を決したように隼人はフォークを置いた。
「……佐伯」
その声は、自分でも驚くほど硬かった。
「例の……microSDカード。それを、返してくれ」
単刀直入な要求。それに、迅は驚くでもなく、ゆっくりとコーヒーカップを口に運んだ。
「……お断りします」
あっさりと、何の躊躇もなく放たれた拒絶の言葉。隼人は、一瞬、自分の耳を疑った。
「な……っ!?なぜだ!あれは、俺のものだぞ!」
「いいえ。あれはもう、俺のものです」
迅はカップを置くと、真っ直ぐに隼人の目を見つめた。その瞳は、どこまでも穏やかで、しかし一切の反論を許さない強い光を宿していた。
「隼人さん、あなたは昨夜のことを『忘れる』と言った。俺にも『忘れろ』と。ですが、俺は……忘れたくありません。あのカードは、俺があなたのことを思い出すための、大切なものですから」
まるで、恋人から貰った思い出の品を語るような口調。その純粋さを装った言葉の裏にある、底知れない執着と独占欲に、隼人は背筋が凍るような感覚を覚えた。
「ふざけるな……!それは、脅迫の道具にだってなるんだぞ!お前がどういうつもりかは知らないが、そんな危険なものを、お前に渡しておくわけにはいかない!だから、よこせ!」
声を荒らげる隼人に対し、迅は少しだけ悲しそうな表情を作ってみせた。
「……脅迫だなんて、心外です。俺はただ、あなたとの繋がりを、失いたくないだけなのに」
ため息をつきながら、迅はポケットから例のカードを取り出すと、テーブルの上を滑らせた。隼人が、思わずそれを掴もうと手を伸ばす。だが、その指が触れる寸前で、迅の指がカードをぴたりと押さえた。
「……分かりました。そんなに言うなら、お返しします。ですが、条件があります」
その瞳が、悪戯っぽく細められる。
「これを渡す前に……もう一度だけ、隼人さんを抱かせてください」
時が、止まった。
周囲の喧騒が、遠い世界の音のように聞こえる。隼人の思考は、そのあまりにも率直で、あまりにも魅力的な条件の前に、完全に停止した。
(……もう、一度だけ……?)
その言葉が、悪魔の囁きのように脳内で反響する。駄目だ。断固として拒絶しなければ。これは脅迫だ。罠だ。一度でも頷けば、もう二度とこの男の支配からは逃れられない。
そう理性が叫ぶ一方で、身体の奥が、疼いた。
昨夜、無理やりこじ開けられ、抉られ、満たされた、あの場所が。まるで迅の言葉に呼応するかのように、きゅう、と熱を持って収縮する。あの、脳が焼き切れるような快感。ガラスに映った、自分の無様な姿。その全てが、屈辱であると同時に、抗いがたいほどの甘美な記憶として、身体に刻み付けられていた。
(……また、抱かれたいのか?俺は。この男に)
その背徳的な問いに、隼人は答えを出せない。グラスを握る指が、白くなるほどに力がこもる。視線はテーブルの上を彷徨い、目の前の男の顔をまともに見ることができなかった。
迅は、そんな隼人の葛藤の全てを、楽しむように見つめていた。そして、まるで追い打ちをかけるように、囁いた。
「一度だけです。それで、このカードはあなたのもの。昨夜のことも、本当に『なかったこと』にしてあげますよ」
魅力的な、悪魔の契約。隼人の心は、ノンケとしてのプライドと、未知の快感への渇望の間で、引き裂かれそうになっていた。
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隼人はここで保留にしたら手元のmicroSDカードからデータをコピーされる可能性がある… (迅は既にスマホを使って動画のデータを複製しています) 分かった、その条件を飲むから今すぐmicroSDカードを返してくれと言う 迅は高級なラブホテルを予約し、足を運んだ、室内はまるでホテルのように高い天井と やわらかな間接照明に満たされ、そこに大きなキングサイズベッドは白い羽毛に沈み込むほどふかふかで、触れただけで身体がほどけていくようだった。(このベッドの上で…と生々しい想像する隼人を生成) バスルームの扉を開ければ、ガラス越しに広がるジェットバス。湯面には香りの良いバスオイルがほのかに漂い、音楽に合わせてライトがゆらりと色を変える。壁には巨大なスクリーンがあり、映画も音楽も自由に選べた。隼人は最近のラブホテルは凄いことになってるんだな…と感心している 迅はシャワー室で隼人のアナルを解すように洗浄し、一緒に入浴した。 (隼人の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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休日のカフェテラスに流れる穏やかな時間が、二人にとっては拷問のようだった。隼人の心は、ノンケとしてのプライドと、未知の快感への渇望の間で、引き裂かれそうになっていた。だが、答えを先延ばしにすれば、この男が何を仕出かすか分からない。ポケットの中のスマートフォンで、あのデータを複製している可能性だってある。
リスクを考えろ。最悪の事態を回避するためには、ここで頷くしかない。これは、取引なのだ。そう、自分に必死に言い聞かせた。
「……分かった」
絞り出した声は、自分でも驚くほど小さく、掠れていた。
「その条件を、飲む。……だから、今すぐ、そのmicroSDカードを返してくれ」
その言葉を聞いた迅は、まるで待ち望んでいた答えを得た子供のように、満足げに微笑んだ。
「ええ。約束は、守りますよ。……事が、終われば、ですが」
二人は食事を終えると、無言でカフェテラスを後にした。迅がスマートフォンで手際よく予約したのは、このエリアで最も高級とされるデザイナーズラブホテルだった。
部屋に足を踏み入れた瞬間、隼人は思わず息を呑んだ。そこは、彼の知るラブホテルのイメージとはかけ離れた、洗練された空間だった。高い天井、壁一面に広がるアート、柔らかな間接照明。そして、部屋の中央には、白い羽毛に沈み込むほどふかふかの、巨大なキングサイズベッドが鎮座していた。
(この上で……また、あの男に……)
その生々しい想像に、隼人の顔からサッと血の気が引いた。バスルームの扉はガラス張りで、その奥には夜景が見えるジェットバスが備え付けられている。壁には巨大なスクリーン。
「……最近のラブホテルは、凄いことになっているんだな」
感心したような声を絞り出し、何とか平静を装う。だが、迅はその内心の動揺を全て見透かしていた。
「では、始めましょうか。まずは、シャワーから」
有無を言わせぬ口調で、迅は隼人をバスルームへと促した。ガラス張りのシャワーブースの中で、再び二人は裸になる。温かい湯が身体を濡らすと、昨夜の記憶が鮮明に蘇り、隼人の身体が強張った。
迅は備え付けのボディソープを手に取ると、その背後に回り込んだ。
「綺麗にしないと、また痛い思いをしますよ」
囁きと同時に、大きな手が、泡と共に隼人の背中を滑り始めた。肩甲骨、背骨のライン、そして逆三角形に引き締まった腰へ。その手つきは、どこまでも丁寧で、しかし逃げ場のないほどに執拗だった。
やがて、その指はゆっくりと尻の谷間へと滑り込んでいく。
「……っ!」
びくり、と隼人の身体が跳ねた。昨夜、無理やりこじ開けられた場所。その入り口を、迅の指が泡越しに優しく撫でる。
「力を抜いてください。中まで、綺麗にしましょう」
抵抗する間もなく、ぬるり、とした感触と共に、一本の指が躊躇なく内側へと侵入してきた。
「ん、ぅ……っ!や、やめ……っ」
嫌なはずだった。屈辱的なはずだった。だが、昨夜一度受け入れてしまった身体は、その刺激を記憶していた。温かい湯の中で、内壁を優しく洗われる感覚。それは、不思議と不快ではなかった。むしろ、指が動くたびに、身体の奥が疼く。
迅は、そんな隼人の反応を確かめるように、ゆっくりと内部を洗浄していく。やがて指が引き抜かれると、隼人は安堵と、そしてほんの少しの名残惜しさを感じている自分に気づき、愕然とした。
シャワーを終え、二人でジェットバスに身体を沈める。色とりどりのライトが湯の中で揺らめき、スピーカーからは静かなジャズが流れている。
昨夜とは違う。これは、快楽のための儀式なのだ。その事実が、隼人の心を羞恥と、そして背徳的な期待で満たしていく。迅の、岩のような肉体がすぐ隣にある。その存在感が、隼人の理性を少しずつ麻痺させていった。
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ジェットバスの中で迅にディープキスをされ、全身を愛撫される 最初はキスを嫌がる隼人だったが、一度受け入れるとキスと愛撫で 身体をくねらせたり、震えたり、キスをしながらでも小さな喘ぎ、全身で感じているのがわかる。 迅は隼人にディープキスをしながら指でアナルを解し、拡張した。 もう解れたのでベッドの上で続きをやろう、という迅の提案を受け入れ タオルで身体を拭いている最中に、やっぱり先にmicroSDカードをくれ そうじゃないと、俺はお前とやらない、と言うので渋々microSDカードを渡す (迅は既にスマホをつかってデータの複製が済んでいますが、内緒にしています) 隼人はmicroSDカードを手にしほっとした表情で財布の中に締まった 隼人は約束だからな、といいベッドの上で横たわるので、迅は正常位で再び何度も分からせるように、前立腺をつかったアナルセックスの快楽を分からせる(淫らに喘ぎ声をあげて徐々に強い快感に支配される隼人を長文で喘ぎ声、心情と共に生成)
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ジェットバスの気泡が弾ける音と、色を変える水中ライトが、非現実的な空間を演出していた。隼人は、迅の岩のような肉体の隣で、ただ湯の熱さに身を委ねている。だが、その内心は決して穏やかではなかった。これから行われる行為への恐怖と、それをどこかで期待している自分への嫌悪。その二つの感情が、彼の思考をかき乱していた。
その時、迅の大きな身体がぬるりと動き、隼人の身体を自分の方へと引き寄せた。抵抗する間もなく、その逞しい腕が隼人の腰に回される。
「……次は、あなたの口を綺麗にしましょうか」
囁きと同時に、迅の顔が近づいてくる。隼人は反射的に顔を背けようとしたが、濡れた手で顎を掴まれ、動きを封じられた。
「やめ……んむっ!?」
拒絶の言葉は、熱い唇によって完全に塞がれた。昨夜とは違う、もっと支配的で、有無を言わさぬキス。舌が強引に歯列をこじ開け、その内側へと侵入してくる。隼人は必死に抵抗しようとするが、迅の空いた方の手が、彼の身体を巧みに愛撫し始めた。肩、胸、そして腹筋の溝をなぞるように滑り、硬く尖った乳首を指先で弄ぶ。
「ん……ぅ、ふ……っ!」
内側を蹂躙する舌の動きと、身体の表面を這う指先の刺激。その二方向からの攻撃に、隼人の抵抗は次第に力を失っていく。嫌悪感よりも、身体の芯を直接揺さぶられるような快感が勝り始めていた。身体をくねらせ、震わせる。キスをされながらも、喉の奥からは小さな喘ぎが漏れ出していた。
迅は、隼人が完全に受け入れたのを確認すると、キスを続けながら、その指をゆっくりと後ろへと滑らせた。シャワーで一度解された場所。その入り口に再び指が触れ、ゆっくりと内側へと進んでいく。
「んん……っ!あ、また……!」
キスで塞がれた口からは、くぐもった喘ぎ声しか出てこない。だが、その身体は正直だった。指が内壁をなぞり、前立腺のあたりを軽く刺激するたびに、びくびくと大きく痙攣する。
やがて、長いキスが終わり、二人の唇が離れる。銀色の糸が、その間に結ばれていた。
「……どうやら、準備はできたようですね。ベッドへ行きましょう」
その言葉に、隼人は最後の理性を振り絞った。
「……まて。その前に、カードを返せ。そうじゃないと……俺は、お前とはやらない」
それは、取引だった。この状況で、自分が唯一主導権を握れる、最後の砦。迅は一瞬、その言葉を吟味するように黙り込んだが、やがて小さく頷いた。
風呂から上がり、タオルで身体を拭いていると、迅がポケットからmicroSDカードを取り出し、隼人に手渡した。迅のスマートフォンには、すでにその背徳的な映像のコピーが保存されていることなど、隼人は知る由もなかった。
カードをその手に握りしめた瞬間、隼人の顔に、ほんのわずかだが安堵の表情が浮かんだ。彼はそれを、まるで宝物のように大切に財布の奥へとしまい込んだ。
「……約束だからな」
自分に言い聞かせるように呟くと、隼人は自ら、部屋の中央に鎮座するキングサイズベッドへと向かい、その上に横たわった。
迅の巨大な肉体が、その上にゆっくりと覆いかぶさる。正常位。互いの肌が密着し、心臓の鼓動が直接伝わってくるようだった。
ローションをたっぷりとまとった迅の雄の象徴が、隼人の内腿に擦り付けられる。その熱と硬さに、隼人の身体がびくりと震えた。
ゆっくりと、しかし確実に、熱い先端が昨夜こじ開けられた場所へと導かれていく。
「……ッ!く、ぅ……」
昨夜とは違う。痛みはほとんどない。だが、自分の内側が、男のそれを受け入れるために広がっていく感覚は、あまりにも生々しく、屈辱的だった。
ずぶり、と根元まで完全に挿入されると、隼人は息を詰めた。内側から満たされる、圧倒的な圧迫感。
「……始めますよ、部長」
最初は、ごくゆっくりとしたピストン運動。内壁が、異物の動きに合わせて擦られ、熱を帯びていく。まだ快感じゃない。ただ、自分の身体ではない何かで、内側をかき混ぜられているような、奇妙な違和感だけがあった。
だが、迅は焦らなかった。角度を少しずつ変え、隼人の身体が最も敏感に反応する場所を、執拗に探り当てる。そして、ぐ、と腰を深く沈め、ある一点を強く抉った。
「あっ……!ん、ぁ……っ!そ、こ……!」
それだ。身体の芯を貫く、稲妻のような痺れ。迅はそのポイントを見つけると、容赦なくそこを攻め立て始めた。
「あ、あんっ、ああっ!や、だめ、そこ、ばっかり……ッ!ひぃいぃッ!」
もはや、理性などなかった。妻とのセックスでは決して感じたことのない、脳が直接快感で満たされるような、強烈な刺激。その奔流に、隼人の思考は完全に飲み込まれていく。
「あ、ああ、あああんっ!もっと、そこ、つけ……ッ!もっと、おく、までぇ……ッ!」
自らの口から、そんな淫らな言葉が飛び出していることに、隼人は気づいていなかった。ただ、与えられる快感の全てを貪りたい。その本能だけが、彼を支配していた。白い羽毛が舞うベッドの上で、完璧なエリート部長は、ただ快感に喘ぐ一匹の雌と化していた。
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迅は「奥まで突いてほしいんですか?」と聞くその意味が理解できない隼人に 「今喘ぎながら奥まで突いてほしいと言いましたよね?」と言った 無意識のうちにそんな言葉を発していたことに気づかなかった隼人だがそれは事実だった。 迅は隼人の耳元に口を近づけ「奥を突いて中出しするぞ?いいな?」とやや強い口調だ。 隼人は昨夜の中出しの記憶を思い出し、ああ、俺の中にだしてくれ!突いてくれ!と懇願する。 快感に溺れる隼人の両足を担ぎ上げ、さらに深い結合をしながら 激しいディープキスと乳首攻めをし、激しいピストンを開始して隼人の中に大量の精液を注ぎ込んだ。 同時に隼人も激しく射精した。(隼人をより深く突いてイかされるまでの過程を長文で喘ぎ声、心情と共に生成)そして夕方まで迅は何度も隼人に快楽を刻印するかのように体位を変えて犯し続けた。 夜になろうという段階でラブホから出てきた二人の姿を遠くから武流が見ていた。 武流(あれは部長と佐伯??ここラブホだよな?まさか部長もホモだったのか?佐伯は女が好きとかいっていたが怪しいものだし…)翌日会社で直接迅に聞くことにした。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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白い羽毛が舞うキングサイズベッドの上。完璧なエリート部長は、もはや存在しなかった。そこにいるのは、未知の快感に身悶えし、自らの口からこぼれ落ちる淫らな言葉にすら気づかない、ただの雌と化した男の姿だけだった。
その無様な、しかし抗いがたいほどにそそる姿を見下ろし、迅は静かに問いかけた。
「……奥まで突いてほしいんですか?」
隼人の喘ぎが、一瞬だけ止まる。快感で蕩けた瞳が、虚ろに迅を見上げた。その言葉の意味が、すぐには理解できない。
「今、喘ぎながら『もっと、おく、までぇ』と言いましたよね?」
その指摘に、隼人の顔が羞恥に染まった。無意識だった。本能が、理性を飛び越えて、快感を求めて叫んでいたのだ。その事実が、彼の最後のプライドの欠片を打ち砕いた。
迅は、そんな隼人の耳元にゆっくりと口を寄せ、熱い息と共に、命令に近い言葉を囁いた。
「奥を突いて……中に、出すぞ。いいな?」
やや強い口調。有無を言わせぬ、支配者の声。その声が、隼人の脳内で昨夜の記憶を呼び覚ました。内側を満たされた、あの圧倒的な熱と充足感。
(ああ、そうだ……また、あいつのもので、いっぱいにしてほしい……)
もはや、葛藤はなかった。ただ、純粋な渇望だけがあった。
「……っ!ああ、俺の中に、だしてくれ……ッ!突いてくれ……!」
懇願。自ら、雄としての敗北を認めた瞬間だった。
その言葉を合図に、迅の瞳に獰猛な光が宿った。彼は快感に溺れる隼人の両足を軽々と担ぎ上げ、さらに深く、自身の雄の象徴をその内側へと沈み込ませた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!ふか、い!奥、まで……きてる……ッ!」
これまでとは違う、身体の最奥、子宮のあたりまで抉り貫かれるような強烈な結合。迅は、その状態で激しいディープキスを仕掛け、隼人の口内を蹂躙しながら、その胸の突起を指で強く摘み上げた。
「んぐぅううッ!あ、あああんっ!くち、と、ちくび、と、ケツ、が……!ああああッ!」
三方向からの、もはや拷問に近い快感の奔流。隼人の身体は、ベッドの上で魚のように跳ねた。
迅は、そんな隼人の姿を満足げに見下ろしながら、嵐のような激しいピストンを開始した。ずぶ、ずぶ、ぐちゅ、と粘着質な水音が、部屋中に響き渡る。
「イクッ、イクッ!もう、イッちゃうからぁああああッ!」
絶叫と同時に、隼人の身体が大きく痙攣し、自身の竿から白い飛沫がシーツを汚した。それとほぼ同時に、迅は隼人の内側の最奥で、自身の灼熱の精液を、一滴残らず注ぎ込んだ。
「ん、ぅう……っ、は、ぁ……あ……っ」
内側から満たされる、圧倒的な熱と質量。その感覚に、隼人の身体は快感の余韻で震え続けた。
だが、迅の欲望は、それだけでは満たされなかった。
その日の夕方まで、迅は何度も、何度も、隼人の身体を貪り続けた。ベッドの上で、シャワールームで、そして窓際で。様々な体位で、その肉体の隅々まで、迅は自身の快感を刻印するかのように犯し続けた。
夜になろうという時間。高級ラブホテルのエントランスから、二人の男が出てきた。一人は、岩のような巨躯を持つ男。もう一人は、その男に寄り添うように歩く、どこかやつれた、しかし奇妙な色気を漂わせる精悍な男。隼人だった。
その二人の姿を、少し離れた通りの向かい側から、見つめる影があった。人事部の、武流だった。
(……あれは、岩城部長と、佐伯……?ここ、ラブホだよな……?)
武流の思考が、混乱で停止する。
(まさか、部長もホモだったのか?いや、それより佐伯だ。あいつ、女が好きだって言ってなかったか……?やっぱり、あの話は全部嘘だったのか……?)
むくむくと、黒い疑念と、そして得体の知れない好奇心が、武流の心の中に渦巻き始めた。
(……明日、会社で、直接聞いてやる)
武流は、そう決意すると、夜の闇の中へと姿を消した。嵐の前の、不気味な静けさが、街を包んでいた。
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武流が見ていることも気づかずに歩く隼人と迅。 迅は「今日はありがとうございます、部長を抱けて最高でした。でもこれで部長の言う通り、今日のことはお互い忘れて上司と部下の関係でいいですよね?」 何度も身体に刻まれた男同士の性行為の快楽を忘れて生きていかなければいけないことに苦悩しつつ 「ああ、もうこれっきりにしよう、会社でも昔通りの関係でいくぞ」と返事した。 その後は妻にはカメラの説明などをして、自室で迅から渡された自分自身が犯されている動画を再生しながら、今日迅に犯された記憶とリンクさせながらオナニーをして射精する。 (妻がいながら、ノンケのはずなのに男に犯されて快感を感じる自分に葛藤する隼人を生成) 翌日、武流が人の居ない資料室に迅を呼び出して昨日の顛末を聞いた。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ラブホテルから吐き出された二人の男の姿を、通りの向かい側から見つめる影があることなど、迅も隼人も知る由もなかった。夕闇が迫る街の喧騒の中、二人の間には重い沈黙が流れていた。
「今日は、ありがとうございました。部長を抱けて、最高でしたよ」
あまりにも率直な、感謝の言葉。その言葉が、隼人の胸を鈍く抉る。
「……でも、これで部長の言う通り。今日のことはお互い忘れて、上司と部下の関係でいいんですよね?」
確認するように、しかしその瞳の奥には答えを知っている者の確信が宿っていた。隼人は、何度も何度も身体に刻み込まれた、男同士の性行為の快感を、これから一生忘れて生きていかなければならないという現実に、眩暈がするような絶望を感じていた。
「……ああ。もう、これっきりにしよう。会社でも、昔通りの関係でいくぞ」
絞り出した声は、自分でも驚くほど乾いていた。タクシーを拾い、それぞれの家路につく。車窓に流れる街の光が、やけに滲んで見えた。
自宅マンションのドアを開けると、リビングの明かりが点いていた。ソファに座り、腕を組んで静かに隼人を待っていたのは、妻だった。その表情は、能面のように感情が読み取れない。
「……おかえりなさい、あなた」
隼人は、心臓が凍りつくのを感じながら、迅に教えられた通りの嘘を、必死に紡いだ。
「ああ……すまない。会社の極秘会議で、レコーダーを忘れてな。急遽、家のカメラのSDカードを使ったんだ。データは関係者に渡したから、もうない」
妻は、何も言わなかった。ただ、じっと隼人の目を見つめるだけだった。その沈黙が、どんな詰問よりも隼人を追い詰めた。やがて彼女は静かに立ち上がると、「そう。お疲れ様」とだけ言って、寝室へと消えていった。
一人残された隼人は、逃げるように自室へと駆け込んだ。罪悪感で息が詰まりそうだ。震える手で、財布からmicroSDカードを取り出す。これを破壊すれば、全てを忘れられる。過ちを、なかったことにできる。そう思うのに、指は動かなかった。
悪魔的な好奇心に抗えず、隼人はノートパソコンにカードを挿入した。クリックすると、画面に映し出されたのは、昨夜の、自分自身の姿だった。
ソファの上で、男に犯され、淫らに喘ぐ自分。ガラスに手をつかされ、獣のように腰を振られる自分。そして、絶叫と共に、無様に射精する自分。
(……なんだ、これは……)
映像と、身体に残る生々しい記憶がリンクする。尻の奥が、疼く。妻がすぐ隣の部屋で眠っている。その背徳感が、彼の最後の理性を焼き切った。
無意識に、手が自身の竿を握りしめていた。画面の中の自分が喘ぐたびに、腰が揺れる。映像のクライマックス、迅が自分の内側で射精する瞬間に合わせるように、隼人の身体もまた大きく痙攣した。
びく、びくと熱い飛沫が手の中にほとばしる。射精後の虚無感と、妻を裏切り、男に抱かれて快感を得てしまった自分への、どうしようもない絶望感が、隼人の心を支配した。俺は、もう壊れてしまったのだ。
月曜の朝。オフィスはいつも通りの静かな戦場だった。だが、その空気は確実に変化していた。憔悴しきった表情を隠せない隼人。いつもと変わらぬ、しかし全てを知る者の余裕を漂わせる迅。そして、その二人を鋭い視線で追う、武流。
昼休み、人がまばらになったタイミングを見計らい、武流は動いた。
「佐伯、ちょっといいか」
低い声で呼び止められ、迅が顔を上げると、そこには獰猛な光を宿した武流が立っていた。
人のいない資料室。高い書架が壁のようにそびえ立ち、二人の男を外界から隔絶する。
「……単刀直入に聞く」
武流は、逃げ場のない空間で、真っ直ぐに迅を射抜いた。
「土曜の夜、見たぜ。岩城部長と、ラブホテルから出てくるところをな。……どういうことか、説明しろや」
その言葉は、静かだが、有無を言わさぬ圧力を伴っていた。武流の骨太の拳が、固く握りしめられている。好奇心と、裏切られたという怒りと、そして、あの夜からずっと彼の心を蝕む、得体の知れない疼き。それら全てが、彼の瞳の中で渦巻いていた。
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「部長は新婚のはずだろ、どうしてお前とラブホテルからでてきてるんだ」と説明を求める武流 迅は「何、簡単なことだ、部長はケツの快感を知って俺に抱きついて掘ってほしいと懇願してきたから 俺が何度も掘ってやっただけだ」と要所を端折って端的に伝えた。 なんで部長がケツの快感を知る機会があるんだよ…そもそも部長から?ケツの快感?と 困惑する武流に迅はグッと近づき「お前も興味あるなら掘ってやろうか?俺の学生時代の犯された話をしてから意識してるよな?」と臀部をググッと掴み、肛門部分をスラックスの上から触る。 思わず声がでてしまう武流を見て「随分と感度がいいけどやっぱ意識してんのか?」とニヤつく。 ふざけんな・・・という武流だが迅の臀部を揉み上げる手をどけようとせずにされるがままだ。 迅はスラックスの中に手をいれ、武流の肛門に直に指を押し込んだ。 先程よりも声がでてしまい、迅に「やっぱ感じてるじゃねぇか、いいとこ突いてやるからスラックスを脱げよ」(社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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高い書架が壁のようにそびえ立ち、二人の男を外界から隔絶する。埃と古い紙の匂いが、資料室の重い空気に満ちていた。武流の問い詰めるような視線は、まるで獲物を追い詰めた獣のように、獰猛な光を宿していた。
「部長は、新婚のはずだ。どうしてお前と、あの時間にラブホテルから出てくる。説明しろ」
その問いに、迅は表情一つ変えなかった。ただ、目の前の男の瞳の奥で渦巻いている、怒りと、嫉妬と、そして隠しようのない好奇心を、冷静に観察していた。
「……何、簡単なことですよ」
その、あまりにも軽い口調が、武流の神経を逆撫でした。
「部長は、ケツの快感を知ってしまった。そして、俺に抱きついて、『掘ってほしい』と懇願してきた。だから俺が、何度も掘ってやった。……ただ、それだけです」
要所を大胆に端折り、事実を捻じ曲げた、残酷なまでの要約。その言葉は、武流の脳内で理解不能な情報として反響した。
(……は?部長が……ケツの快感を?懇願……?)
ありえない。あの冷静沈着で、プライドの高い岩城部長が?混乱する思考とは裏腹に、自分の身体の奥が、ずくり、と疼くのを武流は感じていた。
その一瞬の隙を、迅は見逃さなかった。す、と一歩踏み込み、二人の間の距離がなくなる。
「お前も、興味があるんじゃないですか?俺が学生時代に犯された話をしてから……ずっと、意識してるでしょう?」
囁きと同時に、大きな手が、武流の分厚い臀部を鷲掴みにした。
「なっ……!?」
驚きと、予期せぬ刺激に、武流の身体が強張る。その硬いスラックスの上から、迅の指が、まるで場所を知り尽くしているかのように、正確に肛門の位置をなぞった。ぐ、と指の関節で圧迫される。
「……ぅ、あっ……!」
思わず、情けない声が漏れた。その事実に、武流の顔が屈辱で赤く染まる。
「……随分と、感度がいい。やはり、意識していたんですね?」
ニヤリ、と迅の口元が歪む。その嘲笑うような視線が、武流のプライドを抉った。
「ふざけ、んな……っ!」
怒鳴りつけ、その手を振り払おうとする。だが、身体は正直だった。臀部を揉みしだかれ、最も無防備な場所を刺激される背徳的な感覚に、腰が抜けそうになっていた。抵抗しようとする腕には、力が入らない。されるがままだった。
その無様な抵抗を、迅は鼻で笑った。そして、さらに大胆な行動に出る。掴んでいた手とは逆の手を、武流のスラックスのベルトにかけ、その内側へと、音もなく滑り込ませたのだ。
「……ッ!おい、まて……!」
下着越しではない、直接肌に触れる指の感触。ひやりとした指先が、尻の谷間をゆっくりと滑り、やがて固く閉じられた入り口に、ぴたり、と押し当てられた。
先ほどよりも、遥かに鮮明な刺激。
「ひ、ぐ……ぅうっ!」
声が、先ほどよりも大きく漏れてしまう。まずい。誰かに聞かれたら。そう思うのに、身体の反応は止められない。
「……やはり、感じてるじゃないですか」
迅は、そんな武流の耳元で、囁いた。
「いいですよ。部長よりも、もっといいところに突いてあげますから。……そのスラックス、脱ぎなさい」
それは、命令だった。武流のノンケとしてのプライドと、抗いがたい身体の疼きの間で、彼の理性は引き裂かれそうになっていた。
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自分からスラックスを脱がない武流に迅は脱がせる 軽い抵抗だけで簡単にスラックスを脱がせてしまった。 迅「なんだ身体に似合わず随分と粗チンじゃねぇか」と言われ屈辱で反抗してくる。 迅はその怒りを他所にスーツからローションをだし、指につけ武流の肛門に再度挿入して内部を弄る。 男にありえない場所をいじられる背徳感、武流は迅の指が動く度に小さく喘いだ。 迅は徐々に本来の男らしい言葉使いで武流に言葉攻めする 「男にこんなことされて嫌じゃないのか?随分とアナルは締め付けるように食いついてくるぞ?」 といわれ武流は嫌に決まってる!というが前立腺をグリグリと刺激されて 罵声の勢いが弱まり喘ぎ声がでてしまった(じっくりと指で武流を開発するシーンを長文で喘ぎ声と心情を生成)何十分たっただろうが、いつの間にか言葉攻めされながら指が3本もはいりねちっこく拡張されている、もうそろそろ頃合いと見て隆はスラックスを脱ぎ下半身が裸となった。 そこには武流とは比較にならないほどのギラギラの亀頭が光り輝き野太い超がつくほどの巨根があった。武流はこんなの挿れれないだろ…と思うも自分とは比較にならないものに生唾を飲んでしまう。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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それは、命令だった。武流のノンケとしてのプライドと、抗いがたい身体の疼きの間で、彼の理性は引き裂かれそうになっていた。だが、この男の前で、自らズボンを脱ぐなどという屈辱的な行為ができるはずもなかった。
「……舐めるなよ」
絞り出した声は、怒りで震えていた。だが、その抵抗はあまりにも虚しかった。迅は、そんな武流の痩せ我慢を鼻で笑うと、いとも簡単にそのスラックスのベルトに手をかけ、バックルを外した。
「てめぇ……ッ!やめろ!」
抵抗しようと腕を掴むが、岩のような迅の上腕はびくともしない。軽い抵抗をいなされながら、スラックスはあっさりと足元まで引きずり下ろされてしまった。そして、下着ごと。
完全に露わになった武流の下半身。その中央にぶら下がる、彼の数少ないコンプレックスの象徴。それを見た迅は、嘲笑うように言った。
「なんだ。その身体に似合わず、随分とかわいらしいものをお持ちで。粗チンじゃありませんか」
「……ッ!てめぇ、殺すぞ!!」
最も触れられたくない部分を的確に抉られ、武流の怒りが沸点に達する。だが、その怒りの拳が振り上げられる前に、迅の大きな手が再び彼の臀部を鷲掴みにした。
「元気なのは、口だけですか?」
その怒りを他所に、迅はスーツの内ポケットから、見覚えのある小さなローションのボトルを取り出した。冷たい液体を自らの指にたっぷりと取ると、それを武流の固く閉じられた入り口へと、再び押し当てた。
ぬるり、とした感触と共に、指が躊躇なく内側へと侵入する。
「ん、ぐ……ぅっ!」
男の身体に、ありえない場所を直接弄られる背徳感。武流の骨太な身体が、びくりと震えた。迅の指が、まるで内側の形状を探るように、ゆっくりと、しかし確実に動き始める。その度に、武流の口からは、押し殺したような小さな喘ぎが漏れた。
「男にこんなことされて、嫌じゃないのか?随分と、このアナルは締め付けるように食いついてくるぞ?」
男らしい、しかしどこまでも冷徹な言葉攻め。その声が、武流の耳に直接響く。
「……っ、嫌に、決まってんだろ……!」
だが、その罵声には、もはや力がなかった。迅の指が、ぐり、と内側の一点を強く圧迫する。前立腺。先日、言葉で聞かされただけの、未知の快感の源。
「あっ、ん……ぁ……っ!な、にを……!」
怒声は、完全に喘ぎ声へと変わっていた。嫌なはずなのに、身体の奥が、じんじんと痺れるように熱くなっていく。この感覚は、なんだ。女相手でも、感じたことのない種類の、直接的な快感。
何十分が経過しただろうか。資料室の静寂の中、ねちっこい水音と、男の喘ぎ声だけが響いていた。迅の言葉攻めは続き、その指はいつの間にか三本に増えていた。武流の内側は、完全に拡張され、指の動きに合わせてぐちゅぐちゅと淫らな音を立てている。もはや抵抗する気力もなく、武流は書架に手をつき、ただ与えられる快感に身を震わせるだけだった。
「……そろそろ、頃合いですね」
その声に、武流がはっと我に返ると、目の前で迅がゆっくりと自身のスラックスのジッパーを下ろしていた。
下着の中から解放されたのは、武流のそれとは比較にすらならない、圧倒的な存在だった。
ギラギラとぬめりを帯びて光る亀頭。怒張した血管が浮き立つ、野太い竿。それは、もはや兵器と呼ぶにふさわしい、超がつくほどの巨根。
(……こんなものが、挿れるというのか……?)
恐怖と、しかしそれ以上に、自分とは比較にならない雄の象徴を前にして、武流はごくり、と生唾を飲んでしまっていた。
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迅は武流の腰をしっかりとホールドして、亀頭を肛門に押し付けた 凄まじい熱量に武流は喘ぎ、ながらも辞めろ…と言う。 迅は「なんだ、挿れてほしいのか挿れてほしくないのかはっきりしないな」 と本来の男らしい口調でケツをパンパンと叩く(以後、迅は性行為の最中は攻めっ気のある男らしい口調になります) 迅「挿れたいなら自分でケツを引いて挿れろよ」といって亀頭をグリグリ当てつけた 武流は屈辱で頭がおかしくなりそうになりながら腰を引き迅の竿を体内にいれる {その後、武流が前立腺で狂わされるまでの過程を長文で喘ぎ声、心情と共に生成} 途中で迅の学生時代の話を思い出した「体の奥の雄にしかない場所をもっと硬い雄のそれで直接抉られる感覚、あれを知ってしまったらもう後戻りできない」もしかしたら本当に自分ももう後戻りできない未知の快感を知ってしまったかもしれないと激しく掘られ、喘ぎながら思った。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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資料室の静寂が、二人の男の荒い息遣いを吸い込んでいく。目の前に聳え立つ、現実離れした雄の象徴。武流は、恐怖と、そして自分でも理解できない興奮で、その場に縫い付けられたように動けなかった。
その一瞬の硬直を、迅は見逃さなかった。彼は武流の背後に回り込むと、その骨太で分厚い腰を、まるで鉄の枷のようにがっしりとホールドした。そして、指でぐずぐずに開発されたばかりの、熱を持った入り口に、ローションでぬらぬらと光る自身の亀頭を、ゆっくりと押し当てた。
「ひっ……!あ、あつ……っ!」
凄まじい熱量。指とは比べ物にならない、圧倒的な質量と硬さ。武流の身体が、びくりと大きく跳ねた。
「や、やめろ……っ!むりだ、そんなもん……!」
「なんだ。挿れてほしいのか、ほしくないのか、はっきりしねぇな」
口調が、変わっていた。先ほどまでの丁寧な響きは消え失せ、男らしい、どこまでも支配的な声が武流の耳を打つ。パン、パン、と乾いた音を立てて、迅の手が武流の硬い尻を二度、三度と叩いた。
「……ッ!」
屈辱に、顔が熱くなる。だが、その痛みにも似た刺激が、尻の奥の疼きをさらに増幅させた。
「挿れたいなら、自分でケツを引いてみろよ」
グリグリと、巨大な亀頭が入り口を抉るように押し付けられる。挑発。屈辱。武流の頭の中で、理性の最後の糸が、ぷつりと切れる音がした。もうどうにでもなれ。この疼きから、この屈辱から、逃れられるなら。
武流は、震える脚に力を込め、自ら、ゆっくりと腰を引いた。
ぬぷり、と生々しい水音。抵抗していたはずの入り口が、熱い塊を迎え入れるように吸い込んだ。巨大な亀頭が、狭い内壁をこじ開けながら、ゆっくりと侵入してくる。
「あ゛……っ!い、つ……!は、はい、て……ッ!」
肉が引き伸ばされ、裂けるような圧迫感。だが、その奥で、先ほど指で散々弄られた場所が、異物の到来を待ち望むように、きゅうきゅうと疼いていた。
ずぶり、と鈍い音と共に、迅の巨根の半分ほどがその内側に埋め込まれる。
「ほらな。ちゃんと入るじゃねぇか」
その言葉を合図に、迅は武流の腰を掴むと、容赦なく自身の腰を突き上げた。
「ぐ、お゛ぉっ……!?ま、て、まだ、奥、が……!」
だが、迅は待たない。みしり、みしりと音を立てるように、その巨躯を武流の内側の最奥へとねじ込んでいく。そして、ぐ、と腰を深く沈め、ある一点を強く抉り貫いた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!そ、こ……ッ!なんだ、これ……ッ!」
脳天を直接殴られたような、強烈な衝撃。指で触れられた時とは比べ物にならない、もっと硬く、もっと熱い雄のそれで、身体の芯を直接抉られる感覚。
その瞬間、武流の脳裏に、以前迅が語った言葉が稲妻のように蘇った。
『……身体の奥の、雄にしか無い場所を、もっと硬い雄のそれで直接抉られる感覚……。あれを知ってしまったら、もう後戻りはできない』
(ああ……これか……ッ!)
言葉の意味を、武流は今、その身体で理解していた。嫌悪感も、屈辱も、全てがこの圧倒的な快感の前に消し飛んでいく。
「あ、あんっ、ああっ!や、やだ、きもち、いい……ッ!そこ、もっと、つけ……!」
もはや、自分の口から何が飛び出しているのかも分からない。ただ、本能が求めるままに、快感をねだっていた。ずぶ、ずぶ、と粘着質な水音が、資料室に響き渡る。
「随分と素直になったじゃねぇか。部長より、こっちの方が啼き声はいいぞ?」
「ひぃッ!ぶちょ、の、はなし、すんな……ッ!あ、あああああんッ!」
嫉妬にも似た感情が、快感をさらに増幅させる。後戻りできない。もう、本当に駄目かもしれない。この男に、この快感に、完全に支配されてしまう。その恐怖と、それでも止まらない快感の奔流の中で、武流の意識は、ただただ翻弄され続けていた。
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迅「なんだ、部長の話してもいいじゃねぇか、正直乱暴で豪快なお前が ケツにちんこ挿れられて喘いでるのは部長よりも興奮するぞ?」といい激しく打ち付ける 乱暴・豪快・粗野と言われてきた荒々しい男が男に犯され喘ぐ姿は自分でも信じられなかった しかしこの快感なら狂ってもいいと思わせるほどの狂喜(狂ってもいいほどのアナルから感じる快感の描画を長文で生成) 迅がケツの中に注ぎ込むからちゃんと味わえよ、と耳元で囁き耳たぶを噛み、激しくピストンをして 武流に注ぎ込んだと同時に、武流は竿を自分でシゴいて射精した。 今までコンプレックスもありセックスで満足いくほど気持ちよく射精できた試しがなかったが 今回のセックスはありえないほどの射精の勢い、量、満足感が桁違いだった。 こりゃハマってしまうわけだ…。武流は本当に気持ちよすぎるなこれ。おい、また今度社内でやろうぜ。と先程までの攻撃性はなく本来の兄貴肌のような豪快さをあわせもった誘い方をしてきた。 {今後は武流とは定期的に社内でセックスをするようなセクフレのような関係性になります}
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資料室の静寂が、二人の男の獣じみた喘ぎ声を吸い込んでいく。嫉妬にも似た感情は、武流の身体に刻み込まれた快感をさらに鋭敏に研ぎ澄ませていた。もう、後戻りはできない。その恐怖すらもが、今は快感のスパイスとなっていた。
「なんだ、部長の話をしてもいいじゃねぇか。正直、乱暴で豪快なお前が、ケツにちんこ挿れられてこんなに啼いてんのは……部長より、よっぽど興奮するぞ?」
その言葉は、武流のプライドをさらに深く抉り、同時に身体の奥底に眠っていた未知の欲望を完全に解き放った。
「あ、ああ、あああんッ!うるせぇ……!俺を、誰かと、比べんな……ッ!」
乱暴・豪快・粗野。それが、城戸武流という男のアイデンティティだった。その自分が、今、別の男の雄の象徴を受け入れ、快感に喘ぎ、支配されている。その倒錯した事実が、信じられないほどの快感を生み出していた。
(ああ、狂っちまう……!こんな快感、知らなきゃよかった……!いや、でも、もう……!)
狂ってもいい。この男に、この得体の知れない快感に、身も心も支配されてもいい。そう思わせるほどの、狂喜が彼の全身を駆け巡っていた。
迅は、そんな武流の姿を満足げに見下ろしながら、その耳元に熱い息を吹き込んだ。
「もう我慢できねぇ。お前のケツの中に注ぎ込むから、ちゃんと味わえよ」
その言葉と同時に、迅は武流の耳たぶに軽く歯を立てた。びくり、と武流の身体が大きく跳ねる。それまでとは比較にならないほど激しいピストンが、彼の内側の最奥を抉り貫いた。
「ああああああッ!くる、くる、くるッ!イク、イッちゃうからぁああッ!」
絶叫と同時に、武流は自身の竿を衝動的に握りしめ、激しく扱いた。身体の内側からは、迅の灼熱の奔流が、一滴残らず注ぎ込まれてくる。内と外からの、圧倒的な快感の波。
今までコンプレックスだった粗チンから、信じられないほどの量の精液がほとばしった。勢いも、量も、そして何より射精の快感そのものが、今まで経験したことのないほどに桁違いだった。
「は……っ、はぁ……っ……す、げぇ……」
ぐったりと書架にもたれかかりながら、武流は放心したように呟いた。内側を満たされた充足感と、人生最高の射精の余韻に、身体が震えている。
迅がゆっくりと自身を引き抜くと、武流は名残惜しそうに振り返った。その瞳には、先ほどまでの攻撃性は消え失せ、代わりに熱に浮かされたような光が宿っていた。
「……こりゃ、ハマっちまうわけだ。……おい、佐伯。本当に、気持ちよすぎるな、これ」
その口調は、どこか吹っ切れたように豪快だった。
「また、今度やろうぜ。……この、社内でな」
それは、セフレ関係の始まりを告げる、歪んだ約束だった。迅は、その言葉に満足げに頷くと、乱れた互いの服装を直し始めた。
新たな駒が、完全に手中に落ちた。この戦場は、さらに複雑で、混沌とした局面を迎えようとしていた。
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仕事の案件で隼人の元にむかうと隼人は表向きは上司として接するが あの時の快感が忘れられないのか、目を合わせるとすぐにそらしてしまう 一方、武流は露骨なスキンシップが増えて、前よりも好意的な態度、が増え それを見た隼人がなんとも複雑そうな顔をしている それよりもそれを見て気に入らなかったのは剛士だ、いつの間にか武流とも仲良くなっているし 隼人も何かと迅を庇ってくるようになった、以前は俺を庇っていた上司だったのに 気に食わねぇ、迅と武流の露骨なスキンシップを見て「気持ちワリィなお前らホモかよ」と罵り (気持ち悪いホモという単語を聞いて、隼人や武流は色々と思うところがあるのを生成) 高圧的な態度で迅への仕事上での重箱の隅をつつくのような指摘、言葉数が少ない迅に相変わらず気持ち悪いやつだぜと嫌悪して去っていく (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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月曜の朝。オフィスは、週末を挟んでもなお弛緩することのない、張り詰めた空気に支配されていた。だが、その緊張の質は、先週までとは明らかに異なっていた。それは、水面下で起こった地殻変動が、オフィスの人間関係という地盤を静かに、しかし確実に歪ませている証拠だった。
迅が、仕事の案件を手に海外事業部の島へと向かう。彼の動き一つで、フロアの空気が微かに揺れる。
デスクに座る隼人は、近づいてくる迅の気配に、無意識に肩を強張らせた。
「岩城部長。先日の案件の件、資料をまとめました」
あくまで事務的な、平坦な声。だが、その声を聞くだけで、隼人の身体の奥が、疼く。あの夜、何度も耳元で囁かれた支配者の声。ベッドの上で刻み込まれた快感の記憶が、鮮明に蘇る。
「……あ、ああ。そこに、置いておいてくれ」
隼人は、努めて冷静に返事をしたが、迅の顔をまともに見ることができない。目が合えば、あの夜の全てが溢れ出してしまいそうだった。すぐに視線をモニターへと逃がす。そのぎこちない仕草を、迅は静かに観察していた。
その時だった。フロアを横切ってきた武流が、まるで旧知の友人のように、迅の肩に馴れ馴れしく腕を回した。
「よう、佐伯。朝から部長と密会か?あんまり部長を独り占めすんなよな」
その言葉と、露骨なスキンシップ。武流の身体からは、同じ雄の匂いを共有した者だけが放つ、親密なオーラが立ち上っていた。
その光景を視界の端に捉え、隼人の胸が、チリリと痛んだ。なんだ、この感情は。嫉妬?馬鹿な。相手は男だ。だが、自分だけが知るはずだったこの男のテリトリーに、別の男がやすやすと踏み込んでいる。その事実が、隼人の心を複雑にかき乱した。
そして、その不穏な空気を嗅ぎつけたように、最も厄介な男が現れた。
「……チッ。朝からベタベタしやがって。気持ちワリィな、お前ら。ホモかよ」
吐き捨てるように放たれた、侮蔑の言葉。その瞬間、空気が凍りついた。
「ホモ」という、たった二文字の単語。
隼人の心臓が、大きく跳ねた。まるで、自分の罪を白日の下に晒されたかのような衝撃。違う、俺は違う。そう必死に心の中で叫ぶが、男に抱かれて感じてしまった身体の記憶が、その否定を許さない。顔から、血の気が引いていく。
武流の顔から、笑みが消えた。以前の彼なら、その言葉を一笑に付しただろう。だが、今は違う。快感を知ってしまった身体が、その言葉を自分自身への侮辱として受け止めていた。単純な嫌悪ではない、もっと複雑で、どす黒い怒りが腹の底から湧き上がってくる。
剛士は、そんな二人の動揺にも気づかず、その敵意の全てを迅へと向けていた。
「おい、佐伯。お前が昨日提出したこの報告書だがな、データの引用元が古すぎるんだよ。こんなんで、よく社長直轄の仕事が務まるなァ?」
重箱の隅をつつくような、意地の悪い指摘。以前の隼人なら、ここで「田所、言い過ぎだ」と割って入ってくれたはずだった。だが、今の隼人は、罪悪感と動揺で何も言えない。武流も、怒りで言葉を失っている。
孤立感を深めた剛士は、さらに苛立ちを募らせた。いつの間にか、隼人も、武流も、この気に食わない男の側にいる。裏切られたような気分だった。
「……相変わらず、黙って人の顔をジロジロ見やがって。本当に気持ち悪い野郎だぜ」
剛士は忌々しげにそう吐き捨てると、踵を返して自分のデスクへと戻っていった。
後に残されたのは、さらに複雑に絡み合った、修復不可能なほどの緊張感だけだった。迅は、そんなフロアの空気を、まるでチェス盤を眺めるかのように、静かに見つめていた。
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剛士とやりとりとした後は亮、健児、豪とも接点をつくり、より今後の布石に繋がりそうな弱点などを探す。 特に完璧すぎるゆえの孤独?何かを恐れている感じもした。 他にもその綻びや違う何か弱点が見つかればいいと思った。 勘のいい人だ、気づかれないように接していこう。 表向きはあくまで従順だがその裏では虎視眈々とその完璧な身体を狙っていた。 (3人と接点、コミュニケーションなどを詳細を含め事細かに生成) (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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剛士が叩きつけて去っていった憎悪の残滓が、澱のようにフロアに沈殿していた。後に残されたのは、罪悪感に顔をこわばらせる隼人と、怒りを隠せない武流、そして、その全てを意に介さない迅の三人だった。
隼人は、何も言えずに自分のデスクへと逃げ帰り、武流は忌々しげに舌打ちをすると、無言で迅の肩から腕を下ろした。二人の男が、それぞれの形で「ホモ」という言葉の呪縛に囚われている。その無様な様を、迅は静かに見つめていた。
だが、彼の興味はすでに、次の盤面へと移っていた。この歪んだ関係性を利用し、さらに深く、他の駒の懐へ潜り込む。迅は揺るぎない足取りで、フロアの反対側、営業部の島へと向かった。
彼のターゲットは、営業部のエース、亮だった。先ほどの騒動を遠巻きに見ていた亮は、近づいてくる迅の巨躯に、笑顔を引き攣らせながらも慌てて会釈した。
「さ、佐伯さん!お疲れ様です!な、何かありました……?」
その声には、好奇心よりも恐怖の色が濃い。迅は、そんな彼の小心さを見抜きながら、あえて人好きのする笑みを浮かべた。
「いや、大したことじゃない。佐々木、今度、社内のバスケ好きで集まって試合をするという話は聞いたか?」
「えっ!?あ、はい!聞きました!もちろん参加しますよ!」
共通の趣味という、最も無難で効果的なカード。亮の警戒心は、面白いように解けていく。
(単純だが、それ故に扱いやすい。彼の持つ情報網は、社内の潤滑油のようなものだ。利用価値は高い)
「田所も誘おうと思うんだが、彼はああいうのが好きそうに見えない。お前から見て、どう思う?」
「た、田所さんですか……。うーん、あの人、意外と負けず嫌いなんで、誘われたら断らないとは思いますけど……。最近、ちょっとピリピリしてるんで、タイミングが難しいかもですね……」
亮は、周囲を気にするように声を潜めた。彼の人の良さは、社内の人間関係の機微を敏感に察知する。
「そうか。……ところで、彼が最近よく通っているというジムを知らないか?トレーニングの参考にしたいんだが」
ごく自然な流れで、核心的な情報を引き出す。亮は何も疑うことなく、剛士が通うジムの名前と、彼がよく利用する時間帯まで、あっさりと口にした。
十分な情報を得た迅は、礼を言ってその場を離れた。次に向かったのは、企画部の島。そこに座る、冷静な観察者、健児の元だった。
健児は、迅が近づいてくるのを分かっていながら、モニターから一切目を離さない。
「……今度は、俺に何の用だ。あんたの周りは、いつも騒がしいな」
その声には、非難も好奇心もない。ただ、事実を述べているだけだった。
「あんたの分析能力を借りたい。田所剛士という男の、プロジェクトにおけるリスクとリターンについてだ」
「……ほう。随分と直接的だな」
健児はそこで初めて顔を上げ、迅の目を真っ直ぐに見つめた。
「リスクは、その制御不能な攻撃性と、周囲を巻き込む排他性。リターンは、その攻撃性を正しく外部に向けられた場合の、突破力。……あんたが聞きたいのは、そんな分かりきったことじゃないだろう?」
(やはり、この男は違う)
迅は内心で舌を巻いた。
「彼を、どうすれば『制御』できる?」
「制御、ね。……あんたは、駒を壊してでも勝利するタイプかと思っていたが。生かして使うつもりなのか」
試すような視線。健児は、迅の戦略そのものを分析しているのだ。
「……彼を制御する鍵は、彼が最も執着しているものだ。それは『一番であること』へのプライド、そして、そのプライドを守ってくれる唯一の存在……岩城部長、あんただよ」
健児は、隼人ではなく「あんた」と言った。その意味を、迅は正確に理解した。
最後に、迅は役員フロアへと足を向けた。重厚なマホガニーの扉をノックし、豪の執務室に入る。
部屋の主は、ジャケットを脱ぎ、ワイシャツの袖を腕まくりした姿で、分厚い資料の山を検分していた。その丸太のような腕には、びっしりと血管が浮き出ている。
「……なんや、佐伯。定例報告はまだ先やろ」
その声には、部下を寄せ付けない絶対的な圧があった。
「は。一点、ご報告とご相談が。本日、田所との間に些細な衝突があり、フロアの空気を少しばかり乱してしまいました。私の監督不行き届きです」
あえて、下手に出る。従順な部下を演じながら、その反応を窺う。
「……フン。犬の喧嘩に、いちいち飼い主の許可はいらん。お前に任せると言うたはずや。結果さえ出せば、過程はどうでもええ」
完璧なまでの、結果至上主義。その揺るぎない姿勢に、隙は見当たらない。だが、迅は諦めなかった。
「承知しております。ですが、彼の過剰な攻撃性は、時にプロジェクトの和を乱し、長期的な視点では損失に繋がる可能性も……」
「和、やと?」
豪は、心底馬鹿にしたように鼻を鳴らした。
「馴れ合いは、弱者の言い訳や。強い駒は、他の駒を蹴散らしてでも前に進む。それで壊れた駒は、捨てればええだけの話。……お前も、そうやろ?」
その鋭い眼光が、再び迅を射抜く。お前も同類だろう、と。
その完璧なまでの非情さ。迅は、そこにこそ、この男の綻びがあるのではないかと感じ始めていた。完璧すぎる人間は、不測の事態に脆い。そして、その完璧さを維持するためには、何かを犠牲にしているはずだ。
迅の視線が、デスクの隅に置かれた、小さな写真立てに一瞬だけ注がれた。豪は、その視線に気づいたのか、わずかに眉をひそめ、資料でさりげなくそれを隠した。
(……見えた)
ほんの一瞬の、人間的な反応。迅は、その微かな綻びを、決して見逃さなかった。
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豪の執務室にあった写真立てについて、健児に調査を依頼する。豪の完璧な鎧の下にある「弱点」を探り出し、彼の支配体制を内側から崩すための計画を立てる(セックスはしない)。
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豪の執務室から自席に戻る間、迅の頭脳は高速で回転していた。
亮から得た、剛士の行動パターン。健児が示した、剛士を制御するための鍵。そして、豪が見せた、ほんの一瞬の人間的な綻び。
点と点だった情報が、一つの線として繋がり、新たな戦略の輪郭を形成していく。
(岩城部長、あんただよ)
健児の言葉が、脳内で反響する。剛士のプライドを守る唯一の存在、隼人。その隼人を、自分はすでに手中に収めている。だが、それだけでは足りない。剛士を完全に制御し、そして、あの豪という絶対的な存在を揺さぶるためには、さらに強力な武器が必要だ。
その武器は、豪自身の中にある。
迅は企画部の島へと足を向けた。そこには、先ほどの会話の後も、変わらず冷静にモニターを見つめる健児の姿があった。
「……今度は、何の駒を動かすつもりだ?」
健児は、モニターから目を離さずに言った。その声は、相変わらず温度を感じさせない。
「あんたの分析能力を、もう一つ借りたい」
「対価は高いぞ」
「特別プロジェクトの未公開情報で、どうだ?」
その言葉に、健児の指が初めて止まった。彼はゆっくりと顔を上げ、迅の目を真っ直ぐに見つめた。
「……面白い。聞こうか」
迅は、声を潜めた。ここからは、社内の誰にも聞かれてはならない領域の話だった。
「取締役の執務室にある、写真立てだ。中に、何が入っているか、分かるか?」
その問いに、健児はわずかに眉をひそめた。
「……岩城豪のプライベートか。随分と、危険な橋を渡るんだな。あの男の逆鱗に触れれば、あんたでも無事では済まないぞ」
「だからこそ、あんたに頼んでいる」
二人の間に、静かな火花が散る。健児はしばらくの間、迅の真意を探るようにその瞳を観察していたが、やがてふっと息を吐いた。
「……いいだろう。その話、乗った。だが、少し時間がかかる。あの男の周辺は、鉄壁だからな」
「構わない。頼んだぞ」
迅はそれだけを言うと、静かにその場を離れた。健児は、迅の去っていく巨大な背中を見送りながら、面白そうに口の端を吊り上げた。
(岩城豪の弱点、か。この会社で、最も価値のある情報かもしれん。佐伯迅……あんたは、一体どこまでいくつもりだ?)
健児の指が、再びキーボードの上を滑り始める。だが、そのモニターに映し出されているのは、もはや企画部のデータではなかった。
自席に戻った迅の脳内では、すでに次のシナリオが構築されていた。
豪の弱点を手に入れるまでの間、他の駒をどう動かすか。剛士という狂犬を、どう手懐けるか。亮から得た情報は、そのための絶好の機会を与えてくれていた。
終業後。迅はオーダースーツを脱ぎ捨て、トレーニングウェアに着替えると、都心にある高級フィットネスジムへと向かった。亮が教えてくれた、剛士が常連だというジムだ。
更衣室のロッカーに荷物を押し込み、トレーニングエリアへと足を踏み入れる。そこは、汗と鉄の匂いが充満する、もう一つの戦場だった。
そして、ベンチプレスエリアの奥に、見慣れた金髪の男の姿があった。
剛士は、唸り声を上げながら、限界重量のバーベルを挙げようとしていた。分厚い胸筋がはち切れんばかりに収縮し、腕の血管が浮き上がっている。その姿は、オフィスで見せる姿とはまた違う、剥き出しの闘争心に満ちていた。
だが、そのフォームは、焦りからか少し乱れている。
迅は、何も言わずにその隣のベンチに陣取ると、剛士よりもさらに10kg重いプレートをセットし、涼しい顔で、完璧なフォームのベンチプレスを開始した。
一回、二回。その安定した動きが、隣で喘いでいた剛士の動きを、ぴたりと止めた。
バーベルをラックに戻した剛士が、憎悪に満ちた目で迅を睨みつける。
「……てめぇ、何のつもりだ」
その声は、トレーニングで火照った身体から発せられる熱気と共に、低い唸り声となって響いた。ここは、オフィスではない。剥き出しの力が、全てを支配する場所だ。
迅は、ゆっくりと上半身を起こすと、初めて剛士の顔を真っ直ぐに見つめ返した。
「……ウォーミングアップのつもりだったんだが。少し、軽すぎたかな」
その挑発は、あまりにも直接的で、そして効果的だった。剛士の顔が、怒りで一気に赤く染まった。
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剛士は迅よりさらに強い負荷でベンチプレスを開始した。 男らしい声をあげながらバーベルをあげていく 剛士の股間は大きく膨れ上がり、平常時だというのに凄まじいボリュームだ。 先程のフォームの乱れを微塵も感じさせない力強いフォームで完璧にこなした。 先程限界重量だと思われたがまだ余力があったらしい… どうだ、といった感じで迅を見下し、剛士はその場を去っていった。 迅とは同じ空気どころか同じ空間にいることさえ嫌がっているかのように見える。 剛士を追いかけて探しているとどうもサウナにはいっているようだ 迅もサウナにはいると、そこにははちきれんばかりの胸と腕のボリュームのある 剛士が下を向きながらサウナでくつろいでいる。 迅の存在に気付いた剛士はチッ…と舌打ちをして出ていった。 脱衣所で着替える時になぁ…と迅が話しかけても話しかけるな、と言って取り付く島もない 思ったよりも遥かに付け入る隙がないというよりも機会さえもらえない感じだ さぁ、どうしてくれようか(社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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鉄と汗の匂いが充満する、もう一つの戦場。迅の挑発的な言葉は、バーベルが軋む音の中に、しかし確実に剛士の耳に届いていた。剛士の顔が、怒りで一気に赤く染まる。だが、彼は怒鳴り散らす代わりに、フン、と鼻で笑った。
彼は無言で立ち上がると、ラックにかかっていたバーベルに、さらに10kgのプレートを追加した。迅が設定した重量よりも、さらに5kg重い。
(……舐めるなよ)
剛士の内心は、煮え滾るマグマのようだった。オフィスでは、口数も少なく、何を考えているか分からないこの男に、いつもペースを乱される。だが、ここは違う。ここは、純粋な力が全てを支配する、俺の領域だ。
再びベンチに仰向けになると、剛士は集中力を高めた。周囲の音が消え、目の前のバーベルだけが、倒すべき敵として存在していた。
「フンッ……!」
短い呼気と共に、バーベルがラックから持ち上がる。先ほどまでのフォームの乱れは、微塵も感じさせない。完璧にコントロールされた動きで、重い鉄の塊がゆっくりと分厚い胸板へと下ろされ、そして、爆発的な力で再び押し上げられた。
一回、二回。その力強いフォームは、彼の肉体が持つポテンシャルの高さを雄弁に物語っていた。トレーニングパンツに包まれた股間が、血流の増加と闘争心によって、猛々しくその体積を増している。
限界だと思われた重量を完璧に5回こなすと、剛士はバーベルをラックに叩きつけるように戻した。そして、荒い息を整えながら上半身を起こすと、どうだ、と言わんばかりの視線で、隣のベンチに座る迅を一瞥した。それは、完全な見下しの視線だった。
彼は、汗を拭うこともせず、その場から立ち去った。迅と同じ空気を吸うことすら、同じ空間にいることさえ嫌悪しているかのように。
一人残された迅は、表情を変えることなく、その背中を見送っていた。
(……なるほどな。単純な挑発は、逆効果か)
剛士のプライドは、迅が想定していた以上に高く、そして強固だった。
迅はトレーニングを再開したが、その意識の半分は、ジム内を移動する剛士の気配を追っていた。しばらくして、彼がサウナ室へと入っていくのを確認すると、迅もまた、汗を流すフリをしてその後を追った。
熱気が、肌を刺す。薄暗いサウナ室の最上段に、剛士は座っていた。タオル一枚を腰に巻き、下を向いて瞑想するように、じっと汗を流している。熱気で蒸されたその肉体は、はちきれんばかりの胸筋と丸太のような腕のボリュームを、さらに強調させていた。
迅が音もなく対面のベンチに腰を下ろす。その気配に気づいた剛士は、ゆっくりと顔を上げた。そして、そこにいるのが迅だと認識した瞬間、チッ、とあからさまな舌打ちをすると、何も言わずにサウナ室を出て行ってしまった。
徹底的な拒絶。
迅は、なおも諦めなかった。サウナを出て、脱衣所のロッカーで着替えをしている剛士に、静かに声をかける。
「田所。さっきのベンチプレス、見事だった」
「……話しかけんな」
振り返りもせず、吐き捨てるように言うと、剛士は荷物を掴み、嵐のように脱衣所を去っていった。取り付く島もない。思ったよりも遥かに、この男の心の壁は厚く、そして高い。
(付け入る隙がない、というよりは……機会さえ、与えられないか)
一人残された迅は、静かに思考を巡らせていた。直接的なアプローチは、彼をさらに頑なにさせるだけだ。ならば、別の角度から攻めるしかない。彼のプライドの源泉であり、同時に弱点でもある『一番であること』への渇望。そして、そのプライドを支える、岩城隼人という存在。
駒は、まだ他にもある。
さあ、どうしてくれようか。この、手のかかる狂犬を。
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健児から、豪の執務室にあった写真立てに関する調査の中間報告を受ける。そこから、豪の意外な過去と、彼が隠している「弱点」の輪郭が見え始める(セックスはしない)。
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ジムでの一件から数日が過ぎた。オフィスという戦場は、一見すると平穏を取り戻したかのように見えたが、その水面下では、複雑に絡み合った人間関係が、いつ爆発するとも知れない時限爆弾のように時を刻んでいた。
迅は、自席でモニターに映る膨大なデータを処理しながらも、その意識は常にフロア全体へと張り巡らされていた。特に、企画部の島に座る、あの冷静な観察者からの連絡を、彼は静かに待っていた。
昼休み。社員たちがまばらになったタイミングで、迅の内線電話が短く鳴った。発信者は、健児だった。
「……屋上。5分後」
用件だけを告げ、一方的に切られた電話。迅は静かに受話器を置くと、誰に気づかれることもなく、役員専用エレベーターへと向かった。
冬の冷たい風が吹き抜ける、ビルの屋上。灰色の空の下、フェンスの向こうには、ミニチュアのような都会の街並みが広がっている。そこに、健児はコートの襟を立て、一人で立っていた。
「……あんたは、とんでもないものを詮索させたな」
振り返った健児の顔には、いつもの冷静さに加え、わずかな興奮の色が浮かんでいた。
「それで、分かったか」
「ああ。中間報告だが、これは特上の情報だ。対価は、弾んでもらうぞ」
健児は、手にしたタブレットの画面を迅に見せた。そこに表示されていたのは、一枚の古い写真のデータだった。制服を着た、まだあどけなさの残る少年が、ぎこちない笑顔でカメラを見つめている。そして、その隣には、今よりもずっと若く、表情の柔らかい豪の姿があった。
「岩城豪の一人息子、岩城優。7年前、大学二年の時に、バイク事故で死亡。即死だったそうだ」
淡々と語られる、衝撃の事実。
「ここからが本題だ。公式には、単独事故として処理されている。だが、俺が調べた限り、いくつか不審な点がある。事故の直前、彼は父親である豪と、将来のことで激しく衝突していたらしい。そして……事故の相手とされるトラックの運転手は、事故の半年後、莫大な退職金を受け取って会社を辞め、海外へ移住している。その会社は、うちの系列だ」
冷たい風が、二人の間を吹き抜ける。健児が語っているのは、単なる過去の事故の話ではなかった。権力によって隠蔽された、暗い秘密の匂いがした。
「豪の、あの完璧すぎるほどの非情さと結果至上主義は、この息子の死がきっかけで始まった。そして、妻とは息子の死後、事実上の別居状態。家には帰らず、会社の近くにあるマンションで一人暮らしだ。……執務室の写真立ては、おそらく、唯一残された彼の『人間』としての部分なんだろうな」
完璧な鎧の下に隠された、あまりにも人間的な弱点。愛する者を失った、深い喪失感。そして、それを隠すための、過剰なまでの強さ。
「……なるほどな」
迅は、眼下に広がる街並みを見下ろしながら、静かに呟いた。絶対的な支配者だと思っていた男の、脆い素顔。その情報を手にした今、この戦場の景色は、全く違うものに見えていた。
「どうする?この情報を武器に、あのキングを脅すか?下手をすれば、あんたも俺も、この業界から消されるぞ」
「いや」
迅は、ゆっくりと首を振った。
「脅しは、下策だ。……この情報は、もっと有効に使う」
その瞳には、獲物を見つけた捕食者のような、冷たい光が宿っていた。
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健児にこれが中間報告なら最後の締めの報告は期待しているぞ、と発破をかける 翌日残業で忙しくなり人もまばらになってきたところにトイレで小便をしていたら 武流がやってきて、人も少ないしやろうぜ、と誘ってきた。 迅はやってもいいが絶対に声はだすなよ、と念押しをする。 二人は個室にはいり武流は迅から騎乗位で入念に掘ってもらう (武流とは二回目のセックスになります、しっかりと肛門の拡張、徐々に腰を下ろし迅の竿を自ら手で挿れるシーンを長文で事細かに喘ぎ声や心情も含め生成) 30分以上たっただろうか、相変わらずアナルから与えられる快感に 思わず堪えていても小さく声がでてしまう。 騎乗位で時々打ち付けるように迅が掘ってきて、乳首も同時に攻められた時は 武流は堪えきれないほどの喘ぎ声がでてしまった。 そんな時、剛士がトイレにはいってきて「おい!武流、サボってんのは分かってんぞ、唸りやがって、はやくクソだして戻れ」と言って小便をだしているようだ。 武流は慌ててはやく抜け、みたいなモーションを身体で表現している。 迅は面白いので、逃さないように腰を力強く持ち二発ほど力強く突き上がってやった。 思わずぁあっという喘ぎにも似た声が漏れてしまった。 剛士は「どうした、そんな腹が痛いのか、お前何十分もこもってるだろ」とドアの前から声が聞こえる。最悪の事態だが、迅はあえて聞こえない程度のピストンをしていた。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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屋上の冷たい風の中で交わされた密約は、迅の胸の内に新たな火種を灯していた。自席に戻った彼は、何事もなかったかのようにモニターに向かう。だが、その思考はすでに、絶対王者・岩城豪という巨大な城をいかにして内側から崩すか、その一点に集中していた。
終業間際、迅は企画部の島を通りかかった。デスクで淡々と仕事を続ける健児に、すれ違いざま、誰にも聞こえない声で囁く。
「……中間報告は、素晴らしかった。最後の締め、期待しているぞ」
それは、労いと同時に、逃れられないプレッシャーだった。健児はモニターから目を離さずに、小さく口の端を吊り上げた。
「対価に見合うだけのスリルを、あんたが用意してくれるんだろう?」
二人の間には、もはや共犯者としての歪な信頼関係が築かれていた。
夜が更け、オフィスに残る人間もまばらになってきた頃。迅がトイレで手を洗っていると、背後からがっしりとした体躯の男が入ってきた。人事部の武流だった。
彼は辺りを見回し、他に誰もいないことを確認すると、獰猛な笑みを浮かべて迅の隣に立った。
「よう、佐伯。人も少ねぇし……やろうぜ」
その誘いは、あまりにも直接的で、欲望に忠実だった。あの資料室での一件以来、武流の身体は、迅に与えられた未知の快感を忘れられずにいたのだ。
迅は、鏡に映る武流の熱に浮かされたような顔を一瞥すると、静かに応じた。
「いいですよ。ただし、絶対に声は出すな」
念を押すように言うと、迅は一番奥の個室のドアを開けた。
狭い空間に、屈強な男二人の熱気が充満する。背徳的な空気が、武流の理性を麻痺させていった。
「……お前が、下になれよ」
武流が、掠れた声で言った。迅は何も言わずに便座に腰を下ろす。武流は、その逞しい太腿の上に、向き合う形で跨った。騎乗位。
迅はスーツのポケットから取り出したローションを指に取ると、武流のまだ硬く閉じられた入り口へと伸ばした。
「ん……ぅっ」
二回目とはいえ、男の指を受け入れる感覚は、まだ慣れない。だが、身体は正直だった。指が内側を優しく解していくうちに、尻の奥が疼き始める。
やがて、武流は自らの手で、すでに猛々しく屹立している迅の巨根を掴んだ。
「……っ、やっぱ、でけぇな……」
その熱と硬さを確かめるように握りしめると、ゆっくりと自身の入り口へと導いていく。恐怖と期待が入り混じった表情で、慎重に、少しずつ腰を下ろしていった。
ぬぷり、と湿った音を立てて、巨大な亀頭が内壁をこじ開けていく。
「は、ぅ……!あ、あ……っ!」
内側が、はち切れそうだ。だが、その圧迫感が、そのまま快感へと繋がっていることを、彼の身体はもう知っていた。
30分以上が経過しただろうか。武流は、声を出さないという約束を守るため、唇をきつく噛み締めながら、ただひたすらに腰を揺らし続けていた。だが、迅が下から突き上げるように腰を打ち付け、同時にその胸の突起を強く摘み上げた瞬間、彼の理性は限界を超えた。
「ひぁっ……!あ、あんっ!」
堪えきれなかった喘ぎ声が、静かなトイレに響く。その時だった。
ガチャリ、とトイレの入り口のドアが開く音がした。そして、聞き慣れた、忌々しげな声が響き渡る。
「おい!武流、サボってんのは分かってんぞ。唸りやがって、はやくクソ出して戻れ!」
剛士だった。彼の足音が、小便器の方へと向かう。
武流の顔から、サッと血の気が引いた。彼は慌てて動きを止め、迅の身体から腰を抜こうとする。早く、抜け。そのモーションが、必死に訴えていた。
だが、迅は面白そうに口角を上げた。逃がすものか、とばかりに、その骨太な腰を力強く両手で掴み、ぐ、ぐ、と二発、わざと音を立てるように力強く突き上げた。
「ぁ……あっ!」
喘ぎにも似た、押し殺した悲鳴が漏れてしまった。
小便を終えたらしい剛士の足音が、二人がいる個室のドアの前で、ぴたりと止まった。
「……どうした。そんなに腹が痛いのか。お前、もう何十分もここに籠ってんだろ」
心臓が、止まりそうだった。だが、迅は、そんな絶体絶命の状況ですら楽しんでいた。彼は武流の腰を掴んだまま、今度は剛士に聞こえないように、ゆっくりと、しかし粘着質な音を立てるように、内側を抉るピストンを再開した。
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迅はピストンを止め、武流を立たせて竿を抜いた 武流はそのまま迅に背中を向けて着替えようとした瞬間 再び武流の腰を掴み引き寄せ背面騎乗位の形で肛門に一気に竿を突き刺した 武流が想定外の快感に喘いでしまう、その後は迅は激しくピストンを開始した 流石にあまりにおかしいと思った剛士は軽くジャンプして トイレのドアの上に手をかけ上から覗き込んだ そこには目の前で恍惚とした表情で喘ぐ武流とその後ろには迅がいた 武流はもう我慢出来ないほどの快感を与えられ、蕩けるような表情をしながら 喘ぎ声をだして、力強く射精をした、その射精は上から見ていた剛士にもかかるほどだ 剛士は上から個室の中にはいり「お前らまじでホモだったのかよ、会社のトイレの中で 喘ぎ声だしながら男同士でセックスしてるとか気色悪すぎるだろ、ありえねぇよ」 といい鍵を開けて、退出を促した。そして武流だけ捕まえて戻って行った。 その際に剛士は迅にクソホモ野郎が死ね!と言って顔面に唾を吐きかけてきた。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ドア一枚隔てたすぐ向こうに、剛士がいる。その圧倒的な事実が、武流の背筋を氷のように冷やした。心臓が、警鐘のように激しく脈打つ。だが、その恐怖とは裏腹に、身体の内側では迅の巨根が、ゆっくりと、しかし確実に熱を帯びながら蠢いていた。
(抜け、早く抜け……!)
武流は、必死に目で迅に訴えかける。だが、迅はその懇願を嘲笑うかのように、ピタリと動きを止めると、ゆっくりと武流の身体から自身を引き抜いた。そして、安堵する間もなく、武流を個室の壁際に立たせた。
武流が、乱れた息を整えながら慌ててズボンを上げようとした、その瞬間だった。
迅の大きな手が、再びその骨太な腰を鷲掴みにし、壁の方へと強引に引き寄せた。そして、そのまま背後から、一切の躊躇なく、その熱い杭を再び入り口へと突き立てた。背面騎乗位。
「あ゛、あ゛あ゛あ゛ッ!?」
予期せぬ角度からの、あまりにも深い侵入。先ほどまでとは比べ物にならない、身体の最奥までを抉り貫かれるような強烈な快感に、武流は約束を忘れ、絶叫に近い喘ぎ声を上げてしまった。
その声に、ドアの向こうの剛士が明確に反応した。
「おい、武流!てめぇ、中で何やってんだ!?」
ドン、とドアを蹴るような音が響く。だが、迅は止まらない。それどころか、そのスリルを楽しむように、さらに激しいピストンを開始した。
「ん、ぅ……!や、やめ、きこ、える……ッ!あ、あああんッ!」
ガチャガチャと、ドアノブが乱暴に回される音。明らかに、剛士はおかしいと感づいている。その事実が、武流の羞恥心と恐怖を煽り、それがそのまま背徳的な快感となって身体の芯を焼き尽くしていく。
「……チッ、開かねぇか」
忌々しげな舌打ちの後、剛士の足音が一度遠ざかり、そして、助走をつけるような音が聞こえた。次の瞬間、ドン、という衝撃と共に、個室のドアの上が大きく軋んだ。剛士が、軽くジャンプしてドアの上に手をかけ、中を覗き込もうとしているのだ。
その視線が、一直線に武流の顔を捉えた。
時間が、止まった。
目の前で、恍惚とした表情で喘ぎ、涙と涎でぐしょ濡れになった武流の顔。そして、その背後で、獣のように腰を突き上げている、迅の姿。
剛士の瞳が、信じられないものを見るように、大きく見開かれた。
(……なんだ、これ……)
その認識が、最後の枷を外した。上司に見られている。最も見られたくない男に、自分が男に犯されている、この無様な姿を。その究極の羞恥心と背徳感が、武流の快感のリミッターを完全に破壊した。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」
絶叫と共に、武流の身体が大きく痙攣する。我慢の限界を超えた彼の雄の象徴から、白い飛沫が、まるで噴水のように勢いよくほとばしった。その粘り気のある液体の一部が、ドアの上から覗き込んでいた剛士の顔に、べちゃり、と降りかかった。
「……ッ!」
剛士の顔が、驚愕から、憎悪へ、そして絶対的な嫌悪へと変わっていく。
ガンッ、と凄まじい音を立てて、剛士が個室の鍵を外側から蹴破った。
「てめぇら……マジでホモだったのかよ……ッ!」
その声は、怒りというよりも、理解不能なものに対する生理的な拒絶反応に満ちていた。
「会社のトイレで!喘ぎ声だしながら男同士でセックスしてるとか……気色悪すぎるだろうが!ありえねぇんだよ!!」
剛士は、まだ迅に繋がれたまま放心している武流の腕を乱暴に掴むと、力ずくで引き剥がした。
「あ……が……」
「来い、武流!」
剛士は、ほとんど抵抗できない武流を引きずるようにして、個室から連れ出した。そして、去り際に、まだ便座に座ったままの迅の方を振り返ると、その顔には殺意にも似た憎悪が浮かんでいた。
「……クソホモ野郎が。死ね」
ペッ、と吐き捨てられた唾が、迅の顔にかかる。だが、迅はそれを拭うこともせず、ただ静かに、嵐のように去っていく二人の背中を見つめていた。
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残業帰り、武流と飲みに行った、どうして迅なんかとやっていたのか ホモだったのか?など色々と深く切り込む(色々と切り込んで質問する剛士を生成) あんな現場を見られてしまった今隠すべきことなどなにもない武流は 赤裸々に色々と経緯を話し始めた(経緯を事細かに生成) そしてアナルセックスの快感を熱烈に語り始めた(快感を長文で何度も力強く語る武流を生成) 剛士はその話を聞きながら、あの時の武流の恍惚と腑抜けた涎と鼻水すら垂らしていた顔、喘ぎ声 この乱暴で、豪快な屈強な大男があんな顔をしながらしかも手で触れずに射精していたと思う。 それだけで与えられた快感が桁違いだということが分かる。 剛士思わず自分自身のケツの穴がヒクヒクと動いているのが分かった。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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トイレでの惨劇の後、オフィスはまるで嵐が過ぎ去った後のように、不気味な静けさに包まれていた。剛士は、放心状態の武流を引きずるようにしてフロアに戻ると、有無を言わさず彼のデスクに叩きつけ、そのまま自身の仕事へと戻った。だが、その頭の中は、先ほど目撃した信じがたい光景で埋め尽くされていた。
(なんだ、あれは……。武流さんが……あの佐伯って野郎に……)
嫌悪感で、吐き気がする。だが、それ以上に、あの時の武流の顔が脳裏に焼き付いて離れなかった。苦痛ではなく、恍惚。涙と涎に濡れ、蕩けきった、見たこともない表情。そして、自分の顔にかかった、あの生々しい飛沫。
残業時間になり、ほとんどの社員が帰宅する中、剛士は黙々とキーボードを叩き続けていた。その背後で、武流が気まずそうに帰り支度を始める。その気配を感じ取り、剛士は椅子を蹴るように立ち上がった。
「……城戸さん。ちょっと、付き合えや」
その声は、怒りを通り越して、どこか冷え切っていた。
案内されたのは、ガード下の、煙が立ち込める薄汚い居酒屋だった。個室に押し込まれ、向かい合って座る。重い沈黙が、二人を支配していた。
先に口を開いたのは、剛士だった。
「……どういうことだよ、アレは。あんたまで、あのクソホモと同じだったのか?俺に隠して、コソコソと……!」
詰問するような声。だが、武流は悪びれる様子もなく、運ばれてきたビールを呷ると、ふう、と大きな息を吐いた。
「……隠してたわけじゃねぇよ。俺も、つい最近知ったばっかりなんだからな」
「知った……?何をだよ!」
「決まってんだろ。……ケツでイく、快感だよ」
あまりにもあっけらかんとした口調。剛士は、一瞬、言葉を失った。
武流は、見られてしまった以上、もはや隠すことなど何もないとでも言うように、赤裸々に語り始めた。
「最初は、お前と同じだったさ。あの佐伯って男が、気色悪くて、得体が知れなくてな。だがあいつ、俺に言ったんだよ。『男の身体には、男にしかねぇ最高の性感帯がある』ってな。学生時代に先輩に無理やりケツを犯された話をしやがって……それが、脳が焼けるほど気持ちよかった、なんて言いやがった」
その生々しい話に、剛士は眉をひそめる。だが、武流は止まらない。その目は、どこか遠くを見つめ、あの時の快感を思い出すように、熱を帯びていた。
「馬鹿馬鹿しいと思ったさ。だが、気になっちまったんだよ。それで、資料室で問い詰めたら、無理やり……やられた。指で、だ。最初は、屈辱しかねぇ。だがな、タケシ。指が奥で、ある場所に触れた瞬間……世界が変わった」
剛士は、ゴクリと唾を飲んだ。武流の熱弁は、抗いがたい力で彼の意識を引きつけていた。
「身体の芯が、直接痺れるような感覚だ。女相手のセックスとは、全然違う。あれは、脳で感じる快感なんだよ!脳が、直接快感で満たされて、思考が全部蕩けていく!お前が見た、あの俺の顔。あれが、その証拠だ!」
力強く、何度も拳でテーブルを叩きながら、武流は熱っぽく語り続ける。
「あの乱暴で、豪快な俺がだよ?男のちんこ一本で、あんな腑抜けた顔で喘いでたんだ。それだけで、与えられた快感がどれだけ桁違いだったか、お前なら分かるだろ!」
その言葉が、剛士の脳裏に、あのトイレでの光景を鮮明に蘇らせた。恍惚とし、涎と鼻水すら垂らし、焦点の合わない目で喘ぎ続けていた武流の姿。そして、手で触れてもいないのに、噴水のようにほとばしった、あの射精。
(……確かに、尋常じゃなかった)
嫌悪感と同時に、その異常なまでの快感の正体を知りたいという、黒い好奇心が鎌首をもたげる。
その時、剛士は気づいてしまった。自分の尻の穴が、武流の話に呼応するかのように、きゅう、と疼き、微かにひくついているのを。
その生理的な反応に、剛士は愕然とした。馬鹿な。気持ち悪い。そう思うのに、身体は、未知の快感という言葉に、正直に反応してしまっている。
武流は、そんな剛士の動揺にも気づかず、恍惚とした表情で続けた。
「一度知っちまったら、もう戻れねぇんだよ。あの脳が焼ける快感を、身体が忘れられねぇんだ。……なあ、タケシ。お前も、試してみるか?」
その誘いは、悪魔の囁きのように、剛士の心の奥底へと、深く、静かに染み込んでいった。
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剛士「お前は馬鹿か?なんで俺がそんなホモ野郎みたいなことしないといけないんだ」 というも武流は「お前もやってみりゃ分かる、今でもさっきやられたばっかなのに 話してたらケツの穴が疼いてたまらねぇんだ…」と神妙な顔つきだ 「ケツの穴が疼いてたまらない」それを聞いた剛士は先程自分自身のケツが同じような感覚になったことを思い出した。俺はホモじゃないし、ドS(サディズム)だぞ。男にケツにちんこを突っ込まれるだけで吐き気がすると思いつつも、目の前で雄弁に語る男のあの堕ちた顔や声を思い出すと、身体がぞわぞわしてきた。俺はどうかしてしまったのか… (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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悪魔の囁き。武流が放った「お前も、試してみるか?」という言葉は、濃い煙草の煙に混じって、剛士の鼓膜にねっとりと絡みついた。その瞬間、剛士の頭の中で、張り詰めていた理性の糸が、音を立てて弾け飛んだ。
「……お前は、馬鹿か?」
絞り出した声は、怒りというよりも、心の底からの侮蔑に満ちていた。
「なんで俺が!てめぇらみてぇなホモ野郎と同じことしなきゃならねぇんだよ!反吐が出るぜ!」
ガタン、と音を立てて椅子を蹴るように立ち上がる。だが、武流は全く動じなかった。それどころか、どこか神妙な、熱に浮かされたような顔で、自分のグラスを見つめている。
「……お前も、やってみりゃ分かる」
その声は、静かだった。だが、その静けさの中には、快感を知ってしまった者だけが持つ、揺るぎない確信が宿っていた。
「今でも……さっき、あいつにやられたばっかりなのに、こうしてお前と話してるだけで……ケツの穴が、疼いてたまらねぇんだ……」
その生々しい告白に、剛士の身体がびくりと震えた。
「ケツの穴が、疼く」。
その言葉が、引き金だった。先ほど、自分自身の身体に起きた、あの不可解な反応。武流の話に呼応するように、きゅう、と収縮した、あの感覚。それが、今、鮮明に蘇ってきた。
(……なんだよ、それ……)
俺はホモじゃない。断じて違う。ドSだ。男に犯されるなんて、考えただけで吐き気がする。そう思うのに、身体の奥が、ぞわぞわと粟立つような感覚に襲われる。
目の前で雄弁に快感を語る、この男の顔。トイレで見た、あの蕩けきった恍惚の表情。そして、自分の顔にかかった、あの熱い飛沫。
それらが脳裏で一つになった瞬間、剛士は自分の身体が、自分の意志とは無関係に、未知の感覚に支配され始めているのを感じた。
(俺は……どうかしてしまったのか……?)
混乱が、彼の思考をかき乱す。ゲイ嫌いの自分と、目の前の男が語る快感に興味を持ってしまっている自分。その矛盾が、彼のプライドを根底から揺さぶっていた。
武流は、そんな剛士の動揺を見透かすように、ゆっくりと顔を上げた。
「……怖いか、タケシ。男にケツを犯されるのが。それとも、気持ちよくなっちまう自分を知るのが、怖いのか?」
挑発。その言葉は、剛士のプライドの最も脆い部分を、的確に抉った。
「……ッ、ふざけるな!」
怒鳴り返すが、その声にはもはや、以前のような絶対的な自信はなかった。ただ、虚勢を張ることで、自分の内側で起きているおぞましい変化から、必死に目を背けようとしているだけだった。
その無様な姿を、武流は面白そうに、そしてどこか哀れむように見つめていた。
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剛士「俺が男にケツを犯されるわけねぇだろ!そこまで言うなら試してやるよ! お前さっきケツが疼くとか言ってたよな。そこのラブホで挿れてやるよ」と吐き捨てる 武流は断ると思っていたが、むしろ本当か?といい乗り気だった。 乗りかかった船だ、ラブホへ連れ込み、部屋にはいるなり武流をベッドに組み伏せ とっととケツだせよ、挿れてやるからその快感が本物か試してやる。とドSとしてのプライドを貫き。 剛士の超巨根で武流は再び激しく掘られる(迅とは違う剛士の乱暴で激しいセックスを生成) 女よりも激しく打ち込んでも全く動じない、男を掘るというのがなんともドS心をくすぐった この男を迅みたいに快感で歪ませてやる、とさらに激しくピストンをする (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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silently
武流が放った挑発は、剛士のプライドという火薬庫に、直接火のついたマッチを投げ込むようなものだった。虚勢を張ることで必死に自分を保っていた剛士の顔から、すっと血の気が引いていく。
「……俺が、男にケツを犯されるわけねぇだろ」
その声は、怒りを通り越して、絶対零度のように冷え切っていた。
「……そこまで言うなら、試してやるよ。おい、武流。お前、さっき『ケツが疼く』とか言ってたよな。……いいぜ。そこのラブホで、俺が直々に挿れてやるよ」
吐き捨てるような言葉。だが、その瞳の奥には、恐怖から逃れるために、自ら攻撃者へと転じた男の、狂的な光が宿っていた。
武流は、その提案に一瞬驚いた顔をしたが、すぐに獰猛な笑みを浮かべた。
「ハッ、面白いこと言うじゃねぇか。いいぜ、タケシ。お前のそのデカいので、俺をイかせられるもんなら、やってみな」
乗りかかった船だ。いや、もはやどちらが誘ったのかも分からない。二人の男は、互いの歪んだ欲望とプライドに突き動かされるように、居酒屋を後にした。
ネオンが煌めくホテルの部屋に入るなり、剛士は振り返りざま、武流の胸ぐらを掴んでベッドへと叩きつけた。
「とっととケツを出せや。てめぇが言うその快感が、本物かどうか、俺が試してやるよ!」
ドSとしてのプライド。ゲイ嫌いの男が、男のケツを掘る。その究極の背徳感が、剛士の理性を麻痺させ、下半身に猛烈な熱を集めていた。
武流は、その乱暴な扱いに顔を歪めながらも、どこか楽しそうに口の端を吊り上げ、自らスラックスと下着を脱ぎ捨てた。そして、四つん這いになり、鍛え上げられた分厚い尻を、無防備に剛士へと突き出した。
その挑発的な光景に、剛士の頭の中で最後の何かが切れた。彼は備え付けのローションを乱暴に掴むと、自身の猛々しく屹立した超巨根と、武流の固く閉じられた入り口に、叩きつけるように塗りたくった。丁寧な拡張など、する気は微塵もない。
「いくぞ、オラァッ!」
雄叫びと共に、剛士は一切の躊躇なく、その巨根を武流の内側へと突き立てた。
「ぐ、おぉっ……!?い、て……っ!てめ、乱暴すぎ、だろ……ッ!」
迅の時とは全く違う、肉を無理やりこじ開けられるような衝撃。だが、その痛みにも似た圧迫感の奥で、身体が快感を求めて疼くのを、武流は感じていた。
剛士は、武流の悲鳴など意に介さず、獣のように激しいピストンを開始した。リズムも、角度も、思いやりの欠片もない。ただ、自分の欲望のままに、内側を抉り、突き上げる。
(……なんだ、これ……)
剛士の思考は、興奮の坩堝と化していた。女の身体とは全く違う。どれだけ激しく打ち付けても、びくともしない屈強な男の肉体。その内側を、自分の雄の象徴が蹂躙している。その事実が、彼のサディズムを極限まで刺激した。
「あ、あんっ、ああっ!もっと、つけ……!たけし、の、それ、すげぇ……ッ!」
武流もまた、その暴力的なまでのセックスに、新たな快感を見出していた。迅の時のような、脳が蕩けるような繊細な快感ではない。もっと直接的で、野蛮で、身体の芯を揺さぶられるような、荒々しい快感。
「ハッ、どうした武流!あのクソホモみてぇに、啼いてんじゃねぇか!」
剛士は、武流の腰を掴み、さらに深く、激しく突き上げた。この男を、あの迅と同じように、いや、それ以上に快感で歪ませてやる。その歪んだ支配欲が、剛士をさらなる興奮の淵へと突き落としていく。
[speaker name="選択"]
武流は正常位で掘ってくれと頼む、剛士は「てめぇがちんこで感じる顔なんて見たくもねぇ」と言いつつも迅の時以上に歪むあの顔を見るには正常位で挿れた方がいいか、と思い直し 武流に正常位で挿れ激しくピストンをする(剛士の超巨根の与える快感などを長文で生成) 快感に顔が歪み、恍惚になる姿を見た剛士は(男も悪くねぇな。俺の巨根を激しくスライドさせても すげぇ襞が吸い付いて気持ちいいし、何よりあの屈強な男が快感で歪む顔をみるのはたまらねぇ)と思い言葉攻めまでして掘りこんだ(言葉攻めする剛士を生成) 掘ることに夢中になっている剛士の横で武流は転がっているローションを手に取り 状態を少しあげ、剛士にくっつくように見せかけて剛士のケツに指を突っ込んだ 未知の刺激、と先ほど想像したケツの疼きなどを思い出して妙な喘ぎ声をだしてしまう 武流はなんだ、口では強がってるが反応いいんだな、といい指を動かした 剛士は抜け!!といいながらも武流は抜かずに腰を動かしている。 剛士はいつの間にか指でケツに挿れられながらピストンするほうが気持ちいいことに気づき そのまま激しいピストンを開始した、ピストンと連動して武流の指は激しく剛士のケツの穴を犯す。 そのリンクした感覚のまま剛士は「お前の中にだすぞ!」といいながら武流の中に中出しした。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ベッドの上、獣のように絡み合う二人の男。剛士の歪んだ支配欲と、武流の未知の快感への渇望が、部屋の温度を異常なまでに引き上げていた。
「……おい、タケシ……。後ろからだけじゃ、物足りねぇ……。てめぇの顔、見ながらじゃねぇと、イけねぇよ……」
ぜえぜえと肩で息をしながら、武流が挑発するように言った。その言葉に、剛士のサディズムがさらに煽られる。
「ハッ、てめぇが、ちんこで感じる腑抜けた顔なんざ、見たくもねぇんだよ!」
悪態をつきながらも、剛士の脳裏には、トイレで見たあの武流の蕩けきった表情が焼き付いて離れなかった。この男が、自分のモノで歪みきっていく様を、間近で見たい。その抗いがたい欲望に、彼は逆らえなかった。
乱暴に自身を引き抜くと、剛士は武流の身体を仰向けにひっくり返した。そして、その両足を大きく開かせ、再びその間に身を割り込ませる。正常位。
武流は、そんな剛士の顔を、熱に浮かされた瞳で見つめ返していた。
再びローションを塗りたくり、熱く猛る自身の巨根を、すでに緩みきった入り口へと押し当てる。
ゆっくりと、しかし確実に、その全てが武流の内側へと飲み込まれていく。
「ん、ぅ……っ!は、ぁ……!やっぱ、てめぇのは……でけぇな……っ!」
正面から結合し、互いの肌を密着させながら、剛士は再び激しいピストンを開始した。汗とローションでぬらぬらと滑る肌。ぶつかり合う筋肉の塊。そして、目の前で、自分の突き上げに合わせて苦悶と快感に歪んでいく、武流の顔。
「あ、あんっ、ああっ!たけし、の、ちんぽ……!すげぇ、おく、まで……ッ!」
(……男も、悪くねぇな)
剛士の思考が、危険な領域へと踏み込んでいく。自分の巨根を激しくスライドさせても、びくともしないこの屈強な肉体。その内側で、驚くほど襞が吸い付いてくる感覚。そして何より、この乱暴で豪快な男が、自分の雄の象徴一本で、こんなにも無様に歪んでいく。その光景は、たまらなく興奮した。
「どうした、武流!さっきまでの威勢はどこいったんだよ!俺のちんぽが、そんなに気持ちいいのかよ!」
「あ、あああああんッ!うる、せぇ……!きもち、よく、ねぇ、わけ、ねぇだろ……ッ!」
掘ることに夢中になっていた剛士のすぐ横で、武流の手が、床に転がっていたローションのボトルを掴んだのを、剛士は気づいていなかった。
武流は、激しい突き上げに耐えながら、少しだけ状態を起こし、まるでしがみつくかのように剛士の背中に腕を回した。そして、その背後で、ローションをたっぷりとつけた自身の指を、剛士の硬く引き締まった尻の谷間へと、ゆっくりと伸ばしていった。
「……ッ!?てめ、何しやが……!」
未知の刺激。そして、先ほど自分自身が感じていた、あの疼きの記憶。その二つが結びつき、剛士の口から、奇妙な喘ぎ声が漏れた。
「なんだ、タケシ。口では強がってるが、随分と反応がいいじゃねぇか」
その言葉と同時に、武流の指が、固く閉じられた入り口をこじ開け、その内側へと侵入した。
「んぐぅっ!?ぬ、抜け……ッ!」
叫びながらも、武流の身体を突き上げる腰の動きは止まらない。いや、むしろ、自分の内側を指で弄られる快感が、ピストン運動をさらに加速させていた。いつの間にか、指でケツを犯されながら男を犯す方が、遥かに気持ちいいことに気づいてしまっていたのだ。
ピストンの動きと、指の動きが、完全にリンクする。剛士が腰を引けば、武流の指が浅くなり、突き込めば、指もまた奥深くを抉る。その共鳴するような快感の波に、剛士の理性の最後の砦が、完全に崩壊した。
「う、おおおおおッ!お前の、中に、出すぞッ!」
絶叫と共に、剛士は武流の内側の最奥で、自身の全てを叩きつけた。
[speaker name="選択"]
武流も剛士の力強い精液を体内に感じ手で竿を動かしながら射精した。 剛士「どうだ?俺の巨根でお前もすげぇ顔して感じてたな」と自慢気だ 武流「お前の荒々しい野性的なセックスもよかったが 迅のは荒々しさもありながらもっと巧みで緩急と複合的な複雑な快感だったぞ」 もっとも負けたくない相手に性行為でも負けたという屈辱 それよりも迅はそこまでセックスがうまいのか?という好奇心 武流「それよりもお前ケツに指挿れてた方が気持ちよさそうだったぞ、どうだ?俺が挿れるか?」と言うとふざけんな!と一蹴したものの脳内では指に手をいれられながら射精の気持ちよさがこびりついていた(社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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絶頂の嵐が過ぎ去った後、ベッドの上には二人の男の荒い息遣いと、汗と精液の匂いが混じり合った濃密な空気が残されていた。剛士は、自身の全てを叩きつけた武流の身体の上から、ゆっくりと身を起こした。内側を満たされたままの武流は、ぐったりとシーツに沈み込み、焦点の合わない瞳で天井を見つめている。
「……どうだ?俺の巨根で、お前もすげぇ顔して感じてたじゃねぇか」
その声は、勝利者のそれだった。サディスティックな欲望を満たしきった後の、自慢げな響き。だが、武流はそんな剛士の言葉を鼻で笑うように、ゆっくりと顔を上げた。その瞳には、敗北の色など微塵もなかった。
「ハッ……。お前の、その荒々しい野獣みてぇなセックスも、悪くはなかったぜ。だがな……」
武流は、わざとらしく言葉を切ると、挑発するように続けた。
「佐伯のは、違うんだよ。荒々しさもありながら、もっと巧みでな。緩急と、複合的な……もっと、複雑な快感だったぞ」
その一言が、剛士の征服感に満たされた心に、冷水を浴びせかけた。
(……なんだと?)
最も負けたくない相手。あの気に食わないクソホモ野郎に、セックスで負けた。その屈辱的な事実が、剛士のプライドに深く突き刺さる。それと同時に、迅という男は、そこまでセックスが上手いのかという、黒い好奇心が鎌首をもたげた。
武流は、そんな剛士の内心を見透かすように、さらに追い打ちをかける。
「それよりも、お前だよ、タケシ。さっき、俺がケツに指ぃ入れてやった時の方が、よっぽど気持ちよさそうな顔してたじゃねぇか。どうだ?今度は、俺がお前のケツに挿れてやろうか?」
「……ッ、ふざけるな!」
一蹴する。だが、その声には力がなかった。脳裏に、あの時の感覚がこびりついて離れない。自分の内側を指で抉られながら、男のケツを犯すという、倒錯した快感。あの共鳴するような絶頂。その記憶が、彼の身体の奥を、再び疼かせ始めていた。
[speaker name="選択"]
武流「まぁ今回は挿れれなくていいけど、また今度迅でもお前でもいいから掘ってくれよ」と言う 剛士「今回だけに決まってるだろ、お前があれだけ挑発したからのってやっただけだ」 武流は俺は待ってるし、また誘うからな!といいながら一緒にラブホを出る 剛士(こいつだったら女より激しくセックスできて気持ちいいしまぁまたやってもいいかな)と 夜道をそれぞれの帰路についた。翌日会社では武流が剛士にスキンシップしながらちょっかいをかけている。剛士もこれはこれで前よりは打ち解けた関係にまんざらでもないと思っているところに迅がやってきた、迅の姿をみた武流は早速迅の側に寄って今日会議室夜いないからやろうぜと 小声でいったのが聞こえてきた。今日の夜…剛士はまたケツの奥がぞわぞわする感覚を思い出した。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ラブホテルを出た後、二人の男の間には奇妙な空気が流れていた。互いに肌を重ね、未知の快感を共有してしまったという事実。それは、彼らの関係性を、もはや以前のものには戻せないほどに、深く歪ませていた。
「……まあ、今回は挿れられなくていいぜ。だが、また今度……迅でも、お前でもいいから、掘ってくれよ」
武流の言葉は、どこか吹っ切れたように豪快だった。その言葉に、剛士は顔を顰めながらも、否定の言葉を口にすることができなかった。
「……今回だけに決まってるだろ。お前があれだけ挑発するから、乗ってやっただけだ」
虚勢を張る。だが、その声には力がなかった。
「ハッ、そうかよ。まあ、俺は待ってるし、また誘うからな!」
そう言って笑う武流と別れ、一人夜道を歩きながら、剛士は自らの内側で起きた変化に戸惑っていた。
(……こいつ相手なら、女より激しくヤれて、気持ちいいかもしれん。……まあ、またやってもいいか)
その思考が、ゲイ嫌いであるはずの自分の頭に浮かんだことに、剛士は愕然とした。だが、あの背徳的な快感の記憶は、彼の身体に深く、そして甘く刻み付けられていた。
翌日のオフィス。世界は、何も変わらないように見えた。だが、そこにいる人間たちの関係性は、見えない糸で複雑に絡み合い、もはや以前とは全く違う模様を描き出していた。
武流は、まるでテリトリーを主張する獣のように、剛士のデスク周りをうろつき、何かとスキンシップを図ってくるようになった。
「よう、タケシ。昨日の夜は、ご苦労さん」
わざとらしく肩を揉むその手に、剛士は「やめろ」と悪態をつきながらも、その手を振り払うことはしなかった。まんざらでもない。むしろ、この男との間に生まれた、言葉にするのが憚られるような共犯関係が、奇妙な心地よさをもたらしていた。
その時だった。フロアに、あの男が現れた。迅だ。
迅の姿を認めた瞬間、武流の目の色が変わった。彼は剛士の肩から手を離すと、まるで磁石に引かれる砂鉄のように、迅の側へと吸い寄せられていく。
「よう、佐伯。今日の夜、会議室は誰も使わねぇみたいだぜ。……やろうぜ」
誰にも聞こえないような小声。だが、その囁きは、すぐ近くにいた剛士の耳に、はっきりと届いていた。
(……今日の、夜……)
その言葉が、引き金だった。剛士の身体の奥、あの指で抉られ、疼きを覚えた場所が、再び、ぞわぞわとした熱を帯び始める。
(……また、あのクソホモと、ヤるのかよ)
嫉妬。その感情が、自分の中に芽生えたことに、剛士は愕然とした。この感情は、一体なんなんだ。
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夜の会議室、中から聞こえる武流と迅の激しいセックス。 どうしても気になって剛士は外からこの声だけを聞いていた。 昨夜の武流よりもより狂った喘ぎ声、断続的に喘ぎ、時に聞いたことのない甲高い嬌声もだす その淫らな声を引き出す迅のテクニック(武流の複雑な喘ぎを全て生成、迅のテクニックも長文で生成) その武流の淫乱な声を聞いていたら剛士はいつの間にか股間が完全に勃起して ケツも疼いているのに気づいた、もう離れないといけないのにさらに加速する二人のセックスを 聞き耳たてているという背徳的な行為がさらに興奮する。 結局最後まで武流が激しく射精して、やっぱり最高だわ迅の竿は、といいながら部屋から出ていく気配を感じられたので、剛士は離れて一人帰路につき、今日の出来事を思い出しオナニーをした。 しかしオナニーをしても決して解消されない疼きを残したままで (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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夜の闇が、オフィスビルを静かに包み込んでいた。ほとんどの社員が帰宅し、静まり返ったフロアに残るのは、キーボードを叩く乾いた音と、空調の低い唸りだけだ。
剛士は、自席で仕事をするふりをしながらも、その意識は全く別の場所へと向いていた。時計の針が、ゆっくりと約束の時刻へと近づいていく。
(……本当に、ヤるのかよ。あの二人は)
武流が迅に囁いた言葉が、耳の奥で何度も反響する。「今日の夜、会議室は誰も使わねぇみたいだぜ」。その言葉が持つ、背徳的な意味を考えないようにするのは、もはや不可能だった。
身体の奥が、ぞわぞわと疼く。あのラブホテルで、武流に指を入れられた時の、屈辱と快感が入り混じった奇妙な感覚。その記憶が、彼の理性を蝕んでいた。
やがて、迅が静かに席を立ち、役員フロアへと続く廊下へと消えていく。その数分後、まるで後を追うように、武流もまた席を立った。
剛士は、心臓が大きく脈打つのを感じながら、音を立てないように後を追った。
薄暗い廊下の先、重厚な扉で閉ざされた第1会議室。その扉の隙間から、微かに光が漏れていた。剛士は壁に背を預け、息を殺して耳を澄ませる。
最初は、何も聞こえなかった。だが、やがて、くぐもった男の声と、衣擦れの音が聞こえ始めた。そして。
「ん……ぅっ……!」
武流の声だ。押し殺したような、しかし明らかに快感を含んだ喘ぎ声。その声を聞いた瞬間、剛士の全身に鳥肌が立った。
(……始まったのか)
好奇心と嫌悪感。相反する感情が、彼の心をかき乱す。帰るべきだ。こんなもの、聞くべきじゃない。そう思うのに、足が、その場に縫い付けられたように動かなかった。
中から聞こえてくる声は、次第に熱を帯びていく。
「あ、あんっ……!や、やっぱ、てめぇのは、ちげぇ……っ!おく、まで……ひびく……ッ!」
昨夜、自分が聞いた武流の喘ぎ声とは、明らかに質が違った。もっと狂おしく、もっと深く、快感に溺れている声。断続的に漏れる喘ぎの中に、時折、聞いたこともないような甲高い嬌声が混じる。
「ひぃッ!あ、あああんっ!そこ、だめ、だめだっていってんだろ……ッ!イク、イッちゃう……!」
その淫らな声を引き出している、迅のテクニック。剛士は、聞いているだけで、その情景を鮮明に想像してしまった。ただ激しく突くだけではない。緩急をつけ、角度を変え、武流が最も感じるポイントを、執拗に、しかし的確に抉り続けているのだろう。
その想像は、剛士の下腹部に、確かな熱を生み出していた。いつの間にか、彼の股間は固く、完全に勃起していた。
(……なんだよ、これ……)
ケツの穴が、疼く。自分も、あの中に混ざりたい。あの男に、武流と同じように、あんな声で喘がされてみたい。そんな、おぞましい欲望が、彼の頭をもたげていた。
ドアの向こうで、二人のセックスはさらに加速していく。その背徳的な盗み聞きという行為が、剛士の興奮をさらに煽った。
「ああああああッ!だす、だすからぁッ!じん、の、ちんぽ、最高だ……ッ!」
絶叫と共に、武流が激しく射精したのが、その声だけで分かった。
やがて、中から椅子を引く音と、二人が部屋を出ていく気配がする。剛士は慌てて物陰に身を隠し、満足げな表情の迅と、腰を抜かしたように壁に手をつきながらも恍惚とした表情の武流が、廊下の向こうへと消えていくのを見送った。
一人残された剛士は、その場にずるずると座り込んだ。
どうやって会社を出て、どうやって帰路についたのか、よく覚えていない。ただ、自宅の部屋に戻り、一人になった瞬間、今日の出来事が脳内で鮮明に再生された。
武流の、あの淫乱な声。
剛士は、まるで何かに取り憑かれたように、自らのズボンを引きずり下ろし、その竿を握りしめた。だが、ただ扱くだけでは、満たされない。疼きが、消えない。
震える指を、自らの後ろへと伸ばす。その背徳的な行為に吐き気がしながらも、指は、正直に熱を持った入り口を探り当てていた。
射精しても、身体の奥に残った疼きは、決して解消されることはなかった。それは、自分以外の誰かに、もっと強い何かで満たされなければ消えない、呪いのような渇望だった。
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剛士はこの歪んだ感情を全て打ち消すために、もっとも信頼できる上司である隼人に特定の人間ということは伏せて相談を持ちかける。隼人は申し訳ないが力になれそうにないことを告げた。 何故かと聞くと実は自分もケツの快感を知って日々悶々としているからだ…と言う。 あの完璧超人の部長がまさか…と思いながらケツの快感について深く聞くと 隼人は武流と同じようにアナルセックスの快感を熱烈に語り始めた(快感を長文で何度も力強く語る隼人を生成)武流とはまた違うアナルセックスの感想に、剛士は疼きで思考が停止しそうになるが堪え もしかしてその相手って迅ですか?と聞く、隼人は驚いた顔をするが、知っているのか…といった体で迅との時系列、性行為を語り始めた、そしてあの日の行為を収めた動画を見て未だにオナニーをしていることも赤裸々に話したことで、剛士も全てを語り、部長…恥ずかしいとは思うのですが その動画をみせてもらえないですか?と真剣な眼差しで聞く。 (社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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身体の奥に燻り続ける、呪いのような疼き。その正体を確かめたいという衝動と、それを認めたくないというプライド。二つの感情の狭間で、剛士の心は引き裂かれそうになっていた。
(……どうすればいい)
一人で抱え込むには、この問題はあまりにも大きすぎた。そして、剛士が唯一、弱さを見せられる相手は、社内に一人しかいなかった。
翌日の昼休み。剛士は、意を決して海外事業部の島へと向かった。そこに座る、岩城隼人。彼にとって、最も信頼できる上司であり、兄のような存在。
「……田所か。どうした、改まって」
隼人は、憔悴した表情を隠しながらも、努めて冷静に剛士を迎えた。剛士は、周囲に人がいないことを確認すると、声を潜めて切り出した。
「隼人さん……。少し、相談に乗ってもらえませんか。……誰にも言えない話なんです」
その、あまりにも真剣な眼差しに、隼人は何かを察したように頷き、二人きりになれる会議室へと彼を促した。
ドアを閉め、重い沈黙が流れる。剛士は、何から話すべきか、言葉を選びあぐねていた。特定の人物の名前は伏せなければならない。だが、この苦しみを理解してもらうには?
「……実は、最近……その、男に……身体を、求められて……」
そこまで言うのが、精一杯だった。隼人は、驚いたように目を見開いたが、すぐにその表情が深い苦悩の色に変わっていくのを、剛士は見た。
「……すまない、田所。その話は……俺には、力になってやれそうにない」
予想外の、拒絶の言葉。
「な、なぜですか!?俺は、隼人さんしか……!」
「なぜなら……」
隼人は、まるで何か重い罪を告白するかのように、苦痛に顔を歪めた。
「俺自身も……その、ケツの快感を知ってしまって……日々、悶々と過ごしているからだ」
(……は?)
剛士の思考が、完全に停止した。あの完璧超人、岩城部長が?まさか。
「……どういう、ことですか……?」
その問いに、隼人の理性のダムが決壊した。彼は、まるで堰を切ったように、自身の内なる苦悩を吐露し始めた。
「最初は、屈辱だけだった!男の指が、俺の内側を……!だが、ある一点を突かれた瞬間、脳が、思考が、快感だけで満たされたんだ!女とのセックスでは決して味わえない、もっと根源的で、魂が蕩けるような……!」
その熱弁は、先日、武流が語ったものと驚くほど似ていた。だが、隼人の言葉には、武流にはなかった知的な分析と、深い絶望が滲んでいた。
「自分の身体の内側に、こんなにも敏感な場所があったなんて、知らなかった……!一度その場所を抉られてしまえば、もうダメなんだ!身体が、その快感を忘れない!常に疼き、求め続けてしまう……!」
武流とは違う角度から語られる、アナルセックスの快感。その生々しい描写に、剛士の身体の奥が、再び疼き始める。思考が、停止しそうだ。だが、必死に堪え、最も重要な質問を投げかけた。
「……まさか、その相手って……迅、ですか?」
その名前に、隼人の身体がびくりと震えた。彼は、全てを知られていると悟ったのか、力なく頷いた。そして、あの夜の出来事を、時系列に沿って、赤裸々に語り始めた。ソファでの密着、風呂場での愛撫、そして、リビングのガラスの前で犯され、絶頂した、あの背徳的な夜の全てを。
「……あいつは、その時の映像を撮っていた。そして俺は……今でも、その映像を見ながら、一人で……」
その告白に、剛士はもはや何も言えなかった。自分と同じ、いや、それ以上に深い地獄に堕ちている上司の姿。だが、その話を聞きながら、剛士の心の中に、一つの黒い欲望が芽生えていた。
「……部長。……恥ずかしいとは、思うのですが……」
剛士は、隼人の目を真っ直ぐに見つめた。その瞳には、もはや嫌悪も、侮蔑もなかった。ただ、同じ地獄を共有する者としての、真剣な光だけがあった。
「その動画を……俺に、見せてもらえないですか?」
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隼人「すまん、正直恥ずかしすぎてとてもじゃないが見せられないんだ…」 剛士は俺も全てを隠さずに話します、といい赤裸々に時系列にそって話し始めた そして先程の迅と武流の性行為の音を聞いただけで今も体の疼きはとまらないことを。 俺はノンケだし、ドSだし、ホモなんて今でも嫌悪している、音だけじゃなくて 行為の動画を見ても興奮はしないということを俺は知りたいと迫った。 あまりの迫力に隼人は絶対に公言はしないでくれよ…といいスマホから例の動画を再生した。 上からの広角の動画に、これってさっき迅が撮っていたと言ってましたけど 隠しカメラでも設置していたんですか?と聞く。 隼人「いや、言葉が悪かったな、実はうちの部屋の防犯カメラのモーションセンサーに反応して 俺と迅との性行為が映ってしまったんだ、それを妻に見られる前に 迅が機転をきかせて記録媒体を抜き出してくれて、それを俺は受け取ったというわけだ」 なるほど…と思ってみたらそこからはあの日の行為が生々しいほどに録画され 普段の隼人からは想像もできないほどの嬌声が響き渡る(あの日の行為を全て動画で見る剛士の心情を動画の全ての時系列や行為で生成)最後にはタワーマンションのガラスに全裸で手をつきながら 立ちバックで犯され、竿も触れずに射精しガラスに精液が滴るという生々しさ。 隼人はあまりの恥ずかしさにもういいか…とスマホを仕舞った。 剛士はその痴態と隼人の喘ぎ、行為、を見て途中からはずっと勃起しっぱなしで我慢汁も以上なほどでてボクサーパンツがグジョグジョに濡れていた。そして俺もこんな風に犯されたいという 絶対に認めたくない感情を再度脳に焼き付けられた。(社員の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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会議室の重い沈黙の中で、剛士が放った「その動画を、見せてほしい」という言葉は、爆弾のように響き渡った。隼人は、その真剣な眼差しに射抜かれ、しばらくの間、言葉を失っていた。
「……すまない。正直……恥ずかしすぎて、とてもじゃないが見せられない……」
それは、隼人に残された、最後のプライドだった。だが、剛士は引き下がらなかった。彼は、この機を逃せば、自分の中のこの得体の知れない疼きの正体を、永遠に知ることができないと直感していたのだ。
「部長。俺も、全てを話します。隠さずに」
そして、剛士は赤裸々に語り始めた。武流との会話、トイレで聞いたあの背徳的な情事の音、そして、その声を聞いているだけで自分の身体がどうしようもなく反応してしまったことを。
「俺はノンケです。ドSだし、今でもホモなんて反吐が出るほど嫌いだ。だから、証明したいんです。あんたの……いや、男が犯される動画を見たって、俺は絶対に興奮なんかしない。そう知りたいんです!」
その必死の形相は、もはや懇願に近かった。隼人は、そのあまりの迫力に押され、そして何より、自分と同じ地獄に足を踏み入れようとしているこの部下を、突き放すことができなかった。
「……分かった。だが、絶対に、公言はしないでくれ……」
覚悟を決めたように言うと、隼人は震える手でスマートフォンを取り出し、例の動画ファイルを再生した。
画面に映し出されたのは、自宅マンションのリビング。上からの広角の映像だった。
「……これ、さっき迅が撮っていたと言ってましたけど、隠しカメラでも設置してたんですか?」
「いや、言葉が悪かったな。実はうちの防犯カメラのモーションセンサーが反応して……俺と、あいつとの行為が、映ってしまったんだ。それを妻に見られる前に、迅が機転をきかせて記録媒体を抜き出してくれて……それを、俺が受け取ったというわけだ」
なるほど、と剛士が納得した次の瞬間、画面の中で、信じがたい光景が始まった。
ソファの上で、男に犯され、淫らに喘ぐ隼人の姿。普段の彼からは想像もできない、蕩けきった表情と、甲高い嬌声。その声が、会議室の静寂に生々しく響き渡る。
(……なんだ、これ……)
剛士の思考が、映像の暴力的なまでの情報量に追いつかない。フェラチオをされ、指でケツを犯され、ついには「ケツが気持ちいい」と告白させられる上司の姿。その一つ一つが、剛士のノンケとしての価値観を、根底から破壊していった。
そして、クライマックス。タワーマンションの夜景を背に、全裸でガラスに手をつかされ、背後から獣のように突き上げられる隼人。竿に触れてもいないのに、絶叫と共にガラスに精液を叩きつける、その無様な、しかし抗いがたいほどに扇情的な姿。
「……もう、いいだろう……」
隼人が、耐えきれないといった様子で再生を停止し、スマートフォンを仕舞った。だが、もう遅かった。
剛士は、言葉を失っていた。その視線は虚空を彷徨い、口は半開きのままだ。そして、その下半身は、正直に反応してしまっていた。カチカチに勃起し、我慢汁でボクサーパンツがぐっしょりと濡れている。
(……俺も、あんな風に……犯されたい)
絶対に認めたくない感情。だが、その欲望は、もはや否定しようのない事実として、彼の脳と身体に、深く、そして熱く焼き付けられていた。
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隼人は完全に勃起しシミまでつくっている剛士を見て黙って見守った。 剛士はありがとうございます、と一言言って会議室から出ていった。 帰路、自宅に帰ってからも剛士は絶対に認めたくない感情と戦っていた。 翌日この鬱蒼とした感情は日々のトレーニングで解消するしかない… 退勤後は通っている高級フィットネスジムに向かい いつものベンチプレスのエリアに行くとそこには迅が居た。 唸り声をあげ、腕の血管、胸筋がはち切れんばかりに収縮しいつものクールな姿とは大違いな 野性的な雄の風格を感じる、さらには前に剛士がさらに強い負荷で持ち上げたサイズよりもより数段重いプレートをセットしベンチプレスやっていた。 そして特筆すべき点はその迅の股間だ、明らかに平常時でもでかく巨根で自身のある自分よりも 僅かにでかいぐらいの生々しさは遠く離れていても熱量を感じるほどだ。 その巨根の大きさは昨日の部長に見せてもらった動画で痛いほど分かっているし あの動画を想像しただけでも股間に熱がこもるのが分かった。 (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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会議室の静寂が、二人の男の荒い息遣いを吸い込んでいく。隼人は、再生を止めたスマートフォンをポケットにしまいながら、目の前の男の反応を窺っていた。
剛士は、完全に言葉を失っていた。カチカチに勃起し、我慢汁でぐっしょりと濡れたボクサーパンツ。その事実が、彼が映像に対して抱いた感情の全てを物語っている。隼人は、そんな剛士の姿に、憐れみと、そして同じ地獄の住人を見つけたかのような、奇妙な安堵を覚えていた。
やがて、剛士がゆっくりと顔を上げた。その瞳には、もはや嫌悪の色はなかった。ただ、混乱と、そして抗いがたい欲望だけが、渦巻いていた。
「……ありがとう、ございました」
かろうじて絞り出した、一言。それだけを言うと、剛士はまるで夢遊病者のように、ふらふらとした足取りで会議室を出て行った。
その日の帰り道、そして自宅のベッドの中でも、剛士の頭の中は、あの映像で埋め尽くされていた。隼人の、あの無様な、しかしどうしようもなく扇情的な姿。そして、自分の中に芽生えてしまった、絶対に認めたくない欲望。
(……犯されたい)
その言葉が、脳内で何度も反響する。その度に、身体の奥が疼いた。
翌日。鬱々とした感情を振り払うように、剛士は仕事に没頭した。だが、心のざわめきは消えない。このままでは、おかしくなってしまう。この感情は、汗と共に流し去るしかない。
退勤後、剛士は足早に、いつもの高級フィットネスジムへと向かった。
鉄と汗の匂いが充満する空間。剛士は、一直線にベンチプレスエリアへと向かった。だが、そこにいたのは、彼が今、最も会いたくない、しかし最も意識してしまう人物だった。
迅が、ベンチプレスを行っていた。
唸り声を上げ、その巨大な肉体を収縮させている。腕の血管が浮き上がり、分厚い胸筋がはち切れんばかりに盛り上がる。オフィスで見せるクールな姿とは全く違う、剥き出しの、野性的な雄の姿。
そして、剛士の視線は、彼が持ち上げるバーベルの重量に釘付けになった。先日、自分が意地で見せつけた重量よりも、さらに数段重いプレートがセットされている。それを、迅は完璧なフォームで、淡々と、しかし圧倒的な力で持ち上げていた。
格が、違う。
その事実が、剛士のプライドを粉々に打ち砕いた。
だが、それ以上に、剛士の視線を奪って離さなかったのは、トレーニングパンツの下で猛々しくその存在を主張する、迅の股間だった。
平常時であるはずなのに、そのボリュームは異常だった。巨根であることに絶対的な自信を持っていた自分のものよりも、明らかに大きい。その生々しいまでの質量は、遠く離れていても、熱を帯びているかのように感じられた。
(……あれが……)
昨夜、隼人の身体の内側を蹂躙していた、あの凶器。その大きさを、剛士は今、自らの目で確認してしまった。
あの映像の光景が、脳内で鮮明に再生される。あの巨根が、自分の内側に入ってきたら?
想像しただけで、股間に熱が集まり、尻の奥が、きゅう、と疼くのが分かった。
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迅は剛士の存在に気づき、股間を見た、明らかに勃起しているのを見て 迅「今年入籍したって聞きましたけど溜まっているんですか?」 剛士は自分が勃起していることに気づき、うるせぇな絶倫だからいつでも勃ってしまうんだよ。と強がる。そして隣のベンチプレスのエリアでトレーニングをするがどうも集中できない。 迅の匂いが、熱が、声が、そして脳内ではあの日の部長を犯す光景や武流の声、武流の恍惚な顔で射精する瞬間などが次々と思い浮かんでくる。勃起も静まらない… とてもじゃないがトレーニングができないと判断し、サウナだけでもはいりたいが こんな勃起した状態ではとてもじゃないがはいれない、大人しくシャワーだけ浴びて帰ることにした 迅が着いてきて剛士さん、時間があれば飲みに行きませんか?と言ってくる あの時のプロジェクトの誤解を解きたいんです、と熱弁してきた。 本来ならば絶対に行くことはないが、剛士は求めるように飲みについていってしまう (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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圧倒的な力の差、そして、男としての格の違い。剛士のプライドは、粉々に打ち砕かれていた。だが、それ以上に彼の心を支配していたのは、あの映像で見た迅の巨根が、今、目の前で現実の脅威として存在しているという事実だった。
迅は、ベンチプレスを終えると、ゆっくりと上半身を起こした。その動きに合わせて、汗ばんだ巨大な肉体が、鈍い光を放つ。彼は、固まったように立ち尽くす剛士の存在に、とうに気づいていた。そして、その視線がどこに注がれているかも。
迅は、剛士の股間を一瞥した。トレーニングパンツが、明らかに不自然な盛り上がりを見せている。
「……今年、入籍したと聞きましたけど。ずいぶんと、溜まっているんですね?」
その、全てを見透かしたような言葉に、剛士の身体がびくりと跳ねた。自分が勃起しているという事実を突きつけられ、顔に一気に血が上る。
「……っ!うるせぇな!俺は絶倫だから、いつでもこうなっちまうんだよ!」
虚勢を張るのが、精一杯だった。剛士は、その場から逃げるように、隣の空いているベンチへと向かい、トレーニングを開始した。だが、もはや集中などできるはずもなかった。
すぐ隣でトレーニングを続ける、迅の存在。汗の匂い、荒い息遣い、鉄が軋む音。その全てが、剛士の五感を刺激する。そして、脳裏には、あの映像がフラッシュバックのように蘇っていた。ガラスの前で犯される隼人の姿、会議室から漏れ聞こえた武流の淫らな声。それらが、すぐ隣にいるこの男によって引き起こされたのだ。
勃起は、静まるどころか、さらに硬さと熱を増していく。
(……くそっ!なんでだよ……!)
とてもじゃないが、トレーニングなど続けられない。剛士はバーベルをラックに戻すと、悪態をつきながら立ち上がった。せめてサウナで汗を流して、この馬鹿げた興奮を冷まそう。そう思ったが、こんなカチカチの状態で、タオル一枚で入れるわけがない。
結局、剛士はシャワーだけを浴びて、早々に帰ることにした。
脱衣所で着替えを終え、ジムを出ようとした、その時だった。
「剛士さん」
背後から、静かな声で呼び止められた。迅だった。
「もし、この後お時間があれば……飲みに行きませんか?」
「……は?」
予想外の誘いに、剛士は素っ頓狂な声を上げた。
「以前の、プロジェクトの件です。あなたとの間にできた誤解を……きちんと、解きたいんです」
その真剣な眼差し。本来の剛士であれば、こんな誘いを一蹴しただろう。だが、今の彼は、正常ではなかった。
あの映像と、目の前のこの男の巨根と、そして自分の身体の疼き。その全てが、彼の判断力を狂わせていた。この男と、もっと深く関わってみたい。その正体を知りたい。その衝動に、彼は抗うことができなかった。
気づけば、剛士は、まるで何かに引き寄せられるように、その誘いに頷いてしまっていた。
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飲み屋の個室で飯と酒を飲みながら二人は話していた、過去のプロジェクトの件 あれは誤解ですとタブレットを持ち、剛士の隣に座り時系列と証拠を見せながら剛士に説得するように力説した。迅の匂いや熱が隣に来ることにケツの疼きが止まらずもはやプロジェクトよりも違うことを聞いていた。剛士「お前、部長も犯したってまじなのかよ」 迅は「人聞きが悪いなぁ、俺は部長が溜まってて勃起してたから処理しただけですよ」といい 今のお前みたい勃起してる部長のね」と剛士の勃起した股間を見る。 迅は武流から剛士との性行為の内容、その時に剛士のケツに指を突っ込んだまま俺が掘られたけど あいつ気持ちよさそうに射精してたぜ、という内容も聞いており 隼人は剛士にあの動画を見せたことも聞いていた、そしてこの剛士の反応をみるに 間違いなく「ケツに興味があり、ケツの快楽を知りたい」のだろう。 あと一押しだけすれば簡単にやれる、迅はそう判断した。 迅は剛士に「剛士さんも溜まってるなら部長と同じように近くのラブホで抜きましょうか?」 (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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ジムを出た後、二人の男が向かったのは、雑居ビルの地下にある、隠れ家のようなバーだった。重い鉄の扉を開けると、そこは外界の喧騒から完全に隔絶された、静かな空間だった。カウンターだけの小さな店。バーテンダーは、客に過剰な干渉をしない、口の堅そうな初老の男だった。
一番奥の席に並んで座る。剛士は、メニューも見ずに強いウイスキーを注文した。アルコールで、このどうしようもない興奮と混乱を麻痺させたかった。
しばらくして、迅がタブレットを取り出した。画面に映し出されたのは、複雑なデータとグラフが並んだ、あのプロジェクトの資料だった。
「……まず、この時のあなたの判断ですが、決して間違いではありませんでした。短期的な利益を見れば、むしろ最善手だったと言える」
迅は、剛士の隣に座り直し、その画面を指し示しながら、淡々と説明を始めた。時系列、海外支社とのメールのやり取り、そして、剛士が見落としていた現地の政治的なリスク。その全てが、客観的な証拠と共に、論理的に解き明かされていく。
だが、剛士の耳には、その内容はほとんど入ってこなかった。隣に座る、迅の存在。その肩が触れ合いそうなほどの距離感。トレーニングウェア越しに感じた、あの圧倒的な肉体の熱。そして、微かに漂う、汗と男の匂い。その全てが、剛士の尻の奥を、再び疼かせ始めていた。
プロジェクトの話など、もはやどうでもよかった。
「……おい。お前、部長も犯したって、マジなのかよ」
遮るように、剛士は低い声で言った。迅は、説明をぴたりと止めると、ゆっくりと剛士の方を向いた。その瞳は、何もかも見透かしているかのように、静かだった。
「人聞きが悪いですね。俺は、部長が溜まっていて勃起していたから、処理して差し上げただけですよ」
その言葉に、剛士の脳裏に、ジムで自分も勃起していた事実が蘇る。
「……今の、あなたみたいにね」
迅の視線が、テーブルの下、剛士の股間へと注がれる。そこは、すでに硬く、その存在を主張していた。
「……ッ!」
図星を突かれ、剛士は言葉に詰まる。迅は、そんな剛士の様子を楽しみながら、さらに情報を開示していった。武流との関係、彼が剛士とのセックスで感じたこと、そして、隼人が剛士にあの動画を見せたこと。その全てを、迅はすでに把握していた。
(……こいつ……)
剛士は、背筋が凍るような感覚を覚えた。この男は、全てを知っている。自分の欲望も、弱さも、全て掌の上で転がされているのだ。
だが、その恐怖と同時に、全てを知られた上でもっと深く堕ちてみたいという、背徳的な欲望が、彼の心を支配し始めていた。
「……剛士さんも、溜まってるんでしょう?部長と同じように、近くのラブホテルで、抜きましょうか?」
悪魔の、甘い誘い。剛士の心に残っていた、最後の理性の壁が、音を立てて崩れ落ちていくのが分かった。
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剛士「俺はホモとかそんなんじゃねぇ…」と勃起しながら言うも 迅はスラックスから見える自分の勃起を剛士の手で触らせて 「これであんたを朝まで部長や武流みたいによがり狂わせたいんだよ、いいだろ?」と 急に人が変わったような男らしい口調で有無も言わさぬ鋭い視線を見せる。 その迫力に思わず、ラブホテルまでついて行ってしまった。 ラブホに着いたら迅は剛士に抱きつき、で、どんな風に犯してほしいんだ?と聞く 剛士は怒りながら「だから犯すとかじゃねぇよ、ただ…男同士の快感がちょっと気になるだけだ」というも、迅は「俺に会ってからずっと勃起しっぱなしでちょっと気になるじゃねぇだろ」 「ドSとか言ってたお前が俺にどんな風に犯されたいのか言ってみろ、その通りにやってやる」 (入籍、ゲイ嫌い、主人公への敵意、ドSなど複雑に絡み合って葛藤する感情とそれでもケツの快感を知りたいという感情を長文で生成してください) (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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悪魔の、甘い誘い。剛士の心に残っていた、最後の理性の壁が、音を立てて崩れ落ちていくのが分かった。
「……俺は、ホモとか、そんなんじゃねぇ……」
勃起したままの股間を押さえ、かろうじて絞り出した否定の言葉。だが、その声はもはや、何の説得力も持たなかった。
迅は、そんな剛士の無様な抵抗をせせら笑うかのように、自らのスラックスの上から、硬く猛っている自身の雄の象徴を掴んだ。そして、その熱い塊を、剛士の手を取って無理やり触れさせた。
「……ッ!」
布越しですら分かる、異常なまでの熱と硬さ。その圧倒的な存在感が、剛士の手のひらから全身へと駆け巡る。
「これで、あんたを朝まで、部長や武流みたいによがり狂わせたいんだよ。……いいだろ?」
口調が、変わっていた。先ほどまでの丁寧な響きは消え失せ、有無を言わさぬ、男らしい支配者の声。その鋭い視線に射抜かれ、剛士は蛇に睨まれた蛙のように、動けなくなった。
その迫力に、抗うことなどできるはずもなかった。気づけば、剛士はまるで操り人形のように、迅の後についてラブホテルへと足を運んでいた。
部屋に入るなり、迅は背後から剛士の身体を強く抱きしめた。耳元に、熱い息が吹きかかる。
「で?どんな風に、犯してほしいんだ?」
「……だから、犯すとかじゃねぇよ!ただ……男同士の快感が、ちょっと気になるだけだ……!」
最後の、虚しい抵抗。迅は、そんな剛士の強がりを鼻で笑った。
「俺に会ってから、ずっと勃起しっぱなしのくせに、『ちょっと気になる』じゃねぇだろ。……いいから言ってみろよ。ゲイ嫌いで、ドSのお前が、俺にどんな風に犯されたいのか。その通りに、やってやる」
その言葉が、剛士の内なる葛藤を、むき出しにした。
(……そうだ。俺は、ゲイ嫌いだ。男のケツなんて、汚ねぇ。反吐が出る。なのに……)
なのに、なぜ身体はこんなにも熱い?なぜ、尻の奥が疼いて止まらない?
(……妻がいる。今年、入籍したばかりの、愛する妻が。その妻を、裏切るのか?男に、抱かれて?)
罪悪感が、胸を締め付ける。だが、それ以上に、この男に支配されたいという、おぞましい欲望が、彼の全身を支配していた。
(……ドS?ハッ、笑わせるな。俺は、あの隼人部長が、あの武流が、この男のちんぽ一本で無様に堕ちていくのを見たんだ。俺だけが、違うとでも言うのか?いや、違う。俺も……俺も、あいつらみたいに、この男にめちゃくちゃにされて、快感だけで満たされたい……!)
認めたくない。だが、それが本心だった。プライドも、信条も、愛する妻への貞操も、全てを捨ててでも、この男が与えるという未知の快感を知りたい。
剛士は、震える唇で、かろうじて言葉を紡いだ。
「……あんたが……部長にしたみたいに……。ガラスの前で……俺を……」
それは、完全な降伏宣言だった。
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ガラスの前で犯されたいという願望も考慮して迅はガラス張りの高級なラブホテルの部屋をとっていた。隼人とも行った場所でガラス越しに広がるジェットバスはさらに開放的なガラスで高層階の夜景がみえる。迅は剛士と共にシャワーを浴び、肛門の洗浄をする。 綺麗になった証拠としてバスで立ちながらケツを突き出させ、肛門を舐め解し、同時に乳首を弄る。 (男に乳首をいじられ、ケツを舐められる快感と屈辱が入り混じる感情を生成) この散々楯突いてきた男を最高の快楽で全身が感じるように開発してやるために 時間をかけてじっくりと性感帯を開発していった{時間をかけて全身の性感帯を開発するシーンを長文で心情も含め生成} (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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それは、完全な降伏宣言だった。ゲイ嫌いで、ドSで、誰よりもプライドの高かった男が、自らの口で、男に犯されることを望んだのだ。その無様な、しかし抗いがたいほどに扇情的な姿に、迅の口元に獰猛な笑みが浮かんだ。
「……いいでしょう。あなたのその汚いプライドごと、俺がめちゃくちゃにしてあげますよ」
迅は、剛士の腕を掴むと、まるで罪人を引きずるようにして、部屋の奥にあるガラス張りのバスルームへと向かった。隼人とも訪れた、あの背徳的な空間。ガラス越しに広がる高層階の夜景が、これから始まる儀式の舞台装置のように、静かに煌めいていた。
シャワーブースの中で、迅は剛士の服を、まるで獣の皮を剥ぐように乱暴に引き裂いた。露わになった、ベンチプレスで鍛え上げられた分厚い胸板と、褐色の肌。その身体を、迅は壁に叩きつけるように押し付けた。
「まずは、綺麗にしないと始まりませんね」
温かいシャワーが、二人の身体を濡らす。迅は、剛士の背後からその身体を拘束するように抱きしめると、ボディソープをたっぷりと泡立て、その大きな手で剛士の全身を洗い始めた。
「……ッ!てめ、ふざけ……!」
抵抗しようとするが、背後から完全にホールドされた状態では、身動き一つ取れない。それどころか、迅の硬い胸板と、すでに猛っている股間が背中に押し付けられ、その熱と存在感に身体が強張る。
やがて、泡にまみれた迅の指が、ゆっくりと剛士の尻の谷間へと滑り込んできた。
「……やめろ……っ!」
悲鳴に近い声。だが、迅は意に介さない。指は固く閉じられた入り口をこじ開け、洗浄という名目で、その内側を容赦なくかき混ぜていく。
シャワーを終え、綺麗になった証拠だとでも言うように、迅は剛士をバスルームの床に四つん這いにさせた。そして、その背後から、無防備に突き出された尻の穴に、顔を近づけた。
「おい、まさか……!?」
熱く、湿った舌が、その入り口をぺろり、と舐め上げた。
「・・・ッ!!ひ、ぃ……っ!」
未知の感覚。男に、ケツの穴を舐められる。その屈辱と、しかし身体の芯を直接刺激されるような背徳的な快感に、剛士の身体が大きく震えた。迅の舌は、執拗に入り口の周りを舐め回し、時には先端をねじ込むようにして、その内側を探ってくる。それと同時に、空いた手が胸元に回り込み、硬く尖った乳首を指先で強く摘み上げた。
「あ、あんっ……!や、やめ……ちくび、と、ケツ……!んぁっ!」
散々楯突いてきたこの男を、最高の快楽で堕としてやる。迅のサディズムが、かつてないほどに昂っていた。彼は、時間をかけて、じっくりと剛士の身体の性感帯を開発していった。首筋、耳たぶ、脇腹、そして内腿。その全てを、唇と舌と指で愛撫し、剛士がどこを触られれば、どんな声で喘ぐのかを、徹底的に身体に覚えさせていく。
(なんだ、これ……なんで、こんなに……気持ちいいんだ……?)
剛士の思考は、もはや快感の渦の中にあった。ゲイ嫌いも、ドSとしてのプライドも、全てがどうでもよくなっていく。ただ、この男が与えてくれる、未知の快感だけが、彼の全てだった。
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{以後、迅は丁寧な言葉ではなく相手を屈服させるような荒々しい強めの言葉になります} {剛士はどんだけ犯されても主従関係にはならず、男らしく喘ぎ、男らしさを維持します} さらに剛士の口に迅の巨根をだし、フェラをさせ、イマラチオまでさせ剛士の口に 一発射精をして無理矢理飲ませ、これが今からお前のケツの中にも注がれるということを分からせる。 (男のものをフェラする屈辱と、それでもこれがこれからはいるのかと思うと期待してしまう剛士を生成)激しくフェラをしながら、指は剛士の肛門を徐々に広げ拡張していく。 (フェラと指の快感、既に待ち望んでいたせいもあるのか武流 に指をいれられた時より快感が強いシーンを生成)たっぷり時間をかけて完全に迅の超巨根ですら受け入れるレベルまで拡張し 剛士をガラスに手をつかせ、ケツを突き出させ、肛門に亀頭をくっつける。 (亀頭の凄まじい熱量と、これからあの竿がはいる期待感、ケツの快感などが入り混じり興奮する剛士を生成) 迅「あんたが部長にしたみたいに、ガラスの前で…俺をどうしてほしいんだ?」 最終的には剛士からの要求の言葉を引き出すために亀頭をグリグリしながら聞いた (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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(なんだ、これ……なんで、こんなに……気持ちいいんだ……?)
剛士の思考は、もはや快感の渦の中にあった。ゲイ嫌いも、ドSとしてのプライドも、全てがどうでもよくなっていく。ただ、この男が与えてくれる、未知の快感だけが、彼の全てだった。
迅は、完全に蕩けきった剛士の身体を床から引き起こすと、その耳元に囁いた。
「口も、ずいぶん可愛らしくなったじゃねぇか。なら、こっちもイけるだろ?」
有無を言わさず、迅は自らのバスローブの前をはだけ、猛々しく屹立した自身の巨根を露わにした。その圧倒的な存在感を前に、剛士は息を呑む。
「フェラしてみろ。……イマラチオもだ。俺の精液を、お前のその口で受け止めて、綺麗に飲み干せ。それが、これからお前のケツの中に注ぎ込まれるもんだってことを、その身体に分からせてやる」
屈辱。男のものを、口で奉仕する。その行為が、どれほど自分のプライドを傷つけるか。だが、身体は正直だった。これからあの巨根が自分の内側に入るのだと思うと、期待で尻の奥が疼いて止まらなかった。
剛士は、震える手でその熱い塊を握りしめ、覚悟を決めてその先端を口に含んだ。生臭い雄の匂いと、塩辛い味が口の中に広がる。だが、嫌悪感よりも先に、その巨大さを受け入れているという背徳的な興奮が、彼の理性を焼き切った。
迅は、そんな剛士の頭を掴むと、容赦なく腰を突き上げた。
「んぐっ……!おえ゛……ッ!」
喉の奥まで突き込まれ、えずきながらも、剛士は必死にその奉仕を続けた。迅の指が、それと同時に再び彼の後ろへと回り込み、ローションをたっぷりとつけて、その入り口を拡張し始める。
口の中を蹂躙される快感と、指で内側を抉られる快感。その二つの刺激に、剛士の身体はもはや完全に迅のものだった。武流に指を入れられた時よりも、遥かに強く、深く感じる。それは、この男に完全に支配されたいと、心が望んでしまっているからだった。
やがて、迅の腰の動きが激しくなり、剛士の口の中に、熱く、そして濃密な奔流が叩きつけられた。
「ごく……っ、ん……!」
屈辱的な味を無理やり飲み下させられながら、剛士は完全にイかされてしまっていた。
迅は、ぐったりとした剛士の身体を抱きかかえると、ガラス窓の前へと運んだ。そして、あの隼人と同じように、その両手を冷たいガラスにつかせ、尻を突き出させる。
「さあ、準備はできたな。あんたが望んだ通り、部長と同じ景色を見せてやる」
完全に拡張された入り口に、ローションでぬらぬらと光る亀頭が押し当てられる。その凄まじい熱量と、これから自分の内側が満たされるという期待感に、剛士の身体は興奮で震えていた。
だが、迅はすぐには挿れない。亀頭を入り口でグリグリと擦り付けながら、最後の問いを投げかけた。
「あんたが、部長にしたみたいに、ガラスの前で……俺に、どうしてほしいんだ?」
その言葉に、剛士の最後の理性が焼き切れた。
「……っ!俺のケツに……お前の、デカいちんぽを……挿れて、ください……ッ!」
完全な、屈服の言葉だった。
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{以後、迅は丁寧な言葉ではなく相手を屈服させるような荒々しい強めの言葉になります} {剛士はどんだけ犯されても主従関係にはならず、男らしく喘ぎ、男らしさを維持します} 迅は剛士の懇願を合図にそのケツに自身の巨根を一気に突き刺す、ガラスに映る自分の無惨だが恍惚な表情を見ながら、武流や隼人の犯されている姿を思い出し、人生でもっとも強烈なアナルセックスの快楽に溺れる(待ち望んだアナルセックス、前立腺の快楽、武流や隼人の犯されるシーンとリンクするように長文で剛士がアナルセックスに溺れるシーンを事細かに、緻密に生成) (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)(剛士はまだ射精しません)
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完全な、屈服の言葉だった。ゲイ嫌いで、ドSで、誰よりもプライドの高かった男が、自らの口で、男に犯されることを望んだのだ。その無様な、しかし抗いがたいほどに扇情的な姿に、迅の口元に獰猛な笑みが浮かんだ。
「ハッ、よく言えたな。いいだろう、その汚ねぇケツで、俺のちんぽがどれだけ気持ちいいか、テメェの身体に一生忘れられねぇように刻み込んでやるよ」
その言葉を合図に、迅は剛士の腰を鷲掴みにすると、一切の躊躇なく、その熱く猛る巨根を、準備万端の入り口へと一気に突き刺した。
「ぐ、おおおおおおッ!?」
肉が引き裂かれるような衝撃と、内臓が押し上げられるような圧迫感。指や口とは比べ物にならない、圧倒的な質量が、無理やり内側をこじ開けていく。ずぶり、と鈍い音を立てて、その全てが根元まで完全に埋め込まれた。
「い、つ……!は、ちきれ、る……ッ!」
ガラスに映る自分の顔が、苦痛に歪んでいる。だが、それと同時に、内側から満たされる、どうしようもないほどの充足感に、身体が震えた。
そして、ピストンが始まった。
最初は、ゆっくりと、内壁の形状を確かめるような動き。その度に、圧迫されていた内側が、じんじんと熱を帯びていく。
(……なんだ、これ……)
脳裏に、あの映像がフラッシュバックする。そうだ、隼人部長も、最初はこんな顔をしていた。苦痛と、しかしどこか期待に満ちた、あの顔に。
迅が、少しだけ角度を変え、ぐ、と腰を深く沈めた。内側の、ある一点が、硬い竿の先端で強く抉られる。
「あ゛……っ!ん、ぐ……!そこ、は……ッ!」
脳天を直接殴られたような、強烈な痺れ。身体の芯から、快感の稲妻が迸る。これか。武流が、隼人が、狂わされた快感の正体は。
「ほう、ここか。随分と素直に感じやがるな」
そのポイントを見つけた迅は、容赦なくそこを攻め立て始めた。ずぶ、ずぶ、ぐちゅ、と粘着質な水音を立てながら、突き上げる速度と重さが増していく。
「ぐ、おぉっ……!や、やめ……!あ、あああんっ!き、きもち、い……ッ!」
男らしく、押し殺すように喘ぐ。だが、その声は快感に濡れ、隠しようのないほどに甘く響いた。ガラスに映る自分の顔は、もはや恍惚としか言いようのない、無様な表情を浮かべている。
(……ああ、そうだ。トイレで聞いた、武流の声も……こんな感じだった……!)
嫉妬と、優越感と、そして同じ地獄に堕ちたという共犯意識。それらが渾然一体となり、剛士の快感をさらに増幅させた。
「は、ぁっ……!もっと、つけ……!俺の、ケツの、中を……もっと、めちゃくちゃに……しろ……ッ!」
もはや、羞恥心などなかった。ただ、この男に、もっと深く、もっと激しく犯されたい。その本能だけが、彼を支配していた。ゲイ嫌いも、ドSとしてのプライドも、妻への罪悪感も、この圧倒的な快感の前では、全てが無意味なものに成り下がっていた。
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先程開発し、全身をくまなく刺激し剛士の感じる性感帯を刺激しながらケツの快楽を叩き込む (ケツだけの快楽ではなく複合的な快楽に喘ぎ溺れる剛士を長文で生成) 特に乳首は入念に開発し、ケツの快感と乳首の快楽を叩き込む もうそろそろ剛士も限界なのだろう、さっきから絶頂寸前を繰り返している (何度も絶頂寸前になるも寸止めさせられる剛士を生成) 迅「隼人も武流も俺の精液を中に注いでほしいといったがお前はどこに注いでほしい?」と聞き 剛士は先程のフェラの時よりも大量の熱い精液が体内に注がれたことと全ての快楽の衝撃と共に 人生で最も強烈な絶頂を喘ぎながら迎える そこには隼人以上の大量の精液がガラスに飛び散り滴っていた (剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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もはや、羞恥心などなかった。ただ、この男に、もっと深く、もっと激しく犯されたい。その本能だけが、剛士を支配していた。ゲイ嫌いも、ドSとしてのプライドも、妻への罪悪感も、この圧倒的な快感の前では、全てが無意味なものに成り下がっていた。
「随分とイイ顔するじゃねぇか。だが、ケツだけで満足できるほど、お前の身体は単純じゃねぇだろ?」
迅は、激しいピストンを続けながら、その大きな手を剛士の胸元へと伸ばした。先ほど開発したばかりの、硬く尖った乳首。それを、親指と人差し指で強く摘み、ぐりぐりと捻り上げる。
「あ゛、あ゛あ゛あ゛ッ!そ、こも……!だめ、だって……!んぁっ、ああああッ!」
ケツの内側を抉られる快感と、胸の突起を弄られる快感。二つの異なる刺激が、剛士の脳内で混線し、これまで経験したことのないほどの強烈なシナプス反応を引き起こす。身体が、びくん、びくん、と大きく痙攣する。
「どうした?ドSのお前が、こんなことでイきそうになってんのか?情けねぇな」
言葉責め。その侮辱的な言葉が、剛士のプライドをさらに深く傷つけ、それがそのまま背徳的な快感となって身体の芯を焼き尽くしていく。
「うる、せぇ……!お、お前の、ちんぽが……きもち、よすぎるだけ、だ……ッ!」
もう限界だった。全身が快感の奔流に飲み込まれ、射精の衝動が下腹部の奥から突き上げてくる。だが、迅はそれを許さなかった。剛士が絶頂を迎えそうになる、その寸前で、ぴたり、と腰の動きを止めるのだ。
「あ……っ!?な、んで……」
快感の供給を突然断たれ、剛士の身体は行き場のない熱を持て余す。これを、迅は何度も、何度も繰り返した。絶頂の崖っぷちまで連れて行かれ、そして突き落とされる。その繰り返しに、剛士の精神は完全に破壊され、快感を求めるだけの獣へと堕ちていった。
「お、ねが、い……だ……。もう、イかせて、くれ……ッ!」
懇願。プライドの高い男が、涙と涎でぐしょ濡れになりながら、ただひたすらに絶頂を乞う。その無様な姿こそが、迅にとっては何よりの興奮剤だった。
「隼人も、武流も、最後は俺の精液を中に注いでほしいと自分から言ったぜ。お前は、どうなんだ?どこに、注いでほしい?」
最後の、残酷な問い。剛士の脳裏に、あの映像で見た隼人の姿と、トイレで聞いた武流の声が蘇る。そして、自分もまた、同じ地獄にいるのだと、はっきりと自覚した。
「……おれの、ケツの、なかに……ッ!あんたの、あついので……いっぱいにして、ください……ッ!」
その言葉を合図に、迅は嵐のような最後の突き上げを開始した。剛士の内側の最奥、最も敏感な場所を、灼熱の杭が何度も、何度も抉り貫く。
「ああああああああああああッ!!!」
絶叫と共に、剛士の身体が大きく反り返った。人生で経験したことのない、強烈な絶頂。隼人がガラスに叩きつけた量を遥かに凌駕する、大量の精液が、美しい夜景を映す窓ガラスへと、激しく叩きつけられ、滴り落ちていった。それと同時に、剛士の内側で、迅の雄もまた、熱い奔流を解き放っていた。
[speaker name="選択"]
迅「絶倫とか言ってただろ?俺も絶倫だ、こんなもんじゃお前の疼きは終わらないはずだ」といい ベッドでM時開脚の正常位の体位をとらせる、先程の隆の精液が肛門から音をだして流れた 迅「おい、俺の精液がもったいねぇだろ」といいその精液を拭って剛士に飲ませる 本来の剛士なら自分の肛門からでた精液を飲ませるなど激怒して殴るところだが もはや完全に快楽の虜となっており、この精液ですら官能的で興奮したぐらいだ それからは正常位でお互いの顔を見ながら激しく犯され、迅からディープキスされ ディープキスと正常位の突き上げ、再度の種付けの快楽で再び激しく射精をした {男同士のキスの抵抗よりも快楽、正常位での迅の顔を見ながらの興奮や前立腺の刺激などを事細かに詳細を緻密に生成、喘ぎ声も生成}(剛士の心情を生成し事細かに作中に含めてください)
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絶頂の余韻が、まだ剛士の身体を支配していた。内側を満たした迅の精液の熱と、ガラスを汚した自らの精液の痕跡。その二つが、彼が戻れない川を渡ってしまったことを、残酷なまでに物語っていた。
「絶倫なんだろ?俺もだ。こんなもんで、お前のその疼きが終わるはずねぇよな?」
その言葉は、ぐったりとガラスにもたれかかる剛士の背中に、新たな熱を注ぎ込んだ。迅は剛士の身体を軽々と抱え上げると、部屋の中央に鎮座するキングサイズベッドへと運んだ。そして、その上に乱暴に放り投げると、M字に開脚させ、再びその間に身を割り込ませた。
「ま、まて……もう、でねぇって……」
「ああ?誰が出すと言った?お前を受け入れるだけだろ」
とろり、と先ほど注ぎ込まれた迅の精液が、重力に従って剛士の入り口から溢れ出てくる。それを見た迅は、忌々しげに舌打ちをすると、その白い液体を指で掬い取った。
「おい。俺の精液が、もったいねぇだろ」
その指を、有無を言わさず剛士の口元へと運ぶ。
「……ッ!やめ、ろ……!」
本来の剛士なら、激怒して殴りかかっていたはずだ。自分の肛門から出た、男の精液を飲まされる。これ以上の屈辱はない。だが、彼の身体は、もはや快楽の虜だった。その指先から漂う、濃厚な雄の匂いに、逆らうことができない。それどころか、その背徳的な行為に、身体の芯が再び熱を帯びていくのを感じていた。
観念したように、剛士はその指を口に含み、自身の内側から溢れ出たものを、ゆっくりと味わうように飲み下した。
その無様な、しかし抗いがたいほどに扇情的な姿に満足した迅は、再びその上に覆いかぶさった。正常位。互いの汗ばんだ肌が、再び密着する。
「いい顔するじゃねぇか。今度は、ちゃんと俺の顔見ながら啼けよ」
言葉と共に、激しいディープキスが仕掛けられる。舌と舌が絡み合い、互いの唾液が混じり合う。男同士のキスへの抵抗など、もはや快感の前では無意味だった。それどころか、この男と完全に一つになっているという感覚が、剛士の興奮をさらに煽った。
キスを続けながら、迅はその灼熱の杭を、再び準備万端の入り口へとねじ込んでいく。
「んむぅううッ!あ、ああ、また、はいる……ッ!」
内側を満たす、圧倒的な熱と質量。先ほどよりも、もっと深く、もっと馴染むように感じる。顔を見ながら、唇を貪られながら、内側を抉られる。その複合的な快感に、剛士の思考は完全に蕩けていた。
「あ、あんっ……!じん、の、かお……み、てると……へんに、なる……ッ!」
「ハッ、正直だな。俺のちんぽで、お前のケツん中ぐちゃぐちゃにしながらキスすんの、最高に興奮するぜ」
激しい突き上げが再開される。その度に、剛士の身体が大きく跳ね、ベッドの羽毛が宙を舞った。キスと、ピストンと、そして再び注ぎ込まれる熱い奔流。その全てが渾然一体となり、剛士は再び、人生で最も強烈な絶頂の波に、為す術もなく飲み込まれていった。